2012年1月にiPhone 4S用をインストールしたLuminescent Logo Light ModのiPhone 4用をとある縁で先月(2012年8月)末に入手したことを当ブログで紹介しました。早速、日本に居た頃に購入したソフトバンク阪のApple iPhone 4にインストールしてみました。
iPhone 4にこのAppleロゴを光らせる改造をする場合、iPhone 4Sに取り付ける場合とワイヤーを固定する場所が異なっており、前回2012年1月にウチのブログで紹介したエントリーは参考にならない為、iPhone 4にインストールされる方の参考になればと思い以下に紹介してみます。
作業に必要なツール類はパッケージに含まれてきます。
さて、リラックスして作業を始めてみます。
この改造によって保証が受けられなくなりますので、参考にされる方はその点を十分ご理解ください。
また、この手順に沿って改造された事によって生じたどの様な問題にも当方は責任を負いませんので、自己責任で参考にされてください。
iPhone 4とiPhone 4Sでは若干異なる様ですのでご注意ください。ウチが改造したのはiPhone 4です。
まずはiPhone 4の電源を切ります。
iPhone 4底面のDockコネクタ両側にあるネジを取り外します。小さく、壊しやすいので十分注意が必要です。なお、ウチのiPhone 4は1本をストラップ取り付け様のリングに付け替えていますが、オリジナルは左右ともに同じネジがついています。当然ですが、全てのネジは元通り組み立てる時に必要ですので、どの場所から外したかを分かる様にちゃんと保管しておく必要があります。長さや大きさ、ネジ頭の異なるものが使われているので、元に戻す時の為に外した場所も覚えておいてください。
ネジを外したら背面のパネルをiPhone 4の上側にスライドさせてから持ち上げて取り外します。
バッテリーのすぐ横にあるコネクタを外します。ネジ1本で固定されており、それを外してからシルバーのコネクタを爪で慎重に持ち上げるとクリック感があって外れます。なお、コネクタとネジで小さな金属パーツが固定されていて、コネクタを外すとそのパーツも外れるので紛失しない様に注意が必要です。
次はカメラの隣にあるシールド板を外します。シールド板は5つのネジで固定されているのでこれらを外します。その上でシールド板を慎重に持ち上げて外し保管します。
シールド板を外した下にある2つのコネクタを持ち上げます。フラットケーブルと基板を接続している表面実装タイプのコネクタですが、金属部分の縁を爪で慎重に持ち上げると外れます。引っ張ったり、反対側に折り曲げ過ぎるとフラットケーブルを破損させる可能性があるので注意が必要です。
このコネクタの下にあるチップキャパシターの端子がLEDパネルを接続するポイントになります。キャパシターには両端にターミナルがありますが、接続するのはバッテリーに近い側となります。実際にケーブルを接続する前に、その近くにある8つの基板上の端子に絶縁処理を施します。キットに付属の両面テープをちょうど良いサイズに切り取り、写真の様に先ほど外した2つのコネクタの丁度間に収まる様に貼り付けます。
さて、今度はLEDパネルのワイヤーを少し加工しておきます。赤色のワイヤーはZ字になる様に、そして青色(茶色?)のワイヤーはフック状に整えておきます。
いよいよ赤色のプラス側ワイヤーをポイントに固定します。3つ前のステップで外した2つのコネクタの間にワイヤーを通し、ポイント部分に乗っかる様に(触れる様に)して両面テープを駆使して固定します。この工程は兎に角細かな作業で、写真を撮る余裕がありませんでした…。以下の写真は少しポイントとずれた状態の時に撮影しているので参考程度に。ワイヤーの先端が触れるべきポイントは、チップキャパシターの2つのターミナルのうち、iPhoneのバッテリーに近い側だけです。
うまく固定出来た様に感じたら、外した2つのコネクタを元通り繋ぎ直します。うまく位置を合わせながら無理な力を加えずに元通りにして、更に電源のコネクタも元通り接続します。ここまでくればiPhone 4の電源を投入し、LEDパネルのマイナス側のワイヤーをiPhone 4の外側のフレームに触れさせ、プラス側のワイヤー(ポイント部分)を上から押さえるとLEDの点灯を確認出来ます。プラス側のワイヤーの接続状況が良ければ押さなくても点灯すると思います。もし点灯しない場合は赤色のワイヤーのポイントへの触れ方、位置を調整しながら繰り返し試します。
安定して点灯する様になったら、ポイントの上に両面テープを盛ってシールド板で押さえつけられる様にしてからシールド板を元通り取り付けます。また、フック型に加工したマイナス側のワイヤーはiPhone 4を後ろから見たときに左側の中央部にあるネジで固定します。
さて、最後は背面パネルのAppleロゴの位置に合う様にLEDパネルを固定して終わりです。付属のスポンジテープを使う時はLEDになさならない様にします。LEDパネルの周りを囲む様にスポンジテープを貼るのがコツです。(重なると厚みが増して背面パネルを壊す恐れがあります。)
なおウチはスポンジテープは使わずに両面テープでLEDパネルをバッテリーに固定しちゃいました。iPhone 4Sはスポンジテープを使っているのですが、この方法でも使う上ではデメリットはなさそうです。(外す時にLEDパネルを破損する可能性があるので注意が必要ですが。)
後は分解したときの逆の手順で組み立てて完了です。背面パネルを取り付ける時にパネルをiPhone 4の上から下へスライドさせますが、なるべく縁を押さえながらスライドさせると比較的簡単に組み立てられると思います。
ということで、約1時間の作業で完了しました。同キットを使ってロゴを光らせる改造をされる方の参考になれば幸いです。
参考リンク: