Microsoft OneDrive – 1TB無料ストレージ

ウチは今年3月からMicrosoft Office 365 Home Premiumを利用しており、当初から全5ユーザーそれぞれが OneDriveの20GB無料ストレージを利用出来ていました。

2014年6月末にマイクロソフトはMicrosoft Office 365 ユーザーにはこの無料ストレージを20GBから1TBへ拡張する旨のアナウンスをしており、発表から約1ヶ月後の現在、ウチのアカウントも1TBへ自動的にアップグレードされました。

OneDriveOneDriveは一定サイズ以上のファイルを保存出来ないという弱点があるものの、日頃扱っている文書ファイルであれば問題なく同期出来るので、1TBというサイズはとても重宝します。これが全5ユーザーそれぞれ無料というのが最高。

従来プライベートで扱っているファイルはDropboxに保管していたのですが、今後はOneDriveへ引っ越してみようと考えています。

参考リンク:

Microsoft OutlookのPSTファイルチェック&修復

仕事で使っているMicrosoft Outlook。何となく動作が不安定であったり、メール送信時に動作が遅くなったりする事が気になり、もしかすると.pstファイルに問題が発生しているのではと感じ調べてみました。

Microsoft Outlookがインストールされている環境には「SCANPST.EXE」というアプリケーションがProgram Files以下にインストールされており、これを用いる事で.pstファイルの正常性確認や問題がある場合修復が出来るとの事です。

スタートメニューには追加されないアプリケーションの為、Cドライブ – Program Files(64bit OS環境の場合はProgram Files (x86))フォルダ内を検索して「SCANPST.EXE」を見つけます。

SCANPST.EXE

見つかったらダブルクリックで起動、チェックする.pstファイルを選択します。

SCANPST.EXE

Startボタンをクリックするとファイルの正常性をチェックし、異常が検出された場合はバックアップファイルを作成するかどうか、そのバックアップファイル作成先を選択出来、そのまま修復を行う事が出来ます。

SCANPST.EXE

Repairボタンをクリックすると修復が行われ、完了次第その旨がダイアログで表示されます。

SCANPST.EXE

修復後は少なくとも今まで感じていたメール送信時のちょっとした動作のラグが無くなった気がします。どれだけ効果があるか分かりませんが、暫く様子を見てみようと思います。

参考リンク:

 

Office 365 Home Premiumの自動更新期間変更

1月末からMicrosoft Office 365 Home Premiumをお試し契約で試していましたが先週、1ヶ月の試用期間が切れて2月23日に予め登録してあるクレジットカードへ月額利用料を請求する旨のメッセージが来ました。

Microsoft Office 365 Home Premiumは月間利用契約の場合 US$9.99 (SG$13.80)、年間利用契約の場合はUS$99.99 (SG$138.00)と設定されており年間利用の方がお得です。しかし、Microsoft Office 365のアカウントページにアクセスしても利用を「月」から「年」へ変更する方法が見つかりません(どうも、そんな設定は無い様です)。

結局、一旦契約をキャンセルして、その後に同じアカウントを使って再度年間契約を注文し直すという一手間を掛けないと、お試し期間が完了後は自動的に月額ベースで請求される契約で引き継がれる様です。

MS-Office 365 Home Premium MS-Office 365 Home Premium

参考リンク:

Microsoft account – outlook.com

2012年8月2日、Windows 8のRTMを発表したMicrosoftの話題。

outlook.comというサイトで、ほにゃらら@outlook.comというメールアドレスが得られるMicrosoft accountを作る事が出来る様になっています。主にiCloudとGmailをメインで使っているので、別に必要性は無かったのですが何となく同じアカウント名のメールアドレスは確保しておきたいと思い、取得してみました。

ちなみに、アカウント名の最初の文字はアルファベットのみになっています。

新規登録はoutlook.comウェブページ右下、または左下の「Sign up now」のリンクから行えます。

参考リンク: outlook.com – 実際にはLive.comのサイトに連れて行かれますが、サイト右上にOutlookのロゴと文字が表示されます。

Win: SyncToyについて続き。スクリーンショットとかタスクスケジューラーの設定とか。

先日紹介したSyncToy 2.1。二つのフォルダを同期するのにとっても便利で、xcopyやrobocopyに比べて使いやすいので使い始めて数日ですがとても気に入っています。

折角なので設定方法のスクリーンショットや、定期的に動作させるためのタスク・スケジューラーの設定画面のスクリーンショットを紹介してみます。

[SyncToy 2.1]

インストールした直後はこの様な画面で起動します。

一つも同期させるフォルダのペアが存在していないので、まず作成します。その設定は以下の様なウィザード方式で行えます。まず同期させるフォルダを選択、そして同期の方法を選択します。最後にこの同期に対する名前を付けて完了。

同期方法の Synchronize は双方のフォルダが最新になる様に同期、Echoは左のフォルダで発生した変更を右側に適用、Contribute は左のフォルダでのアイテムの新規作成と名前の変更は右側に適用されるが、削除は適用されない、といった方法になります。

  

 

こうして新しい同期設定を行うとSyncToyのメイン画面が変化し、同期処理を行う事が出来る様になります。複数の設定がされていれば左側にそのリストが表示されるので実行する同期を選択、後は右下の「Run」ボタンを押せば同期が実行されます。

 

[SyncToyコマンド]

SyncToyがインストールされたフォルダ (c:\Program Files\SyncToy 2.1には「synctoycmd.exe」というプログラムがインストールされます。これはコマンドプロンプトで予め設定されている同期を実行する為のもので、 -? (もしくは/?) 引数を与えて実行すると使い方が表示されます。

特定の同期設定を実行する場合は「/R “同期設定名”」、全ての同期設定を実行する場合は 「/R」である事が分かります。試しに実行してみるとその同設定の概要と実行結果が返ってきます。

 

[Task Schedulerを使ったSyncToyの自動実行]

ということで、同期の設定が終わりsynctoycmd.exeの使い方が分かったので、Windows標準のタスク・スケジューラでSyncToyを自動的に実行し、フォルダの同期が定期的に自動的に行われる様にしてみます。

タスク・スケジューラを開き、新しいタスクの追加を行います。タスク名は適当に分かりやすく、実行するユーザーを指定する必要があればこの画面で設定です。サーバー等で動作させる場合はユーザーがログインしていなくても動作させる場合にはしかるべき設定をします。この画面の設定ではユーザーがログインしていない時にもタスクを実行させる様にしています。

トリガーのタブではどういうタイミングでSyncToyを実行するかを設定します。常時というのは不可能なので、1日毎に実行し、且つ実行開始から15分間隔で動作させる設定にしてみます。SettingsでDailyを選択し1日毎に設定。そしてAdvanced settingsのRepeat task everyの項目にチェックを入れて実行する間隔とその期間を1日にしておきます。こうする事で、毎日指定した時間に実行を開始してそれから15分間隔で連続して実行される様になります。

 

アクションのタブでは実行するコマンドを設定します。前述のコマンドプロンプトでSyncToyを実行するsynctoycmd.exeに対して「-R “TEST1″」という引数を与えて実行する場合の画面が次の例です。複数の同期設定があり、全てを実行する場合は引数を「-R」にすればOK。

 

後は残りのタブに対して適宜設定してOKをクリックして終了します。これで指定した時間がくれば、指定した間隔でフォルダの同期が始まります。

トリガーの設定方法によってはユーザーがログオンした間隔で動作させたりする事も可能ですし、ラップトップがバッテリーで動作している場合は実行しない等の設定も可能です。

かなりざっくりした説明ですが、フォルダ同期の方法を探している方の参考になれば幸いです。

参考リンク:

Win: Microsoftの SyncToy 2.1 でフォルダを同期

久しぶりにMicrosoftの話題をしてみます。

会社で同じドメインに属している二つのWindowsサーバー上でフォルダの中身を同期させる必要が発生。従来であれば xcopy や robocopy というコマンドを頻繁に用いていたのですが、今回は Microsoft が無料で配布している SyncToy 2.1 というツールを使ってみました。

ツールは無料でマイクロソフトのウェブサイトからダウンロードできます。

http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=15155

インストールするとウィザード形式で同期元と同期先のフォルダを選択でき、更に同期方向の設定が出来ます。「同期」であればお互いのフォルダで発生した変化がそれぞれに適用され、「片方向(右向きか左向き)」であれば同期元もしくは同期先から他方への一方向で変化が適用されます。

なかなか分かりやすく簡単に同期設定が出来るので、今まで使っていた xcopy や robocopy の様に若干ややこしいオプションの設定なしにフォルダ同期の設定をする事が出来ました。

しかし、最大の問題は同期を開始する為に SyncToy アプリを操作しなければならない点。そう、Windows Serviceやアプリケーション単体でのスケジューリング機能がありません。幸いコマンドプロンプトで動作する .exe ファイルも付属しており、Windowsのタスク・スケジューラーを利用する事で定期的に動作させ、二つのフォルダを自動的に同期した状態に保つ事が出来ます。今度Windowsマシンでスクリーンショットを残し、タスク・スケジューラーの設定方法を紹介してみようと思います。

なお、Microsoftは対応OSが「Windows 7, Windows Vista, Windows XP」としていますが、ウチの会社のWindows Server 2008R2 (64BIT) でも特に問題なく動作しています。

OWA (Outlook Web Access)のSSL証明書….

MicrosoftのExchange Serverで運用されているメールサーバーとクライアントが暗号化された通信を確立する為の証明書について。

認証機関によって署名されていない証明書はその信頼性が確認できない為、WebブラウザでOutlook Web Accessが稼働しているアドレスに接続すると、SSL通信の為の証明書を信頼するかどうか確認メッセージが表示されます。

Mac OS X上のSafariやWindowsの場合、設定によってその証明書を常に信用する事でアクセスする度に確認メッセージが表示されずに済みます。

ところがiPhoneやiPadなどのiOSデバイス上のSafariで色々と操作してみたのですが、この証明書を常に信頼する設定が見当たりません。OWAのURLへアクセスする度に表示される警告メッセージに対して単純に「続ける / Continue」ボタンをタップするだけなのですが、いずれにせよ常に信用するので面倒でなりません。

何とかMac OS XやWindowsのブラウザの様に常に信頼する設定が出来れば便利なのですが….。