Mac: Mac App Storeは2011年1月6日にオープン予定

2010年10月21日の「Back to the Mac」イベントでMac OS X Lionの発表とともに、それより前にオープンする事が発表されていたMac向けのアプリケーション・ストア、Mac App Storeが2011年1月6日にオープン予定である事をAppleが正式に発表しています。

iPhone, iPod Touch、iPad向けのApp配信で成功しているApp Storeが遂にMac上でも展開され、開発者、利用者ともにMacがより便利で簡単に扱える様になるのではないかと思います。

特にサードパーティーのアプリはそれぞれ独自のバージョンアップ機能を搭載していて、Mac OS Xのソフトウェア・アップデートで一括管理されていないものが多々あります。これらがMac App Storeで配信される様になれば、バージョン管理が一元化され、全てのアップデートをボタン一つ済ませる事が出来、かなり楽になると感じています。

インストールに関しても、今はアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップするタイプや、セットアップツールによるインストールが必要なタイプなど様々ですが、iPhoneやiPadの様にボタンを押すだけで自動的にインストールされるのであれば簡単です。更にはユーザー毎に購入したアプリが管理されるので、複数のMacを所有している場合、一度の購入で全てのMacへ同じアプリがダウンロード&インストールされて利用可能になるとの事。

Appleの発表によると

Mac App Storeはオープン当初より90カ国で利用可能で、有償・無償のアプリケーションが教育・ゲーム・グラフィック&デザイン・ライフスタイル・仕事効率化・ユーティリティといったカテゴリから選べるようになる予定

との事。まさしくiTunes上のApp Storeの様に、カテゴリ毎に様々なアプリが並び、レビューを見ながら良さそうなアプリケーションを探してインストールする事が出来る様です。

今でもWindows OSより色々な意味で使いやすいMac OS Xが更に使いやすくなると考えられ、リリースが楽しみです。最初に登録されるアプリには最新版のiWorksが含まれていると予想していますが、どうなんでしょう。iPad用も同時期にアップデートされるのかなと個人的には思っており、まだiPad用のPages, Numbers, Keynotesは購入せずに待っているのですが…。

参考リンク:

いよいよiPad発売直前。既に700+のアプリが承認済みらしい。

気になる記になるさんの記事で知りましたが、発売直前のiPadに対応したアプリは既に700本以上が承認され、App Storeでダウンロード可能な状態にある様です。確かに、最近iPhoneのApp Storeを見るたびに「iPadとのUniversal App化」と称して、iPhone / iPod Touch / iPad 全てに対応しているアプリが増えている様です。

アメリカではApple Storeの店頭での販売もされるとの事で、徐々に行列ができている頃でしょうか。いよいよ「魔法のデバイス」iPadが一般ユーザーの手に渡る瞬間が迫っています。

日本やその他の国での発売は4月末頃との事ですが、それまでにAppの種類も質も磨かれると良いですね。

参考リンク: AppAdvice – iPad Apps/Games

iPhone / iPod Touch Appを贈る機能がApp Storeに追加

さて、iTunesユーザで楽曲をiTunes Storeから購入している方は知っているかもしれませんが、楽曲を他のiTunes Storeユーザへ贈る機能は以前からありました。
楽曲の購入ボタンのすぐ右横にある矢印をクリックすると、メニューに「贈る」というアイテムが表示されます。

今日、いつもチェックしているニュースサイトを眺めていたら、この機能がiPhoneやiPod Touchアプリケーション向けにも提供され、App Storeでも「アプリを贈る」事が出来る様になっているそうです。
実際には贈りませんでしたが、画面表示を確認してみました。紹介してみます。

まず、無料アプリ

無料なので贈る事は出来ません。以前からあるウィッシュリストや友達へ教えるリンクメニューは表示されますが、贈るというメニューはありません。

こんな具合です。

次に、有料アプリ

一番気に入っている RSS リーダー、Bylineで試してみました。

Appを購入の右隣の矢印をクリックすると、いつものメニューの一番上に「このAppを贈る」というアイテムが追加されている事が分かります。

この通り。

クリックしてみると、次の様な画面に切り替わります。

送り主、受取人の名前を入力。そして、相手のメールアドレスとメッセージを入力して続けるをクリックすると手続きが出来る様です(実際にはやりませんでした)。

ちなみに、受取人は複数人指定出来る様で、メールアドレスをカンマ(コンマ)区切りで入力する様です。
ただし、そのメールアドレスの数だけ課金されますので注意が必要そうですね。

自分が気に入っている有料アプリを「教える」と相手に考えさせてしまうけれど、ちょっと奮発して時々「贈る」のも良いかもしれませんね。

注意すべきは、相手の使用しているデバイスやOSのバージョン。対応している事を確認してから贈った方が良さそうです。さらに気になるのは、相手が既にそのアプリを持っていた場合。どうなるのでしょう….。