iPhone: iOS4リリース

Appleの発表通り、日本時間2010年6月22日未明(アメリカ時間の2010年6月21日)にiOS4がリリースされ、iTunes経由でインストール可能になっています。

ウチはiPhone 4を予約しているのでiPhone 3Gや3GSは古いソフトウェアバージョンのまま残しておこうかと悩みましたが、結局3GSにはインストールする事にしました。

ちなみに、バージョンアップにかかった時間は…

  • iTunesがファイルをダウンロードし始めてiPhoneのファームウェアアップデート完了するまでが 約13分
  • その後一度iPhoneが再起動してバージョンアップの最終工程が完了しiTunesに認識されるまでさらに約 5分

で、現在のところ20分くらい経過したところですが、バージョンアップ後最初の同期が実行されており全ての写真の最適化が再度行われている様です。ウチは約6000枚の写真をiPhoneに入れて持ち歩いているので、この最適化にとっても時間がかかりそうです。写真を同期していなければ30分以内にバージョンアップが完了すると思われます。
iPhone 4の画面解像度が上がっている為に全ての同期している写真の最適化をし直しているのでしょうか….。

ということで、この最適化のスピードはMacやPCの性能に左右されると思われますが、さらに30分程度は掛かりそうなのでまずはiTunesの画面を並べてみます。

会社に行く前にiOS4化を考えている方は、転送されている写真の枚数が多いと最適化に時間がかかる場合があるので要注意です。

バージョンアップ前。
昨日アップデートを確認したばかりだったので、「アップデートを確認」ボタンをクリックしてみました。

予想通り。新しいiPhoneソフトウェアバージョン (4.0) が見つかりました。
早速「ダウンロードとインストール」をクリック。
続けて表示されるメッセージを確認して後はiTunesに任せます。

:

約20分後

:

iTunesにiPhoneが再度認識され…

バージョンが4.0になり、アップデートが成功した事が分かります。
iTunesウィンドウ下部のiPhoneのメモリ容量を見ると写真以外はちゃんと残っている様です。

いつもは写真がもっと沢山入っているはずなので、iOS4へのバージョンアップで一旦削除されて最適化後に再度転送されるのでしょう。

写真の転送が終わったら早速色々試してみようと思います。

iPhone: iPhone 4が手に入ったら最初にやっておこうと思う事。

いよいよ3日後の2010年6月24日に発売が迫ったiPhone 4ですが、購入して最初にやりたい事を考えてみました。

もちろん、早速使って自分向きのカメラを試したり、5Mピクセルになったメインカメラでスチル写真やビデオを撮影したり、最高に綺麗な液晶画面でWebや写真を見てみたい気持ちはあるのですが、やっぱり携帯電話の要であるバッテリーの事を一番に考えたいと思います。

リチウムイオンバッテリーは従来のニッケルバッテリーと異なり、継ぎ足し充電(完全に放電していない状態で充電)しても性能を維持出来る事が特徴ですが、iPhoneのバッテリーに関するAppleのサイトには次の様に記載があります。

リチウムベースのバッテリーを適切にメンテナンスするには、バッテリー内の電子を時々動かすことが重要です。毎月最低でも1回は充電/放電サイクルを完了するようにしてください。

要するに頻繁に使えば気にする事ではない記述に見えますし、「充電/放電サイクルを完了するように」と言われてもイマイチよく分かりません。ちなみに同じページの英文版では次の様な記述になっています。

For proper maintenance of a lithium-based battery, it’s important to keep the electrons in it moving occasionally. Be sure to go through at least one charge cycle per month (charging the battery to 100% and then completely running it down).

