ファームウェアアップデート: AirMac Base Station & Time Capsule, Version 7.5.2

2010年12月17日、AppleからAirMac (AirPort) Extreme、AirMac ExpressやTime Capsuleの設定変更などに用いる「AirMac ユーティリティ」のVersion 5.5.2リリースに引き続き、AirMac Base StationとTime Capsuleのファームウェア バージョン 7.5.2 もアップデートされています。

ベースステーションやタイムカプセルのファームウェアバージョンアップ前に、AirMacユーティリティのバージョンを5.5.2へアップデートする事がAppleにより推奨されています。ソフトウェア・アップデートでまずはMac/PCにインストールされているAirMacユーティリティのバージョンアップを行っておいた方が良さそうです。

今回のファームウェアVersion 7.5.2の対象はIEEE802.11nに対応しているAirMac Extreme、AirMac Express、そしてTime Capsuleです。直前のバージョン7.5.1ファームウェアはLate 2009のAirMac ExtremeとTime Capsuleのみでしたので、Late 2009より前のモデルはバージョン7.4.2から一つスキップしてのバージョンアップとなります。

[バージョンアップ方法]

バージョンアップには「AirMacユーティリティ」を用います。Macの場合であれば[アプリケーション] – [ユーティリティ]フォルダに入っている [AirMacユーティリティ] を起動します。すると、ネットワークに接続されているAirMac Base StationやTime Capsuleが表示されます。そして、バージョンアップが可能なデバイスがあると、バージョンアップを行う為のボタンが表示されます。

早速「ファームウェアをアップデート…」のボタンをクリックすると、一時的にネットワークサービスが利用できなくなる旨の警告が表示されますので、続けるをクリックして継続します。

AirMacユーティリティがファームウェアファイルをダウンロードし、続いてバージョンアップ対象のデバイスへネットワーク経由で転送します。もちろん、WiFi接続で問題なくバージョンアップできます。

AirMac Base Stations/Time Capsuleへのファームウェアアップロードが完了すると、一度デバイスが再起動してバージョンアップが完了します。

[ファームウェア Version 7.5.2 変更内容]

なお、Version 7.5.2の変更内容は以下の通りです。

General fixes to Wi-Fi base station stability
Wi-Fiベースステーションの安定性向上。

Fixes some issues with AirPlay streaming
AirPlayストリーミング再生に関わるいくつかの問題を修正。

General fixes with USB interoperability including connection to external storage devices
USBポートに接続する外部記憶装置(HDD)の相互接続性に関する問題を修正。

Fixes some issues with NAT port mapping settings
NATポートマッピング設定に関するいくつかの問題を修正。

Disables TKIP security with 802.11n rates per the Wi-Fi Alliance specifications
Wi-Fi Allianceの仕様に基づき、IEEE802.11nレートにおけるセキュリティ設定からTKIPを無効化。

実際、ウチの環境ではFirmware Version 7.4.2のAirMac Extremeを中心にネットワークを構成していましたが、今まで上述の内容に該当すると思われる問題は発生していませんでした。とはいえ、時々ネットワークの速度が少し不安定になる感じがあったので、今回のバージョンアップで改善されている事を期待しています。

参考リンク:

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