Google: Google Drive – 5GB Freeで登場

少し反応が遅くなってしまいましたが、GoogleのクラウドストレージサービスGoogle Driveが登場しましたね。

アカウント毎に展開でしょうか、それとも国や地域毎に展開でしょうか。ウチのGoogleアカウントでGoogle Driveのページにアクセスしても有効化する事は出来ず、準備が完了したらお知らせしてもらえるボタンのみが表示されました。

ウチはDropboxを利用しているので活発に使わない気がするのですが折角5GB容量まで無料なので、利用できる様になったら試してみようと思います。

Google Driveのクライアントは

  • PC and Mac
  • iPhone and iPad (coming soon)
  • Android devices

向けに登場、または登場予定になっています。Androidデバイス向けのアプリは既にPlay Storeから入手可能です。が、Google Driveのページ(上記)にもある通り、iPhoneとiPad用アプリは近日登場となっています。

前述の通り、サービスには5GBの無料ストレージが含まれており、追加容量の追加料金は以下の通りとなっています。

Storage Monthly Rate
25 GB $2.49
100 GB $4.99
200 GB $9.99
400 GB $19.99
1 TB $49.99
2 TB $99.99
4 TB $199.99
8 TB $399.99
16 TB $799.99

追加で25GB、合計30GBで月額$2.49であればそれほど高くは感じませんね。さらにgmailの容量についても今回のGoogle Drive発表で10GBまで無料提供となり、上記いずれかの追加容量を購入するとgmailの容量が25GBに無償でアップグレードされるそうです。

参考リンク: Google Drive

iPad: The New iPad (2012年発売第三世代) の出荷予定日が5-7日へ (Apple Singapore)

発売からしばらくたって、The New iPad (第3世代) の各モデルの需要と供給のバランスが安定しつつある様です。シンガポールのApple Online Storeでもカラー、モデル、ストレージ容量に関わらず出荷予定が5日〜7日となっています。

また、先週仕事の帰りに立ち寄ったSingTel (携帯電話会社) の店頭でも、全てのモデルではないものの16GBモデルや64GBモデルはカラーによって店頭でも在庫がありました。

シンガポールで販売されている携帯電話、スマートフォンそして3G/4G対応iPadは全てSIMフリーなので、旅行の際にショップで手に入れて日本で日本通信などのSIMカードと組み合わせて使うのも良いかもしれません。

旅行の予定がない場合にはAmazon.co.jpでもSIMフリー端末が数多く扱われているようですのでいかがでしょう。もっとも、価格に関しては流石にシンガポールなど海外の現地で購入するよりは若干割高ですが、この為だけに渡航するよりは安いと思います。

iPad: 縦向き表示の時にリストを表示する方法に関して…

今週、会社でiOSアプリ開発を担当してもらっているエンジニアから教えてもらったiPadの小技。

例えば、Mail AppなどiPadの画面表示向きが、横向きと縦向きで表示されるスタイルが異なる場合についてです。Mail Appの場合、画面表示が横向きのときは画面左側にメールの一覧が表示されます。そして右側がメールの本文です。

しかしiPadが縦向き表示のときは全画面にメール本文が表示され、メール一覧を表示する為には画面左上のメールボックスボタンをタップする必要があると思っていました。しかし、画面の左端からタップしてそのままスライドさせるとメールボックス一覧が表示される事が判明!

 

メール・アプリに限定されず、同様のインタフェースが使われているアプリの場合は同じ操作方法でリストを表示出来ます。ただし、例えばByline Appの様に、画面を左右スライドさせる操作に別の動作(前後のRSSエントリーを表示)が割り当てられている場合はリストは表示されませんが。

おそらくiOS 5から導入されたインタフェースなのではないかと思うのですが、わざわざ画面左上のボタンをタップせずともリストを表示出来るので、便利だと思い紹介してみました。

Mac, iPad: いつからAirPortの新規セットアップがOSレベルに統合されたのでしょう…

今まで全く気が付いていなかったのですが、Mac OS XとiOSがセットアップされていない(工場出荷時設定)のAirPort (AirMac) を検出すると、設定するかどうか選ぶメニューが表示される事に一昨日初めて知りました。

iOSの場合は、設定アプリ上でWiFi設定画面を表示していると、存在するWiFiネットワークに並んで初期設定状態のAirPortが別のカテゴリとして表示されています。そのAirPortをタップすると、デバイスから設定状況を読み込んで設定画面に遷移する様なのですが、残念ながらウチが所有しているiEEE802.11n未対応の古いAirPort Expressの場合はそれを済ませる事が出来ませんでした。おそらく最新のiEEE802.11n対応AirMac Express with Air Tunes (MB321J/A)の場合はiPadから設定が出来たのでしょうね…。

 

そしてMac OS Xも同様で、メニューバーのWiFiアンテナをクリックすると現れるワイヤレスネットワークリストに初期設定状態のAirPort Expressが表示され、それをクリックするとAirPortユーティリティが起動して設定画面へ遷移します。しかし、iOSの場合同様、ウチの古いAirMac Expressの場合は最新のAirMacユーティリティ 6.0 では設定出来ず、一つ古い Version 5.6 をダウンロードする様に促されました。結果、AirMacユーティリティ 5.6を使って設定しました。

しかし、最新のAirPortデバイスであれば、MacがなくてもiOSからセットアップ出来る状況が準備されている様で、MacユーザーでなくてもAppleのワイヤレスデバイスを導入する敷居が低くなっていると感じました。そして、将来的にはMac OS XとiOSが統合されるのかもしれません。その為に徐々に双方のOSレベルでの機能が向上しているのではないかと感じました。

iPhone App, iPad App: FileBrowser – SMB/CIFS共有フォルダに直接アクセス

FileBrowserというアプリの話。450円 (2012年4月2日現在) と有料でちょっと躊躇う価格設定ですが、便利そうだったので購入してみました。

このAppを使うとネットワーク上でSMB (Server Message Block)もしくはCIFS (Common Internet File System)プロトコルで共有されているネットワークドライブ・フォルダにiPhoneやiPadから直接アクセスする事が出来ます。ユニバーサルアプリなので、一度購入すればiPhoneとiPadの両方で利用可能です。

SMBに対応しているのでWindowsの場合は単純にフォルダ共有でiOSデバイスからアクセスしたいフォルダを共有しておけば後はアプリ側の設定のみ。Linuxなどの場合はSambaを利用して同様の設定でホスト側の設定は完了です。

残念ながら、Mac OS X標準のAFSには対応していない為、Mac OS Xの共有フォルダをこのアプリからアクセする為には、ファイル共有のオプション画面でSMB共有を有効にしアクセスに利用するアカウントのパスワードを生成しておく必要があります。Mac OS Xへログインする時のユーザーアカウントパスワードとSMB用のパスワードは別々に管理される為注意が必要です。

ホスト側の準備が整ったら今度はiPhone/iPad App側。アプリを起動して新しいロケーションを「+」ボタンをタップして追加します。最低限必要な情報はアクセス先のホスト名もしくはIPアドレス。「//ホスト名」または「//IPアドレス」で指定します。アクセスの都度ユーザー名とパスワードを入力するのが面倒な場合は、「Show More Settings」をONにして予め設定しておきます。「Advanced Settings」については標準的なSMB/CIFS共有フォルダであれば特に変更の必要はなさそうです。

一旦設定が完了すれば左側に新しいマシンが追加されるので、それをタップして接続します。IPアドレスで指定していれば3Gネットワークからそのホストが存在するネットワークへVPN接続していても問題なく接続出来ます。

 

共有フォルダ内に存在するドキュメントを閲覧したり、PagesやNumbersといったアプリで開いて編集、ビデオであれば(DIVXもしくはXVID以外)タップする事でそのまま再生する事が出来ます。

いままで都度メールでiOSデバイスへ送信したり、Dropboxを使ったりしていたシーンにおいて、アクセス対象のファイルが保存されているフォルダさえ共有出来ればかなり便利に使えると感じました。

参考リンク: FileBrowser – iTunesで開く

 

iPhone App, iPad App: Juniper NetworkのVPNにiPhoneやiPadから接続 – Junos Pulse

ウチの会社はJuniper Network Inc.のVPNゲートウェイが設置されており、PCのInternet ExplorerからVPNゲートウェイのURLへアクセスする事でNetwork ConnectというクライアントがPCへインストールされてVPN接続を確立出来ます。このクライアントでPCがネットワークに接続されていれば、PC上のアプリケーションから会社のネットワーク資産を利用できてとても便利。

iPhoneやiPadから同じURLへアクセスする事で予めネットワーク管理者が設定したネットワーク上のファイルを表示したり出来るのですが、iOSデバイスのVPN機能で接続するのと異なる為Safari等でイントラネットのWebページ等を閲覧する事が出来ません。

で、見つけたのが「Junos Pulse」というApp。Juniper Network Inc.からリリースされており価格は無料です。このアプリでVPNを設定して接続すると、iPadやiPhoneデバイスをVPNへ接続。iOSデバイス上のアプリからVPN接続先の資産にアクセスする事が出来ます。

 

 

3枚目の画面、左上を見てもらうと分かる通り VPN のアイコンが表示されており、Safariやその他のアプリからVPN接続先のネットワークへアクセス出来る様になっています。

VPNデバイスによっては接続出来ない事や、証明書を用いた設定が必要な様です。

参考リンク: Junos Pulse – iTunesで開く

iPad: The New iPad (第3世代) のセットアップ画面と夜景の写真

2012年3月16日に入手したThe New iPad (3rd generation)。

起動するとすぐにセットアップが始まり、ネットワークへの接続、Apple IDでのログイン、iCloudの設定等を済ませる事が出来ます。最もこれらの手順はいずれもiOS 5とiCloudが登場してからのiPhone, iPadと同じで第三世代iPadだからといって特別な事は無いのですが…。折角スクリーンショットを残しておいたので紹介しちゃいます。

ちなみに、Retinaディスプレイ搭載のiPadのスクリーンショットはあまりにもサイズが大きいので、縦・横ともに半分の大きさ(つまりiPad 2と同じ)解像度に調整してあります。

まずは言語の選択で、下矢印をタップすると更に多くの言語から選択出来ます。そして地域の設定、位置情報サービスを利用するかどうかを選択した後、ネットワークへの接続となります。WiFiが最初から使えるのですが、MACアドレスフィルタされているネットワークの場合はアクセスポイント側の設定を一時的に変更してMACアドレスフィルタを解除するか、Mobileネットワークを利用する事なります。

続けてiCloudもしくはiTunesバックアップからリストアするか、新たなiPadとしてセットアップするかの選択です。ウチは新たなiPadとしてセットアップする事にしました。次はApple IDでのサインイン、もしくは作成。Apple IDでのサインイン時、iCloudとiTunesで異なるアカウントを使いたい場合、ここではiCloudのアカウントでサインインします。そしてセットアップが完了した後に設定AppのStoreの設定項目でiTunesのアカウントでログインし直します。ウチはMobile Meの頃から利用しており、iCloudのアカウントとiTunesでアプリや楽曲を購入してきたアカウントが別々のため、この手順でいつも設定しています。

使用許諾への同意、iCloudを使うかどうか、そしてバックアップ先の設定と続きます。

更にFind My iPad機能を有効にするかどうか、音声認識での文字入力の有効・無効、Appleへのデータ提供に協力するかどうか、そして最後にAppleにこのiPadを登録するかどうかを問われます。

これで全ての設定が完了。無事The New iPadが使える様になりました。なお、iOSのバージョンは 5.1 (9B176)、モデム・ファームウェアのバージョンは1.0.10でした。

最後に、土曜日の夜、散歩に出掛けた際にiPad (3rd Generation)で撮影した写真を載せてみます。これは手を加えず、大きな画像です。