ソフトウェアアップデート: Java for Mac OS X 10.6アップデート 3, Version 1.0

2010年10月21日、AppleからMac OS X 10.6 Snow LeopardとSnow Leopard Server向けに「Java for Mac OS X 10.6 アップデート 3」バージョン1.0がリリースされています。

ソフトウェア・アップデートから適用可能で、再起動は必要ありませんでした。

変更内容は以下の通り。

Java for Mac OS X 10.6 アップデート 3 で Java SE 6 を 1.6.0_22 にアップデートすることで、互換性、セキュリティ、信頼性が向上します。

このアップデートをインストールする前に、Web ブラウザと Java アプリケーションを終了してください。

ちなみに、Safariが起動したままでも一応インストールする事は出来ました。実際に変更内容が有効になっていないのかもしれませんが。セキュリティにアップデートの様なので、適用しておいた方が良いかもしれませんね。

なお、Mac OS X 10.5向けにも同じ内容のソフトウェア・アップデートがリリースされています。

Back to the Macイベントで色々発表されましたね

2010年10月21日 日本時間では未明に開催されたAppleの Back to the Macイベント。新しいMacBook Air, iLife ’11, Mac OS X Lion, そしてMac版のFaceTime betaが発表されました。

ほぼ事前にリークしていた情報どおり、11インチと13インチの2種類がリリースされたMacBook Air。最も安いモデルが88,800円というのは非常に魅力です。HDD搭載モデルは無くなり、全てフラッシュストレージ。最上位機種での容量は256GBですが、交換可能なSSDでは無く、フラッシュメモリチップがメインボードに直づけされており本体の小型化に貢献しているとの事。実際本体内部を撮影した写真もホームページに掲載されていて、圧倒的に大きなバッテリーを搭載するためにその他のパーツを小型化した事が伺えます。

今度のマルチタッチトラックパッドは従来機種とは異なりボタンが無くなりました。最大4本指を使ったジェスチャまで対応した最新のトラックパッドの様です。ディスプレイは11インチと13インチで解像度は異なりますが、アスペクト比はいずれも16:9。もちろんFacTimeカメラ(今後はiSightではなく、FaceTimeカメラという呼び方なのですね…)内蔵で、何より羨ましいのはスピーカーがモノラルからステレオにグレードアップした事でしょうか。本体左側にあるヘッドフォン端子はApple Earphones with Remote and Micに対応しているのも素敵です。

バッテリーライフは11インチモデルが連続5時間でスタンバイは最大30日間、13インチモデルで最大7時間でスタンバイは最大30日間。日中仕事で使うとして、ほぼ充電しなくても朝から定時位までは使えそうですね。

当然OSはMac OS X Snow Leopard、iLife ’11がインストールされており、従来はDVDだった再インストールメディアが「ソフトウェア再インストール用(USBのメモリ)ドライブ」になっています。よって、CD/DVDドライブ内蔵のMacやMacBook Air SuperDriveを持っていなくてもOSやiLifeの再インストールが出来ます。

iLifeも新しくなり、iLife ’11が発表されています。更新されたのはiPhoto、iMovie、GarageBand。

ウチが頻繁に使うiPhotoは画面いっぱいに写真を並べて表示することができるフルスクリーンモードの追加、さらにいつも写真を友達とシェアしているFacebookとの連携が進化して自分がFacebookで公開した写真へのコメントをiPhotoから見える様になるとの事。

ウチはiMovieとGarageBandはあまり使わないのですが、iMovieでは映画の様な予告編が作れる様になったり、オーディオ編集ツールが新しくなったり。iPhone 4の登場もあって、手軽にムービーを撮影できる様になったので今度は使ってみようかなとも思います。もちろん、iMovieからFacebookへの共有も簡単にできる様ですし、編集したビデオをiPhone, iPad, iPod, Apple TVで楽しむ事も簡単な様です。

iWebの更新が無かったのがちょっと残念ですが、とりあえずファミリーパックを注文してみました。

2011年夏に登場予定のMac OS X Lion先行告知も行われ、iPadの様なインタフェースのランチャー「Launchpad」、全てのアプリケーションをフルスクリーン表示で使える、そして全てのアプリを一瞬で見渡す事が出来る「Mission Control」など、まだまだ進化し続けるMac OS Xの新しい機能が紹介されています。

FaceTime for Mac ベータ版は発表後、直ぐにダウンロード可能になっています。早速、ウチも試してみました。ダウンロードしてインストール、そして持っているApple IDでログインすれば直ぐに使い始める事が出来ました。アドレスブックに保存されているメールアドレスで発信でき、自分自身のiPhone 4と試してみました。同じWiFiネットワーク上での検証でしたが、音声も映像もスムースに動作しベータ版とは良いながらも十分使えそうに感じました。Mac同士でも使える様なので、いずれはiChatが無くなってFaceTimeにチャット機能も補助的に追加されたりするのでしょうか。

