SIMカードをMicro SIMにする – Cut My Sim

「SIMカードって携帯電話会社からの借用品では?」とTe-Tsuさんが呟いた変なガジェットの紹介です。

確かに、携帯電話会社からSIMカードを受け取ったとき付属している台紙には「貸しているだけ」と書いてありますが、Micro SIMがまだまだ普及していないので、ホチキス?穴あけ?の様なガジェットが存在してしまっています。

その名も「Cut My Sim」。普通サイズのSIMを差し込んでガッチャンすると一応Micro SIMサイズになる様です。ただし、前述の通り携帯電話会社の持ち物を勝手に壊してしまうので、やっちゃダメだと思いますが….。

定価US25のCut My Simにはこの「Back to Normal」も付属します。Cut My SimでMicro SIMサイズにしてしまったSIMを普通サイズに戻す為に。

Googleで「b-mobile ipad」といったキーワードで検索するとカッターを使ってSIMをMicro SIMサイズにしている人も沢山いますので、US25かければお手軽にSIMを変形させることができるかもしれません。

ちなみにb-mobileはプリペイド方式なのでもしかしたらSIMカードは自分のものになるのでは?と思い利用規程を参照してみましたが、しっかりと「利用者は、利用終了後、速やかにSIMカードを当社に返還するものとします。」と記載がありましたのでご注意を。

ちなみに、日本向けにはVintage Computerが販売しています。

参考リンク:

b-mobile SIM U300はAmazonでも販売されていて、正規より安い。

昨日こちらのエントリーでお伝えしたb-mobile SIM U300について追加で見つけた情報。

Amazon.co.jpでもb-mobileのSIMが販売されている事を発見しました。通常のbマーケット価格では1年使い放題が29800円、6ヶ月使い放題が14900円ですが、Amazonの場合は少し安く以下の価格で購入出来ます (2010年5月27日現在)

ということで、1ヶ月当たりの料金がbマーケットで購入するよりも226円安くなります。通信方式/周波数が W-CDMA/HSDPA/HSUPA  /  2100MHz/800MHz のSIMフリー端末を既に持っていれば、3Gネットワークを利用する使い放題のパケット通信サービスとしては現状最安値かもです。

それにしてもAmazonは色々なものを売っていますね。

    b-mobile WiFiが発売されてさらに選択肢が増えました

    emobileのPocket WiFi、SoftBank網も(従量制ですが)利用できるSoftBank版Pocket WiFi、そして2010年5月24日にb-mobileからもb-mobile WiFiというモバイルルータが発売されました。

    b-mobileは、docomo FOMA網を使ったサービス提供を行っており、通信速度は上り/下り: 300kbps超/300kbps超ベストエフォートです。
    また、今回のb-mobile WiFiはSIMフリーなので、通信方式と周波数さえ合致すれば他社(例えばNTTドコモ)のSIMを差して動作させる事も出来ます。さらには、SIMのみを購入する事も出来るので、SIMフリーの端末を既に持っていて、通信方式と周波数さえ合うならば、b-mobile WiFiを購入しないでb-mobileSIMのみを購入してモバイル通信を始める事も出来ます。

    さらに驚くべき事は、その価格。b-mobile WiFi端末は19800円で、SIMカードは別売り。b-mobileのサービス提供方法はいわゆるプリペイド方式。
    まずSIMカードを購入する際、1ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の間無制限で通信できる3種類のいずれかを選択する事になります。そしてその期間が過ぎる前か、過ぎた後60日以内にチャージすれば継続して利用する事が出来ます。

    SIMカードの価格は次の通り:

    • b-mobileSIM U300, 1年 (365日) 使い放題 [BM-U300-12MS]: 29800円 (2484円/月)
    • b-mobileSIM U300, 6ヶ月 (185日) 使い放題 [BM-U300-6MS]: 14900円 (2484円/月)
    • b-mobileSIM U300, 1ヶ月 (30日) 使い放題 [BM-U300-1MS]: 2980円 (2980円/月)

    下りの通信速度は遅いものの、emobileの価格と比べてもほぼ半額です。なお、b-mobileはデータ通信のみ提供しており音声通話は出来ません。

    というわけで、これから新規にPocket WiFi / b-mobile WiFi の様なモバイルルータ端末を契約し、上限無制限のパケット定額サービスを2年間利用した場合の料金を試算してみました。ただし、emobileは2010年8月20日まで「新世代Wi-Fiキャンペーン」を実施しており、このキャンペーンを適用した場合の計算です。

    b-mobile WiFi ルータ [BM-MF30]: 19,800円
    b-mobileSIM U300, 1年 (365日) 使い放題 [BM-U300-12MS]: 29,800円 (2,484円/月)
    b-mobileSIM U300, 6ヶ月 (185日) 使い放題 [BM-U300-6MS]: 14,900円 (2,484円/月)
    b-mobileSIM U300, 1ヶ月 (30日) 使い放題 [BM-U300-1MS]: 2,980円 (2,980円/月)
    新規契約をして2年間利用した場合: 79,400円

    emobile Pocket WiFi [D25HW]: 1円
    emobile データプラン にねんM : はじめの12ヶ月間3,980円/月, 13ヶ月後以降は4,980円/月
    新規契約をして2年間利用した場合: 107,521円
    2010年8月20日までに新規申し込みした場合の新世代Wi-Fiキャンペーン適用時

    SoftBank Pocket WiFi [C01HW]: 24回分割払い時 1,400円/月 – 月々割 1,000円/月 = 9,600円
    SoftBank データ定額ボーナスパック: 1,000円/月 〜 4,980円/月
    新規契約をして2年間利用した場合: 129,120円
    (端末価格は店頭により異なると思いますので、発売開始当時の価格に基づいています)

    どう考えてもb-mobileは安いです。これからモバイルルータを購入・新規契約しようと思う方の参考になれば思います。

    参考リンク:

    Bluetooth規格って複雑… ちょっと調べてみました。

    昨日、Jabraのヘッドセットのスペックを色々調べながらこちらのエントリーを書いたのですが、Bluetoothの規格、プロファイルに色々な用語が出てきて知らない事も沢山。早速調べてみました。

    Bluetoothのバージョンについて

    • Version 1.1: かなり普及している一般的なバージョン
    • Version 1.2: IEEE 802.11b/g等の2.4GHz帯域のwifiとの干渉対策を盛り込んだバージョン。
    • Version 2.0: 最大通信速度を3Mbpsに切り替える為のEDRを追加できる様にしたバージョン。
    • Version 2.1: ペアリングが簡略化されており、NFCやSniff Subrating機能を追加したバージョン。

    さらにVersion 3.0や4.0も規格化されていますが、現状市場に出回っている物はほとんどがVersion 2.0やVersion 2.1なので、記述しない事にします。

    上述の各機能について

    • EDR: Enhanced Data Rateの略。
      従来のVersion 1.1, 1.2の通信速度は最大1Mbpsであったのに対し、Version 2.0 / 2.1 + EDR であれば、最大で3Mbpsの通信速度が実現できます。(通信速度はいずれも対称型通信時、理論値)
    • NFC: Near Field Communicationの略。
      近距離無線通信技術の国際規格。正式には ISO/IEC 18092 。NFCに対応したBluetooth機器同士であれば、複雑なペアリングを行わなくても10センチ程度の距離に近づけるだけでデータのやり取りが出来ます。もちろん、それをサポートするアプリケーションが必要ですが。
    • Sniff Subrating: マウスやキーボードなど、この機能が搭載されていればスリープ状態にあるデバイスのバッテリーライフを最大5倍まで長くする事が出来る機能。マウスなどは日中使っていても、夜間は使われない事が多く、この間は待機状態になります。待機状態であっても、いずれかがスリープから復帰した場合を検出する為に定期的な通信が行われており、従来この間隔が規格によって規定されていたものを、Bluetooth 2.1からはデバイス同士が自由な時間間隔を設定する事で消費電力を抑える事が出来る様になっています。

    プロファイルについて

    主にヘッドセットやヘッドホンで使われているBluetoothのプロファイルを紹介してみます。

    そもそもプロファイルとは、各デバイスが対応している「機能」であり、プロトコル。よって、あるプロファイルを使いたい場合は使用する両方の機器(例えば携帯電話とヘッドセット)が同じプロファイルをサポートしていなければダメです。

    • HSP: Headset Profile
      その通りヘッドセット機能を実現する為のプロファイル。音声の送受信を行う。ただし、音声のやり取りのみで、発信・着信機能は含まれてません。
    • HFP: Hands Free Profile
      車の中などで使うハンズフリー機能を実現する為のプロファイル。 HSPの機能+発信・着信機能。Jabraのヘッドセットでボタンを2回押すと最後の発信履歴に電話をかける事が出来たり、着信をボタンで受ける事が出来るのもHFPで実現されています。
    • A2DP: Advanced Audio Distribution Profile
      通話音声とは異なり、より高音質のオーディオを伝送する為のプロファイル。ステレオ音声の伝送が行えるので、ワイヤレスヘッドホンなどには必須のプロファイル。
    • AVRCP: Audio/Video Remote Control Profile
      音楽プレイヤーのリモコン機能を実現する為のプロファイル。音楽プレイヤーをBluetoothヘッドホンから操作したい場合には、AVRCPに対応している必要があります。

