一つ前のエントリーで紹介した通り、今日シンガポールのSim Lim SquareでStrontiumブランドのDDR3-1333 4GB RAMを2枚入手してきました。出掛ける前に予めAmazon.co.jpで調べたところTranscendブランドの こちら が使えそうだったので、このスペックをiPhoneにコピーしてからSim Lim Squareへ向かったのですが、結果としては違うメーカーを入手しました。
Sim Lim Squareの4階あたりにパソコンパーツを扱っているお店が多くあるので、駐車場から直接4階へ。そのまま通りかかったユニット番号 04-57 の Fuwell International Pte Ltd というお店で早速探してみると、 Kingston DDR3 1333/10600 4GB が S$28。8GBとして2枚購入してもS$56です。これは安い!Apple純正のメモリをOnline Shopから購入するとS$560なので10分の1の価格。
購入しようと思い、念の為お店の人に「これはMacでもOKだよね?」と聞くと、「規格的にはOKだけれど、50%位の割合でMacと相性が悪い場合があるよ。このMacマークが付いているStrontiumブランドの方が安心。」と別のブランドを勧められました。正直、認識していないブランドだったのですが、後でSim Lim Squareを歩き回っていたら壁に大きな広告がある程、名の知れたメーカーの様ですね。
さて、価格はKingstonに比べて S$10 高い 4GB当りS$38。一瞬躊躇ってしまったので、一度そのお店を離れて別のお店で価格調査。その結果、一軒で同じメモリがS$37で販売されていました。でも親切にMacと相性の良いメモリを教えてくれたので、先ほどのFuwellに戻り、1ドル値引きしてもらって購入しました。
帰宅後、24時間稼働のMac miniをシャットダウン。全ての接続を解いて底面にあるカバーを開いてメモリの交換を行いました。扱い慣れたSODIMMなので交換は簡単。重なり合う様に取り付けられている1GB 2枚を取り外し、そして購入してきた 4GB 2枚 を取り付けます。
左が交換前、右が交換後。
後は元通り全ての配線を戻して起動。交換直後1度目の電源投入時には何故かビープ音がなって起動しなかったのですが、再電源投入でいつも通り起動。やっぱり快適です。システム情報でメモリが正常に認識している事を確認、そしてフリーのベンチマークソフトでスコアを比較してみました。
左が合計2GB RAMの頃、右が8GBアップグレード後。(NovaBenchを利用)
数字上のパフォーマンスではあまり大きな違いは無いかもしれませんが、今までキャッシュの影響でもたついていたiTunesとiPhotoの動作がとても快適になりました。それもそのはず、Mail、iTunes、iPhotoが起動しているだけで2GB以上のメモリを利用しているので、従来の搭載メモリ2GBでは不十分だったのです。一気に4倍の容量になって増々快適に、便利に使えるMac miniになりました。
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