Apple Magic Trackpadのドライバ (for Mac OS & Windows)

一昨日リリースされたAppleのMagic Trackpad。翌日の2010年7月28日にはドライバの提供が始まっています。

そして、驚くべき事に(なのか分かりませんが)、ちゃんとWindows用のドライバもリリースされていました。

アップル – サポート – ダウンロード- mice

もちろん、Mac OS X 10.6.4用があるのは当然ですが、Boot CampでWindowsを使っている事を考慮した為と思いますが、Windows 32bits版とWindows 64bits版の両方が一緒にリリースされています。対応しているWindows OSはWindows XP, Windows Vista SP2, Windows 7。

これならBluetoothが内蔵されているPCユーザーも安心して購入出来ますね。Amazonでも販売していますので良かったら。

Apple Magic Trackpad MC380J/A : 6800円

iPhone: スマートフォンやiPadと一緒にコンパクトなキーボードはいかが?

iPadはiOS 3.2から、そしてiPhoneはiOS 4.0からBluetooth接続のキーボード入力に対応しています。他にもAndroid搭載スマートフォンもBluetooth Keyboardを接続して文字入力が出来る中、持ち運びに便利そうなキーボードの種類が少なく実際に使おうと思うと家やオフィスのデスクの上で…というパターンが多い気がしていました。

そんな中、エレコムからマートフォン対応折りたたみBluetoothキーボード TK-FBP017BKが発表されています。発売予定は8月上旬。本体価格19,800円で税込みでは20,790円とちょっと割高ですが、スマートフォンやiPadでがんがんメールやメモを打つ場合には強力な助っ人になりそうです。

もちろん、iPhoneやAndroid以外のデイバイスであっても、BluetoothのSPPプロファイルとHIDプロファイルに対応していれば大丈夫。切り替えスイッチが有り、SPPモードとHIDモードを切り替えて使う事が出来ます。配列は日本語配列のみ。スマートフォンサイズのデバイスを傾けておくことができる(キーボード本体に収納して持ち運べる)スタンドも付属しています。

定価20,790円に対して、既にAmazonで予約を開始しており、38%もお得な12,800円(7990円引き!!)で購入する事が出来ます。さらに「「予約商品の価格保証」対象商品」となっているので、8月2日(予定)の発売日もしくはAmazonが発送手続きをするまでにさらに安い価格となった場合は、今すぐ予約してもその最低価格で購入する事が出来ます。

ELECOM スマートフォン対応折りたたみBluetoothキーボード ブラック TK-FBP017BK

Apple Magic Trackpadリリース

今日、2010年7月27日、AppleからMagic Trackpadがリリースされています。

デスクトップMacでラップトップのMacBookシリーズと同じ様なトラックパッド操作環境を実現する為のアクセサリ。もちろん、ラップトップにキーボードを接続して使っている場合、そのすぐ横に置いて使う事も出来ます。

Macとの接続にはBluetoothテクノロジが用いられており、Mac Mouseのトラックパッド版という位置づけ。さすがにアップルらしい綺麗なデザインです。

商品説明には「クリック、スクロール、スワイプ、回転など、幅広いジェスチャーに対応」とあり、まさに最新のMacBook Proなどと同じトラックパッドと同じ操作環境をデスクトップMacで実現する事が出来ます。大きさはMacBook Proのものよりも80%大きく、Appleのキーボードと同じ縦の幅があります。

単三電池2本で動作し、あわせてApple Battery Chargerも発売されています。Apple Battery Chargerは単三充電池2本を充電することができる充電器と充電式ニッケル水素電池6本のセット。

価格はMagic Trackpadが6800円、Battery Chargerが2800円となっています。充電器の性能にもよりますが、SANYOのeneloopとほぼ同じ様な価格設定と感じます。

関連リンク: Apple Magic Trackpad / Apple Battery Charger

iPhone: iOS 4でBluetoothキーボード入力を試してみました。

フォルダに続くiOS 4の機能紹介。

手元にあったApple Wireless Keyboardを使って入力を試してみました。iOS 4.0からBluetooth接続のキーボードで入力操作が出来る様になりました。ウチはiPhone 4で試しましたが、iOS 4の機能なのでiPhone 3G / 3GSやBT内蔵のiPod Touchでも実現できると思います。

インプレッションは「最高!」です。正直、Apple Wireless Keyboardを外に持ち出して使うとは思えないので、オフィスや自宅のデスクの上での使用が主になると思いますが、SMSやメール、メモ等ガンガン入力できます。もう少し小さく折り畳めるBluetoothキーボードがあれば持ち歩いて喫茶店やファミレスなどで使うのもアリと思いました。

設定はとても簡単でした。Bluetoothワイヤレスキーボードを接続待ちの状態にして、後はiPhone側からBluetooth機器を探して接続。パスコードがiPhoneの画面上に表示されるのでワイヤレスキーボードでその4桁の数字を押します。すると即座に接続されました。

一度接続できれば後はもっと簡単。文字を入力したいアプリを起動して、キーボードで入力するのみ。とってもお手軽です。

ちなみに、日本語 / 英語 入力切り替えは command + space で出来ました。また、ファンクションキーの液晶画面の明るさ調整、再生・一時停止、ミュート・ボリューム操作にも対応していました。

Apple Wireless KeyboardはAmazonで Apple Store よりも少し安く入手できますので、この機会にもう1枚買おうかな…という気になり始めています (^^;;。
2010年6月26日現在、定価6,800円のWireless Keyboardが6,491円で販売されています。

後はちょっと高いですがこんなのもかっこいいですね。手に乗る程コンパクトなサイズなので、どこにでも持ち運べそうです。

続きは接続設定時の画面キャプチャや実際に使っている風景をどうぞ。

iPhone: iPhone 4 の持ち方によるアンテナ減現象に関する考察

日本での発売から1日経過したiPhone 4、各方面で話題になっているのがEngadget Japaneseでも紹介されている「左手で持つとアンテナ減」現象。

2010年6月24日の発売日の時点で既に報告されていた事ですが、Jobs氏(本人からと思われる)メールの返信からもこの現象は設計的な仕様なのではないかという説が有力の様ですね。

さて、この事について少し考えてみましたので書いてみます。個人的な考察ですので、間違っているかもしれません。あくまでも参考までに。

そもそも問題は何か

iPhone 4の持ち方によって携帯ネットワークの電波強度を示すアンテナの本数が減少するというもの。特に左手でiPhone 4を持ち、親指の付け根で液晶画面に向かって左下の位置にあるフレームのつなぎ目を押さえているときに顕著に発生するというもの。しかし、人や環境、本体によっても差がある様な情報もあり。

考えられる原因

そもそもこのつなぎ目が何かを考えてみます。iPhone 4のフレームはアンテナを兼ねており、3G、GSM、WiFi、Bluetoothの各周波数帯に合わせた適切な長さのフレームアンテナで電波の送受信を行っています。せっかく周波数に合わせて設計した長さのフレームを繋ぎ合わせているので、つなぎ目は電気を流さない絶縁体である必要があるはずです。

ウチが想像するに黒いつなぎ目は絶縁体で、アンテナ2本とDockコネクタ側のフレームを電気的に切り離す為に存在しているのだと思います。そして、人間の皮膚は個人差はありますが電気を流します。ですからこのつなぎ目の部分をまたがってフレームを持つと適切な長さに設計されたアンテナが長くなってしまうのではないでしょうか。また、Dockコネクタ側のフレームはiPhone 4内部回路のGNDにつながっている可能性が高いと思いますので、アンテナと内部回路のGNDがある程度の抵抗値があるとはいえ電気的に繋がってしまう為ではないかと思います。

では対策は

手っ取り早いのはつなぎ目部分を持たない事。Jobs氏のメールの返信にあった様に「Just avoid holding it in that way.」の通り。皮膚や導電体でアンテナと他の部分を接続しなければ良いわけです。とはいえ、ウチがiPhone 4を実際左手で持ってみるとほぼ確実にこのつなぎ目に手が当たってしまいます。そんな場合はApple Bumper for iPhone 4や、各社から発売されているケースに入れる事も解決になりそうです。これらのケース類はシリコンやTPU素材、プラスチック素材なので電気を流しません。よってフレームさえケースで覆ってしまえばその上から左手で押さえても問題が無いという事です。

ちなみにウチも職場、家電量販店、自宅で試しましたが、職場では現象が発生しアンテナが2本くらいまで減少しました。その他の場所では特に変化はありませんでしたが、電波の強さなどによっても発生状況が異なるのではないかと思います。

Bluetooth規格って複雑… ちょっと調べてみました。

昨日、Jabraのヘッドセットのスペックを色々調べながらこちらのエントリーを書いたのですが、Bluetoothの規格、プロファイルに色々な用語が出てきて知らない事も沢山。早速調べてみました。

Bluetoothのバージョンについて

  • Version 1.1: かなり普及している一般的なバージョン
  • Version 1.2: IEEE 802.11b/g等の2.4GHz帯域のwifiとの干渉対策を盛り込んだバージョン。
  • Version 2.0: 最大通信速度を3Mbpsに切り替える為のEDRを追加できる様にしたバージョン。
  • Version 2.1: ペアリングが簡略化されており、NFCやSniff Subrating機能を追加したバージョン。

