iPhone 構成ユーティリティ 2.2 リリース

さらにソフトウェア・アップデートの話。今度はiPhone構成ツールです。

iPhoneアプリ開発にも用いるユーティリティだったと思いますが、このユーティリティを使うと証明書をiPhoneへ組み込む作業も出来ますね。

先日、S/MIMEの為の証明書をiPhone 3GSへ転送しようと思ったのですが、良く考えてみるとiPhoneのMailアプリはS/MIME対応ではないので意味が無い。ということで、せっかくiPhone構成ユーティリティがバージョン2.2にバージョンアップしたので今度ためしてみようと思います。

適用はソフトウェア・アップデートから。再起動は不要です。

変更内容については特に記載がありませんでしたが、やはりiPad対応なのでしょうか….

iPhone 構成ユーティリティを使って、構成プロファイルを作成、保守、暗号化、インストールしたり、プロビジョニングプロファイルと認証済みアプリケーションを追跡およびインストールしたり、コンソールログなどのデバイス情報を取り込んだりする作業を簡単に行うことができます。

構成プロファイルは XML ファイルで、デバイスのセキュリティポリシー、VPN 構成情報、Wi-Fi 設定、APN 設定、Exchange アカウント設定、メール設定、iPhone と iPod touch をエンタープライズシステムで使用するための証明書が含まれています。iPhone 構成ユーティリティの使用方法については、「iPhone および iPod touch エンタープライズ配備ガイド」を参照してください(http://www.apple.com/jp/support/iphone/enterprise/ からダウンロードできます)。

iPhoto 8.1.2 リリース

iLife ’09のiPhotoもバージョン8.1.2にアップデートされています。

こちらも主にiPadとの同期機能追加がなされていますが、その他にも細かな修正が行われている様です。

適用はソフトウェア・アップデートから。再起動は不要です。

なお、ソフトウェア・アップデートに表示されていた変更内容は以下の通り。

このアップデートによって、iPhone、iPod、または Apple TV との、読み込みおよび同期に関する小さな問題が解決されます。

このアップデートは iPhoto ’09 のすべてのユーザに推奨されます。

あまり詳しく記載されていなかったので、AppleのWebでより詳しい変更内容を確認してみました。

読み込み

  • iPhone 3GS に接続したときに iPhoto が予期せず停止することがあるという問題が解決されます。
  • 読み込みにビデオクリップしか含まれていないときにイベントのサムネールが作成されないという問題が解決されます。

iPod Nano サポート

  • ソースリストに iPod Nano (5th Generation) の iPod アイコンが正しく表示されます。

同期

  • ライブラリのスライドショーでファイル名にアンパサンド (&) が含まれているソングを使用した場合、iPhone、iPod、または AppleTV と写真が同期できないという問題が解決されました。

iPad 互換性

  • iPad から iPhoto ライブラリへの写真の読み込み、iPad との写真の同期についてのサポートを可能にします。

今までウチは遭遇した事が無い問題の修正がほとんどでした。時々iPhone 3GS接続時にiPhotoが反応しなくなる場合があったので、これが改善されると良いと思います。そして、今までiPod Nano 5Gを何度も接続しておきながら、ソースリストのアイコンが正しく表示されていなかった事に気がついていませんでした。 (^^;;

iTunes 9.1リリース

今日、2010年3月31日はAppleのソフトウェア・アップデート満載ですね。

iTunes 9.1がリリースされています。当然、iPad対応がなされ、これに伴いiBooksからダウンロードしたブックの整理と同期が出来る様になっています。

適用はソフトウェア・アップデートから。再起動は不要です。
適用後の初回iTunes起動時にライセンスへの同意と、ライブラリのアップデートが行われます。

ソフトウェア・アップデートに表示されていた変更内容は以下の通り。

iTunes 9.1 では、いくつかの新機能が追加され、機能が向上しています:

