Engadgetによると、Greg HughesというiPhone App開発者が夢の様なアプリを開発した様です。それは、iPhoneやiPod Touchをwifi経由でiTunesとシンク出来るというもの。遂に待ちに待ったアプリを開発する人が現れましたね。ビデオで紹介されていますが、Mac側にもアプリを入れて、iPhoneとiTunesの間をやり取りしている様に見えます。
そもそもwifiもbluetoothも搭載されているiPhone/iPod Touchがケーブルを使わなければiTunesとシンク出来ない事は発売当初からの疑問であり、不満でした。今までのAppleのiPhone OSへの機能追加パターンを見ていると、コピー&ペーストが無かったり、Push Notification、さらにはフォルダーやマルチタスクを後から追加するので、いずれWirelessly SyncもiPhone OSに搭載されている事もあり得ると思っていました。しかし、今度のiPhone OS 4でもそのような機能は搭載されず、ましてはToDoアプリも未だに登場しません。
Greg氏はこのアプリをApp Storeへ今週末にも申請する様ですが、承認される可能性はどの程度あるのでしょうか。もし、Appleが同様の機能を将来的にiPhone OSへ組み入れる予定があれば、承認される可能性はほとんど無いと感じます。実際、この事を紹介している各ブログでは「Cydiaで登場する事を待っている」や「否認プロセスへの申請」と表現している事から、App Storeへ登場する可能性は低いのかもしれません。
とはいえ、是非とも登場して欲しいと思います。そして、さらには3G回線+VPN経由でもiTunesとシンク出来ればパーフェクトに感じます。そうすれば、iPhoneをシンクさせるiTunes環境を常時稼働のMac Miniサーバー側へ移行出来るのに….。
ネタ元: Engadget – Wi-Fi Sync: wirelessly sync the iPhone with iTunes
Engadgetから実際にデモを動かしているビデオも見れますので良かったらどうぞ。