2011年11月11日、AppleからiOS 5.0.1の配信が開始されています。
もちろん、今回の変更の目玉はバッテリー消費の件。そして初代iPadでのマルチタスキング・ジェスチャーの復活となっています。その他にはiCloudに保管されるドキュメントに関わる不具合の修正、更にsiriの音声認識についてオーストラリア英語での認識率向上も修正内容に含まれています。
変更内容:
- バッテリーの連続駆動時間に関する問題を修正
- iPad(第一世代)のマルチタスキングジェスチャーを追加
- “Documents in the Cloud”機能に関する問題を修正
- オーストラリア英語による音声入力時の認識精度が向上
インストール可能なハードウェアは直前のスクリーンショットにある通り、
- iPhone 4S / 4 / 3GS
- iPad 2 / 初代
- iPod touch 4G / 3G
です。
iOS 5になり、iTunesが無くてもiPhone / iPadのみでソフトウェアの更新が出来る様になっているので、試してみることにしました。といっても非常に簡単で、[Settings App] – [General] – [Software Update] と進み、[Download and Install] をタップして使用許諾に同意すればダウンロード〜再起動、インストール等全自動で行ってくれます。
画面表示の遷移を並べてみます。
ダウンロード と インストールをタップしてソフトウェア使用許諾への同意後、デバイスが電源に接続されていない場合は電源へ接続する様に促すメッセージが表示されます。OKをタップするとダウンロードが開始されます。
ダウンロード完了後、自動的にインストールの準備を進め、再起動までをカウントダウンするメッセージの表示、OKをタップするかカウントが終了するとリブートしてインストールが完了します。
インストール開始から終了まで、さほど高速ではないブロードバンド環境でWiFi接続を用いてダウンロードしましたが、10分程度で完了しました。差分のみをダウンロードして更新する様な工夫がされている様な気がします。iTunes無しでデバイスのソフトウェアが更新出来るのはとても便利ですね。