先日、こちらのエントリーでEmobileが第二世代目のPocket WiFiとなるアンドロイド端末Pocket WiFi S (S31HW)を発表し、2011年1月中旬より発売する事をお伝えしましたが、今度は日本通信b-mobileが同じ端末の発売を発表しています。
ハードウェアは全く同じ、Android 2.2 搭載の Huawei社製 IDEOS。b-mobileはこの端末を26800円で、今週末(2010年12月25日または26日)に出荷開始で発売。最初から10日間無料で利用できるb-mobileSIM U300が付属します。もちろん、従来通りb-mobileSIMは1年縛りや2年縛りは無いので端末のみを入手する目的で購入し、10日間無料データ通信を楽しんだ後に継続して契約料金などを支払わずSIMカードを別のものに変えて使う事も出来ます。
さらに2011年1月中旬からは、スマートフォン向けに世界で初めてIP電話用の 050 で始まる電話番号ベースの「モバイル IP 電話サービス」を提供するとの事。このサービスは月額基本料490円(無料通話15分間を含む)で、国内の携帯や固定電話向けの発信時通話料が30秒あたり10円との事。また、この電話番号は着信にも使用できる為、普通の携帯電話と同じ様な使い方が出来ます。
日本通信をニュースリリースには次の様な記述があります。
IDEOSを26,800円で購入すれば、定額データ通信とモバイルIP電話の通話基本料合わせても月額負担としては2,973円、これに15分を超える通話料として30秒あたり10円と、「お小遣いで持てるスマートフォン」になります。
契約期間の縛り無しで、Android 2.2搭載のスマートフォンがデータ通信使い放題(300Kbps超)、さらに発信と着信が出来る050のIP電話番号が利用出来て月々3000円未満の基本料は今までの大手キャリアは提供してこなかった格安サービスです。
IDEOSの購入には本人確認などは必要ないとの事ですが、2011年1月からサービス提供が開始されるIP電話サービスには本人確認が必要になるとの事。その方法は、専用のアプリをインストールして本人確認を行い、同時に電話番号を付与する形態との事です。
なお、Emobileは2011年1月中旬からこの端末を19800円で発売する予定で、ダウンリンク7.2Mbpsのデータ通信使い放題の「にねん得割・スマートプラン」で契約した場合、月々4280円。もちろん、2年契約縛りつき。データ通信速度はEmobileの方が高速だと思いますが契約期間に縛りが無いb-mobileのIDEOSの方が手軽に入手する気になりそうです。
Te-Tsuさん、情報提供Thanks。
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