Mac: Air Displayがまたまたバージョンアップ (Ver. 1.3.2)

iPadやiPhone, iPod TouchをMac/PCの外部ディスプレイとして活用するためのAir DisplayのMac側アプリが再びバージョンアップしてVersion 1.3.2になっています。

変更内容は以下の通り

Version 1.3.2 fixes a problem where Air Display was unable to be stopped or restarted. This problem did not affect all users, however we recommend this update for everyone.

バージョン1.3.2はAir Displayが終了出来なかったり、再起動出来ない問題を解決します。この問題は全てのユーザーで発生するものではありませんが、このアップデートの適用を推奨します。

Version 1.3になってから色々デグレードが続いている様な気がしますね。そろそろ安定してほしいのですが…。

Air Displayの更新の自動確認をONにしているか、直ぐに更新を確認する事で適用出来ます。適用にはMac OS Xの再起動が必要です。

参考リンク:

Mac: Air Displayが再びバージョンアップ (Ver. 1.3.1)

つい昨日バージョンアップしたばかりのAir DisplayのMac用アプリケーションが再びバージョンアップしてVersion 1.3.1になっています。

おそらく以前のバージョンには無く、Version 1.3で発生したものと思われますが、IPv6のみのネットワーク構成環境において接続出来ない問題があったそうです。

IPv4のみ、もしくはIPv4とIPv6の両方を使用しているネットワーク環境では問題は発生しないそうなので、Version 1.3.1をインストールしなくても不具合は発生しないそうです。

なお、バージョンアップ時にはMac OS Xの再起動が必要になります。

ところで、IPv4とIPv6のどちらが使われているかは「システム環境設定」の「ネットワーク」で、Air Displayの接続に使っているネットワークインタフェースを選択して(例えばAirMac)、右側の「詳細」ボタンをクリック、そのなかの「TCP/IP」の画面で確認出来ます。

この画面にはIPv4の構成とIPv6の構成それぞれが表示されます。今回のAir Display Version 1.3の接続不可現象は、IPv4アドレスが割り当てられておらず、IPv6アドレスのみで動作している場合に発生する様です。

iPhone, iPad, Mac: Air Displayがバージョンアップ (Ver. 1.3)

2010年12月から使い始めた iPad や iPhone をMac、PCのセカンドディスプレイにするAir Displayのバージョン1.3がリリースされています。

1200円とちょっと高めのiPhone & iPad Universal Appですが、もちろん一度購入すればiPhoneとiPadの両方にインストール出来ます。WiFiネットワーク経由で接続されるiPadやiPhoneを外部ディスプレイとして使えるので、とってもお手軽です。

MacやPC側のアプリは無料なので複数のMacを持っている場合はそれぞれ組み合わせて使えます。

バージョン1.3での変更内容は次の通り。

新機能:

  • 信頼性の低いネットワークでのパフォーマンスの容認性が向上されました。(Windows & Mac OS X 10.6)
  • アプリケーションアイコンが新しくなりました。
  • バグ修正

最後の「バグ修正」は新機能では無い気がしますが…。

同時にMac側のアプリもアップデートされており、既にAir Displayをインストール済みであれば [システム環境設定] – [Air Display] の更新の確認をすぐに行うとバージョンアップを促されます。なお、インストールの完了にはMac OS Xの再起動が必要です。

主な変更内容としては、iOS用Appとほぼ同じで、接続性の改善、インターフェースを更に多くの言語へ翻訳、そしてバグ修正になっています。

なお、バージョンアップ直後はファイアウォールでAir Displayのネットワーク通信が遮断されている場合がある様なので、バージョンアップ後に接続出来なくなった場合は [システム環境設定] – [Air Display] で各設定を見直すと接続出来る様になるかもしれません。

ちなみに、Air Displayの開発元であるAvatron SoftwareのWebサイトを見ると「Coming Soon to the Mac App Store」というアイコンが表示されているので、しばらくするとMac OS X側のアプリ提供はMac App Storeへ移行する様です。もしかすると有料化する計画もあるのかもしれませんね。

参考リンク:

iPad App: Air DisplayでiPadをMacのセカンドディスプレイに。– Logon Blog

Air Display – Avatron Software

Air Display – iTunesで開く

iPhone/iPad: WordPress – Universal App for iPhone and iPad – Version 2.6.6

WordPress iPhone Appがまたバージョンアップしています。今回もマイナーバージョンアップで、バージョン2.6.6。以下のバグが解決されている様です。

  • Editing a post doesn’t preserve the correct publishing date.
    投稿編集時に正しい公開日が保持されない問題。
  • App freezes if you change status to Draft on iPad.
    iPad上でステータスをDraftに変更した場合にアプリがフリーズする問題。
  • Pages crash when publishing from the Media tab.
    メディアタブから投稿を公開した場合にクラッシュする問題。

最近WordPress Appは活発にバージョンアップを繰り返していますが、未だにビジュアルエディタにならないのが少し残念。いずれはデスクトップ版のSafari等でWordPressのダッシュボードから投稿するときの様なエディタに進化してくれると嬉しいのですが….。

参考リンク: WordPress App – iTunesで開く

iPhone/iPad: BoxcarとGrowlを使ってMacからiPhone/iPadへメッセージをPush通知

iPhoneやiPadにインストールされているiOSはバージョン3.0からプッシュ通知という機能が搭載されており、アプリによってニュースやTwitterのmention、メールの着信通知などを行う事が出来ます。なかなか便利な機能なのですが、当然それらはアプリによって通知されてくる内容やタイミングがコントロールされています。そこで、BoxcarというiPhone/iPad Appと、GrowlというMac Appを使うと、AppleScriptを使って好きなタイミングに好きなメッセージをMacからiPhone/iPadへPush通知する事が出来ます。紹介してみます。

[必要な物]

今回紹介する方法で必要な物は…

  • iOS 3.0以降がインストールされ、ネットワークに接続されているiPhoneかiPad。
  • Mac。こちらもネットワークに接続されている必要有り。
  • Mac OS X Leopard以降(たぶん)。

です。

[iPhone/iPadの準備]

App StoreからBoxcarをインストールします。iTunes/App Storeへのリンクはこちら

広告が表示されますが、無料で入手出来るAppです。

インストール後に起動し、新たにサインアップするか、Boxcarのアカウントを持っていればサインインしてBoxcarを使える状態にします。

そもそもBoxcarはMacからのPush Notificationのみではなく、様々なサービスをプッシュ通知してくれるアプリです。例えば予め設定しておいたFacebookアカウント、Twitterアカウント、Emailアカウントを監視してお知らせしてくれます。今回、MacからのPush Notificationを受け取る為にGrowlサービスを利用します。

Boxcarへサインインするとメッセージの一覧もしくはサービス追加の画面になるので、追加ボタンをタップしてリストの一番下にあるGrowlを追加します。

Growlサービスの追加は、単純にサービスのリストからGrowlをタップしてプッシュ通知を受け取った時のサウンドやアラーム、バッジのアップデートをするかどうか設定してSaveをタップするだけです。

これでiPhone/iPad側の準備は完了です。

[Mac側の準備 その1 – Growlとプラグインのインストール]

MacにはGrowlをインストールします。

GrowlはこちらのURLからダウロードでき、ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしてMacへインストールします。

インストールするとシステム環境設定にアイコンが増えます。クリックしてGrowlが起動している事を確認しておき、一旦閉じます。

次に、Growl用のBoxcarプラグインをこちらのBoxcar Webサイトからダウンロードします。ダウンロードしたZIPに含まれる「Boxcar.growlView」をダブルクリックすると確認メッセージが表示されるので、インストールします。

すると、先ほどのGrowlシステム環境設定の「表示オプション」の「表示スタイル」リストにBoxcarが追加されます。

Boxcar表示スタイルをクリックすると右側にBoxcarにサインアップした時のE-mailアドレスとパスワードの欄が表示されるので、入力して Verify Login をクリックします。正しい情報を入力すると、Verify Loginの右側に「Great!」と表示され、正常に認証出来た事が分かります。

この時点で、右下にある「プレビュー」ボタンをクリックするとiPhone/iPadにメッセージがプッシュ通知されるはずです。

[Mac側の準備 その2 – AppleScriptを使ってGrowlを操作]

AppleScriptエディタを起動します。標準でアプリケーションフォルダ中のユーティリティフォルダに入っています。

初回のみ、GrowlにBoxcarへのプッシュ通知する為のアプリケーションを登録する必要があるので、以下の様なスクリプトを実行します。

tell application “GrowlHelperApp”

— Growlに登録する為のコマンド
— 一度実行し、Growlのアプリケーションリストで有効化する。
register as application “Boxcar Notification” all notifications {“MacBook Air“} default notifications {“MacBook Air“} icon of application “Script Editor”

end tell

緑色の部分は適宜変更してください。特に変更せずこのままでも問題はありません。一度このスクリプトを実行すると、Growlシステム環境設定の「アプリケーション」リストに「Boxcar Notification」が追加されているはずです。(システム環境設定を開いたままAppleScriptを実行した場合は一度閉じて開き直します)

リストから今追加された「Boxcar Notification」を選択し、設定…ボタンをクリックします。

設定を変更すべきポイントがいくつかあります。

まず「アプリケーションの表示スタイル」をBoxcarへ変更します。

次に、通知のタブで「有効」にチェックを入れます。

やっと準備完了です。

[MacからPush通知]

いよいよ最終段階です。

AppleScriptエディタで次の様なスクリプトを実行します。

Growlへ登録したアプリケーション名、通知名は緑色のテキストで示しました。これらは準備段階で登録した文字列に合わせる必要があります。そして、赤色のテキストで示した箇所がiPhone/iPadへプッシュされるタイトルとメッセージになります。

tell application “GrowlHelperApp”

— 上の登録と有効化がされていれば通知は以下のコマンドで可能になる。
notify with name “MacBook Air” title “Test Notification” description “This is a test notification from MacBook Air.” application name “Boxcar Notification

end tell

このスクリプトを実行すると次の様にiPhone/iPadへBoxcarからのプッシュ通知が表示されます。もちろん、日本語の通知もOKです。

何らかの処理を行うAppleScriptに埋め込む事で、その処理の進捗状況や結果をiPhone/iPadへ通知して外出中に知る事も出来そうです。ウチはこの方法を用いて、Crontabで動かしているビデオファイルの変換状況をプッシュ通知させたりしています。

参考リンク:

iPhone/iPad App: WordPress App, Version 2.6.5 release

iPhoneとiPadのWordPress ユニバーサル・アプリ がバージョンアップして2.6.5 になっています。一つ前のバージョン2.6.4 は2011年1月12日頃にリリースされていましたので、1ヶ月未満で二つ目のマイナーバージョンアップとなりました。

Ver. 2.6.4で解決していると思っていたiPad版での起動時に表示されるXML-RPC Error メッセージが直っていなかったので、今回のバージョン2.6.5に期待していたのですが、やっぱり直っていませんでした (残念…)。

とはいえ、今回も沢山のバグフィックスが行われている様です。

Fixes for several bugs:

  • Crash when uploading videos
  • Crash when adding a picture from photo library
  • Image adding works, but image code disappears on publish
  • Crash when accepting to learn more about VideoPress
  • Custom Size Dialog Broken on 2G
  • Can’t change date or post password for post that already exists on blog
  • Content area has height issue, doesn’t show all content towards the bottom
  • Crash when navigating away from post if media upload is in progress
  • Restore Unsaved Post is Busted
  • Autorecovery is broken
  • Can’t use app if you change WordPress.com username/password
  • Image upload fails for large pictures
  • Selecting row should check comment when bulk moderating comments
  • Editing and saving a page on an iPad creates a copy and doesn’t update the original page
  • Landscape mode quirks
  • Previewing is flaky
  • Crash on app launch
  • Image upload fails without error msg
  • The app doesn’t show any error msg if the server is down and you try to upload a media file
  • Issue when attaching media to a post
  • Photo rotation issue
  • Error while adding WP.com blog
  • Some text fields don’t get appropriate focus
  • Text overflows on the ipad in certain conditions
  • Cannot edit pages in landscape orientation
  • The “Discard alert” appears when there is no changes on post
  • Selecting a page draft on iPad doesn’t stick the blue background color
  • Preview is “blank” even if i’ve attached images to a new post
  • Gravatars not loading in comment list on first load?
  • Discard/cancel prompts in odd place when post has geolocation
  • Oddities on the write screen when you have multiple blogs
  • Save or Publish button missing for an unpublished post
  • Blog list doesn’t refresh on iPad after saving a local draft
  • Blogs list allows landscape mode
  • Saving a local draft while offline still gives you a no connection prompt

とまあ、iTunesから修正内容を転記してみましたが、ウチも遭遇したiPadで既存のポストを編集、更新した場合に、変更後の内容が新しい投稿として追加されてしまう問題や、編集エリアの縦方向サイズが足りずに全ての内容が表示出来ない問題などが修正されている様です。

頻繁に利用される方はアップデートしてみてはいかがでしょう。

参考リンク:

iPhone/iPad App: WordPress AppがVersion 2.6.4へバージョンアップ – Logon Blog

WordPress – iTunesで開く

iPhone/iPad App: WordPress AppがVersion 2.6.4へバージョンアップ

2011年1月12日、iPhoneとiPadのユニバーサル・アプリ 「WordPress」がバージョンアップしています。

WordPressブログのコメント承認や返信、新規投稿や既存の投稿を編集する機能など便利なAppでウチは以前から愛用しているのですが、特にiPadで投稿を扱った場合の挙動が怪しく、重複して投稿が公開されてしまったり、貼付けた画像が正常に表示されなくなってしまったりと結構クセがありました。今回のバージョン 2.6.4 での変更内容は以下の通り。

Fixes for the following issues:

  • App doesn’t save line breaks
  • Autosave Recovery No Longer Working
  • (iPad Only) Crash on Pages tab after Deleting Page draft
  • Adding a video plays it on background
  • “link help box” runs off screen, broken link formatting
  • CoreData Crash with Pages on iPad
  • Unable to add blogs protected with HTTP-Authentication
  • Pages overview doesn’t load existing pages on first load
  • Losing content using the basic HTTP Auth
  • Improvements on the XML-RPC parsing process
  • User Agent is Incorrect when Uploading Files
  • Offline Saving/Publishing flawed
  • Media Upload Issues/duplicates
  • Changing Status of a post in Edit is broken
  • Posts not refreshing on first run
  • ‘Load More’ showing when not needed
  • Meda list should be ascending
  • Text overflows on the iPad in certain conditions

Additional functionality:

  • Custom image sizes are now supported

ほぼ問題修正バージョンとなっていますが、いくつかiPadのみに関連する問題も修正されており全体的に改善されている事を期待しています。まだバージョンアップしたばかりで試せていませんが、今度iPadからの新規投稿などテストしてみようと思います。

参考リンク: WordPress – iTunesで開く