iPhone, iPad: SafariのアドレスはiOSがwww.や.comを自動補完してくれる。

先日、ライフハッカーの記事を見ていたら「iPhoneではwww.や.comの入力は不要」というエントリーを見つけました。以前から www. の入力が必要ない事は知っていましたが、 .com の入力が必要ないというのはちょっと驚き。

早速色々試してみました。

まずはgoogle。アドレスバーに「google」と入力すると色々候補が表示されますが、気にせず Go をタップします。すると、ちゃんとGoogleが表示されました。Googleはアクセス元の地域を見ている為でしょうか、自動的に.com.sgにリダイレクトされた様です。

次はYahoo!。同じ様に試してみます。こちらも問題なく接続。Mobile版のアドレスにリダイレクトされ、YahooはGPSでの位置情報から表示するコンテンツを切り替えている様ですね。

最後はApple。こちらもしっかり www. と .com が補完されて表示されました。地域がデフォルトのUSなのが少々残念ですが…。

ちなみに、同じiOSを搭載しているiPadでも同様の動作をします。

参考リンク:

iPhoneでは「www.」や「.com」の入力が実は不要だった!? – ライフハッカー 日本語版

OWA (Outlook Web Access)のSSL証明書….

MicrosoftのExchange Serverで運用されているメールサーバーとクライアントが暗号化された通信を確立する為の証明書について。

認証機関によって署名されていない証明書はその信頼性が確認できない為、WebブラウザでOutlook Web Accessが稼働しているアドレスに接続すると、SSL通信の為の証明書を信頼するかどうか確認メッセージが表示されます。

Mac OS X上のSafariやWindowsの場合、設定によってその証明書を常に信用する事でアクセスする度に確認メッセージが表示されずに済みます。

ところがiPhoneやiPadなどのiOSデバイス上のSafariで色々と操作してみたのですが、この証明書を常に信頼する設定が見当たりません。OWAのURLへアクセスする度に表示される警告メッセージに対して単純に「続ける / Continue」ボタンをタップするだけなのですが、いずれにせよ常に信用するので面倒でなりません。

何とかMac OS XやWindowsのブラウザの様に常に信頼する設定が出来れば便利なのですが….。

 

ソフトウェアアップデート: Safari バージョン 5.0.5

2011年4月15日、AppleよりSafariの最新版 Version 5.0.5 が配信されています。ソフトウェア・アップデートから適用、もしくは こちら からダウンロードする事も可能です。

なお、アップデートのインストール後にはMac OS Xの再起動が必要です。

変更内容は以下の通りです。

このアップデートはすべての Safari ユーザに推奨され、最新のセキュリティアップデートが含まれます。

iPhone: iPhone標準のSafariで「tilt」と検索した結果

昨日の夜頃から良く見かけるネタの紹介です。iPhoneに標準で搭載されているWebブラウザー「Safari」を用いてGoogleで「tilt」という単語を検索してみると、画面が傾いて表示されます。

もちろん、iPhoneの画面表示全体が傾くわけでなく、Googleの検索結果部分のみが少し斜めになります。もちろんスクロールも正常に出来ますし、コピー&ペーストも可能。当然、検索結果先のリンクをタップして、そのサイトへ移動する事もできます。スクロールすると、表示されている検索結果の一番下まで傾いた状態になっています。

なお、iPadのSafariでは検索結果は傾きませんでしたが、AndroidのブラウザーではiPhoneのSafariを用いたときと同様に少し斜めに傾いて表示されました。

ソフトウェアアップデート: Safari 5.0.4 リリース

AppleからSafari バージョン 5.0.4 がリリースされています。

変更内容は以下の通り。

このアップデートによって、安定性、互換性、アクセシビリティ、および安全性が以下のように改善されます:

  • 複数のプラグインコンテンツで構成される Web ページでの安定性が向上します
  • 反射画像やトランジションエフェクトを持つ Web ページとの互換性が向上します
  • いくつかの Web ページで、間違ったレイアウトでプリントされる問題が解決されます
  • プラグインを使う Web ページでコンテンツが正しく表示されない可能性があった問題が解決されます
  • Safari でのビデオ再生中に、スクリーンセーバが開始する問題が解決されます
  • テキスト入力領域や選択可能なリストがある Web ページでの VoiceOver との互換性が向上します
  • VoiceOver を使用する際の安定性が向上します