つまり充電/放電サイクルは「一度100%まで充電してその後使って完全に放電させる」事であり、たとえリチウムイオンバッテリーがいつでも好きなときに充電して使っても性能が落ちないとはいえ、バッテリー内部の電子を沢山動かすこの事を最低でも1ヶ月に一度は行った方が良い様です。

さて、iPhone 4に関しては製造されてからすぐに日本へ出荷され、ショップで販売されると思いますが既に何十万台もの注文を受けている商品だけに、Appleも1ヶ月くらい前から生産を開始していたのではないでしょうか。当然その間誰にも使われずに倉庫で休んでいたはずですから、バッテリーも使われていません。

過去にシンガポールでしょっちゅうGSM携帯電話を購入していた頃もショップの人に「まずは電源入れずに8時間程度は充電してね。その後バッテリーが完全に無くなるまで使って」と言われた事を思い出します。

iPhone 3GSの時は思わず購入してすぐに使い始めてしまいましたが、iPhone 4は入手したら落ち着いて電源を切り、あまり暑くない環境でじっくり充電してから思いっきりバッテリー切れになるまで楽しもうと思います。

参考リンク

iPhone: ケースではなくiPhone 4本体を保護するZAGG invisibleSHIELD

様々なケースや液晶保護フィルムが各メーカーから発売されていますが、ZAGGもinvisibleSHIELDのiPhone 4用を発売しています。

Amazonでは予約注文受付中、本家のZAGGのオンラインショップでも注文を受け付けています。

Amazon:
ZAGG iPhone 4用 保護フィルム invisibleSHIELD Full Coverage for iPhone 4 zgivspho ootnb

  • 2490円

ZAGG Inc.:
invisibleSHIELD | Apple iPhone 4

  • 側面を含めて全体をカバーする”Full Body Maximum Coverage”が US$24.99
  • 前面と背面のみをカバーする”Full Body Easy Install”もUS$24.99
  • 前面のみをカバーする”Screen Coverage”はUS$14.99

Amazonでの販売は側面を含めたFull Body Maximum Coverageですが、おそらく側面の貼付けが結構難しのではないかと思います。

ちなみに、ZAGGのオンラインショップでは日本向けへの発送も指定可能な様です。送料は普通郵送であればUS$5.30、UPSの速達の場合はUS$65.46です。UPSを指定したらフィルムが余分に2個購入出来ちゃいますね。

ちなみにZAGGはiPhone 4向け以外にもiPhone 3G/3GSやiPad用のinvisibleSHIELDも販売しています。

MobileMeがメンテナンス…と思ったら一新されてました

今日2010年6月18日、AppleのMobileMeが新しくなりました。

しばらく前からMobileMe Mailは新しいバージョンのbeta版が公開されており、ウチも利用していましたが今日、正式にリリースされた事になります。

昼過ぎにイベントを追加したくてMobileMeにアクセスしたところ、珍しく「MobileMeは現在使用出来ません.」の表示。定期メンテナンス中と書いてあったのでMobileMeのサーバーもダウンする事があるのかなと思っていました。

自宅に帰ってから、メンテナンスが終わったかどうか確認しようと思い、再度接続してみるとログイン画面から一新されていました。

ログイン画面にはMobileMeで提供されているサービスのアイコンが横一列に並んでおり、ログイン情報を入力するテキストボックスは左下に移動。

ログインすると今までbeta版として公開されていたMobileMe Mailのインタフェースが表示されます。このインタフェース自体はしばらくの間使用していたので見慣れていますが、画面上部に以前の様な全てのサービスへアクセスする為のアイコンが並んでいない事が気になります。これはMobileMe Mail betaの頃から気になっており、左上の雲アイコンをクリックするとbeta版の頃は別のサービスの画面に切り替わったのですが今日は違いました。

凝ってますね。雲のアイコンをクリックするとサービスのアイコンが画面中央に表示されます。クールです。

新しくなったというiPhoneを探す機能を試してみました。以前は2台以上のiPhoneを所有していてMobileMeと同期させていると地図が2つ以上表示されていましたが、今度は左側にデバイスのリスト、右側にマップが表示される様に改善されています。Appleのモバイルデバイスが増えるにつれて、一人でiPhone, iPad, iPod Touchを所有している場合もあるでしょうから、沢山のデバイスを効率よく探す事が出来そうです。とはいえ、紛失した場合にはこの機能があっても見つける事はかなり困難な気はしますが…。

MobileMeは有料のサービスで年間9800円掛かりますが、Mac, iPhone等のAppleのデバイスだけでなく、Windows用のコントロールパネルもあり、PCユーザーでも何かと便利に使えるサービスです。iPhone 4の購入を考えていて、複数のMacやPCとメール、カレンダー、アドレス帳を同期したい場合には便利かもしれません。今なら全ての機能を60日間試すことができるフリートライアルもあります。

Mac: iTunes バージョン 9.2 リリース

最近Appleのソフトウェアアップデートが忙しいですね。今朝 (2010年6月17日) 起きたらiTunesバージョン9.2がリリースされていました。

iPhone 4対応が目玉の様ですが、iPadに加えてiOS4 & iBooks 1.1がインストールされたiPhone / iPod Touchでブックを同期出来る様になった事も大きな変更点。さらに、先日のWWDC2010で発表されていたiBooksでPDF書類を閲覧出来る様になるので、PDF書類をブックの様に整理、同期する機能が追加されている様です。

その他にも

  • iOS 4 ホーム画面のAppフォルダ整理をiTunes上で実行出来る
  • iOS 4 インストール済みiPhoneまたはiPod Touchのバックアップパフォーマンスを改善し高速化
  • アルバムアートワークが向上され、ライブラリのブラウズ中により素早くアートワークが表示される様になった

との事。実際にはiOS 4がリリースされる2010年6月21日にならないと全ての恩恵を試す事は出来なそうですが、iTunes 9.2のリリースにより後はiOS 4とiPhone 4の準備は整った様な気がします。

適用はソフトウェアアップデートから。再起動は不要ですが、アップデート後にiTunesを起動すると「iTunes ソフトウェア使用許諾契約」への同意が必要です。また、初回起動時に「iTunesライブラリのアップデート」と「アートワークのサムネール」を作成するのでライブラリに保存されているコンテンツの容量やアートワークの数によっては時間がかかります。

iPhone 4 発表

予想通りというか予定通り、WWDC2010で次期iPhoneと各方面で噂されていたiPhoneが発表となりました。

名称からは”G”や”GS”が無くなって(もともと初代iPhoneには何もついていなかったよな…)、iPhone 4。早速アップルの公式ページにもiPhone 4の情報が公開されています。キャッチフレーズは「すべてを変えていきます。もう一度。」

同時に現在iPhone OSと呼ばれているiPhone / iPad Touch向けOSはiOSと改名され、改名後初バージョンとなるiOS 4も発表されています。こちらは以前発表となっていたiPhone OS 4の内容が盛り込まれた形。

ハードウェア、ソフトウェアの発売日・リリース日、価格は次の通り。

[ハードウェア: iPhone 4]

  • 予約開始日: 2010年6月15日
  • 発売日: 2010年6月24日
  • 価格: 16GB = USD199, 32GB = USD299
  • カラー: ブラック と ホワイト

[ソフトウェア: iOS 4]

  • リリース日: 2010年6月21日
  • 価格: 無料 (iPod Touch向けにも無料)
  • 対象デバイス: iPhone 3G, iPhone 3GS, iPod Touch (2nd Generation and newer)
  • 非対象でバイス: 初代iPhone と 初代iPod Touch

iPhone 4はiPhone 3GSと比べて何が新しくなったか、書いてみました。

  • バッテリー容量が大きくなったので、3Gネットワーク利用時の連続通話時間が2時間、3Gインターネット利用が1時間、オーディオ再生は10時間長くなってます。
  • Wi-FiはiEEE802.11nに対応。
  • Retinaディスプレイの採用で、解像度は一気に326ppiにアップ。サイズは3.5インチのままですが、960 x 640ピクセルです。
  • カメラは5メガピクセルになり、フロント側にもVGA画質のカメラが搭載されました。背面側の5メガピクセルカメラにはLEDフラッシュがつきました。
  • HDビデオ撮影。H.264フォーマットで最大720ピクセル、毎秒30フレームのビデオ撮影が出来ます。スチルカメラの様に、ビデオ撮影中も画面タップでピントを任意の場所に合わせることができます。
  • 3軸ジャイロスコープ搭載。加速度センサーと組み合わせて6軸が検出可能になりました。
  • SIMカードからMicro SIMカードへ。
  • デザインは一新されて、以前からリークしていたものへ。前面と背面はガラスで、側面はステンレス。高さは3GSとほとんど変わりませんが、厚みは3mm、幅は3.5mm減っています。

iOS 4に関してはほとんどが以前発表されている内容ですが、「iBooks」がiPhoneでも利用出来る事は朗報。iPadが欲しいと思う最大の理由はiBooksなのですが、日本で提供される電子書籍の種類等が気になって躊躇しています。iPhoneでiBooksが利用出来る様になればどのようなコンテンツが提供されるかや、実際に利用してみて大画面の必要性を知る事も出来るかもしれません。

ところで、今までiPhoneのケースはApple純正品が無かった訳ですが、iPhone 4向けにはBumpers for iPhone 4がアクセサリとして登場しています。

可愛いですね。iPod向けに販売されているソックスの様なイメージでしょうか。iPhone 4のエッジに装着してデザインを維持したまま保護する為のアクセサリの様です。当然6色セットで販売と思いますが、価格は発表になっていません。確かに前面も背面も真っ平らで傷つきやすそうなので、エッジだけではなく背面側も保護して欲しかった気がします。

ちなみに、Dockコネクタ脇のネジは健在の模様。ストラップ穴が無いiPhoneにストラップを足してしまうaisanceも引き続き使えそうです(ネジのサイズがiPhone 3GSと同じであればですが…)。

6月15日の予約開始に向けてソフトバンクの販売価格や予約受付ショップ情報などが気になりますね。端末価格そのものはAppleの発表価格よりも高く、月々割等の適用でほぼ同等になるものと思います。5月のiPad発売に続き6月のiPhone 4発売。Appleもソフトバンクも大忙しですね。

Smartphone祭り!

今日は会社の職場でスマートフォンを使っている人々に、スマートフォンを集めてもらいました。ウチを含めた二人はiPhone 3GとiPhone 3GS。ウチはdopod (現在のHTC) 838proもあわせて3台体制。te-tsuさんは現在Andriodですが、以前使っていたHTC Touch Diamondも持ってきて頂きました。集合写真の様子がこちら。

間違い探しです。
メジャーな間違いが3カ所ありますが、分かりますか?

これだけ集めて写真を撮っていると、スマートフォンを持っていない人も「なになに〜?」「私もiPhone欲しい〜!」「余ってないの〜?(というのは聞こえなかったと思いますが)」と言いながら集まってきてしまいます。

それでも物足りず、iPhoneだけで集合写真です。

ここにも間違いが….。

シンガポールにいた頃に使っていたiPhone 2Gを手元に残しておけば良かったと後悔しても仕方が無いのですが、iPhone 3Gが2台、iPhone 3GSが2台。美しいですねぇ。

せっかくなので、iPhoneでオセロをやってみました。といっても、オセロのAppではなくて、iPhoneオセロ。

黒が白に挟まれて
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白に!!!

ということで、間違えに気がついた方はコメントで。

p.s. te-tsuさん & イシヅカドライヴ R さん、ご協力ありがとうございました。またしても被写体深度が浅くてごめんなさい。またもう少し台数を増やして(ニュートンとクリエ)お祭りに付き合ってください。 (^^;;