最近SkypeとFacebookが仲良くなっている様ですが、個人的にはさらにFacetimeの機能も搭載してくれたら嬉しいなと感じます。

まだ終わらず、Mac App Storeも発表に。iPhone, iPod Touch、そしてiPadで成功したApp StoreがMacにもリリースされます。そういえばずいぶん前からAppleのホームページからDashboard Widgetやソフトウェアをダウンロードするページが見当たらなくなっていましたが、今後はこのApp Storeで様々なアプリをMacへインストールする事が出来る様になると便利ですね。

何よりもApp Store経由でインストールしたものは、バージョンアップを含めて一括管理でき、バージョンアップ作業も実行してくれるのが嬉しいと感じました。

参考リンク

Mac: Dashboardを無効に。

Mac OS Xに搭載されているダッシュボード – Dashboard -。標準的な設定では F12 や F4 のファンクションキーを押すと起動して、予め設定しておいた様々なウィジットを画面に表示する事が出来ます。

ウチもラップトップでは簡単にMacの状態を表示させたり、天気予報を表示させるのに使っているのですが、テレビ番組録画に使っているMac Miniではほぼ使う事がありません。

そもそもMac Miniは液晶テレビに接続されていて、リモートを使ってFrontRowを操作する事が多いのでキーボードやマウスを使った操作するチャンスがほぼ無く、考えてみるとMac Miniを購入してから今まで一度もDashboardを起動していませんでした。

設定されているウィジットの数にも左右されるのかもしれませんが、Dashboardのプロセスは50MB程のメモリを使う様なので、使う機会がほぼ無いMac Miniのダッシュボードを無効にしてみました。

アプリケーション – ユーティリティ – ターミナル を起動して、以下のコマンドを実行すると、ダッシュボードを無効に出来ます。

defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean YES

killall Dock

Mac OS Xの設定を変更して、ダッシュボードの無効を YES へ。そしてDockの再起動を行います。killall Dockを実行直後にDockが一度画面上から消えますが、しばらくすると再度表示されるはずです。

これらのコマンドを実行すると、Dashboardのアイコンやクリックしても、F12やF4のファンクションキーを押しても何も起こらなくなります。といことで、Dockからアイコンを取り除いてしまいました。

ちなみに、ダッシュボードを有効にする場合は、無効にしたときと同じコマンドで1行目の最後にある “YES” を “NO” に変更すればOKです。

ソフトウェアアップデート: セキュリティアップデート 2010-006 Ver. 1.0

今日2010年9月21日、AppleがMac OS X 16.4 (Snow Leopard) クライアントとサーバー向けにセキュリティアップデート 2010-006 Ver. 1.0 をリリースしています。

セキュリティを強化する為のアップデートなので適用しておいた方が良さそうです。

適用はソフトウェア・アップデートから、OSの再起動が必要です。

ソフトウェアアップデート: Mac OS X セキュリティアップデート 2010-005

今日2010年8月25日にAppleからMac OS X 10.5.8とMac OS X 10.6.4向けのセキュリティアップデート 2010-005 バージョン1.0がリリースされています。サーバーも対象になっていました。

セキュリティの強化する為のアップデートですので、特に理由が無い限り適用しておいた方が良さそうです。

適用はソフトウェアップデートから。OSの再起動が必要です。

Apple Magic Trackpadのドライバ (for Mac OS & Windows)

一昨日リリースされたAppleのMagic Trackpad。翌日の2010年7月28日にはドライバの提供が始まっています。

そして、驚くべき事に(なのか分かりませんが)、ちゃんとWindows用のドライバもリリースされていました。

アップル – サポート – ダウンロード- mice

もちろん、Mac OS X 10.6.4用があるのは当然ですが、Boot CampでWindowsを使っている事を考慮した為と思いますが、Windows 32bits版とWindows 64bits版の両方が一緒にリリースされています。対応しているWindows OSはWindows XP, Windows Vista SP2, Windows 7。

これならBluetoothが内蔵されているPCユーザーも安心して購入出来ますね。Amazonでも販売していますので良かったら。

Apple Magic Trackpad MC380J/A : 6800円

Mac: Mac OS X 10.6.4へのアップグレード後の変化

今朝、Mac OS X Snow Leopardのバージョン10.6.4がソフトウェアアップデート経由でリリースされていたので早速適用しました。

改善された問題が原因で悩まされた事は少ないのですが、バージョン10.6.4へアップグレード後にMailを起動したところ、見慣れない画面が表示されました。

Mailのバージョンを見てみると、Mac OS X 10.6.4適用前はバージョン4.2 (1078)でしたが、適用後はバージョン4.3 (1081)に変わっていました。表示されたウィンドウはMailが構築するメッセージデータベースをアップグレードする為のメッセージなので、保存されているメッセージの件数によってかかる時間が異なると思いますが、一度実行すれば次回以降は表示されません。