シンガポールの味を日本でも – バクテーの素

シンガポールやマレーシアに良く旅行される方や好きな方であれば一度は口にした事がある肉骨茶(バクテーもしくはパクテー)の話題。

先々月シンガポールに渡航した際にも美味しく頂いてきました。

豚あばら肉を独特のスープで煮込んだ鍋料理。Wikipediaによると…

肉骨茶(バクテーもしくはパクテー)はマレーシア及びシンガポールの鍋料理である。 「肉骨茶」は中国福建語由来であり、その発音から「Bak kut teh」と綴られることが多い。 (但し最後のhはマレー語のteh(茶)に合わせて付け加えられたと思われる)

ぶつ切りの豚あばら肉(皮付き)や内臓肉を、漢方薬に使用するハーブと中国醤油で煮込んだもので、土鍋で食される。食材はその他にレタス、きのこ類、湯葉、厚揚げや中国式揚げパンの油条を入れることもある。 よく使われるのはスターアニス(大茴香)、シナモン(桂皮)、クローブ(丁子)、コショウ(胡椒)、ニンニク(大蒜)などであるが様々である。 スープは烏龍茶のような色のことが多いが、茶とはいうものの茶葉は普通は使用されない。

という事で、お茶は入っていません。

シンガポールのスーパーマーケットに行くと粉末やレトルトの「バクテーの素」がたくさん販売されており、自宅でも比較的簡単に楽しむ事が出来る料理です。現地に住んでいた頃は1ヶ月に一度程度、自宅で調理して友人と一緒に並んでエアコンの効いた部屋で美味しく食べていました。そんな美味しいバクテーを日本でも楽しめたら…と思っていたら売ってました、Amazonで。

このブランドのバクテーの素は美味しいです。足りないのは豚肉と水。もちろんもうさらに別の食材を入れたい場合はそれらを準備して調理方法通りに作れば出来上がり。

バクテーセット

一つのパッケージで3〜4人前、値段は550円です。

バクテーを愛してやまない方も、初めての方も試してみては。

*価格情報は2010年9月9日現在のものです。

SoftBank 海外パケットし放題 – 請求内訳について

先月2010年7月22日にシンガポール渡航中に試してみたソフトバンクの海外パケットし放題。先月の請求が確定し、My SoftBankで内訳をみる事が出来ましたので確認してみました。

という具合で、なんと海外でiPhone 4のデータローミングを1日ONにしただけで54,502円!ものすごいパケット代です。万が一海外パケットし放題の適用対象外の接続業者へ繋がってしまっていたら大事件です。いわゆるパケ死です。

が、こちらのエントリーで紹介した通り、ちゃんとシンガポールでの海外パケットし放題適用対象のSingTelへ接続していましたので、53,022円が割り引かれて実際の請求は1480円となっています。

旅行中にiPhoneやiPadで地図を見ながら移動したい時など日本国内と同じ様にとっても便利に使えるのは良いですね。もちろん、Twitterでつぶやいたり、facebookに旅行中に撮影した写真をすぐアップロードしたり、最高です。

孫さん、ありがとうございますっ!

夏休み2010 シンガポール旅行: 8日目 & 9日目

シンガポールでの夏休み後半の2日間は、インドネシアBintan島へ遊びに行ってきました。ウチを含めて総勢6人(シンガポール人: 4人 + マレーシア人: 1人 + 日本人: 1人)で7月23日(金)の朝にフェリーターミナルで待ち合わせて出国。

シンガポールとビンタン島の時差は1時間で、ビンタン島の方が1時間遅れている為、11時に出発するフェリーで1時間かけてビンタン島に移動しても到着は同じ、11時。リゾートホテルの無料シャトルバスでホテルへ向かってチェックインが可能かどうかを確認したところ3部屋のうち1部屋がチェックイン可能との事で、早速荷物を置いて午後にシュノーケリングを楽しみました。

今まで数カ所でシュノーケリングをした事がありましたが、ビンタン島の海も奇麗に感じました。ただし、同行する人が沢山いるのでしばらくすると水が濁ってしまい、視界が狭くなってしまうのはどの海でも同じ。どのくらいの時間シュノーケリングをしていたのかはっきりと覚えていませんが、おそらく1時間程水の中を眺めたり、仲間と一緒に写真を撮って楽しみました。

その後はレーザーで撃ち合うアクティビティ、夕食、卓球、初めて試すビリヤードを小型化した様なテーブルゲームを楽しんで時間を過ごし、夜は午前1時までモノポリーで盛り上がりました。

久々にプレイするモノポリーはルールをほとんど忘れており、さらに英語版だったのでかなりレベルが高かったですが、徐々に慣れてくると大いに盛り上がる事が出来ました。

ビンタン島2日目の7月24日(土)は、朝食後にゴルフ場を回るカートを借りて6人で運転を交代しながらリゾートの敷地内を探索。ウチは以前親と一緒に来たときに乗った事があったのですが、大人数で乗っているとまた異なる楽しさがありました。ところが、途中から雨が降ってきてしまい、その後予定していた水上スキーなどのアクティビティは楽しめず、前日の夜に引き続きモノポリーをプレイしてチェックアウトぎりぎりまで時間を過ごしました。

午後は事前に予約しておいたスパでリラックスしたひとときを過ごし、夕方5:30のフェリーでシンガポールに戻ってきました。行きは1時間得するのですが、帰りは1時間損する事となり、シンガポール到着は焼く20時。早速シンガポールのホテルに戻り、荷物をつめ直して明日の朝の日本帰国に備えました。

昨年同様、長い様で短かった夏休みが終わろうとしています。明日は早朝の飛行機で日本への帰国となる為、少し仮眠して空港へ向かおうと思います。撮影した写真、旅行記は後日BlueDiamond Web.で公開しようと思いますのでそちらもよろしくお願いします。

夏休み2010 シンガポール旅行: 7日目

2010年7月22日、シンガポールでの夏休み7日目は以前通っていた今の会社のシンガポール工場を訪ね、当時から一緒に仕事をしている人々との再会を楽しんでいました。と言う事で、特に観光名所の写真などは無いのですが、2010年7月21日からソフトバンクがサービス提供を開始した海外パケット定額を試してみましたので、書いてみます。

ソフトバンクが2010年7月21日から、海外にいても1日あたり1480円でデータ通信を定額で楽しめる「海外パケットし放題」のサービス提供を始めています。こちらのソフトバンクのページに掲載されている接続業者を使ってデータ通信した場合のみ適用となるサービスの為、海外でiPhone等の電源を入れて接続する際に十分注意してデータローミングをONにしないと定額サービスの適用外になってしまう可能性があるので注意が必要です。

今ウチが滞在しているシンガポールではSingTelへ接続した場合のみ海外パケットし放題の適用対象となる為、iPhoneの電源を入れて(もしくはAirplane ModeをOFFにして)接続業者を手動で設定します。

通常日本で接続している時はキャリアが自動に設定されています。その為、シンガポール国内ではSingTel、M1、StarHubのいずれかにつながりますが、電波強度の関係などでどのキャリアに接続されるか分かりません。実際、うちの場合もAirplane ModeをOFFにしてみると画面上部のキャリア名が M1-3GSM となり、海外パケットし放題対象のSingTelにはなりませんでした。すると、直ぐにSMSが届き、海外パケットし放題対象外の事業者に接続された事を教えてくれます。

ということで、早速接続業者を変更する為に[設定] – [キャリア]を開き、手動接続に切り替えます。

[設定] – [キャリア]を開くと、しばらく時間が掛かる場合もありますが接続できる事業者名がリストアップされます。シンガポール国内で海外パケットし放題の対象となっているSingTelをタップし、接続します。すると上部の事業者表示も「SingTel」に変わり、またSMSが届きます。今度は海外パケットし放題対象の事業者に接続されたとの事なので、安心してデータローミングをONに出来ます。[設定] – [ネットワーク] の画面で「データローミング」をONに設定し、画面上部に 3G のロゴが表示されればOKです。

たまたまキャリアの設定が自動でSingTelに接続された場合も、手動設定にしておかないと気づかぬうちにM1やStartHub変わっている場合があるので、注意が必要です。

早速Safariを起動して接続してみると…

ちゃんとつながりました。夕方にスピードテストも試してみましたが、430 kbps と日本のSoftBankに比べると遅いのですが、海外滞在中に日本と同じ様にパケット料金を気にせずにiPhoneを使えるのは便利と感じました。それにしても、GSM圏内の方がバッテリーの消費が圧倒的に早い気がします。午前中70%程のこっていたバッテリーも午後3時頃には0%になってしまいました。(^^;;

なお、一日の単位は日本時間に基づいていますので、現地との時差を考慮してローミングをON/OFFしないと、現地では1日なのに2日分課金される可能性があります。詳しくはソフトバンクのページで確認できます。

夏休み2010 シンガポール旅行: 6日目

2010年7月21日、シンガポールでの夏休み6日目を終えました。今日は観光客っぽく、少し朝寝坊しながらも午後は新しい名所を巡ってきました。

昼食はいつも通り知人と一緒に。以前よく行っていた会社の近くにあるショッピングセンターで中華料理を食べました。ちょっと量が多くて途中から苦しくなりましたが、好きな味の料理が多かったのでとても楽しめました。

知人は会社の昼休みを利用して会いに来てくれたので、タクシースタンドまで見送りその後はお土産を物色。これまた定番ですが、ドライマンゴーとPrawn Rollを入手して一度荷物を置きにホテルへ。

時間短縮の為、ホテルからはタクシーに乗ってSingapore Flyerへ移動しました。2008年のバレンタインデーにオープンしたアトラクションで、大きなカプセルに複数人が乗り込んで1週約30分の空の旅を楽しむ事が出来ます。つい先日、落雷の影響でエアコンが故障していた様ですが、今日乗った時はもう直っていました。
料金はSGD29.50。カプセルに乗り込む前までに金属探知器のゲートを通ったり、荷物をX線でチェックしたりと万全の体制です。

当然1つのカプセルを独り占め出来る訳ではないのですが、10人程度のっていても十分カプセルの中で動き回れる広さがあります。シンガポールフライヤーもぐるぐる回りながら、人もカプセルの中でぐるぐる。上からはF1のコースが見えたり、Raffles Place MRT駅付近の高層ビルが見えたり、そしてまだ工事中のカジノ、その横にそびえ立つMarina Bay Sandsホテルもばっちり見えます。

Singapore Flyerの後はMarina Bay Sandsの一番上にあるSky Park。Singapore FlyerからカジノとMarina Bay Sandsに徒歩で移動する途中には「the double helix bridge」があり、金属のパイプが非常に複雑な螺旋状をした構造の橋を渡ります。

Marina Bay Sandsはまだ工事中のエリアが多く、営業しているのはショッピングセンターの一部、カジノ、そしてホテルです。カジノは入っても写真を撮影できないのと、時間的な余裕が無かったので入りませんでしたが、Marina Bay Sandsの最上階にあるSky Parkへ行ってみました。
こちらも有料でSGD20.00で56階までのエレベーターに乗る事が出来ます。あっという間に56階に到着すると、そこはまさに空の公園。まさに街並を見下ろす事が出来ます。一番高い位置には宿泊客専用のプールがあり、まるで水が建物の淵から流れ落ちている様な構造になっていて、一度は宿泊して泳いでみたいと思いました。

夕食はEast CoastのLong Beachというシーフードレストランで知り合い夫婦とブラックペッパークラブや海老を楽しみ、その後でもう一度夜のthe double helix bridgeとMarina Bay Sandsを撮影してきました。

朝の寝坊で少しロスした分、夜遅くまで楽しめた一日でした。

シンガポールの無料WiFiホットスポット利用

夏休みで滞在中のシンガポールは町中にWiFiホットスポットが整備されています。シンガポール政府が整備しているプログラムで、複数の企業が協賛しており1Mbpsと遅いですが完全に無料で利用する事が出来ます。

とはいえ、単純に接続するだけで使える様になる訳ではなく、ユーザー登録をしなければなりません。また、利用するときには登録したユーザー名と付与されるパスワードでログインする必要があります。

ウチはシンガポールで仕事をしている頃から利用していたのですが、当時のパスワードを忘れてしまい、登録し直したのでその時のスクリーンショットを使って説明してみます。

まず、WiFiデバイスから「Wireless@SG」というネットワークに接続します。WEPやWPAによる暗号化はされていませんので、Webブラウズやメール利用程度を想定した方が良いと思います。iPhoneの場合は別途提供されているiPhone Appをインストールする事でセキュリティで保護されている「Wireless@SGx」へ接続する為の証明書をインストールする事も出来ますが、今回は省略します。

「Wireless@SG」に接続したら、次はWebブラウザを開き、YahooやGoogleにアクセスしてみます。ネットワークへログインできていない状態のはずなので、ログインを促す画面が表示されるはずです。

一番左がログイン画面です。既にユーザー名とパスワードを持っている場合は、この画面からログインします。
ユーザー名を発行した接続業者を「Service Provider」のリストから選択し、ユーザー名とパスワードをを入力後「@Get Connected」を押せば接続出来ます。
ウチはiCELLでサインアップしたので、ユーザー名は「******@icellwireless.net」となります。Singtelの場合は、発行されたユーザー名の@マーク以降を見て @singnet、@singtel、@stm から選択します。

ユーザー名とパスワードを得る為には、一番左の画面で「Sign Up Now!」をクリック/タップします。

Sign Up Now!をクリックすると登録に際して利用規約が表示されるので、確認します。
次の画面で登録です。ユーザー名とパスワードは携帯電話へのSMSで届きます。よって、現地の携帯電話とプリペイドSIMを入手するか、知り合いの携帯電話番号を借りる方法があります。登録画面では必要事項を入力します。

  • Name: 名前。もちろん英語で。
  • Email: メールアドレス。
  • Address [Optional]: 住所ですが、必須項目ではありません。
  • NRIC / FIN: 観光で滞在中であればパスポート番号を入力します。シンガポール国籍、永住権所持者、就労ビザ所持者はIC番号を入力します。
  • NRIC / FIN Type: リストから適する項目を選択します。パスポート番号をNRIC / FIN に入力した場合は「Passport」を選択です。
  • Country Code: ユーザー名とパスワードを送る携帯電話の国番号。(ここを81に変更すれば日本の携帯電話で登録できるかどうか、試していないので分かりません。今度チャンスがあればやってみます)
  • Area Code: いわゆる市外局番ですが、入力しなくて大丈夫です。
  • Mobile Number: ユーザー名とパスワードを送る先の携帯電話番号を入力します。
  • Preferred UserID: 前述の@マークより前のユーザー名を指定します。既に取得されている場合は登録できず変更を促されます。
  • Verification Code: 黒い枠の中に書かれている文字列を入力します。

全ての入力が完了したら最後に「Register Now」をクリック/タップします。ユーザー名が使えれば携帯電話へSMSが届くはずです。そうすれば、直ぐに送られてきたユーザー名とパスワードを使って利用を開始出来ます。

送られてくるSMSの内容はこんな感じです。赤字の部分がUsername、青字部分がPasswordです。

Login at http://www.icellnetwork.com/ with login – ******@icellwireless.net and password – ?*xx?*x*

ちなみに各社ともWebからの登録も受け付けていますが、こちらもシンガポールの携帯電話が必要です。iCellの登録ページには、シンガポール以外の携帯電話を利用する際の連絡先が掲載されているので、シンガポール国内の携帯電話を持っていない場合は電話で問い合わせる事が出来ます。

夏休み2010 シンガポール旅行: 5日目

シンガポール夏休み5日目の今日はBotanic Gardenに行ってきました。結局、ほとんどの観光名所は過去に行った事があるので、リピートする場所ばかりなのですが、公園好きなウチにとってBotanic Gardenはいつも訪れる場所の一つです。シンガポールの国にとっては広い敷地に遊歩道が整備されていて緑に囲まれながらリラックスできる時を過ごす事が出来ます。日本ではほとんど見かける事がないリスや大きなトカゲも登場して、国営で整備されているとはいえ自然を感じる事が出来ます。

内部には有料(SGD 5.00)のNational Orchid Gardenもあり、この中は様々な種類の蘭を見る事が出来ます。入り口でチケットを購入してゲートを通って入園するとすぐに蘭の花が迎えてくれます。暑い国なので、時間に余裕をもって急がずゆっくりと回りながら花を眺め、香りを楽しみ、写真を撮って過ごしました。

午後は昼過ぎに以前同じ会社で仕事をしていた人々と待ち合わせ、ペラナカン料理を。ペラナカンとは、マレー系と中国系の混血文化を差し、中国から南下してきた中国人がマレー半島のマレーシア人と結婚して生まれた文化。なので料理も中華の様な、マレー料理の様な、それが混ざった味になっています。とても辛いわけではなく、ウチは好きな味。魚、肉、野菜の料理をライスと一緒にお腹いっぱい頂きました。

そして今度こそSingapore Flyerに乗りたかったのですが、またしてもあいにくの雨。さらに悪い事に先週末の落雷の影響で運転はしているものの、エアコンが動作していないらしく、乗れたとしても30分間エアコン無しのゴンドラの中で過ごす事になるそうです。明日か明後日にチャンスを見つけて乗りたいとは思っていますが、エアコン無しに耐えられる気温と日差しかどうかをチェックしてからにしようと思います。

でわ、Orchid Gardenで撮影した写真を数枚。楽しんで頂ければ幸いです。