Mac: iMacの起動時にCD/DVDを強制排出する方法

昨日、会社でソフトウェア開発に使っているiMacのディスクが不調になってしまいました。HDDが故障した為か、それともデータに異常があるのか、HDDから起動できずに困り果ててしまいました。

数ヶ月前からMacを使ったソフトウェア開発を始めた為、バックアップ体制も不十分。重要なソースコードもiMacの中に取り残されてしまったので、ひとまずKNOPPIXをCDから起動し、自宅から急遽持ち込んだMacBook AirからSFTP経由で必要なデータを吸い上げる事は成功しました。

KNOPPIXからディスクがマウント出来ているので、HDDのハードウェアは正常なのではないかと思いつつ、Mac OS X Snow LeopardのセットアップDVDで起動したところエラー連発。再インストールの機会を与えてもらえない状態。ならば再度KNOPPIXで今度はディスクのパーティション変更やフォーマットを試みようと思ったその時、「どうやってDVDをドライブから排出するのだ?」という壁に当たってしまいました。

キーボードの「Eject」ボタンを押してもセットアップDVDは排出されず、困ったなぁと思いつつネットを検索したところ…

マウスの左ボタンを押しながらシステムを起動すべし!

という情報を発見。早速試した結果、いつもの起動音の後に光学ドライブからDVDが排出されました。

何とも簡単な操作なのですが、やや分かりにくかったのでエントリーにしてみました。さて、このiMacをどうやって復旧するか….。

Apple: 2012年1月6日(金)限り、Apple Store (シンガポール) のRed Fridayセール

数日前に予告のメールが届いていましたが、本日(2012年1月6日)に限りシンガポールを初めとする、アジア・パシフィック地域のApple Online Storeでセールが開催されています。

URLを見る限り、旧正月を祝うRed Fridayセールの様で、送られてきたメールやApple StoreのイラストもiPad 2とSmart Coverで辰年を思わせるデザインになっていますね。

日本のApple Storeでも新年のセールが開催されていましたが、同様にiPad、iPodシリーズ、MacBook Air、MacBook Pro、iMacそしてアクセサリ、ソフトウェア類が割引になっています。

幾つか価格の例を見てみると:

  • iPad 2 (WiFi 16GB) = SGD614.00~ (S$54.00 OFF)
  • MacBook Air = SGD1,168.00~ (S$120.00 OFF)
  • iMac = SGD1,1528.00~ (S$120.00 OFF)
  • Magic Trackpad = SGD83.00 (S$15.00 OFF)
  • AirPort Express Base Station with 802.11n = SGD114.00 (S$14.00 OFF)
  • Parrot AR.Drone = SGD367.99 (S$81.01 OFF)
  • Mophie Juice Pack Air for iPhone 4 = SGD78.00 (S$31.00 OFF)
  • Jawbone ERA Bluetooth Headset = SGD149.00 (S$50.00 OFF)

商品によってはかなり割引されているものもありますので、シンガポール在住の方でApple製品の購入を検討されていた方はいかがでしょう。

参考リンク:

ソフトウェアアップデート: Thunderbolt ソフトウェア・アップデート V.1.0

AppleからThunderboltインタフェースの互換性改善とバグフィックスの為、「Thunderbolt ソフトウェア・アップデート バージョン1.0」をリリースしています。

Thunderboltインタフェースを備えているMacであればソフトウェア・アップデートで適用出来ると思います。インストールにはMac OS Xの再起動が必要です。

変更内容は以下のとおりです。

このアップデートにより、Apple Thunderbolt Display のサポートおよび Thunderbolt デバイスの互換性に関するバグ修正が提供されます。

Mac: 新しいiMac登場 (May-2011)

2011年5月3日、Appleから新しいiMacが登場しました。

価格は108,800円から。FaceTime HDカメラの搭載はもちろん、MacBook Proシリーズに先行して搭載されたThunderboltポートが搭載されています。21.5インチモデルは1ポート、27インチモデルには2ポートの最大10Gbps速度のThunderboltポートが搭載されています。その他にも64GB容量まで対応したSDXCカードスロットが装備されています。

プロセッサは2.5GHzクアッドコア Intel Core i5 からで、最速はオプションで3.4GHzクアッドコア Intel Core i7 となっており、メモリは標準で4GB、オプションで最大16GBまで搭載可能です。

詳しい情報は こちら から、Appleストアへのリンクは こちら です。

 

Apple iMacシリーズアップデート

2010年7月27日、AppleがiMacシリーズをアップデートしています。主なスペックを並べてみました。

ディスプレイ

  • 21.5インチ(1920×1080)もしくは27インチ(2560×1440)
  • 16:9アスペクト比
  • 水平、垂直共に178度の視野角

プロセッサ・メモリ

  • 21.5インチモデルは3.06GHz Intel Core i3 / 3.2GHz Intel Core i3 / 3.6GHz Intel Core i5のいずれか
  • 27インチモデルは3.2GHz Intel Core i3 / 3.6GHz Intel Core i5 / 2.8GHz クアッドコア Intel Core i5 / 2.93GHz クアッドコア Intel Core i7のいずれか
  • いずれのモデルも4GB 1,333MHz DDR3メモリを搭載し、最大で16GBまで拡張可能

ディスクドライブ

  • 21.5インチモデルは500GB HDD / 1TB HDD / 2TB HDDのいずれか
  • 27インチモデルは1TB HDD / 2TB HDD / 256GB SSDのいずれか

グラフィック

  • 21.5インチモデルはATI Radeon HD 4670 (256M GDDR3 RAM)またはATI Radeon HD 5670 (512M GDDR3 RAM)
  • デュアルコアプロセッサ27インチモデルはATI Radeon HD 5670 (512M GDDR3 RAM)
  • クアッドコアプロセッサ27インチモデルはATI Radeon HD 5750 (1GB GDDR3 RAM)
  • 全てのモデルでiSightカメラを搭載し、Mini DisplayPort出力でDVI, VGA, デュアルリンクDVI接続サポート。27インチモデルの場合はDisplayPortソースでの入力にも対応しています。

接続、拡張性、ネットワーク

  • FireWire 800ポート x 1
  • USB 2.0ポート x 4 (USB 3ではないのですね…)
  • SDXCカードスロット
  • iEEE802.11a/b/g/nに対応
  • Bluetooth 2.1 + EDR
  • 10/100/1000 BASE-T Ethernet

その他にも内蔵17W高効率アンプを2基搭載したり、iPhoneマイク付きステレオヘッドフォンをサポートするなど、細部にこだわりがみられます。

価格はスタンダードな構成で118,800円〜198,800円。BTOによりオプションを変更する事で上下しますが、3.06GHzの21.5インチモデルが12万円以下なのでデスクトップの買い替えを考えている場合には十分検討対象になりますね。

参考リンク: Apple Store – iMac / 製品ページ

Snow Leopardを64 bitカーネルで動かす!

ちょっと時代遅れの話題ですが…

Mac OS X 10.6、つまりSnow Leopardが発売されて、遂にMac OS Xにも64ビット化の波が訪れたと思ったのですが、土台のカーネルは32 bitで動いているケースがほとんど。

Snow Leopardをインストールしてすぐ、最初から64 bitカーネルで動作するのはEarly 2008か、それより新しいXserveサーバーと MacBook Proのみ。それ以外のMacBook、MacBook Pro、 MacBook Air、iMac、等のワークステーションクラスのMacはほとんどがデフォルトでは32 bitカーネルで起動する様になっています。

これは周辺機器の互換性も考慮した為にAppleがその様に設定している様で、確かに突然様々な周辺機器が使えなくなってしまったり、そもそもMacが64 bitに対応していない場合も考慮すると正しい考え方に思います。

しかし、せっかく新しいMacを持っているなら64 bitカーネルで動作させたくなります。ウチのMacBook Proも動くはずなのでちょっと試してみました。

説明してみます。

今はどのカーネルで動作しているのか?

システムプロファイラの左側のツリーで「ソフトウェア」をクリックし、「システムソフトウェアの概要」を見ると分かります。”64ビットカーネルと拡張機能”が「いいえ」となっている場合は、32 bitカーネルで起動・動作しています。

システムプロファイラはメニューバーの「アップルロゴ」-「このMacについて」で表示されるウィンドウで「詳しい情報…」をクリックすると起動出来ます。

64ビット 又は 32ビット カーネルで起動するには(一時的に)

まずMacをシャットダウンします。そして…

  • 電源ボタンを押して起動している間キーボードの 6 と 4 のキーを押し続けると、64 bitカーネルで起動します。

または…

  • 電源ボタンを押して起動している間キーボードの 3 と 2 のキーを押し続けると、32 bitカーネルで起動します。

この方法の場合は、起動時に必ずそれらのキーを押し続けないと適用されません。また、Macが64 bitカーネルをサポートしていない場合はこの方法を用いても32 bitカーネルで起動します。

64 bitカーネルで動作しているかどうかは、システムプロファイラの例の箇所が「はい」になっている事で確認出来ます。

永続的に起動時のカーネルを変更するには

難しく言うと、 /Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plist を編集します。左が32 bitカーネル起動、右が64 bitカーネル起動です。Kernel Flags Keyに “arch=x84_64” というValueが設定されていると、デフォルトで64 bitカーネルで起動する様になります。

しかし、このファイルを直接編集するのは少し敷居が高いので、これを簡単に出来るアプリケーション 32- or 64-bit Kernel Startup Mode Selector (Link) を使ってみました。フリーでダウンロード出来ますし、寄付を呼び掛けている様ですのでご協力出来る方は是非。

ダウンロードして起動すると次の様な画面が表示されます。

中央下部に表示されているSupported?が緑色のチェック(このスクリーンショットの様に)であれば、このMacは64 bitカーネルでの動作がサポートされています。恒久的に64 bitカーネルで起動したい場合は、このアイコンの左側にある「start in 64bit mode」をクリックして、(求められたら)システム管理者のパスワードを入力します。そしてMacを再起動すると、設定したカーネルで起動するはずです。32 bitカーネルに戻したい場合もこのアプリケーションで設定を変えることができます。

このアイコンは4種類あり、それぞれ意味合いが異なります。

1番目: 64 bitカーネルでは動作しない

2番目: 64 bitカーネルで動作する

3番目: Appleが公開している64 bitカーネル動作サポート機種ではないが、動く。

4番目: 技術的には64 bitカーネルで動作するが、Appleによってそれを有効に出来ない。

気になる方は試してみてください。

大きな顔のiMac

今度のiMacは21.5インチまたは27インチのディスプレイ。大きいですね。
新しくなったMagic Mouse付属で、CPUは3.06GHzまで選べる様です。
ワイドスクリーンで奇麗ですね。 テレビが無かったら、かわりに1台あっても良いけどな…。

デスクトップパソコンiMacの画像です。