    前述の通り、ヘッドセットやヘッドホン側だけでなく、本体側(携帯電話や音楽プレイヤー)も使用したいプロファイルに対応している必要があります。一度自分の使っている機器がどのプロファイルに対応しているかを確認してみるのも良いかもしれません。

    ちなみにiPhone 3GS + iPhone OS 3.x は HFP, A2DP, AVRCP に対応しており、さらに今回は紹介しませんでしたが PBAP (Phone Book Access Profile), PAN (Personal Area Network Profile), SPP (Serial Port Profile), BNEP (Bluetooth Network Encapsulation Protocol) にも対応している様です。

    JabraのBluetoothヘッドセットスペック比較表 (v.1)

    昨日、Te-TsuさんがBluetoothヘッドセットを洗濯してしまったという残念なお知らせを聞き、一緒にウチがiPhone 3GSと一緒に愛用しているJabraのヘッドセットをWebで見ていました。

    ウチが使っているのはBT8040というモデルで3年程度前に購入した記憶があります。それでも、未だに十分使えますし、音質も文句ありません。バッテリーも完全放電・完全充電を繰り返している甲斐もあって、ほぼスペック通りの待受時間、通話時間だと思います。

    Bluetoothヘッドセットはここ数年間でかなり普及していますし、Jabraの最新モデルCLIPPERは好きなヘッドホンを使う事もできる為、携帯電話や音楽プレイヤーが対応していればおすすめのガジェットだと思います。

    という訳で、個人的にはJabraはおすすめなのですが、Jabraのホームページは各モデルの比較がしづらいと感じました。そこで早速Numbersを使って主な仕様を一覧にまとめてみましたので、良かったらご覧ください。部分的にWebページや取扱説明書に記載されていない仕様があった為、まだ空白箇所があります。そのうち調べる事が出来たら更新したいと思います。

    参考リンク / ドキュメント

    Appleの腕時計 iWatch ??

    気になる記になるさんを見ていたら、イタリアのADR StudioがiWatchなるものを想像してしまっているそうです。

    見た目は格好いいですね。もちろん、あくまでも架空の製品ですから実際に登場する可能性はほぼ皆無と思いますが、2枚目の写真を見ると裏面のカーブがちょっと腕にフィットしない気がします (^^;;

    ADR Studioの記事にも「It is obviously impossible, but ADR Studio has tried to imagine a new Apple style product, able to be with us every day」と記されている通り、Appleから実際に登場する可能性はあり得ないながらも毎日着用して楽しめるデバイスとしてスペックまで記述されていました。

    • アルミニウムボディ
    • WiFi と Bluetooth 内蔵
    • RSSリーダー機能
    • メモリ容量は16GB
    • 天気予報
    • iPhoneとiPadへBluetoothやWiFiで接続可能
    • 超小型LCDプロジェクターを内蔵し、iPhoneやiPadに保存されている写真を投影可能
    • 複数色のラインアップ

    豊かな想像力ですね。16GBのメモリを何に使うのか分かりませんが、おそらく音楽も保存出来てBluetoothヘッドセットで聴く事が出来るという事でしょうか。本当に製品化されたら楽しそうなデバイスに思えてきました。でも、発熱と放熱設計をしっかりしてもらわないと危ないかも…。

    参考:

    Eye-Fi: Eye-Fi用新しいソフトウェア Eye-Fi Center

    いよいよ明日2010年5月20日に発売されるEye-Fi X2シリーズと一緒に、Eye-Fi用のソフトウェアもバージョンアップし、Eye-Fi ManagerからEye-Fi Centerになっています。

    従来のEye-Fi Managerはブラウザを使ったWebアプリでしたが、今度のEye-Fi Centerはネイティブなアプリケーションになっています。イメージの一覧表示や、オンラインアルバムサービスへの再アップロード等をより直感的に行う事が出来ます。

    ダウンロードはEye-Fi Supportサイトから。ダウンロードサイトは英語になっていますが、アプリケーションそのものは日本語表示されます。また、Mac OS X用とWindows用の両方が用意されています。

    もちろん、Eye-Fi X2シリーズではない従来のモデルでも扱えます。インストールからアプリケーションの操作画面まで、スクリーンショットを撮ってみましたので載せてみます。