今朝、いつもの様にFacebookを眺めていたら、iOSデバイスでデータ通信を用いた無料音声通話を実現するアプリ Viber に関するニュースを見かけました。
MobileCrunchが公開した情報に基づくもので、それによるとViber for Androidは2011年3月にも公開されるとの事です。実際に公開されなければはっきりした事は言えないのですが、記事の内容では既に開発そのものは殆ど終了しており、更に多くのテストユーザーによる問題の洗い出しなどがリリースまでの間に行われるであろうとの事です。
国内のスマートフォンユーザーは通信容量無制限のパケットし放題プランに契約しているケースが多いので、このアプリを用いる事で実質無料通話を楽しむ事が出来るのですが、現在はiOS向けAppしか無い為、SoftBank同士の場合はホワイトプランによって日中は無料通話を楽しめ、ちょっとこのアプリの活躍の場が少ないのが実情。今後はAndroidを初めとする様々なデバイス向けにAppが公開される事でキャリアを跨いだ無料通話実現の可能性がますます広がりそうですね。
なお、ViberはSlypeなどと異なり独自のアカウントは不要で、その代わりにアプリを動かしている端末の電話番号で動作します。その為に電話番号の確認(認証)がSMSテキストメッセージを用いて行われており、SMSを受け取る事が出来ないタイプの回線では利用する事が出来ません。
MacCrunchの記事には更にiOSデバイス向けのViber SMS for iPhone (iOSデバイス)は2月頃にリリースされる予定と記載されています。となると、音声通話ではSkype、SMSメッセンジーグではWhatsAppと競合する事になり、ユーザー獲得の為に改良や機能追加が加速すると良いですね。