Apple TV: Apple TV向けの iOS 4.1.1 リリース

Apple TVはMac OS XやiPhone/iPadと異なり、いつのタイミングでソフトウェアがバージョンアップしているか気がつかない気がします。Mac OS Xは定期的にソフトウェア・アップデートが適用可能なアップデートがあるか確認してくれますし、iPhone/iPad/iPodはiTunesと同期した時に定期的にチェックしてくれます。

しかし、Apple TV 2Gは特にそのような設定が無く、先日 Version 4.1.1 がリリースされていたのですが、昨日まで気がつきませんでした。

ということで、ウチも早速 Apple TV 2G (MC572J/A) ソフトウェアバージョン 4.1.1 をインストールしてみました。

バージョンアップはApple TVをRemoteで操作して行います。Apple TVの画面で [設定] – [一般] – [ソフトウェアをアップデート] を選択してバージョンアップを開始すれば、Apple TVが全て完了してくれます。ちょっと背景の映り込みとピントが気になりますが、バージョンアップ開始から完了までをビデオ撮影してみましたので公開してみます。

Apple TV: iOS 4.1 がリリースされています

Apple TV 2G向けにもiOS 4.1 (iOS 4.2では無く)が2010年11月23日(日本時間)にリリースされています。適用は、Apple TVのメニューから[設定] – [一般] – [ソフトウェアをアップデート]とします。

アップデートがある事を知らせるメッセージが表示され、ダウンロードとインストールを選択すると一度 [一般] メニューに戻りダウンロードが開始されます。ダウンロードが終わると、バージョンアップが始まりインストール、再起動後に少々時間がかかる処理が終わると元通りApple TVが起動してコンテンツの選択画面が表示されます。

ぱっと見た目ではVoiceOver以外、何が変わったのかよく分かっていません (^^;;

iPhone, iPad: iOS 4.2.1 をインストールしてみました。

日本時間、2010年11月23日の未明にiOS 4.2.1がiTunes経由で適用できる様になっています。早速手元に有るiPhone 4とiPadにインストールしてみました。

インストール後に一般情報を確認するとバージョンは 4.2.1 (8C148) となっています。iPhone 4のモデムファームウェアバージョンは iOS 4.1の 02.10.04 から、 03.10.01 へバージョンアップしています。

バージョンアップに必要な時間は従来のバージョンより短かった様に感じます。iPad、iPhone別々にアップグレードしましたが、どちらも15分程度で完了。バージョンアップ中に数回デバイスが再起動し、最後にiTunesとの同期が完了すれば終了です。

iOS 4.0の時は同期していた写真の処理に長い時間がかかった記憶がありますが、iOS 4.2.1へ場合はバージョンアップ後のバックアップと同期もすぐに終わりました。

[AirPlay]

iOS 4.2.1からiPhoneやiPadで再生しているオーディオやビデオをAirPort ExpressやApple TVへストリーミイング再生可能になっています。ホームボタンをダブルクリックして表示されるマルチタスク・バックグランウドタスクのバーを左側に指でスクロールしてAirPlayで使用するAirMac ExpressやApple TVを選択できます。

iPhone 4の場合、iPodコントロールのさらに左側にディスプレイの明るさ調整とAirPlayのアイコンがあります。

iPadの場合は、初めてのiOS 4で使える様になったマルチタスク。iPhone同様にバーを左側にスライドすると、iPodコントロール、ディスプレイ明るさ調整、AirPlayのアイコンが並んでいます。

この他にiPod Appからも再生するスピーカーを選択する事が出来ます。これはiPhone、iPadの両方に搭載されています。パスワードが設定されているAirPort ExpressやApple TVを使って再生しようとすると、パスワードの入力を求められます。

[Multi Tasking]

iOS 4がリリースされていたiPhoneでは別段新しい事ではないのですが、iPadにとっては待ちに待った新機能です。動作メモリーがiPhone 4より少ないiPadでも特にストレス無くスムースに動作しています。App側で対応していなければ完全なマルチタスク動作にはなりませんが、少なくとも直近に使用したアプリへの素早いアクセスが可能です。

[Folder]

これもiPhone 4 + iOS 4では普通の事になっていますが、iPadでもAppのフォルダ管理が出来る様になりました。iPadの場合は一つのフォルダに最大20個のAppを入れる事が出来ます。iPhoneの場合は最大12個だったので、画面の大きさを利用して8個多くまとめて管理できます。

[MobileMe]

iPadがMobileMeの新しいカレンダー、メモの同期などiOS 4.0を搭載したiPhoneと同じ機能に対応しています。先日リリースされたMobileMeの新しいカレンダーの為に、追加でCalDAVアカウントとしてカレンダーの設定を行っていた場合、iOS 4.2.1インストール後はCalDAVのアカウントを削除しておかないと全てのイベントが重複して表示されます。なので、ウチは追加設定したCalDAVアカウントを削除しておきました。

[AirPrint] (23-Nov-2010, 9:45PM追記)

無線LAN経由でiOS 4.2.1がインストールされているデバイスから直接プリンターへ印刷が出来ます。といっても、ウチは対応プリンターを持っていないので試せていないのですが。

例えばSafariやメールの場合、印刷するWebページやメッセージが表示されている画面で矢印のアイコンをタップすると「プリント」のメニューが現れます。現状対応しているプリンターはHP製モデルのみ。Appleのサポートページに記載されていたので引用してみます。日本国内ではEPSONやCANONのプリンターが多く流通しているのでいずれ公式サポートされると良いですね。

  • HP Envy eAll-in-One series (D410a)
  • HP Photosmart Plus e-AiO (B210a)
  • HP Photosmart Premium e-AiO (C310a)
  • HP Photosmart Premium Fax e-AiO (C410a)
  • HP Photosmart e-AiO (D110)
  • HP Photosmart Wireless e-AiO (B110)—Europe and Asia-Pacific
  • HP Photosmart eStation (C510)
  • HP LaserJet Pro M1536dnf Multifunction Printer
  • HP LaserJet Pro CM1415fn Color Multifunction Printer
  • HP LaserJet Pro CM1415fnw Color Multifunction Printer
  • HP LaserJet Pro CP1525n Color Printer
  • HP LaserJet Pro CP1525nw Color Printer

AirPrintで使う為には最新のファームウェアにアップグレードされていて、取扱説明書に従いAirPrintが利用可能な様に無線LANへ接続されている必要があるとの事です。AirMac ExpressのUSBポートやMac、PCでの共有ではAirPrintからの印刷は出来ないとの事。当初はMacやPCで共有したプリンターからも印刷できる様に開発されていた様ですが、安定性等の理由からサポートされなくなってしまった様です。

* 出来ない事は出来る様にしてくださる方がいるもので、”AirPrint Hacktivator“というMacアプリを使うとMacに接続されたEPSONやCanonのプリンターへもAirPrintで印刷可能な様です。公式サポートされた方法ではありませんが…。

[その他]

iPhoneはAirPlayの追加を除けば、劇的な変更はありませんが、iPad側はiPhoneがiOS 4.0へアップグレードした時と同じ程度の劇的なバージョンアップ感があります。

Game Centerが利用可能になり、メールも全てのアカウントへ届いたメッセージを一つの受信トレイで読める様になりました。メールの送信時、MobileMeアカウントでエイリアスを作成している場合、送信元に存在するエイリアスを選択できる様になったのも良いですね。iPadの場合、スクリーンショットを保存する時にミュート設定されているとシャッター音は鳴りません(iPhoneは鳴ります)。

iPad側面の画面の向きロックスイッチは、iOS 4.2.1インストール後からミュートスイッチになりました。画面の向きロックはiPhoneの様に、ホームボタンのダブルクリックでiPodコントロール画面で設定できます。

iPadのSafariも複数のウィンドウを開いている場合、開いているウィンドウの数がアイコンの中に表示される様になりました。

とにかくiPadにとっては待ち望んだiOS 4.2.1。しばらくいじり倒して楽しんでみようと思います。あと、ウチは有料サービスメンバーですが、MobileMeのiPhoneを探すが無料化されたそうなので、MobileMeメンバーでなくてもiTunesアカウントがあればiPhoneやiPadを紛失した時にリモートからデータを消去したり、GPSを使って大体の位置を特定するのに役立つかもしれません。

iOS 4.2 is coming soon !

2010年11月22日、AppleのホットニュースにiOS 4.2が今日公開される事がリリースされています。といっても2010年11月22日 11:15PM現在、まだiTunesで「アップデートを確認」をクリックしても適用できませんが。

もうしばらくするとダウンロード&適用が可能になるのかもしれませんね。

適用可能なデバイスは

iPad、iPhone 3G、iPhone 3GS、iPhone 4、第二世代第三世代(32GBまたは64GBの2009年後半モデル)および最新のiPod touch

となっていますが、相変わらずマルチタスクなどは一部のデバイス(iPhone 3G)等ではサポートされていません。

参考リンク: アップル – ホットニュース

AppleのiOS 4.2、iPad、iPhone、iPod touchで利用可能に

ソフトウェアアップデート: iTunes 10.1

2010年11月13日、AppleからiTunes 10.1がリリースされています。適用はソフトウェア・アップデートから、OSの再起動は不要です。

変更内容はiOS 4.2対応とApple TV 2G対応がメインです。といってもまだiOS 4.2がリリースされていませんし、噂ではWiFiの接続性問題で少しリリースが遅れるようですね。

iTunes 10.1 の新機能

  • AirPlay 機能を使って、iTunes からすべての新型 Apple TV に瞬時にワイヤレスでビデオをストリームできます。
  • iOS4.2 を搭載の iPhone、iPad、または iPod touch と同期できます。
  • 安定性とパフォーマンスが向上しています。

iOS 4.2は手元にありませんが、AirPlayでApple TVが選択できるか試してみました。iTunes右下の出力先選択に、WiFiネットワーク上に存在するApple TVが表示される様になりました。

あと、iPhone, iPad, iPod TouchのRemote App上でスピーカーを選択する場合にもApple TVが選択できる様になりました。Remote Appは単純にiTunesをリモート操作しているだけなので、当然といえば当然ですが…。

MobileMe: 新しいMobileMeカレンダーがリリースされてから…

2010年10月14日、Appleが提供するMobileMeサービスのカレンダーが一新されました。

既にベータ版の新しいMobileMeカレンダーを利用していたので、iPadにはCalDAVプロトコルで同期する様に設定を済ませていたのですが、ベータが終了し正式リリースとなった後、なぜかちゃんと同期されなくなった気がしていました。

今日もMacで追加したイベント情報がiPad側に同期されず、悪戦苦闘。iOS 4.1で動作しているiPhone 4は何事も無かった様にしっかり同期できています。

MobileMe Newsの新しいカレンダーのリリースを発表したページにも以下の通り記載されている様に、iOS 3.2で動作しているiPadはプッシュカレンダーアップデートに対応していません。よって、フェッチで新たなイベント情報をMobileMeのサーバーから取得してくるはずなのですが、カレンダー Appを起動してもなぜか更新されません。

新しいMobileMeカレンダーのシステム要件:

  • iPhoneまたはiPod touch:iOS 4.1
  • iPad:iOS 3.2;プッシュカレンダーアップデートには、iOS 4.2(11月に公開)が必要です。
  • Mac:Mac OS X Snow Leopardバージョン10.6.4
  • Windowsパソコン:MobileMeコントロールパネルバージョン1.6.3およびOutlook 2007または2010

いつもであればカレンダーAppを起動した時、処理中を示すアイコンが表示されてイベントが湧いて出てきた様に表示されるはずなのですが。

結局、設定し直す事で解決できました。あわせて、今までフェッチは手動に設定していたのですが、iOS 4.2がリリースされるまでの間は30分毎にフェッチする様に設定を変えてみました。これでしばらく様子を見てみようと思います。

MobileMeのアカウントとは別に、その他のアカウントとしてCalDAVを選択しcal.me.comサーバーを設定する必要があります。MobileMeのカレンダー同期をONにしておいても特に問題は無い様です。

CalDAVはプッシュカレンダーではないので、データの取得方法を見るとフェッチになっています。手動としておけばカレンダーApp起動時にデータを取得してくるはずなのですが、再設定前になぜか上手く動いていなかったので30分毎に取得する様に設定しておきました。

そういえば先週末からLeopard Mac OS Xで動作しているMac Miniが不調になったのもこの新しいMobileMeカレンダーが影響しているのでしょうか。MobileMeのページに記載されている情報では、新しいカレンダーはSnow Leopardのみサポートの様なのです。MobileMeカレンダーも利用しているのですが、その他に使用しているソフトウェアの都合上Snow Leopardへバージョンアップしたくないのですが….。ちょっと困りました。

参考リンク:

LogicoolのBluetooth内蔵 Wireless Speaker Z515

LogicoolがBluetoothワイヤレス再生に対応し、10時間連続再生できるバッテリーを内蔵したスピーカーを2010年9月24日に発売するみたいです。

iPhoneやiPad等をA2DP (Advanced Audio Distribution Profile)に対応したBluetooth機器に対応しています。また、USBポートのあるMacやPCであれば、付属のUSBワイヤレスアダプターを使う事でワイヤレスで再生する事が出来ます。つまり、Bluetoothを内蔵していないMac/PCでも使えます。

3.5 mm ステレオミニジャックでの外部入力にも対応しているので、Bluetooth機器ではないiPod nanoでも使えます。

内蔵バッテリーはワイヤレス再生時に連続最大10時間再生。付属のACアダプタで充電でき、約6時間でフル充電出来るとの事です。ACアダプタは100V〜240Vの電源電圧に対応しているので海外でも使えます。持ち運びに便利なキャリングケースも付属。

iOS 4.2でAirPlay機能がリリースされる予定となっていますが、Bluetoothで気軽に出かけた先でバッテリー駆動で音楽を楽しめるので良さそうですね。

LOGICOOL ワイヤレススピーカー Z515 : 9980円

参考リンク:

Bluetooth規格って複雑… ちょっと調べてみました。