MacMiniサーバーダウン (>.<)

先週の日曜日(2013年7月7日)、このブログを運用しているMac mini Serverがダウンしてしまいました。

ウチはシンガポールにいるため現物の確認が出来なかったのですが、父親にMac mini Serverのケースを開けて確認してもらった結果、ディスクの不具合らしい事が判明。Mac mini Serverには同じ容量のディスクが2台搭載されていますが、RAIDの構成をストライピングにしていた為、恐らく一台が故障しただけと思われるのですが完全に起動しなくなってしまいました。

2.5インチ、9mm厚のディスクが2台搭載されており、Appleは「HITACHI Travelstar 5K500.B HTS545050B9A300」を搭載していました。このディスクを交換する為に父親に「WESTERN DIGITAL WD5000BEVT」を2台購入してもらいました。到着後、早速交換してもらい、常時残していたTimeMachineのバックアップからシステムをリストアする事でwikid以外のサービスは正常に、全く以前と同じ状態に復旧する事が出来ました。

今までTimeMachineからの復旧を試みた事が無かったため、不安に感じていたのですがほぼ完璧に復旧出来た事に満足。何よりも忙しい中ヘルプしてくれた父親に感謝です。

なお、wikidがTimeMachineバックアップのリストア後に正常動作しない問題はAppleが公開しているArticle TS2915を適用する事で修正する事が出来ました。

ということで、1週間ダウンしてしまいましたが引き続き時間を見つけてブログを更新して行きたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。

 

Mac: Time Machineのバックアップ間隔を変更する

Mac OS X Leopardから搭載されたバックアップの仕組み「Time Machine」。

OS標準機能として、USBやFirewireもしくはネットワーク上のディスク領域に自動的にバックアップを生成してくれる便利な機能で、ウチも所有している全てのMacで使っています。

ラップトップマシンの場合は使う時だけ電源を入れて、使い終わったら電源を切るというスタイルなので、1時間に1度のバックアップはちょうど良い間隔なのですが、24時間動きっぱなしのサーバーの場合少し頻度が高い様に感じていました。

特にサーバーとして稼働させているMacのバックアップ先がネットワーク上のディスク領域の為、1時間に1度必ずネットワーク越しに差分を見つけ出すためのデータのやり取りが発生します。バックアップ先のディスク領域も別のMacにUSB接続された外付けHDDのため、相手側のMacもネットワークとUSBが1時間毎に忙しいことになります。

特に実害はないのですが、Mac OS X Serverのサーバー管理でCPUとネットワークスループットのグラフを見た時に忙しそうに見えた為、もう少しバックアップ間隔を長く出来ないか調べてみました。その結果、defaultsコマンドを用いて設定を書き込む事でTime Machineのバックアップ間隔を好きな秒数に設定できる事が分かりました。

ターミナル (アプリケーション – ユーティリティ – ターミナル) を開き、以下のコマンドを実行します。環境によってパスワードを入力を求められるので、ログインしているユーザーのパスワードを入力します。

sudo defaults write /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto StartInterval -int 14400

このコマンドによって、/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto.plist 設定ファイル内に「StartInterval」という設定項目を書き込み、その値として「14400」秒 (4時間) を設定します。

つまり標準ではこの14400の個所が3600秒 (1時間)となっており、この数値を変化させる事でTime Machineがバックアップを作る間隔を変更する事が出来ます。

今の設定を読み出すには次のコマンドを用いる事が出来ます。

sudo defaults read /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto StartInterval

これら2つを実行した時のターミナルのスクリーンキャプチャです。

MobileMe – Backup アップデート

MobileMeユーザ向けにiDiskを用いてMacのローカルデータをバックアップする為のアプリケーション、Backupがひっそりアップデートされていました。

このアップデートの適用でバージョンは3.2となります。変更内容は以下の通り。

「このアップデートは、Backup のすべてのユーザにお勧めします。このアップデートを使用することで、信頼性が向上され、また Snow Leopard との互換性が改善されます。」

適用はソフトウェア・アップデートから。再起動は不要です。

ちなみに、ウチはAirPort Extremeに接続したUSB HDDへTime MachineでバックアップをとっているのでしばらくBackup 3は使っていませんでした。このアップデートを適用したので久しぶりに起動してみましたが、バックアップ先はiDisk以外も指定出来るのですね。

iDiskは容量に制限があるので、家庭内ネットワーク上のNAS等へファイルを定期的にバックアップするのに使えそうな気がしてきました。今度時間を見つけて使い道を考えてみようと思います。

Snow LeopardのTime Machine

Snow Leopard, Time MachineSnow Leopardになって、Time Machineの進捗状況がもう少し詳しく表示される様になりました。ネットワークドライブをTime Machineに使用していますが、バックアップ中に表示されるデスクトップのアイコンも、Time Machineの絵柄になりました。

細かな点で色々変わっている様です。

ところで、ニュースサイトで見たのですが、Snow Leopardのカーネルは64 bitsで動作していないとの事。起動時に6と4のキーを押すと64 bitsモードでカーネルを起動する事が出来るそうです。

まだ試してないけど。