ソフトウェアアップデート: Safari バージョン 5.0.3

2010年11月19日、AppleからWebブラウザーのSafariバージョン5.0.3がリリースされています。

いくつかの信頼性向上や安定性向上が含まれています。適用はソフトウェア・アップデートから可能で、Mac OS Xの再起動が必要です。

詳しい変更内容は以下の通り。

Safari 5.0.3 ソフトウェア・アップデート:

このアップデートによって、ユーザビリティ、互換性、安定性、アクセシビリティ、および安全性が以下のように改善されます:

  • アドレスフィールドでのトップヒットの結果の精度が向上します
  • Top Sites の結果の精度が向上します
  • Flash 10.1 プラグインで配信されるコンテンツが Web ページのコンテンツと重なる問題が解決されます
  • ポップアップのブロックの信頼性が向上します
  • www.netflix.com および www.facebook.com の検索フィールドおよびテキスト入力フィールドに入力する際の安定性が向上します
  • JavaScript の量が多い機能拡張を使用する際の安定性が向上します
  • Safari で VoiceOver を使用する際の安定性が向上します

ソフトウェアアップデート: Mac OS X Server 10.6.5

先日リリースされたMac OS X Server 10.6.5に対して2010年11月16日、さらにパッチアップがされています。

サーバ管理やコンソールのソフトウェアアップデートを見てもバージョンは10.6.5のままの表記ですが、V.10.6.5を適用済みのMac OS X Serverでもバージョンアップを促されます。

サイズも2010年11月11日のリリース時と同じ位あります。適用はサーバ管理のアップデートもしくは、ソフトウェア・アップデートで。適用時にOSの再起動が必要です。

参考リンク:

Mac: Mac OS Xで沢山開いてしまったウィンドウを一度に閉じる方法

今朝、職場でTe-Tsuさんから「昨日の夜、Macを使っていたらウィンドウを沢山開いてしまって、閉じるのに大変だったよ〜」という話を聞きました。その時、全部一度に閉じる方法があると思っていたのですが、その方法を思い出したので書いてみます。

例えば、Finderとか、Safari等、アプリケーションのウィンドウがこんな状態になってしまった場合。

[alt / option]キーを押しながら、ウィンドウ左上の 閉じるボタン ( の一番左の赤) をクリック!

すると、ボタンをクリックしたアプリケーションで開いている全てのウィンドウを全て閉じられます。

FinderやSafariに限らず、色々なアプリケーションで活用できます。プレビュー、辞書、Photoshop Elements、メールで試してみた結果、全てにおいて開いた沢山のウィンドウを一括で閉じる事が出来ました。Mac OS X 10.5 (Leopard)、Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)両方で使える小技です。

ソフトウェアアップデート: サーバ管理ツール Version 10.6.5

Snow Leopard Serverを管理する為のサーバ管理ツールがインストールされたMacのOSを10.6.4から10.6.5へアップデートしたところ、サーバ管理ツールのバージョンアップを促されました。

Snow Leopard Serverが10.6.5にバージョンアップする事に伴う変更なのかもしれませんが、管理ツールに含まれる色々なアプリケーションがバージョンアップしている様です。

適用はソフトウェア・アップデートから。OSの再起動は必要ありません。

サーバー管理ツールアップデートは、Snow Leopard Server の遠隔管理に推奨します。このアップデートには、以下のアプリケーションの最新リリースが含まれています:

  • iCal サーバユーティリティ
  • Podcast Composer
  • サーバ管理
  • サーバモニタ
  • サーバ環境設定
  • システムイメージユーティリティ
  • ワークグループマネージャ
  • Xgrid Admin

ソフトウェアアップデート: セキュリティアップデート 2010-007 for Leopard

今朝Snow Leopard 10.6.5がリリースされた後、Leopard (Mac OS X 10.5) 向けのセキュリティアップデート 2010-007 バージョン1.0がリリースされています。

変更内容は以下の通り。適用にはOSの再起動が必要です。

すべてのユーザに、セキュリティアップデート 2010-007 を適用して、Mac OS X のセキュリティを強化することを推奨します。これまでの改良箇所も今回のセキュリティアップデートに含まれています。

ソフトウェアアップデート: Mac OS X Snow Leopard 10.6.5 リリース

2010年11月11日、AppleからMac OS X 10.6.5がリリースされています。適用はソフトウェア・アップデートから、OSの再起動が必要となります。

同時にMac OS X Server 10.6向けにもバージョン10.6.5がリリースされています。こちらもOSの再起動が必要で、サーバー管理ツールからか、ソフトウェア・アップデートで適用できます。

Mac OS X 10.6向けの変更内容は以下の通り。

10.6.5 アップデートは、Mac OS X Snow Leopard を使用しているすべてのユーザにお勧めします。このアップデートではオペレーティングシステムの一般的な修正が行われ、お使いの Mac の安定性、互換性、およびセキュリティが向上しています。主な修正は以下の通りです:

  • Microsoft Exchange サーバ使用時の信頼性が向上
  • iPhoto および Aperture での画像処理に関する一部の操作でパフォーマンスが向上
  • グラフィックスアプリケーションおよびゲームの安定性とパフォーマンスが向上
  • プリントジョブで遅延が起きる問題を修正
  • 一部の HP 社製プリンタで AirMac Extreme に接続時に起きるプリントの問題を修正
  • アドレスブックから iCal に連絡先をドラッグする際に起きる問題を修正
  • Dock のスタックから項目をドラッグする際に Dock の表示が自動的に隠れない問題を修正
  • 辞書で Wikipedia の情報が正しく表示されない問題を修正
  • 一部の Mac システムで MainStage のパフォーマンスが向上
  • OpenType フォントで起きるスペーシングの問題を修正
  • 一部の Bluetooth 点字ディスプレイ使用時の信頼性が向上
  • Safari 5 で一部の Web サイトの閲覧時に起きる VoiceOver の問題を修正

Mac OS X Server 10.6向けの変更内容は英語で表示されるのですが、以下の通り。

The 10.6.5 update is recommended for all servers currently running Snow Leopard Server. This update includes general operating system fixes, as well as specific fixes for:

  • – name queries in Web Calendar match against first name, last name and email attributes
  • – improved setup of Podcast Producer service when bound to an Active Directory server
  • – preventing Podcast Capture from always storing passwords in keychain
  • – reliability of Web Podcast Capture
  • – stopping Podcast Producer recordings with remote cameras
  • – reliability of connections between Podcast Producer server with remote cameras
  • – Podcast Producer workflows publishing to a wiki page with an Active Directory account
  • – synchronization of audio and video output from Podcast Producer workflows which include intro videos or titling or transitions
  • – use of “-” character in specifying DHCP Subnets with Server Admin
  • – improved Wiki Server connection latency
  • – use of “/” character with Wiki Server mailing lists
  • – configuration of iChat Server when changing host names using changeip
  • – preventing automatic changes to a “.local” domain in iChat Server configuration due to DNS unresponsiveness
  • – importing of iChat accounts with Managed Preferences
  • – preventing network homes being used after mobile accounts enabled
  • – corrections to the iCal Preference Manifest
  • – viewing of IPP print queues with Workgroup Manager
  • – reliability of External Accounts with FAT32 file systems
  • – reliability of applying Managed Preferences to Macs that have been idle
  • – allowing administrators to bypass Managed Preferences at login
  • – improper removal of older updates by Software Update Server
  • – using Server Assistant to setup remote servers
  • – reliability and logging of Mail Server
  • – reliability of Managed Preferences
  • – reliability of Web Server with PHP scripts

「サーバ管理」アプリケーションがインストールされたSnow Loepardを10.6.5へアップデートすると、「サーバ管理」のアップデートを促されます。

Mac: Mac OS XでウィンドウをWindowsの様に最大化

「Right Zoom」というMac OS X用アプリケーションの紹介です。

Mac OS XのインタフェースはWindowsの様にアプリケーションがウィンドウで表示され、各ウィンドウの左上に赤・黄・緑のボタンが並んでいます。システム環境設定を変更していると色やスタイルは違うかもしれませんが、それぞれ「閉じる」「最小化」「最大化」。

PCからMacに移行してからずっと気になっていたのが「最大化」ボタンの挙動。Windowsの場合はそのウィンドウを画面の表示域最大に広げて(タスクバーの設定にもよりますが)表示してくれるのですが、Mac OS Xの最大化ボタンは作業中のウィンドウの縦は最大になるものの、横はウィンドウの中に表示されている内容にあわせた最大幅になるのみ。

ほとんどの時間は一つのウィンドウを操作しているのだから、その作業中のウィンドウがメニューバーを除いた全ての領域に表示できたら…と思いながらMacを使い続けていました。ところがつい先日のBack to the MacでのMac OS X Lion先行告知を見ながら、やっぱりウィンドウを表示可能な領域最大に広げたいと感じる様になり、調べてみたところ「Right Zoom」というフリーソフトを知りました。

Changes the default behavior of the green window zoom button. とサブタイトルがついている通り、緑色の最大化ボタンの挙動を変更してくれるソフトウェアです。という事で、ちょっと説明してみます。

ダウンロードとインストール

こちらのサイトの「Download Now」をクリックしてファイルをダウンロードし、解凍されたファイル「Right Zoom」をアプリケーションフォルダにコピーします。

起動と設定

アプリケーションフォルダに入っている「Right Zoom」をダブルクリックして起動すると、設定画面が表示されます。

設定は「General」と「Applications」の2画面です。

インストールして起動するとすぐに有効になるので、緑色のボタンがWindowsの様な「最大化」の挙動をするようになります。デフォルトの設定では [alt] + [cmd] + [E] のホットキーが有効になっており、対象のウィンドウを操作中にそのホットキーを押すと最大化する事も出来ます。もちろん、組み合わせを設定画面で変更できます。

ただし、全てのアプリケーションに対して有効ではなく、画面の最大表示領域まで拡大されてないものもあります。デフォルトの設定ではRight Zoomを有効にするアプリケーションが限定されていて、「Applications」の画面で選択されているアプリケーションでのみ最大化の挙動をします。

設定を変更する事で、特定のアプリケーションを除いて全てのウィンドウに対して最大化を有効に出来ますので、まずは全部有効にしておき、問題があるアプリケーションだけを除外するという使い方もありそうです。

設定を変更した場合はウィンドウの下部にある「Apply」で適用、「Close」でウィンドウを閉じる事が出来ます。もちろん閉じた後でも最大化は有効になっています。

一度閉じてしまうとDockやメニューバーへアイコンは表示されません。再度設定を変更する場合は [cmd] キーを押しながらアプリケーションフォルダ内にある「Right Zoom」をダブルクリックします。[cmd]キーを押さずにダブルクリックしてもアプリケーションウィンドウが表示されません。

「Right Zoom」が有効に設定されると[システム環境設定]-[アカウント]-[ログイン項目]にRight Zoomが追加され、Mac起動時(もしくはログイン時)に自動的に起動する様になっています。ただし、設定画面が表示される事はなく、裏で動作して最大化ボタンの挙動を変えてくれています。

動作確認

適当なホームページをSafariで開いて試してみました。


最大化していないSafariのウィンドウ。


Right Zoomを無効にして「最大化」ボタンをクリックした結果。
ウィンドウの横が画面いっぱいにはならず。


Right Zoomを有効にして「最大化」ボタンをクリックした結果。
ウィンドウの横幅が画面いっぱいになりました。

既に多くのMacユーザーの方がご存知のアプリケーションの様ですが、見つけて嬉しくなったので紹介してみました。参考になれば幸いです。