iPad 3G + WiFi US versionを入手しました。

夏休みに遊びに行ったシンガポールでiPadの3G+WiFi 64GBを入手してきました。もちろん、SIMロックがされていないUSバージョン。
開封式の様子とファーストインプレッションはBlueDiamond Web.物欲番長Blogに掲載しましたので良かったらご覧下さい。

初代iPhone (いわゆる2G?)をシンガポールで使い始め、日本ではiPhone 3G、iPhone 3GSそしてiPhone 4と使い続けているApple信者のウチですが、iPadに関してはちょっと躊躇っていました。というのは、日本国内でもSIMロック無しで発売されると思っていたのが予想に反してSoftBankのSIMロックが掛かっていた為。最近ではb-mobileのSIMだけが容易に入手出来ることを考えると、24ヶ月契約や1GBもしくは100MBのプリペイドを利用するのはちょっと割高に感じる為です。もっとも、EmobileのPocket WiFiを持っているので、WiFi版を購入すれば良いのですが、それはそれでGPSが入っていないのが残念。結局、シンガポール滞在中にFar East PlazaというショッピングセンターでUSバージョンを入手しました。

ということで端末価格はさておき、SoftBankとbmobileのデータプランについて比較してみます。

ソフトバンクモバイルのiPad専用プランを利用する場合

  • データ定額プラン: 2,910円/月 (4410円/月がiPad向け月月割適用で)
    24ヶ月契約なので24ヶ月契約時の総額は69,840円
  • 1GBプリペイドプラン: 4410円/1チャージ
  • 100MBプリペイドプラン: 1,510円/1チャージ

bモバイルのSIMをMicroSIMに加工して利用した場合

  • 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ: 2,456円/月
    BM-U300-6MS をAmazonで14,731円で入手した場合の算出。
    24ヶ月間利用を単純計算すると58,924円
  • 12ヶ月(365日)使い放題パッケージ: 2,258円/月
    BM-U300-12MS をAmazonで27,088円で入手した場合の算出。
    24ヶ月間利用を単純計算すると54,176円

もちろん、SoftBankから購入した場合はSoftBankの展開するWiFiホットスポットが使えるという利点や、3Gの通信速度がbモバイルの方が遅いという弱点はありますが、いつでも止めたくなったときに契約解除料など発生せずに止める事が出来ます。b-mobileの6ヶ月/12ヶ月の期間中でもWiFiルータ BM-MF30を追加購入すればiPadのみでなく、その他のWiFiデバイスをどこでもインターネットに接続出来る様にする事も出来ます。

ちなみに、SIMをMicro SIMに加工する方法は色々な方が紹介されていますが、SIMカッターというホチキスの様なツールも販売されています。Amazonで2,400円で売られており、SIMアダプターも付属してくるので、Micro SIMサイズにカットした後でSIMサイズのデバイスに使う事も出来る様です。

ウチはもうしばらくEmobileのPocket WiFiで楽しもうと思いますが、契約のタイミングを見計らってbmobileへ乗り換えようと計画中です。

Amazonの価格は2010年8月3日現在の情報です。
bモバイルSIMでのiPad 3G利用やSIMカッターについて、当方が動作を保証するものではありませんので自己責任でお願いします。

SIMカードをMicro SIMにする – Cut My Sim

「SIMカードって携帯電話会社からの借用品では?」とTe-Tsuさんが呟いた変なガジェットの紹介です。

確かに、携帯電話会社からSIMカードを受け取ったとき付属している台紙には「貸しているだけ」と書いてありますが、Micro SIMがまだまだ普及していないので、ホチキス?穴あけ?の様なガジェットが存在してしまっています。

その名も「Cut My Sim」。普通サイズのSIMを差し込んでガッチャンすると一応Micro SIMサイズになる様です。ただし、前述の通り携帯電話会社の持ち物を勝手に壊してしまうので、やっちゃダメだと思いますが….。

定価US25のCut My Simにはこの「Back to Normal」も付属します。Cut My SimでMicro SIMサイズにしてしまったSIMを普通サイズに戻す為に。

Googleで「b-mobile ipad」といったキーワードで検索するとカッターを使ってSIMをMicro SIMサイズにしている人も沢山いますので、US25かければお手軽にSIMを変形させることができるかもしれません。

ちなみにb-mobileはプリペイド方式なのでもしかしたらSIMカードは自分のものになるのでは?と思い利用規程を参照してみましたが、しっかりと「利用者は、利用終了後、速やかにSIMカードを当社に返還するものとします。」と記載がありましたのでご注意を。

ちなみに、日本向けにはVintage Computerが販売しています。

参考リンク:

NTTドコモがiPad向けSIMカード発売へ

アメリカではWiFiモデルが既に発売され、3Gモデルは4月末ですが、日本では2010年5月10日から先行注文受付が開始されるiPad。WiFi、3Gモデル同時に5月末に発売となります。

3GモデルのSIMカードはどのキャリアが提供するのか気になっていましたが、今日4月28日に決算会見を行ったNTTドコモの社長がiPad向けのMicro SIMカード発売を予定している事を明らかにしたそうです。

NTTドコモに言わせると、iPadは高級ネットブック。ウチ個人的には、ネットブックとはかけ離れた存在に思えるのですが、とにかく「ミニSIMカード(Micro SIM Cardの事をNTTドコモ的にはミニSIMカードらしい)を入れてドコモの回線を使ってほしい」との事。

ソフトバンクはファムトセルを配布する程3Gネットワークの守備範囲がいまいちなので、NTTドコモのエリアで使えるミニSIMカードも良いかもしれませんね。

後は、iPhoneユーザー向けにソフトバンクが安価なプランのMicro SIMカードを提供するかどうかが気になるところですが、これについてはNTTドコモも、FOMAユーザー向けに複数回線契約割引等で対抗するのではないでしょうか。

いよいよ国内発売まで約1ヶ月に迫ったiPad。これからこの辺の話題で盛り上がりそうです。

ネタ元: 毎日新聞