適用はソフトウェア・アップデートから可能ですが、Mac OS Xの再起動が必要となります。

Mac: Safariで表示中のWebページを保存する方法

Mac OS Xに関する質問に答えるエントリー、本日第2弾です。

今回はSafariで表示中のWebページをローカルに保存する方法について説明してみようと思います。

手順1: まず、保存したいWebページをSafariで開きます。今回は試しにSoftBank SELECTIONのページにしてみました。

手順2: メニューバーの「ファイル」-「別名で保存…」をクリックします。すると、書き出し名(すなわちファイル名)と保存する場所を指定するダイアログウィンドウが表示されますので、それぞれ指定します。

手順3: 「別名で保存」のダイアログ下部に「フォーマット」を指定する項目がありますので保存したい形式を選択します。

Webアーカイブ: Safari専用(一部、Safari以外でも開く事が出来るアプリがあります)のフォーマットで保存します。そのページに含まれる画像を含め、元通りの見た目をそのまま保存する事が出来ます。保存した場合はFinderアイコンにそのページの見た目が埋め込まれます。SoftBank SELECTIONのトップページにはアニメーションする画像も含まれるのですが、これも一緒に保存されます。

ページのソース: 一般的なWebブラウザで開く事が出来るHTMLファイルとして保存します。ただし、そのページに含まれる画像などは一緒に保存されない為、元通りのイメージを丸ごと保存する事は出来ません。Safari以外のWebブラウザ(例えばWindows Internet Explrer等)でも開く事は出来ますが、画像を含めて保存したい場合には向きません。

いずれのフォーマットの場合でも、表示しているページの情報が保存されるのみで、そのページから別のページへリンクしている場合はネットワークに接続されていなければリンク先のページを表示する事は出来ません。何か参考になる文献が一ページにまとまっており、その内容を保存しておきたい場合には便利かもしれません。

なお、この「別名で保存」以外にPDFとしてWebページを保存する事もできます。

手順1: その場合は保存したいページを表示している状態で、メニューバーの「ファイル」-「プリント…」をクリックします。プリントのダイアログウィンドウが表示されたら、右下の「PDF」をクリック後「PDFとして保存…」をクリックします。

手順2: Webアーカイブやページのソースと同じ様に、ファイル名と場所、PDFファイルに埋め込むタイトルなどの情報(変更の必要がなければそのまま)を指定して、保存をクリックします。

PDFで保存した場合もWebアーカイブ同様、ほぼ元の見た目を保つ事が出来ますが、アニメーションする画像などはPDFを書き出した瞬間の画像で止まったままになります。PDFは様々なOS、デバイスで表示する事があるので、WindowsやiOSデバイス、Androidデバイスの利用ユーザーへWebページの情報を送るには便利かもしれません。

iPhone App: WordPress Stats のグラフを見る為のアプリ (Statistics, WPStatsDashboard)

このLogon BlogはWordPressで運用しながら、日々公開する投稿の内容をWordPress Statsというプラグインを用いて、人気のある話題を参考にしながら考えたりしています。さらにWordPress Statsプラグインを使うとWordPressのダッシュボード(管理画面のトップページ)に日毎、週毎、月毎のビュー数や検索キーワード、見て頂いている投稿を確認する事ができて色々な傾向を確認するのに役立てる事が出来ます。

しかし、ビュー数のグラフはiPhoneのSafariやその他のブラウザを用いても表示する事が出来ない為、Mac OS XのSafariやWindowsのIEなどMacやPCのブラウザを使用する必要がありました。そこで数ヶ月前にiPhoneにインストールしたのが Statistics for WordPress というアプリ。このアプリはwordpress.comのサーバーからAPI KeyとサイトのURLを元にビュー数のグラフ表示や最も見られている投稿、リファラーのリストを表示する事が出来ます。しかし残念な事に(ウチのiPhone 4上では)動作が非常に不安定で表示更新中にしょっちゅうアプリが落ちてしまいます。

そこで、今日見つけたのが WPStatsDashboard。先月リリースされたばかりの有料 600円 のアプリでしたが、Statistics for WordPressとの併用も考えつつ思い切って購入してみました。

ということで、それぞれのアプリについて説明してみます。

まずは下準備

WordPress Statsプラグインのインストール・設定

Mac/PCのブラウザからWordPressで運用されているブログの管理画面に入り、WordPress Statsプラグインのインストールと設定を行います。今回はiPhone Appの紹介なので詳細は割愛しますが、プラグインをインストール・有効化するとともに、 WordPress.com でアカウントを作成して「APIキー」を取得し、WordPress StatsプラグインにそのAPIキーを設定します。

