iPhone: iOS 4でBluetoothキーボード入力を試してみました。

フォルダに続くiOS 4の機能紹介。

手元にあったApple Wireless Keyboardを使って入力を試してみました。iOS 4.0からBluetooth接続のキーボードで入力操作が出来る様になりました。ウチはiPhone 4で試しましたが、iOS 4の機能なのでiPhone 3G / 3GSやBT内蔵のiPod Touchでも実現できると思います。

インプレッションは「最高!」です。正直、Apple Wireless Keyboardを外に持ち出して使うとは思えないので、オフィスや自宅のデスクの上での使用が主になると思いますが、SMSやメール、メモ等ガンガン入力できます。もう少し小さく折り畳めるBluetoothキーボードがあれば持ち歩いて喫茶店やファミレスなどで使うのもアリと思いました。

設定はとても簡単でした。Bluetoothワイヤレスキーボードを接続待ちの状態にして、後はiPhone側からBluetooth機器を探して接続。パスコードがiPhoneの画面上に表示されるのでワイヤレスキーボードでその4桁の数字を押します。すると即座に接続されました。

一度接続できれば後はもっと簡単。文字を入力したいアプリを起動して、キーボードで入力するのみ。とってもお手軽です。

ちなみに、日本語 / 英語 入力切り替えは command + space で出来ました。また、ファンクションキーの液晶画面の明るさ調整、再生・一時停止、ミュート・ボリューム操作にも対応していました。

Apple Wireless KeyboardはAmazonで Apple Store よりも少し安く入手できますので、この機会にもう1枚買おうかな…という気になり始めています (^^;;。
2010年6月26日現在、定価6,800円のWireless Keyboardが6,491円で販売されています。

後はちょっと高いですがこんなのもかっこいいですね。手に乗る程コンパクトなサイズなので、どこにでも持ち運べそうです。

続きは接続設定時の画面キャプチャや実際に使っている風景をどうぞ。

iPhone 4 発表

予想通りというか予定通り、WWDC2010で次期iPhoneと各方面で噂されていたiPhoneが発表となりました。

名称からは”G”や”GS”が無くなって(もともと初代iPhoneには何もついていなかったよな…)、iPhone 4。早速アップルの公式ページにもiPhone 4の情報が公開されています。キャッチフレーズは「すべてを変えていきます。もう一度。」

同時に現在iPhone OSと呼ばれているiPhone / iPad Touch向けOSはiOSと改名され、改名後初バージョンとなるiOS 4も発表されています。こちらは以前発表となっていたiPhone OS 4の内容が盛り込まれた形。

ハードウェア、ソフトウェアの発売日・リリース日、価格は次の通り。

[ハードウェア: iPhone 4]

  • 予約開始日: 2010年6月15日
  • 発売日: 2010年6月24日
  • 価格: 16GB = USD199, 32GB = USD299
  • カラー: ブラック と ホワイト

[ソフトウェア: iOS 4]

  • リリース日: 2010年6月21日
  • 価格: 無料 (iPod Touch向けにも無料)
  • 対象デバイス: iPhone 3G, iPhone 3GS, iPod Touch (2nd Generation and newer)
  • 非対象でバイス: 初代iPhone と 初代iPod Touch

iPhone 4はiPhone 3GSと比べて何が新しくなったか、書いてみました。

  • バッテリー容量が大きくなったので、3Gネットワーク利用時の連続通話時間が2時間、3Gインターネット利用が1時間、オーディオ再生は10時間長くなってます。
  • Wi-FiはiEEE802.11nに対応。
  • Retinaディスプレイの採用で、解像度は一気に326ppiにアップ。サイズは3.5インチのままですが、960 x 640ピクセルです。
  • カメラは5メガピクセルになり、フロント側にもVGA画質のカメラが搭載されました。背面側の5メガピクセルカメラにはLEDフラッシュがつきました。
  • HDビデオ撮影。H.264フォーマットで最大720ピクセル、毎秒30フレームのビデオ撮影が出来ます。スチルカメラの様に、ビデオ撮影中も画面タップでピントを任意の場所に合わせることができます。
  • 3軸ジャイロスコープ搭載。加速度センサーと組み合わせて6軸が検出可能になりました。
  • SIMカードからMicro SIMカードへ。
  • デザインは一新されて、以前からリークしていたものへ。前面と背面はガラスで、側面はステンレス。高さは3GSとほとんど変わりませんが、厚みは3mm、幅は3.5mm減っています。

iOS 4に関してはほとんどが以前発表されている内容ですが、「iBooks」がiPhoneでも利用出来る事は朗報。iPadが欲しいと思う最大の理由はiBooksなのですが、日本で提供される電子書籍の種類等が気になって躊躇しています。iPhoneでiBooksが利用出来る様になればどのようなコンテンツが提供されるかや、実際に利用してみて大画面の必要性を知る事も出来るかもしれません。

ところで、今までiPhoneのケースはApple純正品が無かった訳ですが、iPhone 4向けにはBumpers for iPhone 4がアクセサリとして登場しています。

可愛いですね。iPod向けに販売されているソックスの様なイメージでしょうか。iPhone 4のエッジに装着してデザインを維持したまま保護する為のアクセサリの様です。当然6色セットで販売と思いますが、価格は発表になっていません。確かに前面も背面も真っ平らで傷つきやすそうなので、エッジだけではなく背面側も保護して欲しかった気がします。

ちなみに、Dockコネクタ脇のネジは健在の模様。ストラップ穴が無いiPhoneにストラップを足してしまうaisanceも引き続き使えそうです(ネジのサイズがiPhone 3GSと同じであればですが…)。

6月15日の予約開始に向けてソフトバンクの販売価格や予約受付ショップ情報などが気になりますね。端末価格そのものはAppleの発表価格よりも高く、月々割等の適用でほぼ同等になるものと思います。5月のiPad発売に続き6月のiPhone 4発売。Appleもソフトバンクも大忙しですね。

iPhone App: Twitter official application

やっとというか、遂にというか、2010年5月18日にTwitter初の公式アプリケーションとなるTwitter(名前もそのまま)がリリースされ、各方面で話題になっていますね。

従来はTweetieとしてリリースされていたアプリですが、Twitterの手によってパワーアップ。といっても、ウチはfacebookとTwitterの両方につぶやけるTweetDeck for iPhoneを使っているので、旧バージョンのTweetieは使っていませんでした。よって、どのように変わったのかを実感したり、比較出来る訳ではないのですが、何となくスクリーンショットを撮ってみました。

インタフェースそのものはシンプルに感じます。画面の下部にTL、Mention、Direct Msg、Search、Otherのボタンが並んでいて、よく見るであろうTLとMentionにすぐアクセス出来るのは便利です。

Searchは検索以外にも、おすすめユーザーの一覧が表示され、フォローする人を捜すのに役立ちそうな気がします。ただし、iPhoneの地域設定に基づいておすすめを抽出している様なので、イギリスやアメリカに設定していると日本の有名人等はおすすめに表示されませんでした。

もう一つ気になる点は、当たらしいツイートから順に表示されるのですが、アプリを起動した直後に一番上にスクロールされず、最後にアプリを終了した場所が表示されます。つまり、自分でリストをスクロールしないと他らしいツイートが表示されない。これは少し改善の余地があるのではないでしょうか。

リロードは、リストを上(最新のさらに上)にスクロールする事で出来ます。スクロールし続けると「離すとリロード」という表示が現れるので、指を画面から離す、という操作ですが慣れるまで少し戸惑いました。

ReplyやRetweetはリスト表示のツイートをスワイプするか、個別のツイートを表示している画面の下部にアイコンが並んでいます。デザインもクールで悪くありませんが、Twetterのアイコン類を見慣れていない為か、これも慣れるまで少し時間がかかりそうです。

Twetterのアカウントを持っていなくても色々な人のつぶやきを眺める事が出来るので、ちょっと暇なときに世界情勢(という大げさな事ではないかもしれませんが)を把握するツールとしても使えそうです。

全体としてはまとまっているのですが、特にiPhoneの地域設定に沿ってしまう「おすすめユーザー」がちょっと残念。一応インストールしたままにしておこうと思います。

ちなみに、Push Notification (通知) に使っているBoxcarはまだアップデートされていない為、BoxcarでPushされてきた場合のアクションでTwitterを起動したい場合は、旧名称の「Tweetie」を選択すればOKです。そのうちBoxcarがバージョンアップされて、TweetieがTwitterになると思われます。

せっかくなのでTweetDeck for iPhoneの画面も載せてみます。

画面構成は全体的にシックで、ボタンも少し小さいので操作性はTwitterの方が良いかもしれませんが、何よりfacebookとTwitterの両方にアクセス出来るので重宝しています。これで無料というのは凄いと思う。BoxcarもTweetDeck for iPhoneに対応してくれているので、幸せな環境が構築出来ています。

登場Apps (open in iTunes)

Spirit で iPhone OS 3.1.2, 3.1.3, 3.2 を脱獄

以前、こちらのエントリーで紹介した脱獄ツールSpiritでiPhone 3GS 3.1.3を脱獄する手順とスクリーンショットです。

  1. iPhoneをMac/PCにつなぎ、iTunesとの同期が完了するまで待つ。
  2. Spiritを立ち上げ、接続しているiPhoneの情報が表示される事を確認。
  3. SpiritのJailbreakボタンを押す。
  4. Spirit上の表示が変化する事を確認。Quitボタンで終了。
  5. iPhoneが再起動し、一度は見慣れない画面表示が現れるが、最終的には通常通り起動してCydiaがインストールされているはず。

という具合で、Jailbreakツールとしてはものすごく簡単に脱獄出来てしまいます。

試させる方は自己責任で。

iPod/iPhone: PORTER meets BEAMS

吉田カバンのブランドPORTER。

iPhone/iPodポーチをApple Store限定商品として販売しており、販売当初に一度売り切れてから再入荷したタイミングでウチも購入。
カジュアルな格好で過ごす週末や休日にiPhone 3GSを持ち歩く為に欠かせない存在になっています。

さすが吉田カバンの商品という程、丁寧な作りで頑丈です。多少大きめのケースに入れた状態のiPhoneも収納することができ、とても重宝しています。
メイン収納部とその外側にポケットがあり、もう1台の携帯電話を一緒に持ち歩くのにも便利。携帯電話を入れない時はヘッドホン等を入れて持ち歩けます。

本題はここから。

今日に何気なくApple Storeを見ていたら、このPORTER iPod/iPhoneポーチのBEAMSとのコラボレーションモデルが販売されていました。

PORTERオリジナルの色違いで、2色「NavyxNavy」と「BrownxRed」が販売されています。本体の外側と、ファスナーの内側部分がオリジナルのオレンジとは異なるBEAMSの得意なクレイジーパターンに置き換わっています。
これらもApple Store限定商品との事で、値段は吉田カバンのオリジナルバージョンと同じ5800円(2010年5月13日現在)。

ひと味違った色のPORTER iPod/iPhoneポーチをお探しの方には良いかもです。

参考リンク:

iPadは既に100万台も売れている!

Appleの勢いは止まりませんね。

2010年5月3日にAppleが発表した内容によれば、2010年4月30日の時点で100万台目のiPadを販売したそうです。2010年4月3日に発売されて28日という短期間での達成との事。Apple Hot Newsの発表では、iPhoneを100万台販売するのに要したのが74日間だったとの事ですので、その半分以下。

需要に供給が間に合わず、アメリカ以外の国での発売が1ヶ月遅延する事態にも至る程、かなりの人気商品となっている様です。一時はwifiの接続性やオーバーヒートの問題が話題になった事もありましたが、今では特に重大な不具合の話題はありません。

むしろAppleが望まない脱獄ツール(直前のエントリーでも紹介しましたが)も登場するなど、様々なユーザー層から人気を集めている様な気がします。

iPod Touchを大きくしただけのイメージが強いiPadですが、これほどの勢いで販売されているとなるとやっぱりデザイン・使いやすさ・手軽さ・機能・性能等、何らかの面で魅力的なのだと思います。

日本での発売は5月末。数日後に2010年5月10日から事前予約開始なので、国内での販売価格と、wifi + 3G版用のSIMカードを発売するキャリアとプランの料金がいよいよ明らかになりそうです。

iPhone OS 3.1.2, 3.1.3, 3.2の脱獄ツール Spirit

iPhone, iPod Touch, iPadの脱獄ツールであるSpiritがリリースされている事を 気になる記になる さんの記事で知りました。今はお出かけ中なのでウチは試していませんが、iPhone OS 3.1.2, 3.1.3そしてiPadに搭載されている3.2の脱獄が出来るそうです。ただし、アンロックはされないのでSIMフリーiPhoneが必要な場合は使えません。

SpiritのWebサイトに掲載されている要求事項は以下の通り。

Any iPad, iPhone, or iPod touch on firmware 3.1.2, 3.1.3, or 3.2.
ファームウェア3.1.2, 3.1.3, 3.2がインスールされているiPad、iPhone、iPod touchのいずれか

An activated device: one not stuck on the Connect to iTunes or Emergency Call screen.
アクティベーションが完了している事 (iTunesへ接続や緊急通話のみ画面ではない事)

Any version of iTunes 9 (including 9.1.1).
iTunes 9が必要 (iTunes 9.1.1でもOK)

Syncing with iTunes before trying this is highly recommended.
これは要求ではありませんが、Spiritを使う前にiTunesでシンクしておく事(つまりバックアップを作成しておく事だと思われます)を強く推奨

操作はかなり簡単で、脱獄したいデバイスをMacまたはPCに接続し、Spiritのボタンをクリックするだけの様です。Mac OS X版とWindows版がリリースされており、詳しくは参考リンクから。

当然の事ですが、Appleは脱獄行為を否定していますし、サポート対象外になりますので自己責任で。

参考リンク: