シンガポールの無料WiFiホットスポット利用

夏休みで滞在中のシンガポールは町中にWiFiホットスポットが整備されています。シンガポール政府が整備しているプログラムで、複数の企業が協賛しており1Mbpsと遅いですが完全に無料で利用する事が出来ます。

とはいえ、単純に接続するだけで使える様になる訳ではなく、ユーザー登録をしなければなりません。また、利用するときには登録したユーザー名と付与されるパスワードでログインする必要があります。

ウチはシンガポールで仕事をしている頃から利用していたのですが、当時のパスワードを忘れてしまい、登録し直したのでその時のスクリーンショットを使って説明してみます。

まず、WiFiデバイスから「Wireless@SG」というネットワークに接続します。WEPやWPAによる暗号化はされていませんので、Webブラウズやメール利用程度を想定した方が良いと思います。iPhoneの場合は別途提供されているiPhone Appをインストールする事でセキュリティで保護されている「Wireless@SGx」へ接続する為の証明書をインストールする事も出来ますが、今回は省略します。

「Wireless@SG」に接続したら、次はWebブラウザを開き、YahooやGoogleにアクセスしてみます。ネットワークへログインできていない状態のはずなので、ログインを促す画面が表示されるはずです。

一番左がログイン画面です。既にユーザー名とパスワードを持っている場合は、この画面からログインします。
ユーザー名を発行した接続業者を「Service Provider」のリストから選択し、ユーザー名とパスワードをを入力後「@Get Connected」を押せば接続出来ます。
ウチはiCELLでサインアップしたので、ユーザー名は「******@icellwireless.net」となります。Singtelの場合は、発行されたユーザー名の@マーク以降を見て @singnet、@singtel、@stm から選択します。

ユーザー名とパスワードを得る為には、一番左の画面で「Sign Up Now!」をクリック/タップします。

Sign Up Now!をクリックすると登録に際して利用規約が表示されるので、確認します。
次の画面で登録です。ユーザー名とパスワードは携帯電話へのSMSで届きます。よって、現地の携帯電話とプリペイドSIMを入手するか、知り合いの携帯電話番号を借りる方法があります。登録画面では必要事項を入力します。

  • Name: 名前。もちろん英語で。
  • Email: メールアドレス。
  • Address [Optional]: 住所ですが、必須項目ではありません。
  • NRIC / FIN: 観光で滞在中であればパスポート番号を入力します。シンガポール国籍、永住権所持者、就労ビザ所持者はIC番号を入力します。
  • NRIC / FIN Type: リストから適する項目を選択します。パスポート番号をNRIC / FIN に入力した場合は「Passport」を選択です。
  • Country Code: ユーザー名とパスワードを送る携帯電話の国番号。(ここを81に変更すれば日本の携帯電話で登録できるかどうか、試していないので分かりません。今度チャンスがあればやってみます)
  • Area Code: いわゆる市外局番ですが、入力しなくて大丈夫です。
  • Mobile Number: ユーザー名とパスワードを送る先の携帯電話番号を入力します。
  • Preferred UserID: 前述の@マークより前のユーザー名を指定します。既に取得されている場合は登録できず変更を促されます。
  • Verification Code: 黒い枠の中に書かれている文字列を入力します。

全ての入力が完了したら最後に「Register Now」をクリック/タップします。ユーザー名が使えれば携帯電話へSMSが届くはずです。そうすれば、直ぐに送られてきたユーザー名とパスワードを使って利用を開始出来ます。

送られてくるSMSの内容はこんな感じです。赤字の部分がUsername、青字部分がPasswordです。

Login at http://www.icellnetwork.com/ with login – ******@icellwireless.net and password – ?*xx?*x*

ちなみに各社ともWebからの登録も受け付けていますが、こちらもシンガポールの携帯電話が必要です。iCellの登録ページには、シンガポール以外の携帯電話を利用する際の連絡先が掲載されているので、シンガポール国内の携帯電話を持っていない場合は電話で問い合わせる事が出来ます。