シンガポール: 自動車事情 その2

先週末、こちらのエントリーでシンガポールでの中古車探しに関する記事を書きましたが、その続編です。

先週末に見ていた1500ccのスイフトは初回登録2008年の車で状態も悪くなかったのですが、やっぱり価格が4万シンガポールドル (約260万円) を越えると何となく抵抗があり、その後も色々とネットで探していました。

そうしたところ、1300ccで初回登録2007年ですが3万ドル台半ばの車を発見。ネットに登録されたのが7月5日で、見かけたのが6日だったのでナイスタイミングでした。

まだ日本円で200万円を下回らないのですが、それでも何となく4万ドルを下回ると興味がわいてきます。というわけで、平日の会社帰りに中古車ディーラーに待ってもらって見せてもらいました。

先週末の車と比べると年式が古いのでデザインも若干古く感じてしまいますが、傷やへこみは殆どなく良い状態でした。流石にエンジンや中身までは実際にある程度の時間乗ってみないと分からないでしょうが、エンジンをかけたり、短距離を運転してみた限りでは問題なさそうでした。

新車の価格は前回のエントリーで紹介したCOEの価格に左右されてかなり変化する事は分かっていたのですが、今回のこの車のディーラーと話をしていたところ中古車の価格も新車のCOE価格に合わせて変化しているそうです。本来であればCOEは10年有効で新車を購入するタイミングの価格で売買される為、一度登録された車のCOEは毎年その価値が下がる事はあっても上がる事はありません。しかし、中古車を手放して新車を購入する人にとっては、次の新車を購入する時のCOE価格に合わせて、下取りの車を高く売りたい為それに合わせて中古車ディーラーも高く買い取る動きになるそうです。すると、ディーラーが抱えている在庫も高く売る様になり、中古車の価格が新車のCOE価格に左右されているとの事でした。まあCOEが下がればその分中古車も安くなるはずではありますが。

そんな事を色々と考えていると、おそらく3ヶ月、6ヶ月後に購入するとしても今と同じ思考を繰り返す事になるだろうと結論に至りました。であれば、既に日本でレガシィを手放してから2ヶ月経っていて、そろそろ車のある生活を再び楽しみたいと思っていたので、この週末にもう一度見に行って気に入れば購入を決めてしまおうかなと思っています。

ちょっと1300ccではマレーシアのKLやマラッカ、Gentingまで行くには非力ですが、そういった旅行の時は以前の様にバスを使っても良いかなと考えています。東京23区程度の広さのシンガポール国内で乗るには十分なランクの車ですかね。

 

シンガポール: 自動車事情

この週末は中古車ディーラーが沢山集まっている2つの場所に行ってきました。一カ所目はUbi Ave 2とEunos Linkの交差点にある Automobile Megamart。もう一カ所はBukit Timah Rd / Dunearn RdとSixth Aveの交差点から少し入ったところにあるTurf City。

2006年に初めて運転免許を取得したとき、Turf CityでOPELを購入したのを覚えています。残念ながらあのOPELには色々と苦労をさせられ、それ以降「やっぱり車は日本車かな」という事に落ち着いています。

これまでOpel、Mitsubishi、Subaruと乗り継いできたので、次は別のブランドで且つ手の届く範囲でSuzuki Swiftにターゲットを絞って見てきました。

初回登録が2007年もしくは2008年の中古車が多く出回っており、マニュアル車の価格レンジは1.5Lのノーマル・スイフトから1.6Lのスイフト・スポーツで大体45,000〜55,000シンガポールドル。SGD1 = JPY65と仮定して日本円で2,925,000円〜3,575,000円というレンジです。日本であれば同じ車を3台は購入出来る価格ですが、シンガポールは国土の小ささから自動車の価格は非常に高く、COEといういわゆる自動車所有権の価格が毎月変動しています。このCOEは車の種類によって、その時に国内で登録されている車の総数によって左右され、10年間有効というもの。つまり、中古車もこのCOEの残額が含まれるため非常に高くなっています。

昨日、今日で色々と見てきて2、3台興味を引かれる車がありましたが、じっくり検討するため連絡先を伝えずに帰ってきました。どの中古車ディーラーでも交渉は立ち話から始まり、車をじろじろ見て、運転席に座って、エンジンをかけて、値段や年数、走行距離数を話して…という、何とも普通のショッピングセンターでの買い物の様な流れです。最初に椅子に腰掛けてどのような車を探しているか、連絡先を用紙に記入といった手続きはまずありません。気に入って買う気があれば試乗や価格交渉となるのですが、別のディーラーを見たいと思えば普通にその場を去って次に進みます。ディーラーによって連絡先を聞いてきますが、教えると何かと面倒な事があるので、逆に名刺を貰って「気に入ったら連絡する」と伝えて対応しています。

自動車の価格が高く、国土の狭いシンガポールではバスやMRTといった公共の交通機関がとても便利に発達しており、タクシーも日本に比べればそれほど高くはありません。実際、この二日間も中古車を見に行く為にバスを利用している程です。そう考えると自動車無しでも十分生活は便利なのですが…。

しかし、ウチの一つの趣味である早朝の公園散策や写真撮影、マレーシアへの日帰りや週末旅行を考えると車を所有していた方がとても便利。その為に以前シンガポールにいた頃は生まれて初めて自動車の免許をシンガポールで取得して、車を購入したほど。今回はより長い期間シンガポールで生活する事を想定しているので、より長い間便利で楽しい時を過ごせる様に早い時期に車も手に入れたいと感じています。

参考リンク:

sgCarMart – シンガポール自動車オンライン・マーケット

シンガポール: 部屋のLANケーブルを整理整頓

シンガポールに移住して二週間が経過。今日、土曜日は住んでいる場所から直ぐとなりのMRT駅であるブギスへ行き、SIM LIM TOWERでケーブルモールを入手してきました。

というのも、上の右側の写真の様に家の共有スペースにあるADSLモデムから自分の部屋に延びているLANケーブルが、部屋のドアの淵から引き込まれて床を這った状態になっていたからです。写真の右側にパソコンを置いたテーブルがあり、そこまでLANケーブルを引き延ばしてインターネットを使っています。

ドアを入って直ぐにケーブルが這っているため、部屋の出入りの度に踏んでしまいいずれ断線してしまいそうでした。と言う事で、ケーブルモールを使って部屋の隅に沿って配線してみました。2 [m]のモールはシム・リム・タワーで一本100円程度で手に入りました。全部で3本購入して、お店の工具を借りて予め測っておいた長さに切って持ち帰ってきました。

一緒に両面テープも購入して床に計画通り貼り付ける事が出来ました。これで少し床がスッキリし、踏んでしまってもモールが支えになるので断線の原因になる事も無くなりそうです。

次は日本から届く荷物を整理整頓する為のメタルラックを探そうと思います。

 

Singapore: 永住権 (PR) の IC 住所変更について

シンガポールの永住権を所持している場合、住所が変更になった場合はICに記載されている住所を変更する必要があります。

日本での住民票の様な仕組みに似ていますが、転出・転入というわけではなく、新しい住所に移った事を示す書類とICカードをICA (Immigration & Checkpoints Authority – 入国管理局) か警察署に持って行って届け出る必要があります。

新しい住所に移った事を示す書類は こちら のページに記載されている12種類のうちのいずれか、宛先がフルネームで表示されていて、記載されている期限内のものである必要があります。

例えば3ヶ月以内に送付された電話やインターネットの請求書、光熱費の請求書、クレジットカードの請求書など。これらを用意しても良いのですが、住所変更を届けてから請求書が届くまで最大1ヶ月程度掛かる為、忘れてしまいそうで心配です。

ということで、そんな場合にはインターネットでICAから新しい住所へ書面を送ってもらう事が出来ます。Online Pre-Notification of Change of Addressというサービスで、こちらのリンクから申し込む事が出来ます。

 

オンラインで送付を依頼してから1週間以内で届きました。後はこの書類と自分の身分証明書であるICをICAか警察署に持って行けば、ICの裏に表示されている住所を訂正してくれます。

以前も一度住所が変わったときにこの方法で書類を受け取ってICAで住所変更をしたのですが、日本の転出・転入届けと違って必要な書類とICを提出すれば直ぐに対応してくれるのでとても楽です。

なお自分自身でICAないしは警察署へ行けない場合は代理人がその本人の身分証明書と、住所が変更となった本人のIC、必要書類を持って行く事で代理申請する事も出来ます。

 

iPhone: 海外モデルのiPhoneはシャッター音が鳴らないのです

シンガポールに移住して1週間半。

こちらで購入したiPhone 4はサイレントモードにしているとカメラのシャッター音がならない事に今頃気が付きました。

日本と違ってシンガポールでは電車やバスの中でも携帯電話やスマートフォンをマナーモードにする習慣があまり無く、色々なところで着信音がなっていたり、車内での通話も平気。

そんなわけであまり着信/サイレントスイッチを切り替える機会が無いのですが、たまたまサイレントモード状態でスクリーンショット (ホームボタン + オン/オフ/スリープ/スリープ解除ボタン) を保存した時に気が付きました。

そこでカメラで写真を撮影したところ、これもサイレントモードに設定されている時はシャッター音が鳴りません。

日本でSoftBankが販売しているiPhoneはサイレントモードであってもカメラで写真を撮影するときのみならず、スクリーンショットを残す時もシャッター音が鳴ります。別に気にならないのですが電車やバスの中でスクリーンショットを残すときは周囲にカメラで写真を撮っていると思われてちょっと…、という場面がありました。デジカメもコンパクトになり、むしろコンパクトデジカメよりも大きなスマートフォンもあるので、異なる手段で写真を撮っている事を周囲に知らせる仕組みの方が良いのかもしれませんね。

香港版SIMフリー iPhone 4 White 32GBも同様の仕様と考えられますので、場所を選ばずスクリーンショットが保存出来て良いかもしれないですね。日本でも海外端末を使う為のSIMカード単体販売が増えて、MVNOのみではなく本家のNTTドコモ等も販売を初めているので、頻繁に海外へ出掛ける方には現地のキャリアと切り替えて使えて良いかもしれませんね。

 

iPhone: 「iPhone で絶対に使ってはいけないパスコードトップ 10」という記事を見かけて

今日のGoogle Alertで面白い記事があったので引用してみました。

「iPhone で絶対に使ってはいけないパスコードトップ 10」

世界中に沢山いるiPhoneユーザーのうち、15%が上位10種類に含まれるパスコードを使っているという事です。

そのパスコードとユーザー数の数が右のグラフ。

やっぱり一位は 1234 。そして0000や1111、5555といった同じ数字を4回用いたパスコードが多い様ですね。確か前の職場の人もこれらのうちの一つを使っていた様な….。

銀行の暗証番号も似た様な事なのでしょうが、同じ番号は受け付けてくれなかったりするので、流石にここまで単純なものは無いですね。ちなみにシンガポールの銀行の暗証番号は6桁。最初は戸惑いましたが、4桁よりずっと安心感があります。

参考リンク:

iPhone で絶対に使ってはいけないパスコードトップ 10 – 日本語記事

The top 10 passcodes you should never use on your iPhone – 英語記事

 

シンガポール: Bugisで食事 & Coffee

昨日 – 2011年6月27日 – は早めに職場を出てBugis (ブギス) へ。

今月末に勉強の為に一度日本に帰る日本人のお友達と、シンガポールの親友と3人で食事を楽しんできました。

待ち合わせの時間より少し早く到着したので、以前SEIYUだったBHGでお買い物。部屋の中で履くスリッパ (こちらの人々がスリッパと言うと日本人にとってはビーチサンダルですが、日本人にとってのスリッパ) を手に入れようと無印良品に行ってみました。

と、入り口に置いてあった看板が目に留まって思わずパチリ。「この夏のコツ 100」って、シンガポールは断続的に夏だから「この夏」の「この」は…と思いながら店内をうろうろ。目当ての涼しそうなスリッパと綿棒を購入してきました。

食事の後で日本人のお友達に「無印良品ってby西友なのに、BHGになっても残ってるね」という話になり、「えぇ、MUJIって西友系列?」と言う事になったので調べてみました。

SourceはWikipedia。やっぱり色々載っています。

無印良品はもともと西友のプライベートブランドとして始まった。発案はセゾングループを率いる堤清二とデザイナー田中一光との個人的な交流の中から。既存ブランドに対する対抗(アンチ)を基本コンセプトとして、英語のノーブランドグッズ(no brand goods)を直訳して日暮真三と田中一光によって付けられた名称である。

ってことで、西友がオリジナルでした。知らなかったな〜。

あ、それで、ブギス駅の上の西友はBHGというデパートに変わってしまったのですが、今でもMUJIは残っているし、中身は殆ど変わらない感じです。