Apple Special Event: 新しいApple TV

2010年9月1日(アメリカ時間)のApple Special Eventで第2世代Apple TVが発表されています。

従来の1/4のサイズになり、手のひらにも乗ってしまうサイズに小型化されています。噂されていたAppについては触れられていませんでしたが、基本的にはストリーミング再生を前提としたデバイスに変化しており、ストレージは内蔵していません。ネットワークに繋がっていて、ローカルネットワーク上のストレージにあるコンテンツを再生出来れば、本体に蓄える必要は無いので十分だと思います。

要するにデータをHDMI信号に変換するボックスであり、そこに映画やテレビのレンタル機能が実装されているイメージでしょうか。

そして何より面白そうなのは、iOS 4.2を搭載したデバイスから、このApple TVへコンテンツをストリーミング再生出来る事。外出中に見ていた映画やビデオの続きを自宅に着いたら大画面で再生して楽しむ事も出来そう。

ただし、当面は限られた国(コンテンツレンタルの関係でだと思いますが)でのみ販売され、年内に拡大するとの事。日本での発売は明確になっていません。ローカルに置いてあるコンテンツを再生するだけでもかなり楽しめそうなデバイスなのですが…。

  • 従来モデルの1/4のサイズ。
  • 背面にあるのは電源コネクタ、HDMIコネクタ、ネットワークポートのみ。iEEE802.11n無線ネットワーク対応。
  • アルミニウムリモート付属。
  • 映画、TV、音楽再生。
  • レンタルのみで、コンテンツ購入は無し。
  • 記憶容量は無く、ストリーミング再生。
  • HD映画のレンタル料金はUSD4.99
  • HD TV番組のレンタル料金はUSD0.99
  • NETFLIXからのストリーミング放送。
  • You Tube再生。
  • flikrの写真閲覧。
  • mobile me上のビデオ再生、写真閲覧。
  • ローカルのMac / PC上のビデオ、音楽、写真の再生。
  • iOS 4.2が搭載されているデバイス(iPhone / iPad)からAirPlayを使いApple TVへストリーミング再生が可能。
  • 日本での発売日は未定。
  • USD99

参考リンク: Apple (US) – Apple TV

Apple Special Event: iOS 4.1とiOS 4.2

日本時間2010年9月2日未明に行われたApple Special EventでiOS 4.1とiOS 4.2について発表されています。

iOS 4.1

  • BluetoothやiPhone 3Gのパフォーマンスに関するバグ修正。
  • HDR (High Dynamic Range) photos を搭載。
    HDR photoは、iPhoneで写真を撮影した際、これまでの写真と同じ露出も写真と同時に、自動的に露出を変化させた写真を複数毎撮影し、従来よりも美しい写真撮影を可能にする機能。
  • HDビデオをWiFi経由で様々なサービスへアップロード可能に。
  • TV番組レンタルサービスの搭載。
  • Game Centerの搭載。
  • 来週、iPhoneとiPod Touch向けに公開予定。

iOS 4.2

  • iPad向けのOS。iOS 4で実装されたマルチタスキング、フォルダー、他の新機能をiPadへ実装。
  • ワイヤレスプリント機能の搭載。
    事前に設定しておいたネットワークに接続されているプリンタへアプリから印刷可能。
  • AirPlay の搭載。
    音楽、ビデオ、写真をWiFi経由でストリーミング再生する機能。
  • 2010年11月、iPad、iPhone、iPod Touch向けに公開予定

参考リンク: Apple – iOS 4

b-microSIM U300到着。早速iPadで使用開始。

昨日2010年8月30日に日本通信(株)から発送されたb-microSIM U300が到着しました。帰宅したら自宅の前に宅急便屋さんが。聞いてみたらちょうどb-microSIM U300をウチに配達しに来てくれたところでした。

ということで、早速パッケージの写真を撮って開封式、開通手続き、iPadでの動作確認。さらにはスループットのテストもしてみました。

詳しく BlueDiamond Web. 物欲番長blog に掲載してみましたので是非ご覧下さい。

通信速度が300kbpsのベストエフォートのサービスで、SoftBankの7.2Mやe-mobile Pocket WiFiなどと比べると若干物足りなさはありますが、月額2,980円というのは魅力的です。
さらに、今まで出掛ける時はiPadとPocket WiFi両方のバッテリーを気にしながら、両方を持ち歩かなければならなかったのでそれと比べるとiPad単体で自由に持ち歩けるメリットもあります。

当然ですが、日本国内でSoftBankが販売しているiPad Wi-Fi + 3Gモデルではb-microSIM U300は使えません。SIMフリー版の端末を用意する必要があります。また、日本通信の動作確認機種には2010年8月31日現在はiPhone 4しか掲載されていません。

参考リンク:

b-microSIMとtalking b-microSIM プラチナサービス 正式発表

今日2010年8月23日、待望のb-mobileSIMとtalking b-microSIM プラチナサービスが正式発表になりました。

b-microSIM

データ通信専用のb-mobileSIM U300のmicro SIM版の位置づけで、正式名称はb-microSIM U300。サービス内容と価格もb-mobileSIM U300と全く同じです。

商品名 利用期間 価格 型番
b-microSIM U300 1年 (375日) 使い放題 29,800円 BM-U300-12MM
b-microSIM U300 6ヶ月 (185日) 使い放題 14,900円 BM-U300-6MM
b-microSIM U300 1ヶ月 (30日) 使い放題 2,980円 BM-U300-1MM

ドコモFOMAネットワーク、W-CDMA/HSDPA/HSUPA / 2100MHz/800MHz を利用した上り・下り共に300kbps超のベストエフォートサービス。このMicroSIMでは通話は出来ません。なお、動作確認端末にはiPhone 4のみが掲載されており、iPadでの動作については不明です。もしかすると、海外版のiPadは技適マークが無い(設定 > 一般 > 情報 > 認証を開いても表示されない) 為かもしれません。

talking b-microSIM プラチナサービス

こちらは通話可能なtalkingSIMと同じく通話が可能なサービスですが、データ通信速度は300kbpsの制限が解除されています。とはいえ、b-mobileの仕様ページにも明確にデータ通信速度は記載されておらず、「iPhone4専用ネットワーク」とだけ記載されています。FOMA網の最速データ通信速度が利用出来るとすれば、下り7.2Mの恩恵が受けられるのだと思いますが、現時点では何とも言えませんね。

初期手数料 3,150円
月額基本料 6,260円 + ユニバーサルサービス料8.4円
無料通話分 1,050円(最大25分相当)
データ通信 使い放題
30秒当たりの通話料 21円

テザリングにも対応していますが、テザリング使用時はU300通信(ベストエフォート300kbps超)になります。宣言通り300kbpsの壁は無くなりましたが、通常サイズのSIMであるtalkingSIMの月額基本料3,960円に比べると2,300円値上がりした事となり、結果としてあまりお得感が無くなった様に感じます。

なお、仕様のページにはiPhone 4専用以外ではデータ通信が利用出来ないと明記されている事から先日自作したMicroSIMからSIMサイズにするアダプターを使ってiPhone 4以外で使用した場合にはデータ通信すら出来ないのかもしれません。

なお、iPhone 4をソフトバンクで一括購入し、パケットし放題フラットで契約した場合、24ヶ月間の縛りはありますが月月割適用後の料金は3,785円/月。talking b-microSIMには1,050円分の無料通話料金が含まれているとしても、月額基本料6,260円は若干割高な印象があります。

確かにNTTドコモのFOMA網でiPhone 4を利用出来、300kbpsのベストエフォートであってもテザリングが出来るメリットはありますが、いずれにせよ海外からSIMフリー版のiPhone 4を入手しなければならないなど若干敷居の高い感じがしました。

契約の縛りは無いので6ヶ月や1年など好きなタイミングで利用を止めたり、機種変更 (海外からSIMフリー版を入手する必要はあるでしょうが) がお手軽に出来る事は確かだと思います。

参考リンク:

iPhone&iPad App: TwitRocker (Lite) Version 1.13

iPhoneとiPad両方に対応しているTwitterクライアント、TwitRocker。広告表示や効果音設定が変更できない無料のLite版と、機能制限が無い600円の有料版がありますが、無料版でもかなり高機能なのでウチはiPadでの標準Twitterクライアントアプリとして使っています。

気に入っている点は写真がTLにインラインで表示される点。わざわざつぶやきをタップしたり、メニューから写真表示を選ばなくてもつぶやきの一覧リストに(縮小されていますが)写真が表示されます。

気になる方は無料のLite版を是非試してみてください。

参考リンク

iPhone App: TweetDeck for iPhoneがバージョン1.4へ

Twitterとfacebookの両方に対応しているTweetDeckのiPhone版とiPad版がバージョンアップしています。

Mac版もかなり便利で、TwitterとfacebookのTLを同時に眺めたり、両方に同時につぶやく事が出来る上に、複数デバイス間で設定を共有出来るのも非常に便利です。

しかしiPhone版についてはiOS 4リリース時から横画面時のキーボード表示が変になってしまったので使うのを止めていました。その代わりに以前入手したTwitBird Premiumを使うようになってインタフェースに慣れてきた頃なのですが、今日2010年8月18日にTweetDeck for iPhoneがバージョンアップして横画面のキーボード表示異常が修正されました。

インタフェースも悪くないアプリなので、TwitBirdからまたTweetDeckに戻ろうか考え中。TLやMentionのPush通知にはBoxcarを使えば良いし。ちなみに以下の画像は左側がV.1.3の頃のキーボード表示異常と、それが修正されたV.1.4です。

ちなみに、iPad版はiOSの地域設定によってTLの順番がめちゃめちゃになる問題は直っていないので、今日リリースされた最新版も地域設定によっては使い物にならないです。

参考リンク:

iPad: 液晶保護フィルムを物色

日曜日の今日は久しぶりに八王子へ出かけたのでついでに大型家電量販店に行ってみました。特に目当ては無かったのですが、今使っているiPadの液晶保護フィルムの端っこがほんの少し剥がれかかっているので物色してきました。

自宅の近くの家電量販店ではサンプルなど置いていないのですが、さすが大型家電量販店。各メーカーのフィルムを1枚ずつリングに通したサンプルが置いてあり、20種類程を比較する事が出来ました。

ウチは周りの光が反射しないアンチグレアタイプ(マットタイプ)が好きなので、沢山束ねてあるサンプルの中からアンチグレアタイプを探し出して比べてみました。実際に持って行ったiPadを重ねてみたりして即席で試したところ、次の2つが良さそうに感じました。

Simplism iPad用保護フィルム TR-PFSIPAD

おなじみSimplismの液晶保護フィルム。邪魔な光の反射も少なく、かつ液晶画面も見やすかったです。指の滑り具合は後述するレイアウトのフィルムの方がスムースだった様にも感じますが、ホームボタンの下側も保護される形状を考えると、Simplismがウチが見た中ではベストだった様に感じます。

レイアウト iPad用ギラツキ防止AG保護フィルム RT-PA1FS1/AG

こちらもiPhone, iPodグッズの販売でおなじみのレイアウト。ギラツキ防止という名称になっていますが要するにアンチグレアタイプです。見ていたサンプルの中で一番指の滑りがスムースで操作性がかなり良さそうに感じました。ただ、個人的にちょっと気になるのはホームボタンの直ぐ下の部分が保護されないので、それがちょっと心配。ホームボタンを押すときに良くその下の部分にも触れるので傷や汚れが気になりそうです。

とりあえずは今使っている保護フィルム(シンガポールでiPad購入に同時購入したもの)が使えているので、もうしばらくどのフィルムと交換するか悩もうと思います。