• iPad と同期:好きな音楽、ムービー、テレビ番組、ブックなどを持ち歩いて楽しめます

• ブックの整理と同期:iPad の「iBooks」からダウンロードしたブック、または iTunes ライブラリに追加したブックを整理および同期できます

• Genius Mix の名称を変更したり、並べ替えたり、取り除いたりできます

このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次の Web ページを参照してください:http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP

ちなみに、iTunesの環境設定を開いてみると、ライブラリに表示する項目の選択や、iPadに関する設定項目が追加されています。早速ライブラリにブックを表示してクリックしてみました。当然、ブックを持っていないので面白くありませんが、近い将来、日本でもiBooksからブックをダウンロード出来る様になると思われ、その日が楽しみです。

ネットワークカメラ

ペットの様子を外出先から見たり、家に侵入者がいない事を確認する為のネットワークカメラ。最近ではIEEE802.11n無線LANにも対応した様々なモデルが各社から発売されています。

実家も犬を飼っていて、特に子犬はケージの中にいるとはいえ外出中の様子は気になるものです。

いずれのメーカーも似たような機能を搭載しており、特に最近ではiPhone対応や、カメラ部分を動かす事ができたり、物体が動くと記録を開始するといった機能が注目されている様です。さらには携帯電話から話しかけると、カメラに接続したスピーカーから音声が出るといった機能まで。

日中ペットの様子が気になる方や、一人暮らしで家のセキュリティが気になる方は導入されてはいかがでしょう。

iPhone / iPod Touch Appを贈る機能がApp Storeに追加

さて、iTunesユーザで楽曲をiTunes Storeから購入している方は知っているかもしれませんが、楽曲を他のiTunes Storeユーザへ贈る機能は以前からありました。
楽曲の購入ボタンのすぐ右横にある矢印をクリックすると、メニューに「贈る」というアイテムが表示されます。

今日、いつもチェックしているニュースサイトを眺めていたら、この機能がiPhoneやiPod Touchアプリケーション向けにも提供され、App Storeでも「アプリを贈る」事が出来る様になっているそうです。
実際には贈りませんでしたが、画面表示を確認してみました。紹介してみます。

まず、無料アプリ

無料なので贈る事は出来ません。以前からあるウィッシュリストや友達へ教えるリンクメニューは表示されますが、贈るというメニューはありません。

こんな具合です。

次に、有料アプリ

一番気に入っている RSS リーダー、Bylineで試してみました。

Appを購入の右隣の矢印をクリックすると、いつものメニューの一番上に「このAppを贈る」というアイテムが追加されている事が分かります。

この通り。

クリックしてみると、次の様な画面に切り替わります。

送り主、受取人の名前を入力。そして、相手のメールアドレスとメッセージを入力して続けるをクリックすると手続きが出来る様です(実際にはやりませんでした)。

ちなみに、受取人は複数人指定出来る様で、メールアドレスをカンマ(コンマ)区切りで入力する様です。
ただし、そのメールアドレスの数だけ課金されますので注意が必要そうですね。

自分が気に入っている有料アプリを「教える」と相手に考えさせてしまうけれど、ちょっと奮発して時々「贈る」のも良いかもしれませんね。

注意すべきは、相手の使用しているデバイスやOSのバージョン。対応している事を確認してから贈った方が良さそうです。さらに気になるのは、相手が既にそのアプリを持っていた場合。どうなるのでしょう….。

Apple製品のバッテリーについて…

以前のエントリーでMacBook Pro 15 inchのバッテリーについてAppleから入手した情報などを載せましたが、その後Appleのサイトを彷徨っていたところ、さらに情報を見つけました。紹介してみます。

MacBook / MacBook Pro / MacBook Airのバッテリーについて

リチウムイオンバッテリーとリチウムポリマーバッテリーによって扱いが異なるようです。最新モデルのMacBook / MacBook Pro / MacBook Airはいずれもリチウムポリマーバッテリーが用いられていますが、しばらく前のモデルはリチウムイオンバッテリーです。

Appleの記事によると、

初めてコンピュータを使う際および使い始めてから数ヶ月ごとに、バッテリーの再調整を行う必要がある

とあります。え、「初めてコンピュータを使う際」って、そんな事添付されてくるインストラクションには書かれていなかったと思うのですが….。

また、普段はACアダプターをつないだままで使用している場合も、1ヶ月に1度程度はバッテリーの調整をした方がよいと紹介されています。

その方法は前述の通り、リチウムイオンバッテリーとリチウムポリマーバッテリーによって異なりますが、一旦フル充電した後、バッテリーが空になるまで使いスリープもしくはシャットダウン。そして、再度フル充電するといった手順です。リチウムポリマーバッテリーの場合は、最初のフル充電時に2時間程度余分に充電し、またバッテリーを使い切った後スリープもしくはシャットダウン状態で5時間程放置する手順が追加されています。

iPhone / iPodのバッテリーについて

こちらはMacBook系のような詳しい手順が掲載された記事を見つける事はできませんでしたが、少なくとも

リチウムベースのバッテリーを適切にメンテナンスするには、バッテリー内の電子を時々動かすことが重要です。毎月最低でも1回は充電/放電サイクルを完了するようにしてください。

と記載されていました。この表現によれば、毎回継ぎ足し充電をするような使い方をしている場合でも、1ヶ月に1回はiPhone / iPodがフル充電の状態から完全にバッテリーを使い切り、再度フル充電をするという事を心がけた方が良い様です。

バッテリーと温度について

リチウムポリマーバッテリーは高温環境下においては普段の性能を発揮できないようで、完全なフル充電ができない場合がある為、Appleのサポートページにある記事にもiPhone / iPodをケースに入れた状態で充電しているような場合は、発熱によって本来の性能が得られない事があるのでその場合はケースから取り出すように記述があります。

iPhoneのバッテリーのもちが悪くなったと感じたとき、もしかしたら少し厚手のケースに変えた事に起因する事もあるかもしれませんね。

少しは参考になればと思います。ウチは「初めてコンピュータを使う際および…」の文章を見ただけで、「初めて使う前に教えてくれよ…」って感じでした。

でも遅くはありません、iCalに定期的なイベントを追加して、毎月一度くらいはMac / iPhone / iPodのバッテリーの充電・放電サイクルしてリフレッシュしてみようと思います。

参考リンク:

SANYO eneloop meets BEAMS

しばらく前に発売されていた三洋電機のeneloop stick booster。

単3型のeneloop 2本でiPhone等へのUSB電源として使用出来るペン型の携帯電源です。2010年3月4日、三洋電機はアパレルブランドのBEAMSとのコラボレーションモデルを発表したそうです。その写真がこちら。BEAMSのオレンジ色が素敵な感じです。stick boosterの価格は1980円。さすがにiPhone 3GSの充電0%から100%までの充電はeneloop 2本では出来ませんが、緊急予備電源としては十分使えそうです。

この他にも、充電機能も備えたeneloop mobile boosterもBEAMSとのコラボモデルが発売されるそうです。こちらの価格は2980円。stick booster同様にeneloop 2本を入れて使いますが、こちらはUSB電源で充電することができます。

どちらもエネループ2本が同梱されてくる様ですが、USBケーブルは付属しませんので別途必要です。また、出力をON/OFFする為のスイッチも備えています。

stick boosterはDC5V/500mA出力で満充電時の最大出力時間は約90分。
mobile boosterはDC5V/500mA出力で満充電時の最大出力時間は約70分。充電時間は約280分です。

最近持ち歩く携帯デバイスが増え、iPhone用のTV&バッテリーでは緊急電源が足りなくなる事が良くあるので、stick boosterは導入しても良いかもです。
普通のeneloop色もシンプルで好きなのですが、時にはこういった珍しい色のeneloopも素敵ですね。

発売は4月上旬からのようです。