中国出張11日目: 中国から香港を経由して日本へ帰国

2010年10月2日、中国 広東省 への出張最終日、11日目は香港を経由して日本へ帰ってきました。

SONYのGPSキット GPS-CS3K を出張中持ち歩いていたのですが、帰国日の昨日もGPSで自分の位置を記録しながら移動してみました。

Google Mapにプロットしたhtmlをこちらに置いてありますので良かったらご覧ください。

GPSロガーがあると仕事やプライベートの旅行でどこに行ったかを地図に描いたり、写真を撮影した場所を記録したりととっても便利です。メーカーやモデルによって特徴が異なりますが、SONYやHOLUXのものが手頃で入手しやすい様です。

午前9:30香港発の飛行機だった為、滞在していた東莞から自動車で深圳の中国と香港の国境へ移動する為にホテルを朝4:30に出発。

中国出国前に香港の国境から国際空港までのバスのチケットを購入して、中国を出国。出国して直ぐにチケットを購入したバスに乗り込んで香港へ入国します。ホテルから香港の空港まで思ったよりもスムーズに移動でき、出発の2時間30分前頃には到着できました。予定ではもう少し到着が遅くなると思っていたので、買い物を楽しむ時間ができ、思わず物欲番長が発揮されてしまいました。

色々なブランドショップと一緒に並んでいたガジェットを沢山扱っているお店があり、最初はXperia Miniを買おうと悩んでいたのですが、日本で使えるモデルかどうかよく分からなかったので止めました。で、その横に並んでいたJabra Bluetooth Headset STONEというBluetoothヘッドセットを購入。日本の市場とほぼ同じ価格でしたが、日本では店頭であまり見かけなかったので現物を購入してしまいました。

約4時間のフライト、成田エクスプレスで横浜まで移動、さらに東海道線で茅ヶ崎へ移動し帰宅しました。12時間以上の移動で疲れましたが、早速荷物をほどいて購入してきたiPhoneのケースを並べてみました。自分で使おうと思っているのは右下のiPhone 3GS用の赤いケースだけ。その他のケースは皆さんにお土産で配ろうと思っています。喜んでもらえると良いんだけど….。

中国出張10日目: 滞在地周辺で買い物と食事

2010年10月1日は国慶節のため中国は休日。予定では今日、日本へ帰国する予定だったのですが飛行機が混雑していて予約できなかった為、休日一日を中国で過ごす事となりました。香港や広州へ遊びに行く事も考えましたが、仕事の疲れもあって滞在しているホテル周辺で買い物や食事をして過ごしました。

埃っぽい街中を沢山の自動車やオートバイが行き交い、クラクションの音が常に鳴り止みません。道路にはクラクション禁止の標識があるにも関わらず、どのドライバーもクラクションを鳴らしまくり。全く標識の意味も無く、警察がいても特に取り締まりもされていませんでした。ちなみに左側の写真の手前のトラックには魚介類が積み込まれていて、お店かレストランに配達する貝や魚がコンテナに入っていました。半袖でも暑い気温なのに普通のトラックで運ばれてくる魚介類….。どのくらいの距離輸送されてきたのか分かりませんが、衛生上、気になります。

午前中はボーリング。と言ってもウチはプレイしませんでしたが、同じ会社の職場の二人が4ゲームプレイしていました。スコアを表示するシステムは古く見えましたが、その他の設備類については日本とほぼ同じ。朝11時からの開店でしたが実際に営業が始まったのは11時10分頃。そして、開店早々からプレイしているのはウチらだけでした。

昼食は地元のレストラン。スープが有名なレストランで、レンコンとタコのスープや、野菜等の料理を楽しみました。以前の出張の時にも来た事があるレストランで知っている味だったので、懐かしい、美味しい食事を楽しむ事が出来ました。日本ではちょっと考えられないかもしれませんが、スープは店舗前で炭を使って調理しています。道路の目の前ですが、もちろん壷には蓋がついているので大丈夫。安心して食べられました。

食事の後は買い物。中国らしく、日本ではなかなか入手できない様なものが並んでいます。ゲーム機を扱っているお店では、R4iや、ゲーム機のコントローラ、ソフトが沢山並び、携帯電話ショップにはSHAPRやSUNYの携帯電話などが所狭しと並んでいました。その数を見るだけで中国の力強さを感じました。

最後にスーパーマーケットの食料品売り場を見ていたら、ドリアンが1個9.80元と格安で売っていたり、ここでも人々が楽しく、エネルギッシュに生活している様子を垣間見る事が出来ました。

明日はとうとう出張の最終日。寂しい気分ですが、安全第一で日本へ帰国したいと思います。香港を9時30分に出発する飛行機なので、早朝4時過ぎにはホテルを出発して移動。今夜は早くに休んで明日に備えようと思います。

中国出張9日目: 予定していた仕事が終わり…

あっという間に時間が過ぎる出張。2010年10月22日から始まった中国出張も9日目、最後に自社工場で仕事をして無事終える事が出来ました。

ほとんどの時間をサプライヤとの交渉や折衝で過ごした為、自社の人と仕事をするのと違ってちょうど良い距離感を保ちながら、しかも英語を使って色々な仕事を出来るので最高に楽しめました。どうしても予定していた全ての項目を完璧に網羅する事は出来なかったものの、当地で直接話をする事で出張前には分からなかった多くの事を得る事が出来ました。

一通りの仕事を終えた昨日9月30日は国慶節(10月1日)の前日だった為、工場で働く人々も早めに仕事を終えて田舎へ帰る準備を始めたり、休日を旅行して過ごす準備へ。

そんな休日の前日でも街の様子は変わらず、車は忙しく行き交い、人々は遅くまで喫茶店で語り合っていました。

ウチも会社の人と一緒に深夜まで喫茶店でコーヒーを飲みながら今回の出張の事や、プライベートの事、色々と話をしながら時間を過ごす事が出来ました。

国慶節の今日10月1日はホテルの周辺でゆっくりさせてもらい、明日10月2日の飛行機で日本へ帰国します。最後に何か面白いガジェットが手に入るかな….。

中国出張5日目 – マカオへ行ってきました。

仕事に関する内容はBlogへ記載できないため、どうしても週末に出かけた先の話題ばかりになってしまいますが、今日はマカオへ行ってきました。滞在している 中国 東莞市 から 珠海市 へバスで2時間程かけて移動。さらに陸続きの国境を徒歩で超えてマカオへ入国しました。

初めてマカオを訪れましたが、多くのサインがポルトガル語と中国語の併記になっていて驚きました。勉強不足でしたが、公用語としてポルトガル語と中国語で標識などが表記されているとの事ですが、実際の生活では広東語が広く使われており、ポルトガル語はポルトガル人とマカイエンサの間で使われている程度との事。

ポルトガル料理で昼食を楽しんだ後、マカオと言えばカジノという事で2カ所のカジノを歩いて様子をみていました。要するに、ギャンブルはせずに雰囲気を楽しんだのみ。スロットマシンは小額でスタートできますが、テーブルゲームはほとんどがHKD200以上の為、なかなか手が出せずに、過去遊びに行った事があるラスベガスやマレーシア Genting のカジノとの雰囲気の違いを楽しんだりました。

カジノはとにかく豪華な建物が乱立しており、特に床がピカピカに磨かれていたTHE VENETIANは最も新しい建物で、外観も内観もベネチアの雰囲気を取り込んだ巨大なカジノでした。その他にも周囲では建設中のカジノが沢山あり、ますますギャンブルの都市になるのだなと感じました。

マカオはカジノだけでなく、世界遺産も有名。広場や建物が多く世界遺産に指定されており、その中の「聖ポール天主堂跡」とその周囲の建物を見物してきました。沢山の人で賑わっていて、海外からの観光客(自分自身もですが)が多く訪れて写真を撮ったり、近くのお店で買い物を楽しんだりしていました。巨大な天主堂のほんの一部分だけが残ったもので、協会の正面にあたる壁だけだけが階段を上った一番上にそびえ立っていました。そのスケール、彫刻、重みを感じながら周りの古い建物と一緒に見学してきました。

帰りは来た道のりを逆向きに進み、朝と同じ様に2時間程度で滞在しているホテルの近くへ戻ってきました。中国とマカオの国境で、中国側のショッピングセンターには様々なお店が入っており、例によって携帯電話関係のショップが列をなしていました。フラフラと見ていたら思わず大量のiPhoneケースを追加購入。今まで見た事も無いナイスなデザインのケースが沢山あって見続けていたら全部購入してしまいそうでした。

さて、明日からは本業に戻ってしっかりお仕事をして週末に帰国します。

中国出張4日目 – 深圳に行ってきました。

2010年9月22日から始まった中国出張。今回は週末をまたがった出張の為、仕事が休みだった今日土曜日は、出張先の東莞から車で1時間程度南下した所にある深圳に行ってきました。深圳はかなり栄えており、ショッピングセンターやアパート、アミューズメントパークも多くある香港と面した場所です。

まずは日本の秋葉原の様な電気街に行き、ガジェットを眺めてみました。携帯電話、GPS関連(ナビゲーションシステムが主)、MP3プレイヤー、パソコン、パソコン周辺機器と全く見た事がないデバイスも沢山並んでいました。中でも目を引いたのがiPadに似せたAndroidタブレット。実機があったので触ってみましたが、それなりに動いていました。携帯電話もほとんどが正規品ではなく、各メーカーの携帯電話のフェイクばかり。SHARPやソニーエリクソンの偽携帯電話から、iPhone 4モドキまでビルの1階が全て携帯電話ショップで埋まっている有様でした。またそれだけではなく、部品もかなり幅広く並んでおり、SMDタイプのコンデンサやレジスタ、DIP各種部品、スイッチ、LED、トランス、何でも揃うという言葉がしっくり来る電気街でした。

その中で入手したのはiPhone 4のケースとACアダプター。本当はiPhone 3GSのケースも入手したかったのですが、購入直前にお店のお兄さんが落下させてしまいあえなく断念。でもiPhone 4のケースは日本国内では見かけないユニークなデザインのものを2種類と、純正のApple Bumperとほぼ遜色無いBumperを入手しました。

ACアダプターも正規品ではないのですが、ACプラグ面の緑色の丸印まで再現するほど忠実に出来ています。念のためChina UnicomのSIMで動作させているiPhone 3GSで動作確認をしてから手に入れました。

驚くのはそれらの価格です。ケースに関してはいずれも500円未満。さらにACアダプターまでもが1000円しませんでした。確かに多少の傷や、ケースに関してはバリが若干出ている箇所もある様ですが、日本国内でブランド名の付いたケースを購入するのと比しても相当安い価格でした。当初は携帯電話本体も入手しようと考えていましたが、見ているとGSM携帯電話ばかりで日本で使える可能性が非常に低かったのでやめてしまいました。

電気街の後は食事を終えてから、「ミニチャイナ」と「民俗文化」を楽しめるテーマパークへ。相当広い敷地内が大きく2つに分けられており、片方は中国各地の有名な建設物や風景をミニチュアで再現したミニチャイナ。もう一方は中国内の様々な文化を説明している民俗文化村。全て網羅する事は出来ませんでしたが、4分の3程度は歩き回りました。かなり疲れましたが、手の込んだミニチュアや部族の踊りを見たりして楽しみにました。敷地の中央には劇場があり、一日数回のショーが開催されていました。午後5時と午後7時30分からのショーも楽しむ事が出来、特に7時30分のショーは大掛かりなステージで色々なダンスや雑技団の様なアクロバティックな演技を楽しめました。

詳しくは帰国後、本業の出張報告書が終わってからBlueDiamond Web.へより多くの写真と一緒に掲載したいと思います。明日日曜日も仕事が休みなので、マカオ、香港へ行ってみる予定です。

中国出張 1日目 – iPhone 3GSをChina UnicomのSIMカードで使う

今日2010年9月22日から11日間、中国 広東省 へ出張で来ています。早朝4時に起床し、成田空港へ。一度香港へ飛行機で移動した後に、鉄道で 広東省東莞市へ。朝起きてから約15時間の移動を経て滞在地へ到着しました。

現地に午後6時頃到着し、7時から現地法人で仕事をしている日本人と夕食。その際、事前にお願いしておいたChina UnicomのプリペイドSIMカードを受け取り、早速iPhone 3GSへ挿入して動作を確認してみました。

残念ながら、プリペイドのSIMは3Gデータ通信出来るものが無く、GPRS(EDGE)通信のみ。とはいえ、SIMカードをiPhone 3GSへ入れてChina Unicomの電波が受信できた時点から直ぐ、通信速度が遅いもののメールがどんどん届きました。

日本でSoftBankで利用している場合はベストエフォートで7.2Mbps程度の下り速度が出ますが、GPRSの場合はかなり遅いです。それでも、テキストベースのメール受信には何ら支障がないレベル。もちろん音声通話も出来るので、現地の日本人と連絡を取ったり、日本の会社からの電話を受けたりする事が出来ます。

価格は55元 (約700円)。付属していた取り扱い説明書が全て中国語表記の為、一体どのくらいの時間通話できるのか、どの程度の容量のデータ通信が出来るのか、分かりませんが当分の間試してみようと思います。

なお、SoftBankから購入したiPhoneの場合はSIMロックが掛かっている為、SoftBank以外のSIMでは動作しませんのであしからず。

また、中国国内ではインターネットで接続できるサイトが制限されている場合があり、例えばTwitterやfacebookには接続する事が出来ませんでした。MobileMe、GmailのメールアクセスとGoogle Webへのアクセスは出来ましたが、かなり制限がある事が考えられますので、利用される場合には注意が必要かもしれません。

偽PSP携帯 from 中国

これ、凄いですねぇ。まるでPSPの様ですが、ボタン類が本家とは少々違い、左側には「通話」「終話」らしきボタンが配置されています。

Engadget Japaneseで見つけたネタなのですが、さすが中国。メーカーのロゴ、商品のロゴ、ほとんどが完璧にコピーされています。

こんな感じでダイヤルするのでしょうか?ネタもとのサイトを見ても、どこにも数字の並んだボタンは存在していません。まさか液晶画面に数字が並んで表示され、十字キーで選んで選択なのでしょうか?

かなり小さそうに見えますが、激安であったらかなり楽しそうですね。