昨日のエントリーで紹介した通りBookArc for iPadの導入でiPadを安定して固定する事が出来る様になり、RSSリーダや天気予報を起動した状態で眺めたり、facebookで友達のアップデートを見るのに便利に使っています。
そのすぐ横にMacBook Airを並べblogを更新しながら
「そういえば、iPadをMacのディスプレイにする事が出来るAppがあった様な…」
と思い出し、ちょっと高価でしたが早速導入してしてみましたので紹介してみます。
必要な物
- Intel Mac (Mac OS X 10.5.8 以降、Mac OS X 10.6.3以上推奨) または PC (Windows XP, Vista, 7)
- iPad または iPhone (でも画面が小さいので見にくいか…)
- これらがWiFiで接続され相互通信可能な事。アクセスポイント経由でもAdhocでもOK。
iPad / iPhone側準備
- App StoreからAir Displayを購入。2010年12月3日現在1,200円 (初めて1000円以上のAppを購入したかも)。
- ユニバーサル・アプリなのでiPadとiPhoneの両方にインストールできますね。
- 後は、Mac / PCと同じWiFiネットワークに接続した状態でAir Displayを起動するだけです。
Mac / PC側準備
- ウチはMacユーザーなのでMac OS X 10.6.5での手順ですが。
- Avatron Software、つまりAir Display開発元のホームページからMac用のアプリケーションをダウンロードします。ページの一番下にOS毎のダウンロードが並んでいますので、使っているOS用のアプリをダウンロードしてインストールします。
- アプリケーションのインストールが終わるとOSの再起動を促されるので、再起動します。
- Mac OS Xを再起動するとメニューバーに「Air Display」のアイコンが表示されます。
- メニューから「Open Air ディスプレイ設定」を選択すると、設定画面が表示されます (システム環境設定にもアイコンが追加されています)。iPad / iPhoneでAir Displayを起動しておき、Mac側のAir Displayを「オン」にしてデバイスのリストから利用したい iPad / iPhone を選択します。
- するとiPad / iPhoneにMacのデスクトップが表示されます。すごい!
- ちなみにデフォルトではiPadの画面がMacのデスクトップの右側に繋がった位置に設定されています。ウチの様にiPadがMacの左側にある場合は、「システム環境設定」の「ディスプレイ」の「調整」タブを使ってAir DisplayをMac画面のどの位置に配置するかを設定できます。
さすがにグラフィック性能はあまり高くありません。表示する内容をWiFiネットワーク経由でやり取りしている為、ネットワークの速度にも多少は左右されてしまいます。しかし、Mailアプリ、Skype、Adium、Twitterクライアントなどを表示しておき、メールやチャットに使うには最適です。
そして、もっとすごいのは、iPad画面でマウス操作が出来る事。メールの表示やちょっとした事であればiPad画面をタップして済ませる事も出来ます。
1,200円というのはちょっと躊躇う金額ですが、ユニバーサルアプリだし、便利だし。思い切って導入してみて良かったと感じるアプリでした。今度はiPhoneにも入れてもう一つ画面を増やしてみようと思います。
「iPad App: Air DisplayでiPadをMacのセカンドディスプレイに。」への3件のフィードバック