iPhone, iPad, iPod touch: iOS 4.3.1 配信開始

2011年3月10日にリリースされたiOS 4.3のマイナーバージョンアップとなるiOS 4.3.1の配信が2011年3月26日から始まっています。適用はいつも通りアップデートしたいデバイスをいつも同期しているiTunesへ接続する事で行う事が出来ます。

アップデート内容は以下の通り。

iOS 4.3.1ソフトウェア・アップデート

このアップデートでは、機能が向上し、問題が修正されています。以下はこのアップデートの内容の一部です:

  • iPod touch (第四世代)で、時々グラフィックス表示に異常が生じる問題を修正
  • 一部の携帯電話ネットワークで起きるアクティベーションおよび接続に関する問題を修正
  • Apple Digital AVアダプタ使用時に、一部のテレビの機種で画面にちらつきが生じる問題を修正
  • 一部のエンタープライズWebサービスで起きる認証に関する問題を修正

そして、このソフトウェア・アップデートが適用可能な製品は以下の通りになっています。

  • iPhone 4 (GSMモデル)
  • iPhone 3GS
  • iPad 2
  • iPad
  • iPod touch (第四世代)
  • iPod touch (第三世代)

早速バージョンアップしましたが、これといって大幅な変化は無く普通に使えています。ただし、バージョンアップ直後にiPhone 4とiPadの両方で「MobileMeのアカウントにアクセスできない」というエラーが表示されました。表示されたエラーで「設定」をタップするとMobileMeアカウントの設定画面が表示されるので、特に何もせず「完了」をタップする事で何事も無かった様にMobileMeのメールやカレンダーにアクセス出来る様になりました。もしかするとたまたまMobileMeへの接続に問題があったのかもしれませんが…。

適用後のウチのiPadで設定-一般-情報を見てみたところ、モデムファームウェアのバージョンは07.11.01になっていました。iOS 4.3の時は07.11.00でしたので、変更が加えられている様です。

iPhone, iPad, iPod touch: iOS 4.3がリリースされました。

てっきりiPad 2の発売日と同じ2011年3月11日に配信が開始されていると思っていたiOS 4.3ですが、日本時間で2011年3月10日未明に公開が開始されたらしく、既にダウンロードとインストールが可能になっています。

適用はいつも通りインストールするデバイスを同期しているiTunes経由。

早速ウチのiPadとiPhone 4に適用してみました。ダウンロード開始からiPadへのインストール、iPadの再起動諸々を含めて15分程度で完了しました。OSに相当する部分の更新と、ファームウェアの更新、両方が含まれている様で、複数回iPad/iPhone 4が再起動してソフトウェアやファームウェアの更新を行う動きをしていました。

バージョンアップが完了すると、iTunesが自動的にデバイスを認識して同期を始めるはずなので、すぐに接続を解除せずに同期が完了するのを見届けて、バージョンアップ終了。

早速Safariを起動して少々重たいページへアクセスしてみましたが、圧倒的にパフォーマンスが改善されています。テキスト情報を先に表示する様になったのは感じましたが、イメージを含めた全体が表示されるまでの時間も明らかに早くなっています。

これから会社への通勤電車の中でemobileの回線を使って試したり、その他の機能も試してみようと思います。また今夜もう少し詳しいインプレッションをレポートにしてみます。

なお、iOS 4.3に変更内容の一部抜粋は以下の通り。

  • インターネット共有
    iPhone 4で接続中のモバイルデータ通信回線を、最大5台のデバイスと共有出来ます。(Wi-Fi経由で最大3台、Bluetooth経由で最大3台、USB経由で最大1台の組み合わせ)
    ただし、日本では利用不可
  • iTunesのホームシェアリング機能
    MacまたはPCのiTunes共有ライブラリにある音楽、ムービー、およびテレビ番組を再生出来ます。(iTunes 10.2が必要)
  • AirPlayの新機能
    写真Appのカメラロールアルバム、iTunesのプレビュー、対応他社製App、及びWebサイトのビデオをApple TVで再生出来ます。
    Apple TVにある写真をApple TVに用意されているトランジションを使ってスライドショー再生出来ます。
  • Apple Nitro JavaScriptエンジンによりSafariの動作速度が向上
  • Apple Digital AVアダプタによるHDビデオ出力に対応
  • Ping機能
    コメントとフォロワー申請がプッシュ通知されます。
    曲に対するコメントと「いいね!」を曲の再生画面から直接投稿出来ます。
  • 新規設定項目
    “SMS/MMS”設定で、通知音を再生する回数を設定出来ます
    iPadのスライドスイッチの機能を、画面向きのロック機能、またはサウンド通知やサウンドエフェクトの消音機能から選んで設定出来ます。
  • シングルタップでのグループ通話発信機能 (パスコード送信のためのポーズ機能付)
  • 問題修正

なお、iOS 4.3をインストール可能なデバイスは以下の通りです。

  • iPhone 4 (GSMモデル)
  • iPhone 3GS
  • iPad
  • iPod Touch (第四世代)
  • iPod Touch (第三世代)

[11-Mar-2011追記]

iOS 4.3へのバージョンアップ後、写真を同期する様に設定している場合は最初の同期に時間が掛かります。ウチの場合はiPhotoに保存されている写真について期間を区切って同期していますが、iPhotoのライブラリに保存されている全ての画像をiPhone 4やiPad様に最適化し直しているようで、相当な時間がかかりました。

どの環境でも同じ挙動をするかどうかは分かりませんが…

    Mac: FaceTime for Mac 正式版リリース

    2011年2月25日に発表された新しいMacBook Proシリーズと一緒に、FaceTime for Macの正式版もリリースされています。

    FaceTime for MacはiPhone 4や第4世代iPod Touchに搭載されているFaceTimeをMac上で実現するアプリ。このアプリがMacにインストールされていると、インターネット経由でWiFiネットワークに接続されているiPhone 4やiPod Touch 4G、Mac同士でもビデオ電話が出来ます。

    2010年10月21日の「Back to the Macイベント」でベータ版が発表、公開されてから4ヶ月で正式版のリリースとなりました。が、予想外の有料115円でMac App Storeで配信されています。

    FaceTime for Macを使う為にはApple IDが必要で、既存もしくは新規に作成したApple IDでログインし、着信に用いるメールアドレスを予め設定する必要があります。そうすればお互いがFaceTime可能な環境にあれば相互に発信、着信をして相手の顔を見ながら通話を楽しむ事が出来ます。複数のMacを持っている場合、同じApple IDでセットアップしておく事もでき、着信時には全てのMacで着信音が鳴るので手元にあるマシンで応答する事が出来ます。

    FaceTime for Macをインストールして一度設定を済ませるとアプリが起動していなくても着信音が鳴るので、まるでMacを電話代わりに使える感覚です。当然、Macの電源が入っていてネットワークに接続されている必要がありますが。

    ちなみに、ウチのMacBook Airにはまだベータ版のFaceTime for Mac (Version 0.9)が残っていたので、正式版リリース後でも使えるか試してみました。

    結果は…普通に使えました。とはいえ、正式版がリリースされてFaceTimeのWebサイトからベータ版ダウンロードのリンクが無くなっているので、これからベータ版をインストールする事は出来ませんが….。

    参考リンク:

    *価格等の情報は2011年2月27日現在のものです。

    Android: NTTドコモからGALAXY S SC-02Bのセラミックホワイト発表

    ホワイトカラーのiPhone 4が待っても発売されない中、NTTドコモから発売されているSamsung Galaxy Sのセラミックホワイトカラーが2011年3月2日より発売される事が今日(2011年2月22日)に発表されました。

    2011年2月25日から2011年3月1日までドコモショップで事前予約を受け付けるそうで、受付可能台数はショップにより異なるとの事。今までGalaxy Sの購入を検討していたが、ブラックが好みでなかった人には良いかもしれませんね。なお、海外では既にセラミックホワイトカラーは発売されており、3月2日まで待てない方は海外SIMフリー版のSamsung i9000 Galaxy S (ホワイト 16GB)をすぐに手に入れるという事も出来ます。

    それにしても、iPhone 4のホワイトは発売されないまま次期iPhoneの発売となるのでしょうか….

    参考リンク: GALAXY S SC-02B – NTTドコモ

    iPhone: 薄さ0.35 [mm]のiPhone 4ケース – Slice3 for iPhone 4

    スペックコンピュータから激薄&軽量のiPhone 4用ケース Slice3 for iPhone 4 が発売されています。今まで相当薄いケースでも0.5 [mm]の厚さがありましたが、このSlice3 for iPhone4は厚さ 0.35 [mm] で重量は 3.5[mm]。ほとんど誤差程度の薄さと軽さですね。

    一般的なTPUケースやシリコンケースに比べると少し割高ですが、ケースを取り付けている事を忘れられそうな程薄くて軽いこのケースなら、iPhone 4本来のサイズ、デザインを楽しみながら使えそうですね。

    「Slice3 for iPhone4(ブラック)」:SP052

    「Slice3 for iPhone4(ホワイト)」:SP053

    「Slice3 for iPhone4(ピンク)」:SP054

    「Slice3 for iPhone4(ブルー)」:SP055

    全部で4色が揃っており、ケースと一緒に液晶画面保護フィルム、クリーニングクロスと液晶保護フィルムを貼付ける時の気泡抜きワイパーが付属しています。

    iPhone: BoxWave Keyboard Buddy iPhone 4 Case 内蔵バッテリーの持ち具合

    2011年2月9日に到着し使い始めたBoxWaveのBluetoothキーボード内蔵iPhone 4ケース、Keyboard Buddy iPhone 4 Caseですが、今日2月15日の日中にバッテリー切れになりました。

    到着直後にフル充電し、その後は電源をONの状態でつかい続けていました。iPhone 4のBluetoothも常時ONにしているので、Keyboard Buddyを使った文字入力を頻繁に行っていると、Bluetoothが接続しっぱなしの状態が多い状況でした。

    更にこのケースが入手出来た事が嬉しくてWhatsAppやFacebook、Twitter、メールで文字を入力するときは積極的にKeyboard Buddyを使っていた為、かなりバッテリーを消費する使い方です。

    BoxWaveのサイトには「Charge Duration: 45 days」という記載があり、果たしてどのような状態であれば45日間持つのかという疑問は残りますが、Keyboard Buddyの電源をONのままでつかうのであれば、1週間に一度程度の充電が必要となりそうです。

    参考リンク:

    良さそうなUSB出力の外付けバッテリー – FILCO パワーバンクスリム 3.0

    気がついたらバッグの中にはガジェットが沢山。出掛けた先でバッテリー切れになっても良い様にSANYOのエネループ スティックブースターと、更にそのバッテリーが切れても良い様に追加で2本か4本の単三エネループを持ち歩いているのですが、何か間違えている気がしてきました。

    そもそもバッテリー切れなんて気にするなという意見もあるのかもしれないのですが、iPhone 4は唯一通話出来る回線なのでバッテリー切れになると何かと不便。iPad 3G + WiFiは海外で入手し、有効なSIMが入っていないので、モバイルルーターのIDEOSがバッテリー切れになると外出先でネットワークにつなげないし…。

    増して最近は電車で1時間30分程掛けて通勤する機会が増えたので、特に外付けのUSB出力バッテリー機器が気になり探していたら「FILCO パワーバンクスリム 3.0」というのを見つけました。

    エネループのモバイルブースターシリーズに比べると薄く、大きさはiPhoneと同じ位。重量は145 [g]という事なので大体iPhone 4と同じ位です。出力はUSBポート 5 [V], 1.2 [A]で、もちろんiPhone 4やIDEOSのみでなくXperia等の様々なスマートフォンに対応しています。ただし、iPadは非対応です。

    バッテリーセルはリチウムポリマーが採用されており、eneloop stick boosterとは違ってバッテリーのみ交換する事は出来ませんが、容量は最大4,400 [mAh]。iPhone 4を2回フル充電する事が可能だそうです。PowerBank slim 3.0のバッテリーをフル充電するのに掛かる時間は付属のACアダプターを使って約6時間。

    IDEOS (Pocket WiFi S – S31HW)であれば、3回位はフル充電出来そうですね。IDEOSの純正バッテリーの1,200 [mAh]をフル充電にした状態で4時間(カタログ値)のデザリングが出来るので、単純計算でIDEOS本体内蔵バッテリーとFILCO パワーバンクスリム3.0からの供給を含めて16時間程度はデザリング出来るのではないかと思います。

    特にIDEOSのバッテリーの持ちが気になっているので、これを接続して使えば一日中テザリングをONにしておいても十分使えそうです。最初はIDEOS用サードパーティの大容量バッテリーも見ていたのですが、いざというときにIDEOS以外のデバイスも充電出来るUSB出力の方が柔軟で良さそうですね。

    気になる方はチェックしてみてください。

    参考リンク: