Mac: AirPort Utility Version 6.1 リリース

Appleから、AirPort Utilityバージョン6.1がリリースされています。WWDC2012で発表された新しいAirPort Expressがリリースされ、このデバイスへの対応の為にアップデートされた様です。

同時にiOSおよびWindows用のAirPort Utilityもアップデートされています。

Use AirPort Utility to set up and manage your Wi-Fi network and AirPort base stations, including AirPort Express, AirPort Extreme, and Time Capsule. See a graphical overview of your Wi-Fi network and devices. Change base station and network settings, or manage advanced features such as security modes, wireless channels, and more.

For the latest information on AirPort software, check Software Update in System Preferences or the following Apple website: Apple Support Downloads.

Learn more about Apple Wi-Fi at: http://www.apple.com/wifi/.

ダウンロードおよび適用はソフトウェア・アップデートから。もしくはApple Supportページからセットアップファイルをダウンロードする事も出来ます。なお、Version 6.1はMac OS X Lion専用なので、LeopardおよびSnow Leopard向けにはVersion 5.6.1がリリースされています。適用にMac OS Xの再起動は不要です。

ダウンロードリンク:

Mac, iPad: いつからAirPortの新規セットアップがOSレベルに統合されたのでしょう…

今まで全く気が付いていなかったのですが、Mac OS XとiOSがセットアップされていない(工場出荷時設定)のAirPort (AirMac) を検出すると、設定するかどうか選ぶメニューが表示される事に一昨日初めて知りました。

iOSの場合は、設定アプリ上でWiFi設定画面を表示していると、存在するWiFiネットワークに並んで初期設定状態のAirPortが別のカテゴリとして表示されています。そのAirPortをタップすると、デバイスから設定状況を読み込んで設定画面に遷移する様なのですが、残念ながらウチが所有しているiEEE802.11n未対応の古いAirPort Expressの場合はそれを済ませる事が出来ませんでした。おそらく最新のiEEE802.11n対応AirMac Express with Air Tunes (MB321J/A)の場合はiPadから設定が出来たのでしょうね…。

 

そしてMac OS Xも同様で、メニューバーのWiFiアンテナをクリックすると現れるワイヤレスネットワークリストに初期設定状態のAirPort Expressが表示され、それをクリックするとAirPortユーティリティが起動して設定画面へ遷移します。しかし、iOSの場合同様、ウチの古いAirMac Expressの場合は最新のAirMacユーティリティ 6.0 では設定出来ず、一つ古い Version 5.6 をダウンロードする様に促されました。結果、AirMacユーティリティ 5.6を使って設定しました。

しかし、最新のAirPortデバイスであれば、MacがなくてもiOSからセットアップ出来る状況が準備されている様で、MacユーザーでなくてもAppleのワイヤレスデバイスを導入する敷居が低くなっていると感じました。そして、将来的にはMac OS XとiOSが統合されるのかもしれません。その為に徐々に双方のOSレベルでの機能が向上しているのではないかと感じました。

Mac: AirMac ユーティリティ 6.0 (OS X Lion)

Appleから2012年1月30日にAirMacユーティリティのアップグレードが配信されています。アップグレード後のバージョンは6.0となっています。変更内容については詳しい記載がありませんが、ソフトウェア・アップデートに表示される更新内容は以下のとおり。

Wi-Fi ネットワークや AirMac Express、AirMac Extreme、Time Capsule などの AirMac ベースステーションを設定して管理するには、AirMac ユーティリティを使用します。Wi-Fi ネットワークとデバイスの概要図を参照してください。ベースステーションやネットワークの設定を変更したり、セキュリティモードやワイヤレスチャンネルなどの高度な機能を管理したりします。

要するにAirMac Utilityの説明がされているだけですね。

同時にPort Base Station and Time Capsuleのファームウェアアップグレードも公開されているので、最新ファームウェアとの互換性等が図られ、不具合の修正が行われているもの考えられます。

なお、アップグレード後に起動してみたところ、インタフェースが刷新されiPhone様のAirMacユーティリティと同じデザインに変更されています。

適用に際してMac OS Xの再起動は不要です。

参考リンク: AirMac ユーティリティ 6.0 (OS X Lion) – Apple

Mac: AirPort (AirMac) Base Station firmware Version 7.6

今朝、Macを使っていたらAirMacユーティリティが自動的に起動して新しいファームウェア Version 7.6 がリリースされている事を教えてくれました。

早速「ファームウェアをアップデート」をクリックして更新。ダウンロード〜アップデート完了まで5分程度でした。

変更内容は… iOSのアップデートと異なりAirPortのユーティリティは更新内容を表示してくれないためWebで探さなければ分かりませんが、以下のとおりです。

  • An issue with performance on overlapping wireless networks
    オーバーラップしているワイヤレスネットワークのパフォーマンス改善
  • An issue with AirPlay audio streaming
    AirPlayにおけるオーディオ・ストリーミングに関わる修正
  • An issue with configuring multiple entries for DNS servers
    DNSサーバー複数登録時の問題修正

ちなみに、以前ウチのブログで紹介したMobileMeを使っているAirPort / AirMac Base Stationの「どこでもMy Mac」機能は、今回のバージョン7.6を適用した後も変わらず、MobileMeのロゴのまま表示されています。既にMobileMeは終了が決まっており、iCloudへ移行が進んでいるのに、更新し忘れたのでしょうか….。

参考リンク:

Mac: iCloud移行で忘れていた事の一つ – AirPort / AirMac Extreme – Logon Blog

 

 

ソフトウェアアップデート: AirMacユーティリティ Version 5.5.3

今日 (2011年6月15日)、AppleからAirMacユーティリティのバージョン5.5.3がリリースされています。

変更内容は以下のとおり。

設定中に AirMac ユーティリティが突然終了する問題が解決されます

今までこの様な現象が発生した事はありませんが、安定性向上の様なので適用しておいた方が良さそうですね。

適用はソフトウェア・アップデートから、Mac OS Xの再起動は不要です。

 

ファームウェアアップデート: AirMac Base Station & Time Capsule, Version 7.5.2

2010年12月17日、AppleからAirMac (AirPort) Extreme、AirMac ExpressやTime Capsuleの設定変更などに用いる「AirMac ユーティリティ」のVersion 5.5.2リリースに引き続き、AirMac Base StationとTime Capsuleのファームウェア バージョン 7.5.2 もアップデートされています。

ベースステーションやタイムカプセルのファームウェアバージョンアップ前に、AirMacユーティリティのバージョンを5.5.2へアップデートする事がAppleにより推奨されています。ソフトウェア・アップデートでまずはMac/PCにインストールされているAirMacユーティリティのバージョンアップを行っておいた方が良さそうです。

今回のファームウェアVersion 7.5.2の対象はIEEE802.11nに対応しているAirMac Extreme、AirMac Express、そしてTime Capsuleです。直前のバージョン7.5.1ファームウェアはLate 2009のAirMac ExtremeとTime Capsuleのみでしたので、Late 2009より前のモデルはバージョン7.4.2から一つスキップしてのバージョンアップとなります。

[バージョンアップ方法]

バージョンアップには「AirMacユーティリティ」を用います。Macの場合であれば[アプリケーション] – [ユーティリティ]フォルダに入っている [AirMacユーティリティ] を起動します。すると、ネットワークに接続されているAirMac Base StationやTime Capsuleが表示されます。そして、バージョンアップが可能なデバイスがあると、バージョンアップを行う為のボタンが表示されます。

早速「ファームウェアをアップデート…」のボタンをクリックすると、一時的にネットワークサービスが利用できなくなる旨の警告が表示されますので、続けるをクリックして継続します。

AirMacユーティリティがファームウェアファイルをダウンロードし、続いてバージョンアップ対象のデバイスへネットワーク経由で転送します。もちろん、WiFi接続で問題なくバージョンアップできます。

AirMac Base Stations/Time Capsuleへのファームウェアアップロードが完了すると、一度デバイスが再起動してバージョンアップが完了します。

[ファームウェア Version 7.5.2 変更内容]

なお、Version 7.5.2の変更内容は以下の通りです。

General fixes to Wi-Fi base station stability
Wi-Fiベースステーションの安定性向上。

Fixes some issues with AirPlay streaming
AirPlayストリーミング再生に関わるいくつかの問題を修正。

General fixes with USB interoperability including connection to external storage devices
USBポートに接続する外部記憶装置(HDD)の相互接続性に関する問題を修正。

Fixes some issues with NAT port mapping settings
NATポートマッピング設定に関するいくつかの問題を修正。

Disables TKIP security with 802.11n rates per the Wi-Fi Alliance specifications
Wi-Fi Allianceの仕様に基づき、IEEE802.11nレートにおけるセキュリティ設定からTKIPを無効化。

実際、ウチの環境ではFirmware Version 7.4.2のAirMac Extremeを中心にネットワークを構成していましたが、今まで上述の内容に該当すると思われる問題は発生していませんでした。とはいえ、時々ネットワークの速度が少し不安定になる感じがあったので、今回のバージョンアップで改善されている事を期待しています。

参考リンク:

MobileMe – Backup アップデート

MobileMeユーザ向けにiDiskを用いてMacのローカルデータをバックアップする為のアプリケーション、Backupがひっそりアップデートされていました。

このアップデートの適用でバージョンは3.2となります。変更内容は以下の通り。

「このアップデートは、Backup のすべてのユーザにお勧めします。このアップデートを使用することで、信頼性が向上され、また Snow Leopard との互換性が改善されます。」

適用はソフトウェア・アップデートから。再起動は不要です。

ちなみに、ウチはAirPort Extremeに接続したUSB HDDへTime MachineでバックアップをとっているのでしばらくBackup 3は使っていませんでした。このアップデートを適用したので久しぶりに起動してみましたが、バックアップ先はiDisk以外も指定出来るのですね。

iDiskは容量に制限があるので、家庭内ネットワーク上のNAS等へファイルを定期的にバックアップするのに使えそうな気がしてきました。今度時間を見つけて使い道を考えてみようと思います。