Android: Galaxy S II, Galaxy SそしてNexus Sのスペック比較をしてみました。


一昨日、2011年2月14日に発表されたGalaxy S IIのスペックを見ると、薄さやBluetooth V.3.0の搭載、カメラの強化など、Nexus Sと比べても上回る仕様で登場しています。

そこで、以前まとめたNexus S, Galaxy Sの比較表にGalaxy S IIを追加してみました。主にスペックアップしている項目は赤字で表示してみましたが、Nexus SとGalaxy Sの良いところをとって、更に最新のSuper AMOLED Plusを搭載して画面サイズが大きくなり、Galaxyシリーズのスマートフォンとしては全部入りのハイスペックですね。

Galaxy S II Nexus S Galaxy S
Processor 1GHz Exynos (Dual Core Processor) 1GHz Cortex A8 (Hummingbird) 1GHz Cortex A8 (S5PC110, Hummingbird)
Memory Flash 16GB / 32GB 16GB 16GB
Expansion Slot microSDHC (Maximum 32GB) None microSDHC (Maximum 32GB)
OS Android 2.3 (Gingerbread) Android 2.3 (Gingerbread) Android 2.2 (FroYo)
Camera 8 megapixels (back facing)
+
2 megapixels (front facing)
5 megapixels (back facing)
+
VGA (front facing)
5 megapixels (back facing)
Connectivity GSM Quad-band (850, 900, 1800, 1900) Quad-band (850, 900, 1800, 1900) Quad-band (850, 900, 1800, 1900)
UTMS Quad-band (850, 900, 1900, 2100)

HSPA+ 21Mbps/ HSUPA 5.76Mbps

Tri-band (900, 1700, 2100) Tri-band (900, 1900, 2100)
WiFi 802.11 n/b/g 802.11 n/b/g 802.11 n/b/g
Bluetooth 3.0+HS 2.1+EDR 3.0+EDR
GPS A-GPS A-GPS A-GPS
NFC YES YES None
Display Size, Resolution 4.3” WVGA (480 x 800) 4.0”WVGA (480 x 800) 4.0”WVGA (480 x 800)
Type Super AMOLED Plus Super AMOLED Super AMOLED
Size 66.1mm x 125.3mm x 8.49mm 63mm x 123.9mm x 10.88mm 64.2mm x 122.4mm x 9.9mm
Weight 116g 129g 119g

Android: Huawei IDEOS U8150 Hands-On (初期化編)

今日は2010年12月末に入手した海外版SIMフリーの Huawei IDEOS U8150 (EmobileのPocket WiFi S – S31HW や 日本通信の BM-SWU300 と同等のハードウェア) を工場出荷時設定に初期化してみました。

小さくてコンパクトなU8150なのですが、今朝最新版が発表されたGalaxy SシリーズやTe-Tsuさんが持っている Nexus One に比べるとパフォーマンスが劣り、全体的に動作がモッサリしており、何となく購入した時と同じ状態に初期化したら何か変わるのではないか…という思いつきでした。

という事で、[設定] – [プライバシー] – [データの初期化] を選択して何度か問われる確認メッセージに全て肯定的な答えを与えると、箱からドロイド君が出てきたイメージ画像に切り替わり全てのデータが削除されて工場出荷時状態に戻ります。

SDカードに保存された音楽データや写真データは削除されませんが、マーケットなどからインストールしたアプリやアプリの設定、アカウントの設定など全て失われるので、試される方は予めバックアップを忘れずに。

デバイスが再起動して初期設定画面になるのですが、ここで早速驚きが。それは、Emobileの赤SIMを入れた状態で起動すると初期設定画面のインストラクションが全て日本語で表示される事。そして初期設定を終えた後の設定、メニュー、アプリのタイトルなど全て日本語で表示されています。昨年末の一番最初の設定時にはSIMカードを挿入していなかった為、中国語としばらく格闘してから、初期設定の一番最初の画面で言語を英語に切り替えられる事を発見したのですが、日本国内のSIMが挿入されていると最初から日本語が表示出来ました。

そして次に驚いた事は初期化前と比べて圧倒的に動作が軽快である事。これほど違うとは思いませんでしたが、初期化前に比べて明らかに実感出来る程動作がスムースです。これならFacebookやTwitterクライアントをインストールし、ホーム画面にウィジットを表示していてもそれほど悪くありません。

言語設定の話に戻りますが、さすがに日本語の入力は初期状態では出来ませんでした。IMEをインストールする必要があります。しかし、不思議な事は [設定] – [言語とキーボード] – [言語を選択] のリストに「日本語」が存在していない事です。ちゃんと日本語は表示されているにもかかわらず、選択可能な言語一覧に日本語が無いという不思議な状態になっています。尚、試しに英語をしたところ、インタフェースが全て英語に切り替わり、その後も[言語を選択]のリストには日本語が表示されず、戻れなくなってしまいました。

初期設定時に日本のSIMを装着しておき、インタフェースが全て日本語で表示されている場合、[言語とキーボード] – [言語を選択] で別の言語を選択しない方が賢明の様です。もちろん、サードパーティーのAppをインストールすれば日本語のみならず様々な言語へ切り替える事も出来ますが。

デバイスによっては異なる結果になる可能性もあると考えられますので参考までに。初期化によるデータ紛失にはご注意ください。

HUAWEI IDEOS U8150 (Android OS 2.2 Froyo搭載)

Android: Samsung Galaxy S IIが発表されました。

サムスンがGalaxy Sの後継機となるGalaxy S IIを発表した様なので、いつも読ませてもらっているEngadgetのネタから主な仕様を列挙してみました。

・OS: Android 2.3 Gingerbread
・CPU: サムスン製Dual Core (ARM Cortex-A9ベースと思われる)
・ディスプレイ: 4.3インチ、解像度 800 x 480、スーパー有機ELプラス
・カメラ: 2個搭載、背面 8M、前面 2M

機構的な大きな変更として、見た目が丸みを帯びていた第一世代よりも四角くなった印象があります。側面から背面にかけては丸まっていますが、背面の「しゃくれ」はあまり無くなった気がします。そして厚さが8.49 [mm]と激薄。真っ平らな筐体のiPhone 4の厚さ9.3 [mm]と比べても約1ミリ薄いという事です。

他にもおサイフスマートフォンになるには欠かせない「NFC」を搭載したり、下り最大21Mbpsの通信方式「HSPA+」にも対応している様です。

発売は2月中、欧州と一部のアジア諸国で開始されるそうです。日本上陸が楽しみなデバイスですね。やっぱり第一世代を販売しているドコモからでしょうか…

良さそうなUSB出力の外付けバッテリー – FILCO パワーバンクスリム 3.0

気がついたらバッグの中にはガジェットが沢山。出掛けた先でバッテリー切れになっても良い様にSANYOのエネループ スティックブースターと、更にそのバッテリーが切れても良い様に追加で2本か4本の単三エネループを持ち歩いているのですが、何か間違えている気がしてきました。

そもそもバッテリー切れなんて気にするなという意見もあるのかもしれないのですが、iPhone 4は唯一通話出来る回線なのでバッテリー切れになると何かと不便。iPad 3G + WiFiは海外で入手し、有効なSIMが入っていないので、モバイルルーターのIDEOSがバッテリー切れになると外出先でネットワークにつなげないし…。

増して最近は電車で1時間30分程掛けて通勤する機会が増えたので、特に外付けのUSB出力バッテリー機器が気になり探していたら「FILCO パワーバンクスリム 3.0」というのを見つけました。

エネループのモバイルブースターシリーズに比べると薄く、大きさはiPhoneと同じ位。重量は145 [g]という事なので大体iPhone 4と同じ位です。出力はUSBポート 5 [V], 1.2 [A]で、もちろんiPhone 4やIDEOSのみでなくXperia等の様々なスマートフォンに対応しています。ただし、iPadは非対応です。

バッテリーセルはリチウムポリマーが採用されており、eneloop stick boosterとは違ってバッテリーのみ交換する事は出来ませんが、容量は最大4,400 [mAh]。iPhone 4を2回フル充電する事が可能だそうです。PowerBank slim 3.0のバッテリーをフル充電するのに掛かる時間は付属のACアダプターを使って約6時間。

IDEOS (Pocket WiFi S – S31HW)であれば、3回位はフル充電出来そうですね。IDEOSの純正バッテリーの1,200 [mAh]をフル充電にした状態で4時間(カタログ値)のデザリングが出来るので、単純計算でIDEOS本体内蔵バッテリーとFILCO パワーバンクスリム3.0からの供給を含めて16時間程度はデザリング出来るのではないかと思います。

特にIDEOSのバッテリーの持ちが気になっているので、これを接続して使えば一日中テザリングをONにしておいても十分使えそうです。最初はIDEOS用サードパーティの大容量バッテリーも見ていたのですが、いざというときにIDEOS以外のデバイスも充電出来るUSB出力の方が柔軟で良さそうですね。

気になる方はチェックしてみてください。

参考リンク:

Nokia と Microsoft が提携を発表。SymbianからWindows Phone 7へ。

今日、2011年2月11日にNokiaがMicrosoftとの提携を発表しています。日本ではほとんどシェアの無いNokiaですが、世界では最大手。今までSymbian OSを採用していたNokiaは今後Windows Phone 7を採用するそうです。

AppleのiPhoneやGoogleのAndroidに最近だいぶシェアを奪われているNokiaの対抗策なのだと思いますが、「Strategy 2011」と称したNokiaのオフィシャルBlogエントリーにはネガティブなコメントが目立つ気がします。Windows系OSに対するセキュリティの懸念や、ウィルス、安定性などがまだ未知数に感じなので仕方が無いですね。

より一層スマートフォン市場が盛り上がる様に、ハードウェア、ソフトウェアともに様々なメーカーから色々な種類が登場すると良いですね。

参考リンク: Nokia Strategy 2011 – The official Nokia Blog

Android: Disney MobileからもAndroid 2.2搭載スマートフォン登場

ソフトバンクの回線を使用してサービスを展開するDisney Mobileから、DM009SHというSHARP製のAndroidスマートフォンが2011年2月上旬に登場します。

搭載しているOSはAndroid 2.2。ディズニーが直々にデザインしているだけあって、本体の背面にはミッキーのスリーリングが施され、内部も壁紙やウィジットやアプリのアイコンに沢山ディズニーのキャラクターに関連するデザインが施されています。

ソフトウェア面ではデザイン以外にも、Disneyマーケットが搭載されておりDisneyアプリを簡単に見つけてインストールする事が出来ます。

機能としては3D動画表示、おサイフケータイ機能、ワンセグなど盛りだくさん。基礎的な機能としてGPS、Bluetooth、赤外線通信、カメラも960万画素とパワフルです。

Android 2.2が搭載されていますので、最近日本国内でも配信が開始されたSkype for Androidも使えますし、Flash 10.1も標準で搭載されている様です。

ディズニー・モバイルの良いところと言えば、@disney.ne.jp のEメールアドレスが利用出来るところ。ディズニーファンにはもってこいのスマートフォン登場となりそうです。

発売キャンペーンとしてオリジナルケースを一つ貰う事が出来るそうです。気になる方はチェックしてみてください。

参考リンク: DM009SH 特徴 – Disney Mobile

Android: Viber for Android coming in Mar.-2011?


今朝、いつもの様にFacebookを眺めていたら、iOSデバイスでデータ通信を用いた無料音声通話を実現するアプリ Viber に関するニュースを見かけました。
MobileCrunchが公開した情報に基づくもので、それによるとViber for Androidは2011年3月にも公開されるとの事です。実際に公開されなければはっきりした事は言えないのですが、記事の内容では既に開発そのものは殆ど終了しており、更に多くのテストユーザーによる問題の洗い出しなどがリリースまでの間に行われるであろうとの事です。
国内のスマートフォンユーザーは通信容量無制限のパケットし放題プランに契約しているケースが多いので、このアプリを用いる事で実質無料通話を楽しむ事が出来るのですが、現在はiOS向けAppしか無い為、SoftBank同士の場合はホワイトプランによって日中は無料通話を楽しめ、ちょっとこのアプリの活躍の場が少ないのが実情。今後はAndroidを初めとする様々なデバイス向けにAppが公開される事でキャリアを跨いだ無料通話実現の可能性がますます広がりそうですね。
なお、ViberはSlypeなどと異なり独自のアカウントは不要で、その代わりにアプリを動かしている端末の電話番号で動作します。その為に電話番号の確認(認証)がSMSテキストメッセージを用いて行われており、SMSを受け取る事が出来ないタイプの回線では利用する事が出来ません。

MacCrunchの記事には更にiOSデバイス向けのViber SMS for iPhone (iOSデバイス)は2月頃にリリースされる予定と記載されています。となると、音声通話ではSkype、SMSメッセンジーグではWhatsAppと競合する事になり、ユーザー獲得の為に改良や機能追加が加速すると良いですね。