Jabra Extreme 2 – Firmware Update

今年3月に購入したJabra Extreme 2。ファームウェアバージョン2.2が搭載された状態で購入したのですが、もしかしたらファームウェアがバージョンアップされているのでは…と思い先週末Jabraのページを見てみました。

案の定、JabraのExtreme 2サポートページからダウンロードを確認した所、全く新しいバージョンが公開されていました。先週末の時点ではVersion 4.4がリリースされていました。

早速アップデートしてみたのですが本体の設定が工場出荷時設定に戻り、しかもペアリング情報も全て消去されてしまうため、再度スマートフォン等からペアリングをし直す結果に。何れにしても無事にファームウェア Version 4.4 へのアップデートも完了して今まで通り使える様にiPhone 4SとHTC One Xの2台でペアリングしたところ、2台同時に接続すると勝手にJabra Extreme 2が再起動を繰り返す様になってしまいました。

この残念な結果に若干不満を持ちながら取りあえず1週間はiPhone 4Sのみとペアリングして使っていたのですが、あまりに不便なので再びJabraのサポートページを見てみると、2012年6月8日にVersion 4.5のファームウェアがリリースされていました。

3月の時点でV.2.2であったファームウェアが3ヶ月足らずでV.4.5までバージョンアップしているとは、なんとも頻繁に機能や性能改善が行われているのか、それとも不具合が多いのか…。このエントリーを公開したらWindows PCを使ってVersion 4.5にアップデートしてみようと思います。

参考リンク:

Jabra Extreme 2 – Bluetoothヘッドセット

  

JabraのExtreme 2というBluetoothヘッドセットを購入してみました。以前からBluetoothヘッドセットはJabraブランドを愛用しており、昨年Stoneというモデルを購入したのですが、残念ながら形状が耳に合わずあまり使えていませんでした。Jabra Stoneは耳にかける部分がフレキシブルではなく、形状が合わずに直ぐに耳から滑り落ちてしまうのが難点でした。

しばらく前から買い替えを考えていたのですが、最近Extreme 2というモデルが発売されている事を知り、今週の日本出張の際にシンガポール、チャンギ空港のDFSで購入してみました。

使った印象はかなり満足。耳へのフィット感も悪くなく、フックを使わなくてもずり落ちないフィット感があるイヤージェルが付属しています。右耳、左耳用に調整された形状のイヤージェルが添付されているので、使いやすい耳で使う事が出来ます。

音質も悪くなく、通話の相手も比較的クリアに聞こえるとの事。ボリュームも十分大きいですし、更に着信時には誰から電話が掛かってきたかを音声で伝えてくれますし、iPhone(電話機)との接続状況やバッテリー残量をいずれも音声で教えてくれます。更にiPhoneのステータスバーにもバッテリー残量が表示されるので充電のタイミングを知る事が出来て便利です。

参考リンク:

 

Mini USB B メス – Micro-USB B オス 変換アダプタ

MacやiPhone、iPadとBluetoothで接続しているJabraとALTEC LANSINGの充電端子がMicro-USB Bコネクタで、Pocket WiFiの充電端子はMini USB Bコネクタの為、いつもMini USB BコネクタとMicro-USB Bコネクタのケーブル2本をACアダプタと一緒に持ち歩いていました。

短いケーブルなのでそれほど邪魔にはならないのですが、Micro-USB Bコネクタのケーブルは予備が無く、自宅や会社に置き忘れると充電できない羽目に。何かと不便なので、もう1本ケーブルを購入しようと思っていたのですが、ミヤビックスからMini USB BコネクタをMicro-USB Bコネクタへ変換するアダプタが販売されている事を知り、Amazonで購入してみました。

Micro-USB変換アダプタ(mini USB Bタイプ)(通信・充電切替スイッチ付き) HAMIBMCBSW

これがなかなかの優れもので、本体側面のスイッチによって、USBの5V電源のみ通電する「充電モード」と、USB全ての結線を接続する「通信モード」を切り替えてくれます。といっても、ウチの手元にあるのはBluetoothのヘッドセットばかりなので通信する事は何も無いのですが…。

本体上面にはモード毎に色が異なるLEDも搭載されており、充電モードか通信モードかを一目で知る事が出来ます。

* 写真撮影のためにMacに充電モードで接続してしまいましたが、充電モードはACアダプタやeneloopなどの充電池からの電源供給時専用との事です。

価格も980円と比較的手頃なので気になる方はチェックしてみてください。

*価格等の情報は2010年10月18日現在のものです。

中国出張11日目: 中国から香港を経由して日本へ帰国

2010年10月2日、中国 広東省 への出張最終日、11日目は香港を経由して日本へ帰ってきました。

SONYのGPSキット GPS-CS3K を出張中持ち歩いていたのですが、帰国日の昨日もGPSで自分の位置を記録しながら移動してみました。

Google Mapにプロットしたhtmlをこちらに置いてありますので良かったらご覧ください。

GPSロガーがあると仕事やプライベートの旅行でどこに行ったかを地図に描いたり、写真を撮影した場所を記録したりととっても便利です。メーカーやモデルによって特徴が異なりますが、SONYやHOLUXのものが手頃で入手しやすい様です。

午前9:30香港発の飛行機だった為、滞在していた東莞から自動車で深圳の中国と香港の国境へ移動する為にホテルを朝4:30に出発。

中国出国前に香港の国境から国際空港までのバスのチケットを購入して、中国を出国。出国して直ぐにチケットを購入したバスに乗り込んで香港へ入国します。ホテルから香港の空港まで思ったよりもスムーズに移動でき、出発の2時間30分前頃には到着できました。予定ではもう少し到着が遅くなると思っていたので、買い物を楽しむ時間ができ、思わず物欲番長が発揮されてしまいました。

色々なブランドショップと一緒に並んでいたガジェットを沢山扱っているお店があり、最初はXperia Miniを買おうと悩んでいたのですが、日本で使えるモデルかどうかよく分からなかったので止めました。で、その横に並んでいたJabra Bluetooth Headset STONEというBluetoothヘッドセットを購入。日本の市場とほぼ同じ価格でしたが、日本では店頭であまり見かけなかったので現物を購入してしまいました。

約4時間のフライト、成田エクスプレスで横浜まで移動、さらに東海道線で茅ヶ崎へ移動し帰宅しました。12時間以上の移動で疲れましたが、早速荷物をほどいて購入してきたiPhoneのケースを並べてみました。自分で使おうと思っているのは右下のiPhone 3GS用の赤いケースだけ。その他のケースは皆さんにお土産で配ろうと思っています。喜んでもらえると良いんだけど….。

Bluetooth規格って複雑… ちょっと調べてみました。

昨日、Jabraのヘッドセットのスペックを色々調べながらこちらのエントリーを書いたのですが、Bluetoothの規格、プロファイルに色々な用語が出てきて知らない事も沢山。早速調べてみました。

Bluetoothのバージョンについて

  • Version 1.1: かなり普及している一般的なバージョン
  • Version 1.2: IEEE 802.11b/g等の2.4GHz帯域のwifiとの干渉対策を盛り込んだバージョン。
  • Version 2.0: 最大通信速度を3Mbpsに切り替える為のEDRを追加できる様にしたバージョン。
  • Version 2.1: ペアリングが簡略化されており、NFCやSniff Subrating機能を追加したバージョン。

さらにVersion 3.0や4.0も規格化されていますが、現状市場に出回っている物はほとんどがVersion 2.0やVersion 2.1なので、記述しない事にします。

上述の各機能について

  • EDR: Enhanced Data Rateの略。
    従来のVersion 1.1, 1.2の通信速度は最大1Mbpsであったのに対し、Version 2.0 / 2.1 + EDR であれば、最大で3Mbpsの通信速度が実現できます。(通信速度はいずれも対称型通信時、理論値)
  • NFC: Near Field Communicationの略。
    近距離無線通信技術の国際規格。正式には ISO/IEC 18092 。NFCに対応したBluetooth機器同士であれば、複雑なペアリングを行わなくても10センチ程度の距離に近づけるだけでデータのやり取りが出来ます。もちろん、それをサポートするアプリケーションが必要ですが。
  • Sniff Subrating: マウスやキーボードなど、この機能が搭載されていればスリープ状態にあるデバイスのバッテリーライフを最大5倍まで長くする事が出来る機能。マウスなどは日中使っていても、夜間は使われない事が多く、この間は待機状態になります。待機状態であっても、いずれかがスリープから復帰した場合を検出する為に定期的な通信が行われており、従来この間隔が規格によって規定されていたものを、Bluetooth 2.1からはデバイス同士が自由な時間間隔を設定する事で消費電力を抑える事が出来る様になっています。

プロファイルについて

主にヘッドセットやヘッドホンで使われているBluetoothのプロファイルを紹介してみます。

そもそもプロファイルとは、各デバイスが対応している「機能」であり、プロトコル。よって、あるプロファイルを使いたい場合は使用する両方の機器(例えば携帯電話とヘッドセット)が同じプロファイルをサポートしていなければダメです。

  • HSP: Headset Profile
    その通りヘッドセット機能を実現する為のプロファイル。音声の送受信を行う。ただし、音声のやり取りのみで、発信・着信機能は含まれてません。
  • HFP: Hands Free Profile
    車の中などで使うハンズフリー機能を実現する為のプロファイル。 HSPの機能+発信・着信機能。Jabraのヘッドセットでボタンを2回押すと最後の発信履歴に電話をかける事が出来たり、着信をボタンで受ける事が出来るのもHFPで実現されています。
  • A2DP: Advanced Audio Distribution Profile
    通話音声とは異なり、より高音質のオーディオを伝送する為のプロファイル。ステレオ音声の伝送が行えるので、ワイヤレスヘッドホンなどには必須のプロファイル。
  • AVRCP: Audio/Video Remote Control Profile
    音楽プレイヤーのリモコン機能を実現する為のプロファイル。音楽プレイヤーをBluetoothヘッドホンから操作したい場合には、AVRCPに対応している必要があります。

前述の通り、ヘッドセットやヘッドホン側だけでなく、本体側(携帯電話や音楽プレイヤー)も使用したいプロファイルに対応している必要があります。一度自分の使っている機器がどのプロファイルに対応しているかを確認してみるのも良いかもしれません。

ちなみにiPhone 3GS + iPhone OS 3.x は HFP, A2DP, AVRCP に対応しており、さらに今回は紹介しませんでしたが PBAP (Phone Book Access Profile), PAN (Personal Area Network Profile), SPP (Serial Port Profile), BNEP (Bluetooth Network Encapsulation Protocol) にも対応している様です。

JabraのBluetoothヘッドセットスペック比較表 (v.1)

昨日、Te-TsuさんがBluetoothヘッドセットを洗濯してしまったという残念なお知らせを聞き、一緒にウチがiPhone 3GSと一緒に愛用しているJabraのヘッドセットをWebで見ていました。

ウチが使っているのはBT8040というモデルで3年程度前に購入した記憶があります。それでも、未だに十分使えますし、音質も文句ありません。バッテリーも完全放電・完全充電を繰り返している甲斐もあって、ほぼスペック通りの待受時間、通話時間だと思います。

Bluetoothヘッドセットはここ数年間でかなり普及していますし、Jabraの最新モデルCLIPPERは好きなヘッドホンを使う事もできる為、携帯電話や音楽プレイヤーが対応していればおすすめのガジェットだと思います。

という訳で、個人的にはJabraはおすすめなのですが、Jabraのホームページは各モデルの比較がしづらいと感じました。そこで早速Numbersを使って主な仕様を一覧にまとめてみましたので、良かったらご覧ください。部分的にWebページや取扱説明書に記載されていない仕様があった為、まだ空白箇所があります。そのうち調べる事が出来たら更新したいと思います。

参考リンク / ドキュメント