iTunes v.9.1.1リリース

今日、4月28日にiTunes 9.1.1がリリースされています。適用はいつも通りソフトウェアアップデートから。再起動は不要です。

このバージョンでは、以下の重要な問題が修正されているそうです。

• VoiceOver の安定性に関するいくつかの問題を修正

• VoiceOver と Genius Mix のユーザビリティに関する問題を修正

• 同期中に曲を 128 kbps AAC に変換する際に生じる問題を修正

• 安定性およびパフォーマンスに関するその他の問題を修正

いつもの事ですが、とりあえず一度も遭遇した事が無い問題ばかり。今のところiPhoneもiPod nanoも容量に余裕があるので、同期中に128 kbps ACC変換していないし、VoiceOverは最近使わなくなってしまったし (^^;;

でも、重要な問題のFixとの事ですので、適用しておきましょう。

Wi-Fi経由でiPhone / iPod TouchをiTunesとシンク!?

Engadgetによると、Greg HughesというiPhone App開発者が夢の様なアプリを開発した様です。それは、iPhoneやiPod Touchをwifi経由でiTunesとシンク出来るというもの。遂に待ちに待ったアプリを開発する人が現れましたね。ビデオで紹介されていますが、Mac側にもアプリを入れて、iPhoneとiTunesの間をやり取りしている様に見えます。

そもそもwifiもbluetoothも搭載されているiPhone/iPod Touchがケーブルを使わなければiTunesとシンク出来ない事は発売当初からの疑問であり、不満でした。今までのAppleのiPhone OSへの機能追加パターンを見ていると、コピー&ペーストが無かったり、Push Notification、さらにはフォルダーやマルチタスクを後から追加するので、いずれWirelessly SyncもiPhone OSに搭載されている事もあり得ると思っていました。しかし、今度のiPhone OS 4でもそのような機能は搭載されず、ましてはToDoアプリも未だに登場しません。

Greg氏はこのアプリをApp Storeへ今週末にも申請する様ですが、承認される可能性はどの程度あるのでしょうか。もし、Appleが同様の機能を将来的にiPhone OSへ組み入れる予定があれば、承認される可能性はほとんど無いと感じます。実際、この事を紹介している各ブログでは「Cydiaで登場する事を待っている」や「否認プロセスへの申請」と表現している事から、App Storeへ登場する可能性は低いのかもしれません。

とはいえ、是非とも登場して欲しいと思います。そして、さらには3G回線+VPN経由でもiTunesとシンク出来ればパーフェクトに感じます。そうすれば、iPhoneをシンクさせるiTunes環境を常時稼働のMac Miniサーバー側へ移行出来るのに….。

ネタ元: Engadget – Wi-Fi Sync: wirelessly sync the iPhone with iTunes

Engadgetから実際にデモを動かしているビデオも見れますので良かったらどうぞ。

iPhone / iPod Touch Appを贈ってみた

以前 こちら のエントリーでお伝えしたiTunesからiPhone / iPod Touch Appをギフトとして贈る機能を試してみましたのでご紹介します。

どのアプリをギフトするか考える。

Pocketballという115円のゲームにしました。
ウチは最近見つけてちょっとはまっています。思ったよりも難しい。

iTunesで開く

iTunesのiTunes Storeで、ギフトするアプリの画面へ移動。購入ボタンの右側にある「矢印」をクリックして、「このAppを贈る」をクリックです。

贈る!!

まずは、自分の名前、贈る相手の名前とメールアドレスやメッセージ等を入力します。

こんな感じで入力ができたら右下にある「続ける」をクリックして次のステップへ。

すると、iTunesアカウントの認証が要求され、その後最終確認の画面が表示されます。受取人やメッセージ、ギフトするアプリに間違いがなければ「ギフトを購入」をクリックします。

ギフトを購入できました。この段階で送り先として指定したメールアドレスへギフトが届いた旨のメールが入力したメッセージと一緒に届きます。

受け取り側

さて、ギフトが贈られた事を通知するメールがこちら。

”あなたにギフトが贈られました!”。なかなか良いですね。
「今すぐコードを使用する」と表現がいまいちですが(せめて「ギフトを今すぐ受け取る」とか…)、このボタンをクリックすると受け取る事ができます。

このボタンをクリックするとWebブラウザが開き、直後にiTunesが開き、そしてiTunesアカウントの認証を求められます。

もちろん、受け取る人が自分のApple IDとパスワードを入力して、コードを使用するをクリックすると、贈られたギフトでそのアプリを受け取る事ができます。

認証され、正しくギフトが届ける事ができました。

思ったよりも簡単な操作で、ちょっとしたサプライズに便利そうです。

iTunes 9.1リリース

今日、2010年3月31日はAppleのソフトウェア・アップデート満載ですね。

iTunes 9.1がリリースされています。当然、iPad対応がなされ、これに伴いiBooksからダウンロードしたブックの整理と同期が出来る様になっています。

適用はソフトウェア・アップデートから。再起動は不要です。
適用後の初回iTunes起動時にライセンスへの同意と、ライブラリのアップデートが行われます。

ソフトウェア・アップデートに表示されていた変更内容は以下の通り。

iTunes 9.1 では、いくつかの新機能が追加され、機能が向上しています:

• iPad と同期:好きな音楽、ムービー、テレビ番組、ブックなどを持ち歩いて楽しめます

• ブックの整理と同期:iPad の「iBooks」からダウンロードしたブック、または iTunes ライブラリに追加したブックを整理および同期できます

• Genius Mix の名称を変更したり、並べ替えたり、取り除いたりできます

このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次の Web ページを参照してください:http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP

ちなみに、iTunesの環境設定を開いてみると、ライブラリに表示する項目の選択や、iPadに関する設定項目が追加されています。早速ライブラリにブックを表示してクリックしてみました。当然、ブックを持っていないので面白くありませんが、近い将来、日本でもiBooksからブックをダウンロード出来る様になると思われ、その日が楽しみです。

iTunesのライブラリもネットワークボリュームへ

先日iPhotoのフォトライブラリをネットワーク上のドライブやUSBディスクへ移動する方法について、そしてネットワークボリュームをMac起動時(ログイン時)に自動的にマウントする方法を紹介しました。

今回は、今日の昼休みに職場で話題になったiTunesライブラリの移動についてです。

iさん: いやぁ、ネットワークボリュームの自動マウント、良いよ!
ウチ: ウチのブログ活用して頂いてありがとうございます〜。
Te-Tsuさん: こっちもFirewire接続の外付けHDDにフォトライブラリ動かしたよ〜。
iさん: iTunesも、音楽ファイルはNAS上にあるんだけど、データベースファイルがローカルで…

なるほど、iTunesの環境設定で指定出来るのは「iTunes Media」フォルダの位置であって、データベースファイルを保存する場所ではありませんね….。

ということで、早速試してみましたので説明します。

キーワードは「エイリアス」。実はとっても簡単です。

iTunesのファイル所在について

iTunesのライブラリはユーザーフォルダのミュージックフォルダ内の「iTunes」に構築されます。

Finderで、ホームディレクトリからミュージック、iTunesと辿ってみます。”iTunes Library”というファイルが、iTunesに取り込んだ楽曲、iPhoneアプリ等の所在や再生回数、作ったプレイリスト等の情報が保存されています。

そして、
「iTunes Music」フォルダ内部に楽曲のファイル実体
「Mobile Applications」にはiPhone Appのファイル実体
が保存されています。

iTunesの環境設定で変更出来るのは?

iTunesの環境設定 – 詳細には「”iTunes Media”の場所」設定項目があります。この設定で変更出来るのは、上述の「iTunes Music」以下のファイルをどこに保存するかです。

よって、プレイリスト等を保存したiTunes LibraryファイルはローカルHDDへ保存し、MP3や購入した楽曲ファイル実体をネットワークボリュームに保存した場合は、この環境設定 – 詳細 – “iTunes Media”フォルダの場所 を変更し、マウントしたネットワークボリューム上のフォルダを指定すればOKです。

iTunes Libraryファイル含む全部をネットワークボリュームに置くには?

しかし、場合によってはミュージックフォルダ内のiTunesフォルダ全てをネットワークボリュームに保存したい場合もあるかもしれません。ラップトップMac等で、内蔵のHDDがいつ故障するか分からないという様な場合を含めて。

#万が一の事を考慮し、事前にiTunesライブラリのバックアップをとってからお試しされる事をお勧めします。

そのためにはまず、ミュージックフォルダ内のiTunesフォルダをネットワークボリュームにコピーします。ウチの環境にある「NET-4」というネットワークボリュームにコピーした状態が以下のキャプチャです。

もちろん、USBやFirewire接続の外付けHDDでもOKです。また、フォルダ階層はどこでも構いませんし、名前を変更しても大丈夫です。

そして次に、このiTunesフォルダ上で右クリックして、エイリアスを作成します。

作成したエイリアスを、ローカルHDD – ミュージックに移動し、そのエイリアスの名前を iTunes へ変更します。

この通り、元あったiTunesフォルダは削除し、先程作ったエイリアスをiTunesという名前でミュージックフォルダに配置しています。そのエイリアスをクリックするとネットワークボリューム上の実体フォルダ内に保存されたファイルが見えるはずです。

さて、これで準備はそろいました。iTunesを起動してみてください。うまく動いていれば今までと同じiTunesライブラリが表示されているはずです。

もちろん、この方法であってもネットワークボリュームのハードディスクが破損した場合等はiTunesライブラリが失われる事もありますので、バックアップ体制は十分に考慮してください。

また、ネットワークボリュームがマウントされていないとiTunesが正常に動作しませんので、先日のエントリーを参考の上、Mac起動時に自動的にマウントされる様にしてお使い下さい。

参考になれば幸いです。

iTunes利用者で請求トラブルが多発している様子

今朝、テレビでニュースを見ていたらiTunes利用者がクレジットカードの請求を確認した際に、心当たりの無い請求を受ける事例が複数件消費者庁へ報告されており、注意喚起しているとの事。

おそらく何らかの事情でクレジットカードの情報が流出してしまっているのではないかと推測出来ますが、iTunesの仕組みからすると、購入の都度クレジットカードの情報を入力するわけではないので、もしかするとアカウント情報が盗まれたり(iPhone等では注意深く画面を見られてしまうとパスワードがばれるかもしれませんね)、場合によっては流出してしまっているのかもしれません。

ウチはそのような被害に遭っていないので、具体的にどのような請求がされてしまうのか、完全に把握しているわけではありませんが、ウチなりの自衛手段を少し考察してみました。参考になればと思います。

  1. iTunesのレシートを確認し、保存する
  2. iTunesの購入履歴やアカウント情報を定期的に確認する
  3. クレジットカードへの請求額を確認する

でわ、それぞれもう少し具体的に…

1. iTunesのレシートを確認し、保存する

iTunesを利用すると、利用明細がメールで送られてくるはずです。Apple IDのアカウント情報で登録しているメールアドレスに送られてきますので、日頃からそのメールアドレスのチェックを欠かさない様にします。購入したコンテンツに異常がないかどうか等を確認しておきます。
確認が終わったら念のためそのメールを保存しておく様にしています。もし問題があった場合はiTunesを利用してその問題を報告することができる様です。

2. iTunesの購入履歴やアカウント情報を定期的に確認する

iTunesのアカウント情報画面を使用すると、登録されているメールアドレス、パスワードの変更、購入履歴、問題の報告、購入したコンテンツを再生出来るデバイスの数を確認することができます。

まずiTunesを立ち上げ、右上の自分のアカウントが表示されているボタンをクリックします。

クリックするとドロップダウンメニューが表示されるので、アカウントをクリックします。

すると、Apple IDとパスワードを入力する様に促されます。

正しいApple IDとパスワードが入力されると、iTunesの画面が切り替わります。

「アカウント情報の編集」では、パスワードの変更やパスワードを忘れた場合の秘密の質問と答え等を変更出来ます。レシートが送られてくるメールアドレスの設定もこのメニューから変更出来ます。

「コンピュータの認証」iTunesで購入したコンテンツは最大5台のコンピュータで再生出来ます。iPhoneやiPodはコンピュータとシンクされるためこの台数に含まれません。心当たり無い多くのコンピュータが登録されていないか念のため確認出来ます。

「購入履歴」で、過去に購入したコンテンツの一覧を表示出来ます。

アカウント情報の編集: この様な画面で、パスワード変更、メールアドレス変更等が出来ます。必要であればApple IDを変更したり、パスワードを忘れてしまった際の質問、答えを変更出来ます。変更が終わったら必ず終了をクリックしてください。パスワードは利便性を考慮し変更しない事が多いですが、定期的に変更した方が安全かもしれませんね。

購入履歴の表示: 先ほどのアカウント概要画面で「購入履歴」をクリックすると最近購入したコンテンツや、過去の購入履歴を表示出来ます。
上半分がもっとも最近購入したコンテンツの一覧。下はさらにその過去に購入したものの一覧です。

もしコンテンツそのものに問題がある場合や、覚えの無い購入履歴、表示に異常がある場合などには「問題を報告する」ボタンをクリックすると、画面がどの購入履歴に問題があるかを選択出来る様に切り替わります。
さらに過去の購入履歴の詳細を表示するには、下半分リストの一番左にある矢印をクリックすると、その注文に含まれる詳細が表示されます。

実際に問題を報告するをクリックしても、最終的にはアップル – サポートホームページに転送されるだけなのが微妙ですが….

3. クレジットカードへの請求額を確認する

これは日頃からやっている事ですが、請求書が郵送されてこない場合でもオンラインで利用料金や請求額を定期的に確認し、問題があればクレジットカード会社へ相談する事が大切だと思います。

以下参考リンク

iTunes 100億曲ダウンロードまであと一歩!

Appleからニュースメールが来ていました。もうすぐiTunesのダウンロード曲数が100億曲になるとの事。2009年時点での世界人口が約68億人ですので、世界人口以上ダウンロードされているのですね。

カウントダウン・プロモーションというページが準備され、ガツガツ数字がカウントアップされていますが、本当にこれほどの勢いでダウンロードされていると思うと凄いスピードです。

100億曲目をダウンロードした人には、な、なんと1万ドルのiTunesギフトカードが贈呈されるそうです。なお、プロモーションページを見ると、ダウンロードしなくてもエントリー出来る様です。

アップル – 100億曲カウントダウン・プロモーション