Mac: Mac mini serverで稼働しているWordPressが一時的に停止してしまった件について

一昨日、ウチのブログを運用しているサーバーが不調になり、WordPressが正常に動作しなくなっていた問題について。サーバーの各サービスのログを確認して調査した結果、バックエンドのMySQLが停止していた事が判明しました。

暫定的にはサーバーを再起動する事で解決したのですが、恒久対策を探すべくMySQLのデータベーステーブルを確認してみました。例によってphpMyAdminを導入しているので、管理者としてログインしてWordPressが使っているテーブルを解析しました。

その結果、導入しているWordPressプラグインの一つである「Counterize II」のテーブルにエラーが発生している事が判明しました。

どおりで、サーバーを再起動してWordPressが利用出来る様になってから、管理画面に入ってからCounterize IIのカウンタが正常に動作していませんでした。果たしてそれがMySQLサーバーが落ちてしまった原因か明確に分からないのですが、少なくともWordPressのプラグインが正常にデータを読み書き出来ずに異常が発生した可能性はあります。

ということで、phpMyAdminのインタフェースからデータベーステーブルを修復してひとまず様子を見ることにしました。なお、修復に合わせて全てのデータベーステーブルの最適化も済ませておきました。WordPressで使っているテーブルを定期的に最適化する事でWordPress全体の動作パフォーマンスも多少は改善される様です。

WordPressを運用されているサーバーの管理者の方は時々MySQLデータベースの状態を確認された方が良いかもしれません。

 

Mac: 久しぶりにサーバーがダウン…

今日 (2012年1月30日) 、会社から帰宅してブログの管理画面にアクセスしたところエラーメッセージが表示されて接続出来ない状況に陥っていました。どうもウチのブログを運用しているMac mini Serverが正常に動作していない様子でした。

強制的に電源を遮断して再投入する事で復旧しましたが、接続出来ない間にブログへアクセスしていただいた方にはご迷惑をおかけしました。

今後ともよろしくお願いします。

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Mac: ソフトウェアアップデート – Java for Mac OS X 10.6 アップデート 5

2011年6月29日、Appleより「Java for Mac OS X 10.6 アップデート 5 バージョン1.0」がSnow Leopard, Snow Leopard Server向けにリリースされています。

何とも不思議な感じのタイトルがつけられたアップデートですが、変更内容は以下のとおり。

Java for Mac OS X 10.6 アップデート 5 で Java SE 6 を 1.6.0_26 にアップデートすることで、互換性、セキュリティ、信頼性が向上します。

このアップデートをインストールする前に、Web ブラウザと Java アプリケーションを終了してください。

適用はソフトウェア・アップデートから、Mac OS Xの再起動は不要です。

 

Mac: Mac OS X 10.6.8 リリース

2011年6月24日、AppleよりMac OS X 10.6 – Snow Leopard – の最新版となるバージョン10.6.8がリリースされています。クライアント向けとサーバー向けそれぞれリリースされており、変更内容が異なっています。

適用はソフトウェア・アップデートから可能ですが、Mac OS Xの再起動が必要です。またはAppleのサポートページからアップデーターのみをダウンロードする事も可能です。

Snow Leopard (workstation) 向けの10.6.8における変更内容は以下の通り。

10.6.8 アップデートは Mac OS X Snow Leopard を使用するすべてのユーザに推奨されます。Mac の安定性、互換性、およびセキュリティを拡張するために、以下の点を含めてオペレーティングシステムの全体的な問題が解決されます:

  • Mac OS X Lion へのアップグレードを Mac App Store からできるようになります
  • プレビューが突然終了する問題が解決されます
  • IPv6 のサポートが改善されます
  • VPN の信頼性が向上します
  • Mac Defender の既知の変種を識別して取り除きます

また、Snow Leopard Server向けの10.6.8における変更内容は以下の通り。

10.6.8 アップデートを Snow Leopard Server を実行しているすべてのサーバに推奨します。このアップデートでは、一般的なオペレーションシステムに関する問題のほかに、以下の問題が修正されています:

  • Firefox または Internet Explorer ブラウザから Wiki ページでビデオを表示するときに、正しく表示されます
  • Time Machine で共有ポイントを使用するときの信頼性が向上します
  • 休暇メール通知の信頼性が向上します
  • iCal サーバでの各国語の文字エンコーディング処理の信頼性が向上します
  • iOS デバイスから iCal サーバにアクセスするときの認証サポートが向上します
  • ソフトウェア・アップデート・サーバでの以前のアップデートを正しく有効にできます
  • ソフトウェア・アップデート・サーバをカスケードするときの信頼性が向上します

クライアント向けはMac App StoreによるLionへのバージョンアップ対応や、Mac Defender対策など重要な変更が沢山ですね。サーバー向けの変更内容にLionサーバーへのバージョンアップに関する記述が無い事が少し気になりますが…。

参考リンク:

* 統合アップデートは、10.6 〜 10.6.7 のいずれかを10.6.8へ、統合のつかないアップデートは10.6.7からのみです。

ソフトウェアアップデート: ProKit アップデートVersion 7.0

2011年5月18日、AppleからMac OS X, Snow Leopard と Snow Leopard Server向けにProKitアップデート バージョン7.0 がリリースされています。変更内容は以下の通りで、適用はソフトウェア・アップデートからOSの再起動無しに行う事が出来ます。

変更内容は以下の通り。

この ProKit アップデートにより、以下のような小さな問題が解決されます:

  • ポップオーバースタイルのツールチップのサポートが改善されます。
  • フォントの滑らかさのサポートが改善されます。
  • メニューとサブメニュー間の不要な隙間の問題が解決されます。
  • Final Cut Pro と Motion のカラーピッカーの漏れが解決され、タイムコードインターフェイスの安定性が向上します。
  • 古いバージョンの Soundtrack Pro から素材を読み込む際の互換性が向上します。
  • Logic Express および Logic Pro 内でスクラバーの外観の問題が解決されます。
  • Motion 内で AppKit に関連するクラッシュが解決されます。

Final Cut Pro、Motion、Soundtrack Pro、DVD Studio Pro、iPhoto、Aperture、Final Cut Express、Logic Pro、MainStage、Logic Express および iAd Producer のユーザにこのアップデートをお勧めします。

Mac: Time Machineのバックアップ間隔を変更する

Mac OS X Leopardから搭載されたバックアップの仕組み「Time Machine」。

OS標準機能として、USBやFirewireもしくはネットワーク上のディスク領域に自動的にバックアップを生成してくれる便利な機能で、ウチも所有している全てのMacで使っています。

ラップトップマシンの場合は使う時だけ電源を入れて、使い終わったら電源を切るというスタイルなので、1時間に1度のバックアップはちょうど良い間隔なのですが、24時間動きっぱなしのサーバーの場合少し頻度が高い様に感じていました。

特にサーバーとして稼働させているMacのバックアップ先がネットワーク上のディスク領域の為、1時間に1度必ずネットワーク越しに差分を見つけ出すためのデータのやり取りが発生します。バックアップ先のディスク領域も別のMacにUSB接続された外付けHDDのため、相手側のMacもネットワークとUSBが1時間毎に忙しいことになります。

特に実害はないのですが、Mac OS X Serverのサーバー管理でCPUとネットワークスループットのグラフを見た時に忙しそうに見えた為、もう少しバックアップ間隔を長く出来ないか調べてみました。その結果、defaultsコマンドを用いて設定を書き込む事でTime Machineのバックアップ間隔を好きな秒数に設定できる事が分かりました。

ターミナル (アプリケーション – ユーティリティ – ターミナル) を開き、以下のコマンドを実行します。環境によってパスワードを入力を求められるので、ログインしているユーザーのパスワードを入力します。

sudo defaults write /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto StartInterval -int 14400

このコマンドによって、/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto.plist 設定ファイル内に「StartInterval」という設定項目を書き込み、その値として「14400」秒 (4時間) を設定します。

つまり標準ではこの14400の個所が3600秒 (1時間)となっており、この数値を変化させる事でTime Machineがバックアップを作る間隔を変更する事が出来ます。

今の設定を読み出すには次のコマンドを用いる事が出来ます。

sudo defaults read /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto StartInterval

これら2つを実行した時のターミナルのスクリーンキャプチャです。

iPhone, iPad App: Server Admin RemoteがVersion 2.6にバージョンアップ

iPhoneやiPadからMac OS X Server (Tiger, LeopardまたはSnow Leopard)の状態確認、サービス状態変更、ログの確認を行えるServer Admin Remote AppがバージョンアップしてVersion 2.6になっています。

変更内容は以下の通り。

  • Feature: Listing of AFP users and possibility to kick them.
  • Support for iOS 3.1.x again (the last time)

ということで、このバージョンからAFPで接続中のユーザーをリストで表示し、必要があれば強制的に接続を解除する事が出来る様になっています。また、一旦サポートが打ち切られていたiOS 3.1.xのサポートをこのバージョン限定で復活させている様です。

AFPサービスはウチのサーバーでも使っているので早速試してみました。まず、Version 2.6へのバージョンアップ前の画面キャプチャです。

サービスの稼働状況、接続ユーザー数、ログ表示のタブがありますが、接続しているユーザーのリスト表示は出来ません。Version 2.6へバージョンアップすると画面下部のアイコンが増え、接続中のユーザーを表示する機能が追加されます。

「User list」画面に切り替えると接続しているユーザーと接続元のIPアドレスが表示されます。また、サーバー側から接続を解除したい場合にはそのユーザーの右側にある「Kick」ボタンをタップすると確認メッセージが表示されて強制的に接続を解除する事が出来ます。

参考リンク: