Mac: Mac OS Xで沢山開いてしまったウィンドウを一度に閉じる方法

今朝、職場でTe-Tsuさんから「昨日の夜、Macを使っていたらウィンドウを沢山開いてしまって、閉じるのに大変だったよ〜」という話を聞きました。その時、全部一度に閉じる方法があると思っていたのですが、その方法を思い出したので書いてみます。

例えば、Finderとか、Safari等、アプリケーションのウィンドウがこんな状態になってしまった場合。

[alt / option]キーを押しながら、ウィンドウ左上の 閉じるボタン ( の一番左の赤) をクリック!

すると、ボタンをクリックしたアプリケーションで開いている全てのウィンドウを全て閉じられます。

FinderやSafariに限らず、色々なアプリケーションで活用できます。プレビュー、辞書、Photoshop Elements、メールで試してみた結果、全てにおいて開いた沢山のウィンドウを一括で閉じる事が出来ました。Mac OS X 10.5 (Leopard)、Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)両方で使える小技です。

ソフトウェアアップデート: セキュリティアップデート 2010-007 for Leopard

今朝Snow Leopard 10.6.5がリリースされた後、Leopard (Mac OS X 10.5) 向けのセキュリティアップデート 2010-007 バージョン1.0がリリースされています。

変更内容は以下の通り。適用にはOSの再起動が必要です。

すべてのユーザに、セキュリティアップデート 2010-007 を適用して、Mac OS X のセキュリティを強化することを推奨します。これまでの改良箇所も今回のセキュリティアップデートに含まれています。

ソフトウェアアップデート: Java for Mac OS X 10.6アップデート 3, Version 1.0

2010年10月21日、AppleからMac OS X 10.6 Snow LeopardとSnow Leopard Server向けに「Java for Mac OS X 10.6 アップデート 3」バージョン1.0がリリースされています。

ソフトウェア・アップデートから適用可能で、再起動は必要ありませんでした。

変更内容は以下の通り。

Java for Mac OS X 10.6 アップデート 3 で Java SE 6 を 1.6.0_22 にアップデートすることで、互換性、セキュリティ、信頼性が向上します。

このアップデートをインストールする前に、Web ブラウザと Java アプリケーションを終了してください。

ちなみに、Safariが起動したままでも一応インストールする事は出来ました。実際に変更内容が有効になっていないのかもしれませんが。セキュリティにアップデートの様なので、適用しておいた方が良いかもしれませんね。

なお、Mac OS X 10.5向けにも同じ内容のソフトウェア・アップデートがリリースされています。

MobileMe: 新しいMobileMeカレンダーがリリースされてから…

2010年10月14日、Appleが提供するMobileMeサービスのカレンダーが一新されました。

既にベータ版の新しいMobileMeカレンダーを利用していたので、iPadにはCalDAVプロトコルで同期する様に設定を済ませていたのですが、ベータが終了し正式リリースとなった後、なぜかちゃんと同期されなくなった気がしていました。

今日もMacで追加したイベント情報がiPad側に同期されず、悪戦苦闘。iOS 4.1で動作しているiPhone 4は何事も無かった様にしっかり同期できています。

MobileMe Newsの新しいカレンダーのリリースを発表したページにも以下の通り記載されている様に、iOS 3.2で動作しているiPadはプッシュカレンダーアップデートに対応していません。よって、フェッチで新たなイベント情報をMobileMeのサーバーから取得してくるはずなのですが、カレンダー Appを起動してもなぜか更新されません。

新しいMobileMeカレンダーのシステム要件:

  • iPhoneまたはiPod touch:iOS 4.1
  • iPad:iOS 3.2;プッシュカレンダーアップデートには、iOS 4.2(11月に公開)が必要です。
  • Mac:Mac OS X Snow Leopardバージョン10.6.4
  • Windowsパソコン:MobileMeコントロールパネルバージョン1.6.3およびOutlook 2007または2010

いつもであればカレンダーAppを起動した時、処理中を示すアイコンが表示されてイベントが湧いて出てきた様に表示されるはずなのですが。

結局、設定し直す事で解決できました。あわせて、今までフェッチは手動に設定していたのですが、iOS 4.2がリリースされるまでの間は30分毎にフェッチする様に設定を変えてみました。これでしばらく様子を見てみようと思います。

MobileMeのアカウントとは別に、その他のアカウントとしてCalDAVを選択しcal.me.comサーバーを設定する必要があります。MobileMeのカレンダー同期をONにしておいても特に問題は無い様です。

CalDAVはプッシュカレンダーではないので、データの取得方法を見るとフェッチになっています。手動としておけばカレンダーApp起動時にデータを取得してくるはずなのですが、再設定前になぜか上手く動いていなかったので30分毎に取得する様に設定しておきました。

そういえば先週末からLeopard Mac OS Xで動作しているMac Miniが不調になったのもこの新しいMobileMeカレンダーが影響しているのでしょうか。MobileMeのページに記載されている情報では、新しいカレンダーはSnow Leopardのみサポートの様なのです。MobileMeカレンダーも利用しているのですが、その他に使用しているソフトウェアの都合上Snow Leopardへバージョンアップしたくないのですが….。ちょっと困りました。

参考リンク:

セキュリティアップデート2010-003

先程のサーバ管理ツールとあわせ、セキュリティアップデート2010-003もリリースされています。Mac OS X Snow Loepard (10.6)と、Mac OS X Snow Leopard Server向け、一世代前のMac OS X Leopard (10.5)にもリリースされており各種セキュリティ強化が行われる様なので、適用した方が良い様です。

適用はソフトウェアアップデートから。再起動が必要です。

セキュリティアップデート2010-001

AppleからMac OS X Leopard, Snow Leopard, Server向けにセキュリティアップデートがリリースされています。

詳しい更新内容は こちら のページで提供されていますが、セキュリティ脅威に対するアップデートなので特別な理由が無い限り適用した方が良さそうです。

例えば、CoreAudioのアップデートでは悪意を持って作成されたmp4オーディオファイルの再生で、任意のコードが実行される可能性があるセキュリティ脅威に対して対策されている等、結構危ない脅威に対する対策が多く含まれています。

適用にはMacの再起動が必要です。

Mailアプリケーションの宛先自動補完機能

Mac OSのMailアプリケーションを使っていて、宛先のアドレス入力中に候補が沢山出てきて不便に思った事はありませんか?

アドレス帳に登録されている、正しいアドレスが候補として表示されるのであれば、とっても便利なのです。しかし、表示されるアドレスの中には「あれ、これは○○サンの古いアドレスじゃなかったっけ?」というものも。

リサーチの結果、解決方法を見つけました。

解決方法1: 候補リスト表示そのものを無効にする。

環境設定 – 作成のページ にある「完全なアドレスを自動的に入力」 のチェックを外します。この設定によって、アドレス帳に保存されている連絡先を含め、候補は表示されなくなります。

Mail, Pref, 1

解決方法2: 表示される候補リストを編集する。

アドレス帳に登録されている人は、アドレス帳で編集します。
その他、過去に送信した事があるアドレス等は、別途「宛先の履歴」に保存されていますから、これを整理整頓します。

Mailの ウィンドウ メニューから 宛先の履歴 を開きます。
そして、表示されるリストから不要なアドレスを選んで、「リストから取り除く」をクリックすると削除出来ます。

Mail, Address List 1

Mail, Address List 2