iPhone App: Boxcar Ver.3.0

先週は多忙でblogの更新が滞ってばかりでしたが、今日久しぶりにiPhoneのApp StoreとiTunesを除いてみたら、Push NotificationでTwitterやfacebook、Growlの情報をiPhoneへ通知出来るBoxcarがバージョン3.0になっていました。

変更内容は次の通り:

  • Revamped Inbox. サービス毎にInboxが分類され、通知はそのサービス名をタップすると見れる様に変更されています。
  • All services are now free. これはちょっと驚きですが、今までアプリ内課金で有料だったサービスの追加が全て無料に。
  • Universal Binary for iPad. そのままですが、iPadでも動作する様になりました。
  • Ability to delete notifications. Inboxの通知を削除出来る様になりました。とはいえ、サービス毎の削除なので、例えばGrowl通知で届いた一つのnotifiationだけを削除するといった事は出来ない様です。
  • Added 5 new sounds. 通知サウンドが5つ追加されました。追加されたのはCash, Cell, Incoming, Navigate, Wokwakという名称のサウンドで、ついでにサウンドリストの並び順が改善されています。

ということで、早速サービス追加画面を比較してみました。左2枚が旧バージョンのV.2.5でサービスを追加しようとした時の画面。右2枚はV.3.0です。各サービス毎に設定されていた価格が無くなり、無料で追加出来る様になっています。

早速、有料だったので躊躇していたFacebook Accountを設定してみましたが、App内課金の為のパスワード入力も無く無事に追加出来ました。

メニューの構造も少し変わっており、通知一覧が表示されるInboxはメニューの1つではなく、アプリの主画面になっています。従来は設定変更は親メニューに戻るイメージでしたが、V.3.0になってSettingsボタンが追加されています。

設定画面で気になったのは「Turn Off Advertising」のメニュー。サービス毎の課金を止めたかわりに広告が表示される様になった模様。実はまだ表示された事が無いのでどのようなタイプの広告か分かりませんが、JPY600円で広告表示を無効に出来る様です。

アプリ自体のアップグレードは無料で、iTunesかApp Storeから出来ます。今のところV.3.0になっても安定しています。

iPad: 出荷開始!!

今日2010年5月28日。ついに日本国内解禁となったiPad。Apple Online StoreのiPadページもちょこっとだけ変わり、右上に「出荷開始」と表示される様になりました。

ウチもかねてから期待はしていたiPadですが、とりあえず発売日当日の入手は見送って、iPhone OS 4がリリースされるまでは動向を見守ってみようと思います。特に、iPadを入手したい最大の目的である、電子書籍リーダーとしてのデバイスと位置づけた場合、国内でのiBooks Storeの品揃えがとても気になります。iBooksアプリは提供されている様ですが、日本語の書籍は提供されておらず今後どのような書籍がiPad上で読める様になるのかが気になります。

発売日の今日、一日でどのくらい販売されたのか分かりませんが、海外からの友人を東京案内していた際に通り過ぎたソフトバンク 表参道店で、5月28日 午後6時頃に在庫状況を聞いてみたら

iPad Wi-Fi + 3G の 32GB と 64GB であれば在庫ありますよ!
どうですか?

と言っていました。午後6時の事なので、既に売り切れているかもしれませんね。しかし午前8時に販売が開始されてから10時間経過してもまだ在庫があったので、やっぱり人気はWi-Fiモデルに集中しているのかなと感じました。

Apple Online Storeの出荷予定も依然として6月のままですので、当面7月頃までは品薄が続きそう。そして、6月には気になるiPhone 4Gの発表もありそうですし、2010年のAppleも素敵な感じです。

日本でe-booksが普及する日は近いのだろうか…

AmazonがKindleを随分前から販売しているアメリカや海外に比べ、日本の電子書籍普及率は全然と言って良い状況と思います。そんな話を職場でしていた今日の帰り道、ラジオのニュースを聞いていたらこんな話題が…

ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社が2010年5月27日に電子書籍を配信する新会社を設立すると発表。
7月1日にも設立し、年内にサービス開始。
ソニーが北米で販売している「リーダー」(電子書籍端末)を国内向けにも発売する予定。

ある意味でベストパートナーの4社。端末をソニーが、3G網による通信インフラをKDDIが提供し、凸版印刷と朝日新聞社が他の出版社と協力しながらコンテンツを提供する。

Kindleの日本上陸の際は比較的穏やかで未だにウチはKindleを街中で見かけた事はありませんが、いよいよ明日発売されるiPadは単にiPad Touchを大きくしただけにとどまらず日本の電子書籍マーケットに何らかの影響を及ぼす気がします。アメリカで発売開始から30日未満で100万台以上を売り上げたiPad。1台の端末に多くの書籍を持ち歩く事が出来るメリットはとても魅力的ですが、購入出来る日本の書籍が多くなければ電子書籍端末としての魅力がありません。Appleにはどんどん国内の出版社に参加を呼び掛けてiBooksで扱う書籍のタイトルを充実させて欲しいです。

その意味では、今日発表のあった凸版印刷、朝日新聞社は国内の大手出版会社とも連携して日本での電子書籍マーケットに強いと思いますし、ソニーはつい先日巻き取れる有機ELディスプレイを開発したと発表したばかり。まさに紙の様な電子書籍端末が登場する事も夢ではなくなりました。

明日のiPad発売以降、どんな風に国内の電子書籍マーケットが拡大するか楽しみです。

iPhone App: Twitter official application

やっとというか、遂にというか、2010年5月18日にTwitter初の公式アプリケーションとなるTwitter(名前もそのまま)がリリースされ、各方面で話題になっていますね。

従来はTweetieとしてリリースされていたアプリですが、Twitterの手によってパワーアップ。といっても、ウチはfacebookとTwitterの両方につぶやけるTweetDeck for iPhoneを使っているので、旧バージョンのTweetieは使っていませんでした。よって、どのように変わったのかを実感したり、比較出来る訳ではないのですが、何となくスクリーンショットを撮ってみました。

インタフェースそのものはシンプルに感じます。画面の下部にTL、Mention、Direct Msg、Search、Otherのボタンが並んでいて、よく見るであろうTLとMentionにすぐアクセス出来るのは便利です。

Searchは検索以外にも、おすすめユーザーの一覧が表示され、フォローする人を捜すのに役立ちそうな気がします。ただし、iPhoneの地域設定に基づいておすすめを抽出している様なので、イギリスやアメリカに設定していると日本の有名人等はおすすめに表示されませんでした。

もう一つ気になる点は、当たらしいツイートから順に表示されるのですが、アプリを起動した直後に一番上にスクロールされず、最後にアプリを終了した場所が表示されます。つまり、自分でリストをスクロールしないと他らしいツイートが表示されない。これは少し改善の余地があるのではないでしょうか。

リロードは、リストを上(最新のさらに上)にスクロールする事で出来ます。スクロールし続けると「離すとリロード」という表示が現れるので、指を画面から離す、という操作ですが慣れるまで少し戸惑いました。

ReplyやRetweetはリスト表示のツイートをスワイプするか、個別のツイートを表示している画面の下部にアイコンが並んでいます。デザインもクールで悪くありませんが、Twetterのアイコン類を見慣れていない為か、これも慣れるまで少し時間がかかりそうです。

Twetterのアカウントを持っていなくても色々な人のつぶやきを眺める事が出来るので、ちょっと暇なときに世界情勢(という大げさな事ではないかもしれませんが)を把握するツールとしても使えそうです。

全体としてはまとまっているのですが、特にiPhoneの地域設定に沿ってしまう「おすすめユーザー」がちょっと残念。一応インストールしたままにしておこうと思います。

ちなみに、Push Notification (通知) に使っているBoxcarはまだアップデートされていない為、BoxcarでPushされてきた場合のアクションでTwitterを起動したい場合は、旧名称の「Tweetie」を選択すればOKです。そのうちBoxcarがバージョンアップされて、TweetieがTwitterになると思われます。

せっかくなのでTweetDeck for iPhoneの画面も載せてみます。

画面構成は全体的にシックで、ボタンも少し小さいので操作性はTwitterの方が良いかもしれませんが、何よりfacebookとTwitterの両方にアクセス出来るので重宝しています。これで無料というのは凄いと思う。BoxcarもTweetDeck for iPhoneに対応してくれているので、幸せな環境が構築出来ています。

登場Apps (open in iTunes)

Appleの腕時計 iWatch ??

気になる記になるさんを見ていたら、イタリアのADR StudioがiWatchなるものを想像してしまっているそうです。

見た目は格好いいですね。もちろん、あくまでも架空の製品ですから実際に登場する可能性はほぼ皆無と思いますが、2枚目の写真を見ると裏面のカーブがちょっと腕にフィットしない気がします (^^;;

ADR Studioの記事にも「It is obviously impossible, but ADR Studio has tried to imagine a new Apple style product, able to be with us every day」と記されている通り、Appleから実際に登場する可能性はあり得ないながらも毎日着用して楽しめるデバイスとしてスペックまで記述されていました。

  • アルミニウムボディ
  • WiFi と Bluetooth 内蔵
  • RSSリーダー機能
  • メモリ容量は16GB
  • 天気予報
  • iPhoneとiPadへBluetoothやWiFiで接続可能
  • 超小型LCDプロジェクターを内蔵し、iPhoneやiPadに保存されている写真を投影可能
  • 複数色のラインアップ

豊かな想像力ですね。16GBのメモリを何に使うのか分かりませんが、おそらく音楽も保存出来てBluetoothヘッドセットで聴く事が出来るという事でしょうか。本当に製品化されたら楽しそうなデバイスに思えてきました。でも、発熱と放熱設計をしっかりしてもらわないと危ないかも…。

参考:

Spirit で iPhone OS 3.1.2, 3.1.3, 3.2 を脱獄

以前、こちらのエントリーで紹介した脱獄ツールSpiritでiPhone 3GS 3.1.3を脱獄する手順とスクリーンショットです。

  1. iPhoneをMac/PCにつなぎ、iTunesとの同期が完了するまで待つ。
  2. Spiritを立ち上げ、接続しているiPhoneの情報が表示される事を確認。
  3. SpiritのJailbreakボタンを押す。
  4. Spirit上の表示が変化する事を確認。Quitボタンで終了。
  5. iPhoneが再起動し、一度は見慣れない画面表示が現れるが、最終的には通常通り起動してCydiaがインストールされているはず。

という具合で、Jailbreakツールとしてはものすごく簡単に脱獄出来てしまいます。

試させる方は自己責任で。

iPhone App: Todo for iPhone by Appigoが半額セール

先日、こちらのエントリーでAppigoのTodoがiPadに対応した事をお伝えしましたが、iPad版のリリースを祝ってiPhone向けTodoが半額セールで販売されています。日本のApp Storeでは通常価格1200円が2010年5月16日現在600円。

ウチはずっと無料のTodo liteを使っていましたが、このチャンスを使って半額で有料版への乗り換えを考え中。

Appigoのサイトを見てもいつまで半額セール期間か記載されていませんので、正式版の導入をお考えの方はお早めに。

App Store: Todo

ちなみに、このTodoとMobile Meを用いてiPhoneと複数のMac間でのタスクを同期する方法を以前試し、こちらのエントリーで紹介しています。参考になれば幸いです。