iPhone , iPad へのムーブ対応ワンセグチューナー (PC用)

USB接続タイプのワンセグチューナーです。バッファローから2010年10月20日に発売される予定のDH-MONE/U2Vというモデル。従来から数多く販売されているUSBスティック形状のワンセグチューナーなのですが、iPhone、iPadへ録画した番組をムーブできる事が特徴です。

価格は5800円。Windows PCのみの対応で、Windows XP、Windows Vista (32bit, 64bit)、Windows 7 (32bit, 64bit)で動作します。1台のPCに最大2本を接続して2番組同時録画や、1番組録画中に別番組を視聴するという事も出来ます。

iPhoneとiPadへは無線LAN経由で録画した番組を転送できる為、煩わしいケーブルの接続などの手間がありません。iPhone、iPad側には無償のアプリをインストールすれば準備完了。ワンセグの為、何台ものiPhoneやiPadへ無制限に転送する事は出来ず、ムーブになってしまいますが、録画した番組を通勤の電車の中で見る様な場合、毎日ケーブルの抜き差しをしなくても番組転送が出来て楽そうです。

BUFFALO iPhone iPad対応 USB2.0用ワンセグチューナー ちょいテレ DH-MONE/U2V

TV&バッテリーの受信感度改善作戦

写真をご覧になって分かる通り、かなり無理な大作戦です。

SoftBankが発売しているiPhone向けのワンセグチューナー、TV&バッテリーの受信感度改善を予算100円で実験してみました。

必要な物は、100円ショップやホームセンターで売っているテレビアンテナを配線する為のF型端子と、適当な配線材。ウチは余っていたアース線を使ってみました。

もちろん、TV&バッテリーがある事が前提条件ですが…。

iPhoneでリアルタイムにワンセグを見る為にはSoftBankが販売しているTV&バッテリーが必須となります。しかし、受信感度が思ったより悪い事は使われている方はご存知ではないかと思います。ウチも購入はしたものの、あまりの受信感度の悪さに活躍の場がほとんどありませんでした。主にバッテリーとして使っていたのですが、結局ACアダプターとUSBケーブルを持ち歩けばそれほど出動の機会が無く、最近では鞄の中にしまいっぱなしの状態。

そこで、つい先日家電量販店で見かけた携帯電話のワンセグの受信感度を向上させるアンテナの事を思い出して無理な作戦を決行してみました。ただし持ち歩きを考えた仕様ではないので、屋内でTV&バッテリーを使う事のみを前提にしています。

まず、アース線の両端の被覆を剥きます。片方は少しだけ、もう片方は少し長めに剥いておきます。

少しだけ剥いた方をF型端子の芯線に接続します。本来は同軸ケーブルを接続するわけですが、なんちゃってアンテナ感度向上作戦ですので、気にせず適当に。

色々なタイプがあると思いますが、こんな感じでネジ止め。

そして反対側の少し長めに被覆を剥いた側をTV&バッテリーのアンテナに巻き付けます。

ぐりぐりぐりっと、こんな感じ。

後はF型端子を家の壁にあるアンテナ端子に繋ぐだけ!

ちなみにウチはVHFアンテナ(アナログ)端子に接続しています

以上で完了。後はiPhoneでテレビアプリを立ち上げて試してみます。要するに擬似的にアンテナを長くしているだけで、全く技術的な根拠の無い接続なのですが、思った以上に効果有り!

今までもアンテナにアルミホイルを長い棒状してくっつけてみたりしましたが、ほとんどテレビ試聴出来なかった状態でしたが、今回の受信感度改善作戦は大成功です。ちゃんと全てのチャンネルの番組情報も取得出来ますし、スムーズに書くチャンネルが試聴出来ています。

ただし前述の通り持ち運びが出来なくなってしまう為、USB出力のACアダプターを繋ぎっぱなしにしておき、自動パワーOFFを無効にしていつでもテレビを見れる様に設定しておくと良いかもしれません。さらに、外部からもwifi接続で試聴したい場合には1000円のライセンス料金が発生しますがTVモバイルを使う手もあります。ウチはまだライセンス購入はしていませんが、PocketWifiでも十分試聴する事が出来ました(30秒のお試し試聴で動作確認してみました)。

受信感度が悪く、TV&バッテリーを持て余していらっしゃる方、良かったらお試し下さい。
#必ず改善される保証はありませんが….