Win: Microsoftの SyncToy 2.1 でフォルダを同期

久しぶりにMicrosoftの話題をしてみます。

会社で同じドメインに属している二つのWindowsサーバー上でフォルダの中身を同期させる必要が発生。従来であれば xcopy や robocopy というコマンドを頻繁に用いていたのですが、今回は Microsoft が無料で配布している SyncToy 2.1 というツールを使ってみました。

ツールは無料でマイクロソフトのウェブサイトからダウンロードできます。

http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=15155

インストールするとウィザード形式で同期元と同期先のフォルダを選択でき、更に同期方向の設定が出来ます。「同期」であればお互いのフォルダで発生した変化がそれぞれに適用され、「片方向(右向きか左向き)」であれば同期元もしくは同期先から他方への一方向で変化が適用されます。

なかなか分かりやすく簡単に同期設定が出来るので、今まで使っていた xcopy や robocopy の様に若干ややこしいオプションの設定なしにフォルダ同期の設定をする事が出来ました。

しかし、最大の問題は同期を開始する為に SyncToy アプリを操作しなければならない点。そう、Windows Serviceやアプリケーション単体でのスケジューリング機能がありません。幸いコマンドプロンプトで動作する .exe ファイルも付属しており、Windowsのタスク・スケジューラーを利用する事で定期的に動作させ、二つのフォルダを自動的に同期した状態に保つ事が出来ます。今度Windowsマシンでスクリーンショットを残し、タスク・スケジューラーの設定方法を紹介してみようと思います。

なお、Microsoftは対応OSが「Windows 7, Windows Vista, Windows XP」としていますが、ウチの会社のWindows Server 2008R2 (64BIT) でも特に問題なく動作しています。

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