これでMac/PCのブラウザで自分のブログサイトのダッシュボードにWordPress Statsプラグインが追加され、ビュー数グラフやよく見られている投稿が表示される様になります。

WP-Stats-Dashboardプラグインのインストール・設定

“Statistics for WordPress” iPhone Appの場合は不要ですが、”WPStatsDashboard” iPhone Appを使う場合には自分のブログにWP-Stats-Dashboardプラグインがインストールされている必要があります。こちらも詳細は割愛しますが、プラグインをインストール・有効化するとWordPress管理画面の左側に「WPSD」というカテゴリーが追加されるので、その設定でBlog ID (WordPress Stats プラグインがインストールされていれば自動的に入力される)、WordPress.comのアカウント情報を入力して保存すればOKです。

すると、自分のブログサイトのダッシュボードにWP-Stats-Dashboardのアイテムが多数追加されます。不要であれば、ダッシュボードの上部にある「表示オプション」でそれらのアイテムのチェックを外し表示しない様にしてしまっても問題ありません。結局表示される内容はWordPress Statsプラグインと同じ内容なので。

iPhone Safariで表示してみる

試しにiPhoneのSafariで自分のブログのダッシュボードにアクセスしてみます。前述の通り残念な結果になるはずです。Mac/PCのブラウザでは表示されるグラフの部分がぽっかり白く表示されてしまいます。ちなみに Flash 対応のSkyfireを使っても表示できません(フラッシュビデオではないので当たり前かもしれませんが)。

iPhone App – “Statistics for WordPress” や “WPStatsDashboard” をインストール

App Storeから購入してインストールします。どちらも有料Appなので慎重に選ぶ必要があるのですが、現時点でウチのお勧めは「Statistics for WordPress」です。その理由としては、ブログ側にインストールするプラグインが一つで済むという事と、表示できる情報が圧倒的に「WPStatsDashboard」多い為です。「Statistics for WordPress」はブログのダッシュボードで表示できる主な情報をiPhone上で表示できます。例えばビュー数の多い投稿などは日毎のみですが多い順に表示ができますし、リファラーも同様です。「WPStatsDashboard」はビュー数のグラフのみの表示にとどまっており、2011年1月5日時点のバージョン1.0ではそれ以外の情報を表示する事が出来ません。

それぞれのスクリーンショットを並べてみました。

起動画面です。これはそれほど重要ではないですね。どちらもiOS 4.0のバックグラウンドに対応していますので、一度起動すれば他のアプリへ/他のアプリから切替可能です。

サイトの追加画面です。「Statistics for WordPress」は”表示名”、”WordPress.comで取得したAPIキー”、”自分のブログのURL”を入力します。「WPStatsDashboard」の場合は、”自分のブログのURL”、”自分のブログのログイン情報”を入力します。つまり、前者はWordPress.comのサーバーからAPIキーとブログのアドレスを元に情報を収集しており、後者は表示するブログにインストールされたプラグインから情報を収集しています。

登録済みサイトの表示画面です。「Statistics for WordPress」の場合は好きな命名でサイトを並べる事ができ、新規追加はEditボタンをタップした時のみ表示されます。「WPStatsDashboard」の場合はブログのURLで表示され、新規追加のボタンが常に一番上に表示されます。

実際に情報を表示した状態です。「Statistics for WordPress」の場合は縦軸の数字が手頃に間引きされており読み取る事が出来ます。また、その下のメニューから見たい情報をタップするとさらに詳細が表示されます。グラフは日毎、週毎、月毎に表示を切り替える事が出来ます。「WPStatsDashboard」の場合はグラフのみの表示。折れ線グラフと棒グラフの切替が出来ますが縦軸の数字が間引きされておらず、さらにフォントサイズが微妙なので読み取れません。

なおどちらも横画面に対応しています。「Statistics for WordPress」は二本の指でタップした区間のビュー数比較を行う事が出来ます(株価Appの様に)。

見ての通り、現時点では「Statistics for WordPress」の方が優れていると感じますが既に3ヶ月以上アップデートの無いAppな為、今後どの様に改良されるかは分かりません。対して「WPStatsDashboard」はまだ公開されたばかりの新しいアプリで、動作も今のところ安定しており軽快なので今後に期待したいと思います。

参考リンク: