今日2010年8月25日にAppleからMac OS X 10.5.8とMac OS X 10.6.4向けのセキュリティアップデート 2010-005 バージョン1.0がリリースされています。サーバーも対象になっていました。
セキュリティの強化する為のアップデートですので、特に理由が無い限り適用しておいた方が良さそうです。
適用はソフトウェアップデートから。OSの再起動が必要です。
最近Appleのソフトウェアアップデートが忙しいですね。今朝 (2010年6月17日) 起きたらiTunesバージョン9.2がリリースされていました。
iPhone 4対応が目玉の様ですが、iPadに加えてiOS4 & iBooks 1.1がインストールされたiPhone / iPod Touchでブックを同期出来る様になった事も大きな変更点。さらに、先日のWWDC2010で発表されていたiBooksでPDF書類を閲覧出来る様になるので、PDF書類をブックの様に整理、同期する機能が追加されている様です。
その他にも
- iOS 4 ホーム画面のAppフォルダ整理をiTunes上で実行出来る
- iOS 4 インストール済みiPhoneまたはiPod Touchのバックアップパフォーマンスを改善し高速化
- アルバムアートワークが向上され、ライブラリのブラウズ中により素早くアートワークが表示される様になった
との事。実際にはiOS 4がリリースされる2010年6月21日にならないと全ての恩恵を試す事は出来なそうですが、iTunes 9.2のリリースにより後はiOS 4とiPhone 4の準備は整った様な気がします。
適用はソフトウェアアップデートから。再起動は不要ですが、アップデート後にiTunesを起動すると「iTunes ソフトウェア使用許諾契約」への同意が必要です。また、初回起動時に「iTunesライブラリのアップデート」と「アートワークのサムネール」を作成するのでライブラリに保存されているコンテンツの容量やアートワークの数によっては時間がかかります。
今朝、Mac OS X Snow Leopardのバージョン10.6.4がソフトウェアアップデート経由でリリースされていたので早速適用しました。
改善された問題が原因で悩まされた事は少ないのですが、バージョン10.6.4へアップグレード後にMailを起動したところ、見慣れない画面が表示されました。
Mailのバージョンを見てみると、Mac OS X 10.6.4適用前はバージョン4.2 (1078)でしたが、適用後はバージョン4.3 (1081)に変わっていました。表示されたウィンドウはMailが構築するメッセージデータベースをアップグレードする為のメッセージなので、保存されているメッセージの件数によってかかる時間が異なると思いますが、一度実行すれば次回以降は表示されません。
今日(2010年6月16日)、AppleからSnow LeopardとMac OS X Server向けの新たなアップデートがリリースされています。しばらく前からデベロッパー向けには評価版等の配布がされていたバージョン 10.6.4 。
ダウンロードサイズは315.5 MB(サーバー版は619.8MB)、ソフトウェアアップデートからインストール出来ます。適用には再起動が必要となりますし、インストールに時間がかかるのでラップトップユーザはACアダプターを接続した方が無難だと思います。
ちょうど昨日新しいMac miniがリリースされた事もありますので、新ハードウェア対応も合わせて行われているものと思われます。なお、このアップデートを適用するとSafariはバージョン 5 にアップグレードします。
変更内容は以下の通り:
10.6.4 アップデートは、Mac OS X Snow Leopard をお使いのすべてのユーザに推奨されます。このアップデートには、Safari 5 およびお使いの Mac の安定性、互換性、およびセキュリティを強化するオペレーティングシステムの全般的な修正が含まれており、以下の問題の修正も含まれています:
- キーボードやトラックパッドが反応しなくなる原因となる問題を解決
- Adobe Creative Suite 3 の一部のアプリケーションが起動しなくなる原因となる可能性がある問題を解決
- SMB ファイルサーバ上のファイルのコピー、名称変更、および削除時に起きる問題を解決
- VPN 接続の信頼性を向上
- DVD プレーヤーで、標準品質デインターレースを使用した再生時に起きる問題を解決
- iPhoto または Aperture で、フルスクリーン表示での写真編集時に起きる問題を解決
- 一部の点字ディスプレイとの互換性を向上
このアップデートについて詳しくは、次の Web サイトをご覧ください:http://support.apple.com/kb/HT4150?viewlocale=ja_JP
このアップデートのセキュリティ内容については、次の Web サイトをご覧ください:http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP
2010年6月8日、AppleからSafari 5がリリースされています。ソフトウェアアップデートから適用可能ですが、再起動が必要になります。
変更内容は「Safariリーダーの追加」「パフォーマンスの向上」「Bing検索オプションの追加」「HTML5サポートの改善」等。詳しくは下部の引用を参照してください。WWDC2010でもAppleがHTML5のサポートを強調している事からも、HTML5サポートを重要視している事が分かりますね。
そして何よりも「Safariリーダー」は良いです。全てのWebページで利用出来るわけではありませんが、テキストベースのページを参照しているときにはとても読みやすくなります。
早速Yahooニュースで試してみました。リーダー表示可能なページをSafari 5で開くとアドレスバーの右端(リロードボタンのすぐ左横)に「リーダー」ボタンが表示されます。これをクリックすると新しく搭載された「Safariリーダー」での表示に切り替わります。再度同じボタンをクリックすると通常表示に戻ります。
「Safariリーダー」表示中はスクリーンキャプチャがウィンドウ内部のみになってしまう為、ちょっと変ですが、このように表示されます。左側は通常の表示。アドレスバー右端に「リーダー」のボタンがあり、クリックするとウィンドウの内部が右側のイメージの様に変化します。とても読みやすいです。
このような機能追加の他、様々な改善がされています。
Safari リーダー:新しい“リーダー”アイコンをクリックすると、Web 上の記事が 1 ページに整理されて表示されます。
パフォーマンスの向上:Safari 5 では、JavaScript の実行速度が Safari 4 と比較して最大 25% 向上しました。ページキャッシュおよび DNS プリフェッチの改善により、ブラウズ速度が向上しました。
Bing 検索オプション:Safari の検索フィールドで、Google および Yahoo! に加えて、新たに追加された Bing 検索オプションを選択できます。
HTML5 サポートの改善:多数の HTML5 新機能がサポートされました。これには、位置情報、HTML5 ビデオのフルスクリーン表示、HTML5 ビデオのクローズドキャプション、新規セクショニング要素(article、aside、footer、header、hgroup、nav、section)、HTML5 AJAX 履歴、EventSource、WebSocket、HTML5 draggable 属性、HTML5 フォーム検証、および HTML5 Ruby が含まれます。
Safari 開発者用ツール:“Web インスペクタ”に新たに追加された“タイムライン”パネルには、Safari が Web サイトに対して実行した対話処理が示されるため、どの部分を最適化すればよいかを知ることができます。新しいキーボードショートカットを使うと、パネルをすばやく切り替えることができます。
その他の改善点は以下の通りです:
さらに賢くなったアドレスフィールド:スマート・アドレス・フィールドにテキストを入力すると、履歴やブックマークに存在する Web ページの URL だけでなく、それらの Web ページのタイトルからも検索されるようになりました。
タブ設定:新規 Web ページは、別個のウインドウではなく、自動的にタブに表示されます。
Windows 向けハードウェアアクセラレーション: コンピュータのグラフィックプロセッサのパワーを使って、PC および Mac 上でメディアやエフェクトをスムーズに表示します。
日付を使った履歴検索:全履歴検索に追加された日付インジケータに、Web ページを表示した日付が表示されます。
“Top Sites”/“履歴”ボタン:各ビューの一番上に新しくボタンが追加され、Top Sites と全履歴検索を簡単に切り替えることができます。
“プライベートブラウズ”アイコン:プライベートブラウズが入の場合、スマート・アドレス・フィールドに“プライベート”アイコンが表示されます。プライベートブラウズを切にするには、このアイコンをクリックします。
DNS プリフェッチ:Web ページ上にあるリンクのアドレスを検索して、すばやく読み込むことができます。
ページキャッシュの改善:キャッシュに追加できる Web ページの種類が増え、これらのページの読み込み速度が高速化されました。
XSS オーディタ:クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃で使用される、悪意があると思われるスクリプトをフィルタ処理できます。
JavaScript サポートの改善:Safari では、JSON(JavaScript Object Notation)を使用する Web アプリケーションをより高速かつ安全に実行することができます。
今日、4月28日にiTunes 9.1.1がリリースされています。適用はいつも通りソフトウェアアップデートから。再起動は不要です。
このバージョンでは、以下の重要な問題が修正されているそうです。
• VoiceOver の安定性に関するいくつかの問題を修正
• VoiceOver と Genius Mix のユーザビリティに関する問題を修正
• 同期中に曲を 128 kbps AAC に変換する際に生じる問題を修正
• 安定性およびパフォーマンスに関するその他の問題を修正
いつもの事ですが、とりあえず一度も遭遇した事が無い問題ばかり。今のところiPhoneもiPod nanoも容量に余裕があるので、同期中に128 kbps ACC変換していないし、VoiceOverは最近使わなくなってしまったし (^^;;
でも、重要な問題のFixとの事ですので、適用しておきましょう。