幸いMac OS Xを標的としたウィルスやマルウェアは、他のOSに比べると比較的少ない様ですが、それでも皆無では無いのも事実。今までウチが持っているMacには特にウィルスやマルウェア対策アプリは導入していませんでしたが、複数台のMacを所有しており多くが24時間態勢で動作しているので少しずつ心配になってきました。
ということでMac App Storeで対策アプリを探してみたところ、ウチも以前使っていたINTEGO社のVirusBarrier Expressを見つけました。名前から想像出来る通り「無料」のウィルス、トロイの木馬、その他マルウェアの対策アプリです。更に対象はMac OS X向けに限定されず、Windows OSやMicrosoft Officeを狙うマルウェアも検出出来るとの事。
ただし、いくつかの制限があります。
- 常駐型のアプリではなく、手動スキャンのみ
- 検出の基準となるマルウェア定義ファイルの更新は無料であるが、最新の情報は60日遅れで毎月配信される。(標準マルウェア定義ファイル)
- 同じく毎月更新される有料のプレミアム定義ファイルを購入すると最新の定義を得る事が出来るが、1回の更新に1トークン必要となる。トークンの価格は5トークンで1680円(1トークン当り336円)か、10トークン、20トークンのまとめ買いも可能。
そもそも常駐して常にマルウェアの検出を行ってくれるわけではない事と、ウィルス被害がそれほど多くないMac OS Xの為に毎月トークンを消費するのも微妙な気がしてしまいます。スケジュールスキャンも可能なので無料の標準マルウェア定義ファイルを使って1週間や1ヶ月に一度程度Mac内のファイルをスキャンしてみるのも良いかもしれませんね。
まずは良く持ち出すMacBook Airにインストールして、曜日や時間を決めてスキャンを試してみようと思います。
参考リンク:
- VirusBarrier Express – Mac App Storeで開く
- VirusBarrier X6 – 有料の常駐型アプリで、Expressより多くの機能を搭載