Singapore: HUAWEI E303 – HSPA USB Stickを購入

仕事の都合で3Gネットワーク接続のUSBスティックが必要となり、仕事帰りにBugisのSingaporeの携帯電話キャリアm1のショップでHUAWEIのE303というUSB Stickを入手してきました。

会社の経費で購入なのですが、明日の朝まで折角手元にあるので開封中に記念写真を撮影してみました。

  

  

SIMカードのサイズから比較すると本体のサイズが分かると思いますが、今時のUSBメモリに比べたらかなり大きいです。Micro SD Cardスロットも備えており、USBメモリとしても使える想定。

早速MacBook Airに接続してみると、Micro SD Cardスロットに何も挿入していなくても、動作に必要なアプリケーションのセットアップファイルが保存されているメモリエリアがディスクとして認識、マウントされます。そのセットアップアプリケーションを実行すると3G接続に必要なアプリケーションがMacBook Airにインストールされて3Gネットワークに接続する事が出来ました。

なお、会社で準備したプリペイドのブロードバンドSIMカードはSingTelのものでしたが、無論シンガポールで販売されているこのデバイスはSIMフリーなので無事にAPN設定を新規に追加する事で接続出来ました。

明日は展示会場でこれを使ってPCをインターネットに接続する為の設定を出社前に済ませてこようと思います。

日本では同じモデルは販売していない様ですが、似た様なデバイス「Huawei E369 (SIM フリー 輸入版)」がAmazon.co.jpでウチがシンガポールで入手したのと同じ程度の価格で販売されていますね。

 

Singapore: SingTelが4Gネットワークサービス提供を発表

2012年6月4日、シンガポールの最大手携帯電話キャリアであるSingTelが4Gネットワークサービス提供開始を発表しました。他社はまだ提供予定すら発表されていない中で、最初の4Gサービス提供キャリアとなります。

下り最大75Mbpsの4Gサービスは2012年7月1日より開始。2012年6月5日以降にLTEに対応しているスマートフォン「HTC One XL」「LG Optimus LTE」「Samsung Galaxy S2 LTE」をSingTelの4Gサービスプランに契約して購入する事で利用する事が出来ます。むろん、最大75Mbpsは理論上の値であり、SingTelのプレスリリース記事には現実的なネットワーク速度としては標準3.4Mbpsから12Mbpsの間になる旨が記載されています。

ウチもSingTelとm1のラインを使っているので、気になりSingTelのカスタマー・ケアに電話して聞いてみました。既存の3Gネットワークサービス利用者は2012年7月1日以降にSingTelにおいて4Gサービス対応プランに切り替えてもらう事が出来るとの事。この手続きを踏まないと4Gネットワークサービスは利用できないようです。つまり、3Gプランのまま放っておけば、通信速度、価格はそのままで使い続ける事になるとの事。

さて、新しいSingTelの4Gサービスプランですが、通信速度が早くなるだけではなくサービスの内容も変更になっています。

Flexi Lite Flexi Value Flexi Plus Flexi Premium
月額利用料 SGD39.90 SGD59.90 SGD99.90 SGD205.00
無料通話時間 100分 200分 500分 2000分
無料SMS 800通 900通 1000通 2500通
無料データ通信容量 2GB 3GB 4GB 12GB

各プランの利用料と無料通話料は変化してません。プランに含まれる無料SMSは3Gサービスプランよりも増加しています。そして減少しているのが「無料データ通信容量」。現在の3Gプランには12GB(Flexi Premiumは30GB)のデータ通信がバンドルされているにもかかわらず、4Gサービスではプランによって2GBから12GBしか含まれなくなります。

SingTelによると毎月2GB以上使っているユーザーは比率としては少なく、かつ現在SingTelの3Gネットワーク総データ通信のうち64%はユーザーの10%によって使用されているとの事。よって、90%のユーザーにフェアなサービスを提供する為にもバンドルするデータ容量の見直しがされたとの事です。

なお、4G契約で無料データ通信容量を上回って通信すると追加料金が発生します。料金は2012年12月31日までは1GBあたりSGD5.35、2012年1月1日以降は1GBあたりSGD10.70との事です。

参考リンク:

Singapore: SingTel のプリペイド MicroSIM カード

以前、日本で購入したAndroid Phoneで少し実験をしたくなり、昨日 (2012年4月9日) にシンガポール・ブギスのSingTel ShopでプリペイドのMicroSIMカードを購入してきました。

SGD15.00の価格でSGD18.00分利用できます。一応3Gネットワーク対応なのでデータ通信も可能です。さらにSGD10チャージする毎に5MB分無料でデータ通信できる仕様になっています。

んで、わざわざブログのエントリーにしたのはそのSIMカードの台紙のデザイン。Singaporeで人気のANGRY BIRDSのイラストになっています。ちなみMicroSIMカードと一緒にユーザーガイド、プロモーションの広告が入っていました。

なお、プリペイドカードの購入にはパスポート、もしくは就労ビザや永住権のIDが必要となります。

参考リンク: SingTel – Prepaid Plans

iPhone: シンガポール携帯電話キャリア各社のiPhone 4Sプラン一覧

シンガポールでのiPhone 4S発売まであと2日。携帯電話事業者3社の全ての料金プランが公開されていましたので並べてみました。

どのキャリアもほぼ同じ料金設定です。

  • 月々の基本料はSingTelが一番高く、M1が一番安い。
  • データバンドルはベーシックなプランが12GBは共通。SingTelのみ一番上のプランでも30GB Limitになっていますが、M1とStarHubは使い放題。
  • 通話は唯一M1のみ一番上のプランでかけ放題、その他は最大でも2000分。
  • SMS/MMSはSingTelが若干多めに設定されており、M1とStarHubに関しては全く同じ。

本体価格についてはストレージ容量と契約するプランによってそれぞれ戦略がある様です。いずれも2年契約のプランで途中解約は契約開始からの経過月数に応じた解除料が請求されます。

データ通信の速度についてはM1のみが下り最大14.4Mbpsを明記していますが、その他のキャリアの料金プラン一覧には記載がありませんでした。ただし、M1の料金プラン一覧の下部にはしっかり 2011年10月28日以降にiPhone 4Sで新規契約もしくは更新した場合のみ14.4Mbpsで利用出来る旨が記されており、ウチの様に端末のみ入手してiPhone 4のSIMカードを差しても最大7.2Mbpsのスループットの様です。とはいってもシンガポールの3G回線は日本のものに比べて圧倒的に遅いので、果たして7.2Mbpsをどれだけ活用出来ているかも微妙ですが…。

 

iPhone 4S Price
Carrier Plan Subscription Data Calls SMS/MMS 16GB 32GB 64GB
M1 iPhone Value $36.00 12GB 100 mins 500 $505 $630 $770
iPhone Lite $56.00 12GB 300 mins 500 $235 $370 $510
iPhone Extreme $98.00 Unlimited 700 mins 500 $0 $70 $210
iPhone Max $198.00 Unlimited Unlimited 2000 $0 $0 $115
SingTel iFlexi Lite $39.90 12GB 100 mins 550 $498 $668 $798
iFlexi Value $59.90 12GB 200 mins 650 $248 $368 $538
iFlexi Plus $99.90 12GB 500 mins 700 $0 $98 $208
iFlexi Premium $205.00 30GB 2000 mins 2000 $0 $0 $108
StarHub SmartSurf iPhone 100 $38.00 12GB 100 mins 500 $498 $678 $818
SmartSurf iPhone 300 $58.00 12GB 300 mins 500 $248 $378 $558
SmartSurf iPhone 700 $98.00 12GB 700 mins 500 $0 $108 $228
SmartSurf iPhone Unlimited $205.00 Unlimited 2000 mins 2000 $0 $0 $128

参考リンク:

 

iPhone: SingTelがiPhone 4Sの予約受付開始

昨日2011年10月25日にメールが来ていたのですが、今日(2011年10月26日)からシンガポールで最大の携帯電話キャリアであるSingTelが、オンラインでiPhone 4Sの予約受付を開始しています。

シンガポール時間の2011年10月26日 10:00AM から受付を開始したのですが、10:15AMにはトラフィックが多すぎたとの事でダウン。SingTelのiPhone 4S商品ページには「We are currently experiencing high traffic to the Appointment Booking site. You may experience some delays.」という事で、15分の隙間に入れた方はラッキーでした。

現在は午後3時には復旧している旨のアナウンスがされていますが、何度リロードしても表示されない状態が続いています。

なお、当日販売は2011年10月28日 午前0時 (27日の真夜中という表現の方がしっくりきますね)、Suntec Convention Centreのホール402で発売開始イベントが行われるそうです。

参考リンク:

iPhone 4S – SingTel

 

SoftBank 海外パケットし放題 – 請求内訳について

先月2010年7月22日にシンガポール渡航中に試してみたソフトバンクの海外パケットし放題。先月の請求が確定し、My SoftBankで内訳をみる事が出来ましたので確認してみました。

という具合で、なんと海外でiPhone 4のデータローミングを1日ONにしただけで54,502円!ものすごいパケット代です。万が一海外パケットし放題の適用対象外の接続業者へ繋がってしまっていたら大事件です。いわゆるパケ死です。

が、こちらのエントリーで紹介した通り、ちゃんとシンガポールでの海外パケットし放題適用対象のSingTelへ接続していましたので、53,022円が割り引かれて実際の請求は1480円となっています。

旅行中にiPhoneやiPadで地図を見ながら移動したい時など日本国内と同じ様にとっても便利に使えるのは良いですね。もちろん、Twitterでつぶやいたり、facebookに旅行中に撮影した写真をすぐアップロードしたり、最高です。

孫さん、ありがとうございますっ!

夏休み2010 シンガポール旅行: 7日目

2010年7月22日、シンガポールでの夏休み7日目は以前通っていた今の会社のシンガポール工場を訪ね、当時から一緒に仕事をしている人々との再会を楽しんでいました。と言う事で、特に観光名所の写真などは無いのですが、2010年7月21日からソフトバンクがサービス提供を開始した海外パケット定額を試してみましたので、書いてみます。

ソフトバンクが2010年7月21日から、海外にいても1日あたり1480円でデータ通信を定額で楽しめる「海外パケットし放題」のサービス提供を始めています。こちらのソフトバンクのページに掲載されている接続業者を使ってデータ通信した場合のみ適用となるサービスの為、海外でiPhone等の電源を入れて接続する際に十分注意してデータローミングをONにしないと定額サービスの適用外になってしまう可能性があるので注意が必要です。

今ウチが滞在しているシンガポールではSingTelへ接続した場合のみ海外パケットし放題の適用対象となる為、iPhoneの電源を入れて(もしくはAirplane ModeをOFFにして)接続業者を手動で設定します。

通常日本で接続している時はキャリアが自動に設定されています。その為、シンガポール国内ではSingTel、M1、StarHubのいずれかにつながりますが、電波強度の関係などでどのキャリアに接続されるか分かりません。実際、うちの場合もAirplane ModeをOFFにしてみると画面上部のキャリア名が M1-3GSM となり、海外パケットし放題対象のSingTelにはなりませんでした。すると、直ぐにSMSが届き、海外パケットし放題対象外の事業者に接続された事を教えてくれます。

ということで、早速接続業者を変更する為に[設定] – [キャリア]を開き、手動接続に切り替えます。

[設定] – [キャリア]を開くと、しばらく時間が掛かる場合もありますが接続できる事業者名がリストアップされます。シンガポール国内で海外パケットし放題の対象となっているSingTelをタップし、接続します。すると上部の事業者表示も「SingTel」に変わり、またSMSが届きます。今度は海外パケットし放題対象の事業者に接続されたとの事なので、安心してデータローミングをONに出来ます。[設定] – [ネットワーク] の画面で「データローミング」をONに設定し、画面上部に 3G のロゴが表示されればOKです。

たまたまキャリアの設定が自動でSingTelに接続された場合も、手動設定にしておかないと気づかぬうちにM1やStartHub変わっている場合があるので、注意が必要です。

早速Safariを起動して接続してみると…

ちゃんとつながりました。夕方にスピードテストも試してみましたが、430 kbps と日本のSoftBankに比べると遅いのですが、海外滞在中に日本と同じ様にパケット料金を気にせずにiPhoneを使えるのは便利と感じました。それにしても、GSM圏内の方がバッテリーの消費が圧倒的に早い気がします。午前中70%程のこっていたバッテリーも午後3時頃には0%になってしまいました。(^^;;

なお、一日の単位は日本時間に基づいていますので、現地との時差を考慮してローミングをON/OFFしないと、現地では1日なのに2日分課金される可能性があります。詳しくはソフトバンクのページで確認できます。