ソフトウェアアップデート: Java for Mac OS X 10.6アップデート 3, Version 1.0

2010年10月21日、AppleからMac OS X 10.6 Snow LeopardとSnow Leopard Server向けに「Java for Mac OS X 10.6 アップデート 3」バージョン1.0がリリースされています。

ソフトウェア・アップデートから適用可能で、再起動は必要ありませんでした。

変更内容は以下の通り。

Java for Mac OS X 10.6 アップデート 3 で Java SE 6 を 1.6.0_22 にアップデートすることで、互換性、セキュリティ、信頼性が向上します。

このアップデートをインストールする前に、Web ブラウザと Java アプリケーションを終了してください。

ちなみに、Safariが起動したままでも一応インストールする事は出来ました。実際に変更内容が有効になっていないのかもしれませんが。セキュリティにアップデートの様なので、適用しておいた方が良いかもしれませんね。

なお、Mac OS X 10.5向けにも同じ内容のソフトウェア・アップデートがリリースされています。

Mac: Mac OS X Server 10.6 (Snow Leopard Server) を Windows からリモート操作

しばらく前から、当ブログやWeb.サイトの運用に使っているMac Mini Server (Mac OS X Server, 10.6, Snow Leopard Server)をWindows上のVNCから操作したいと思っており、やっと実現できましたので書いてみます。

このサーバーは、インターネットへの接続が太いウチの実家に設置しているのですが、スペースを節約する為、ディスプレイ、キーボード、マウス等の入出力機器は全く接続していません。

日頃の管理は自宅のMacからVPNで接続し、Snow Leopard Serverに付属してくる「サーバ管理」を使っています。デスクトップへアクセスする必要がある場合は「画面共有」でサーバーを操作しています。

ところが、実家にはMacが無い為、ウチが直ぐに管理できない時にシャットダウンや再起動をする必要がある場合、不都合がありました。という事で、WindowsのVNCクライアントを使って「画面共有」と同じ事をしようと思い、色々試してみました。早速「TightVNC」をダウンロード、クライアントをインストールして試したのですが、”セキュリティ云々”なエラーメッセージが表示されて接続できませんでした。Mac OS X Serverの設定を見直したところ、接続、操作が可能になりましたので記録をかねて説明してみます。

Mac OS X Server側の設定

システム環境設定 – 共有を開きます。

「リモートマネジメント」が有効になっている場合は「画面共有」を同時に有効化出来ませんが、「リモートマネジメント」に画面をリモートから操作する機能が含まれているので、Macからは画面共有でデスクトップの操作が可能です。ただし、この「リモートマネジメント」の一部設定を変更しておかないとWindows TightVNCからは接続できない様です。

右側にある「コンピュータ設定…」をクリックします。

すると設定項目が表示されますので、「VNC利用者が画面を操作することを許可」にチェックを入れ、不正操作を防ぐ為にパスワードを設定しておきます。

後はOKをクリック後、システム環境設定を終了して終わりです。

Windows側

TightVNCを用いました。こちらのサイトからダウンロードできます。クライアントのみ必要で、VNCサーバーが必要ない場合はインストール中の選択画面でVNC Serverのチェックを外します。

インストールが終わったら早速TightVNCを起動して接続先のMac OS X ServerマシンのIPアドレスを入力、Connectをクリックします。

すると、接続に必要なパスワードの入力を求められますので、Snow Leopard Serverのシステム環境設定で設定したパスワードを入力します。

パスワードが一致するとMac OS X Serverのデスクトップ画面が表示され、操作が可能になります。Macの画面共有の用に、表示の縮尺などは接続時のOptions…で設定できるので、色々変えると使いやすい環境が構築できると思います。

ちなみに、Mac OS X ServerのVNCサーバーは、ユーザーのログイン時とログアウト時に一旦セッションが切れます。Macの画面共有は自動的に再接続してくれますが、TightVNCの場合は”接続が切れました”と表示されて閉じてしまいます。なので、Mac OS X Serverへのログイン後はもう一度接続する必要があります。

ソフトウェアアップデート: Snow Leopardグラフィックスアップデート

2010年8月18日、AppleからSnow Leopardグラフィックスアップデート バージョン1.0がリリースされています。

対象はMac OS X Snow LeopardとServer版の両方。適用はソフトウェア・アップデートから可能ですが、OSの再起動が必要となります。

なお修正内容は以下の通り。

The Snow Leopard グラフィックスアップデートでは、グラフィックスアプリケーションおよびゲームでの安定性とパフォーマンスに関する以下の問題が修正されています:

一部の Mac 上で Portal および Team Fortress 2 をプレイ時に起きるフレームレートの問題を修正

Aperture 3 または StarCraft II で予期せぬ終了または応答停止が起きる原因となる問題を修正

ということで、かなりピンポイントな修正ですが対象となっているアプリを利用している方には適用必須のアップデートですね。

ソフトウェアアップデート: サーバ管理ツール Ver. 10.6.4

AppleからSnow Leopard Serverを遠隔管理する為のツール類(サーバ管理ツール)のアップデートがリリースされています。

含まれるユーティリティに様々な修正、セキュリティ強化が施されており、詳細は こちら で確認出来ます。(このAppleのページのバージョンは全て10.6.3で記述されているのは誤りなのか気になりますが…)

既にサーバ管理ツール Ver. 10.6がインストールされていればソフトウェア・アップデートから更新可能で、再起動は不要。