さらにVersion 3.0や4.0も規格化されていますが、現状市場に出回っている物はほとんどがVersion 2.0やVersion 2.1なので、記述しない事にします。

上述の各機能について

  • EDR: Enhanced Data Rateの略。
    従来のVersion 1.1, 1.2の通信速度は最大1Mbpsであったのに対し、Version 2.0 / 2.1 + EDR であれば、最大で3Mbpsの通信速度が実現できます。(通信速度はいずれも対称型通信時、理論値)
  • NFC: Near Field Communicationの略。
    近距離無線通信技術の国際規格。正式には ISO/IEC 18092 。NFCに対応したBluetooth機器同士であれば、複雑なペアリングを行わなくても10センチ程度の距離に近づけるだけでデータのやり取りが出来ます。もちろん、それをサポートするアプリケーションが必要ですが。
  • Sniff Subrating: マウスやキーボードなど、この機能が搭載されていればスリープ状態にあるデバイスのバッテリーライフを最大5倍まで長くする事が出来る機能。マウスなどは日中使っていても、夜間は使われない事が多く、この間は待機状態になります。待機状態であっても、いずれかがスリープから復帰した場合を検出する為に定期的な通信が行われており、従来この間隔が規格によって規定されていたものを、Bluetooth 2.1からはデバイス同士が自由な時間間隔を設定する事で消費電力を抑える事が出来る様になっています。

プロファイルについて

主にヘッドセットやヘッドホンで使われているBluetoothのプロファイルを紹介してみます。

そもそもプロファイルとは、各デバイスが対応している「機能」であり、プロトコル。よって、あるプロファイルを使いたい場合は使用する両方の機器(例えば携帯電話とヘッドセット)が同じプロファイルをサポートしていなければダメです。

  • HSP: Headset Profile
    その通りヘッドセット機能を実現する為のプロファイル。音声の送受信を行う。ただし、音声のやり取りのみで、発信・着信機能は含まれてません。
  • HFP: Hands Free Profile
    車の中などで使うハンズフリー機能を実現する為のプロファイル。 HSPの機能+発信・着信機能。Jabraのヘッドセットでボタンを2回押すと最後の発信履歴に電話をかける事が出来たり、着信をボタンで受ける事が出来るのもHFPで実現されています。
  • A2DP: Advanced Audio Distribution Profile
    通話音声とは異なり、より高音質のオーディオを伝送する為のプロファイル。ステレオ音声の伝送が行えるので、ワイヤレスヘッドホンなどには必須のプロファイル。
  • AVRCP: Audio/Video Remote Control Profile
    音楽プレイヤーのリモコン機能を実現する為のプロファイル。音楽プレイヤーをBluetoothヘッドホンから操作したい場合には、AVRCPに対応している必要があります。

前述の通り、ヘッドセットやヘッドホン側だけでなく、本体側(携帯電話や音楽プレイヤー)も使用したいプロファイルに対応している必要があります。一度自分の使っている機器がどのプロファイルに対応しているかを確認してみるのも良いかもしれません。

ちなみにiPhone 3GS + iPhone OS 3.x は HFP, A2DP, AVRCP に対応しており、さらに今回は紹介しませんでしたが PBAP (Phone Book Access Profile), PAN (Personal Area Network Profile), SPP (Serial Port Profile), BNEP (Bluetooth Network Encapsulation Protocol) にも対応している様です。

JabraのBluetoothヘッドセットスペック比較表 (v.1)

昨日、Te-TsuさんがBluetoothヘッドセットを洗濯してしまったという残念なお知らせを聞き、一緒にウチがiPhone 3GSと一緒に愛用しているJabraのヘッドセットをWebで見ていました。

ウチが使っているのはBT8040というモデルで3年程度前に購入した記憶があります。それでも、未だに十分使えますし、音質も文句ありません。バッテリーも完全放電・完全充電を繰り返している甲斐もあって、ほぼスペック通りの待受時間、通話時間だと思います。

Bluetoothヘッドセットはここ数年間でかなり普及していますし、Jabraの最新モデルCLIPPERは好きなヘッドホンを使う事もできる為、携帯電話や音楽プレイヤーが対応していればおすすめのガジェットだと思います。

という訳で、個人的にはJabraはおすすめなのですが、Jabraのホームページは各モデルの比較がしづらいと感じました。そこで早速Numbersを使って主な仕様を一覧にまとめてみましたので、良かったらご覧ください。部分的にWebページや取扱説明書に記載されていない仕様があった為、まだ空白箇所があります。そのうち調べる事が出来たら更新したいと思います。

参考リンク / ドキュメント