iPhone App: Todo for iPhone by Appigoが半額セール

先日、こちらのエントリーでAppigoのTodoがiPadに対応した事をお伝えしましたが、iPad版のリリースを祝ってiPhone向けTodoが半額セールで販売されています。日本のApp Storeでは通常価格1200円が2010年5月16日現在600円。

ウチはずっと無料のTodo liteを使っていましたが、このチャンスを使って半額で有料版への乗り換えを考え中。

Appigoのサイトを見てもいつまで半額セール期間か記載されていませんので、正式版の導入をお考えの方はお早めに。

App Store: Todo

ちなみに、このTodoとMobile Meを用いてiPhoneと複数のMac間でのタスクを同期する方法を以前試し、こちらのエントリーで紹介しています。参考になれば幸いです。

iPhone App: Wi-Fi Sync – 無線LAN経由でiTunesと同期

以前こちらのエントリーで紹介したiPhoneとiTunesを無線LAN経由で同期するWi-Fi Sync。

開発者がAppleのApp Storeへの申請を行ったと思われる時期から2週間程が経過し、ウチも頻繁にApp Storeでリリースされないか検索していましたが、結局Appleからは承認されなかったそうです。

却下された理由は複数ある様ですが、セキュリティ面での懸念と、現状のiPhone App開発ルールでは判断が困難な様です。

結局App Storeでの提供が出来なくなった為、開発者は脱獄したiPhone向けにCydiaを通じて販売する事にした様です。価格はUSD9.99。高い様にも感じますが、ケーブル接続なしでiTunesと同期できるのはかなり便利なので、Macと頻繁に同期するのであれば安い出費かもしれません。

母艦のMacにインストールするソフトウェアは開発者の公式ページからダウンロードできます。

Wi-Fi Sync: Wirelessly sync your iPHone with iTunes

Macでキーボードの配列が気に入らなかったら…

世の中いろいろなキーボードがありますが、MacでもJPキーボードとUSキーボードがあります。ウチはいつもUSキーボードを使っているので、時々JPキーボードに触れるとControlやOption等のキー配列が違って戸惑う事があります。

ということで、これらのキー配列を変える方法を紹介してみます。

まずは、システム環境設定のキーボードを開きます。

さらにキーボードのタブを表示すると右下に「修飾キー」というボタンがあるので、これをクリックします。

すると接続されているキーボード毎に各修飾キーの割当を変更する事が出来ます。Caps Lockも含まれているので、Controlキーが[a]の左隣が好みな人など、様々な好みに対応できそうです。

この方法で変更できるのは Caps Lock、Control、Option、そしてコマンドキーです。

Windowsの場合はこの辺の設定を変える為にソフトウェアをインストールしなければならなかったり、大変だった記憶がありますが、Macは比較的簡単に好みの設定に出来そうです。

Snow Leopardを64 bitカーネルで動かす!

ちょっと時代遅れの話題ですが…

Mac OS X 10.6、つまりSnow Leopardが発売されて、遂にMac OS Xにも64ビット化の波が訪れたと思ったのですが、土台のカーネルは32 bitで動いているケースがほとんど。

Snow Leopardをインストールしてすぐ、最初から64 bitカーネルで動作するのはEarly 2008か、それより新しいXserveサーバーと MacBook Proのみ。それ以外のMacBook、MacBook Pro、 MacBook Air、iMac、等のワークステーションクラスのMacはほとんどがデフォルトでは32 bitカーネルで起動する様になっています。

これは周辺機器の互換性も考慮した為にAppleがその様に設定している様で、確かに突然様々な周辺機器が使えなくなってしまったり、そもそもMacが64 bitに対応していない場合も考慮すると正しい考え方に思います。

しかし、せっかく新しいMacを持っているなら64 bitカーネルで動作させたくなります。ウチのMacBook Proも動くはずなのでちょっと試してみました。

説明してみます。

今はどのカーネルで動作しているのか?

システムプロファイラの左側のツリーで「ソフトウェア」をクリックし、「システムソフトウェアの概要」を見ると分かります。”64ビットカーネルと拡張機能”が「いいえ」となっている場合は、32 bitカーネルで起動・動作しています。

システムプロファイラはメニューバーの「アップルロゴ」-「このMacについて」で表示されるウィンドウで「詳しい情報…」をクリックすると起動出来ます。

64ビット 又は 32ビット カーネルで起動するには(一時的に)

まずMacをシャットダウンします。そして…

  • 電源ボタンを押して起動している間キーボードの 6 と 4 のキーを押し続けると、64 bitカーネルで起動します。

または…

  • 電源ボタンを押して起動している間キーボードの 3 と 2 のキーを押し続けると、32 bitカーネルで起動します。

この方法の場合は、起動時に必ずそれらのキーを押し続けないと適用されません。また、Macが64 bitカーネルをサポートしていない場合はこの方法を用いても32 bitカーネルで起動します。

64 bitカーネルで動作しているかどうかは、システムプロファイラの例の箇所が「はい」になっている事で確認出来ます。

永続的に起動時のカーネルを変更するには

難しく言うと、 /Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plist を編集します。左が32 bitカーネル起動、右が64 bitカーネル起動です。Kernel Flags Keyに “arch=x84_64” というValueが設定されていると、デフォルトで64 bitカーネルで起動する様になります。

しかし、このファイルを直接編集するのは少し敷居が高いので、これを簡単に出来るアプリケーション 32- or 64-bit Kernel Startup Mode Selector (Link) を使ってみました。フリーでダウンロード出来ますし、寄付を呼び掛けている様ですのでご協力出来る方は是非。

ダウンロードして起動すると次の様な画面が表示されます。

中央下部に表示されているSupported?が緑色のチェック(このスクリーンショットの様に)であれば、このMacは64 bitカーネルでの動作がサポートされています。恒久的に64 bitカーネルで起動したい場合は、このアイコンの左側にある「start in 64bit mode」をクリックして、(求められたら)システム管理者のパスワードを入力します。そしてMacを再起動すると、設定したカーネルで起動するはずです。32 bitカーネルに戻したい場合もこのアプリケーションで設定を変えることができます。

このアイコンは4種類あり、それぞれ意味合いが異なります。

1番目: 64 bitカーネルでは動作しない

2番目: 64 bitカーネルで動作する

3番目: Appleが公開している64 bitカーネル動作サポート機種ではないが、動く。

4番目: 技術的には64 bitカーネルで動作するが、Appleによってそれを有効に出来ない。

気になる方は試してみてください。

Mac OS X v10.6.3 v1.1 が公開されていました

2010年3月末にリリースされたMac OS X v10.6.3適用後から様々なフィードバックが発生している様ですが、ウチではAirPort (AirMac) 経由でのMacBook Proスリープ解除が時々失敗したり、スリープ時にコンピュータ名に関するエラーが発生して困っていました。

本来Mac OS X 10.6.3 の修正内容に「Bonjour ウェイクオンデマンドを使用するときのスリープ/スリープ解除の信頼性を向上」が含まれているので、なぜ悪化するのか不明なのですが…。

かといって、元に戻すのも面倒…というか、不調になりそうだったのでAppleのサポートページを頻繁に見回っていたのですが、4月12日にMac OS X v10.6.3 v1.1 というマイナーバージョンがリリースされている事を知りました。ソフトウェア・アップデートでは配信されていないアップデートの様です。

とりあえず適用してみたのでしばらく様子を見てみようと思います。

ちなみに、v1.1が適用されているかどうかはシステムプロファイラのソフトウェア項目にある「システムのバージョン」で確認することができます。

  • Mac OS X 10.6.3 (10D573) = v1.1適用されていない
  • Mac OS X 10.6.3 (10D578) = v1.1適用されている

適用前後のスクリーンショットを並べてみました。左が適用前、右が適用後です。

システムプロファイラはAppleロゴから「このMacについて」をクリックし、開かれるウィンドウ上の「詳しい情報…」をクリックする事で開けます。

Mac OS X v10.6.3 v1.1 総合アップデート

Mac OS X 10.6.3 リリース

今朝Mac OS X Serverからの通知メールで気がつきましたが、Mac OS X 10.6.3がリリースされています。
対象はMac OS XクライアントとMac OS Xサーバー。適用はソフトウェア・アップデートから可能で、再起動が必要です。ダウンロードサイズも数百MBと大きいので時間がかかりそうですね。

ソフトウェア・アップデートに表示された主な変更内容をコピペしてみます。

クライアントの主な変更内容:

10.6.3 アップデートは、Mac OS X Snow Leopard をお使いのすべてのユーザに推奨されます。このアップデートでは、お使いの Mac の安定性、互換性、セキュリティを強化するためオペレーティングシステム全体に修正が加えられるほか、次のような修正が行われます:

  • QuickTime X の信頼性と互換性を向上
  • OpenGL ベースアプリケーションの互換性の問題を改善
  • Mail で背景メッセージカラーが正しく表示されない問題を改善
  • Rosetta アプリケーションで名前に # または & を含むファイルを開けない問題を解決
  • Windows ファイルサーバにファイルをコピーできない問題を解決
  • Logic Pro 9 および Main Stage 2 を 64 ビットモードで実行するときのパフォーマンスを向上
  • Bonjour ウェイクオンデマンドを使用するときのスリープ/スリープ解除の信頼性を向上
  • HD コンテンツのある iMovie でカラーの問題を改善
  • プリントの信頼性を向上
  • Exchange サーバに接続しているときに iCal でイベントが繰り返される問題を解決
  • 他社製 USB 入力デバイスの信頼性を向上
  • iMac(Late 2009)内蔵 iSight カメラからのビデオを表示するときにピクセルがぼかされたり、動かなくなったり、暗くなったりする現象を修正

サーバーの主な変更内容:

10.6.3 アップデートは、現在 Snow Leopard Server バージョン 10.6 で動作しているすべてのサーバに推奨します。このアップデートでは、お使いのサーバの安定性、互換性、および安全性を向上するオペレーティングシステムの全般的な修正が行われており、以下の問題の修正も含まれています:
  • 外部ディレクトリサービスへのバウンド時のサーバ環境設定でのアカウントの構成
  • CalDAV での Unicode テキストおよび添付ファイルの処理
  • Podcast キャプチャのリモートカメラ収録の安定性および信頼性
  • コマンドラインツールの mv および cp を使った Podcast プロデューサーへのコンテンツの送信
  • Podcast キャプチャでのデュアルソースビデオのキャプチャ時のタイムドリフトの防止
  • 認証されていないプロキシサーバの背後のソフトウェア・アップデート・カタログの同期
  • 古い Open Directory サーバからのレコードのアップグレードおよび読み込み
  • モバイルアカウントのユーザへのパスワードの有効期限の通知
  • サーバ管理を使った IPv6 環境のサーバへの接続
  • カタログファイルが断片化されたボリュームからの NetRestore イメージの作成
  • システムイメージユーティリティの“パッケージとインストール後スクリプトを追加”アクションでの項目の配置
  • Internet Explorer を使った Web ベースのカレンダー、Wiki、メール・ルールおよびパスワードのリセット

OSのマイナーバージョンアップはサードバーティーアプリケーションの動作に影響がある場合が考えられるので重要なクライアント・サーバーへの適用はしばらく様子を見た方が良いかもしれませんね。

エプソン・プリンタドライバ・アップデート V.2.2

数日前よりエプソンのプリンタドライバ・アップデート、バージョン2.2が公開されています。

最新のドライバが含まれるとの事で、詳細は不明ですがエプソンのプリンタをお使いの方はぜひ。適用はソフトウェアアップデートで、再起動は不要です。