シンガポール: 自動車事情

この週末は中古車ディーラーが沢山集まっている2つの場所に行ってきました。一カ所目はUbi Ave 2とEunos Linkの交差点にある Automobile Megamart。もう一カ所はBukit Timah Rd / Dunearn RdとSixth Aveの交差点から少し入ったところにあるTurf City。

2006年に初めて運転免許を取得したとき、Turf CityでOPELを購入したのを覚えています。残念ながらあのOPELには色々と苦労をさせられ、それ以降「やっぱり車は日本車かな」という事に落ち着いています。

これまでOpel、Mitsubishi、Subaruと乗り継いできたので、次は別のブランドで且つ手の届く範囲でSuzuki Swiftにターゲットを絞って見てきました。

初回登録が2007年もしくは2008年の中古車が多く出回っており、マニュアル車の価格レンジは1.5Lのノーマル・スイフトから1.6Lのスイフト・スポーツで大体45,000〜55,000シンガポールドル。SGD1 = JPY65と仮定して日本円で2,925,000円〜3,575,000円というレンジです。日本であれば同じ車を3台は購入出来る価格ですが、シンガポールは国土の小ささから自動車の価格は非常に高く、COEといういわゆる自動車所有権の価格が毎月変動しています。このCOEは車の種類によって、その時に国内で登録されている車の総数によって左右され、10年間有効というもの。つまり、中古車もこのCOEの残額が含まれるため非常に高くなっています。

昨日、今日で色々と見てきて2、3台興味を引かれる車がありましたが、じっくり検討するため連絡先を伝えずに帰ってきました。どの中古車ディーラーでも交渉は立ち話から始まり、車をじろじろ見て、運転席に座って、エンジンをかけて、値段や年数、走行距離数を話して…という、何とも普通のショッピングセンターでの買い物の様な流れです。最初に椅子に腰掛けてどのような車を探しているか、連絡先を用紙に記入といった手続きはまずありません。気に入って買う気があれば試乗や価格交渉となるのですが、別のディーラーを見たいと思えば普通にその場を去って次に進みます。ディーラーによって連絡先を聞いてきますが、教えると何かと面倒な事があるので、逆に名刺を貰って「気に入ったら連絡する」と伝えて対応しています。

自動車の価格が高く、国土の狭いシンガポールではバスやMRTといった公共の交通機関がとても便利に発達しており、タクシーも日本に比べればそれほど高くはありません。実際、この二日間も中古車を見に行く為にバスを利用している程です。そう考えると自動車無しでも十分生活は便利なのですが…。

しかし、ウチの一つの趣味である早朝の公園散策や写真撮影、マレーシアへの日帰りや週末旅行を考えると車を所有していた方がとても便利。その為に以前シンガポールにいた頃は生まれて初めて自動車の免許をシンガポールで取得して、車を購入したほど。今回はより長い期間シンガポールで生活する事を想定しているので、より長い間便利で楽しい時を過ごせる様に早い時期に車も手に入れたいと感じています。

参考リンク:

sgCarMart – シンガポール自動車オンライン・マーケット

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