Mac: OS X Mountain Lionインストール完了 – 何が変わったか (2)

Mountain LionにアップグレードしたMacBook Airを毎日使っていますが、今日は画面共有Appでの変化を見つけました。

いつもの様に画面共有機能を使って同じネットワーク内にあるMac miniにアクセスして操作していたのですが、ふとツールバーのアイコンを見てみると「クリップボードの内容を自動的に送受信する」機能を見つけました。

画面共有Appの環境設定にも「Use shared clipboard」という設定項目が増えており、デフォルトで有効になっています。

Lionまで搭載されていた画面共有Appは、接続元と接続先の間でクリップボードを送受信する為にツールバーのボタンを押したり、メニューを開いて操作しなければなりませんでした。時々ローカルのSafariで開いているのと同じWebサイトをリモート側で開く際も、ローカルでURLをコピーして、画面共有Appでクリップボードの内容を送信するボタンを教えて、リモート側のSafariにURLを貼り付けて開くという手間がかかっていました。

今後は自動的にリモートでコピーした内容がローカルのクリップボードに、その逆も行われるので、わざわざ画面共有Appでボタンを押す必要がなりました。このような機能はWindowsのリモートデスクトップに昔から搭載されているので、ようやく標準的な便利さになったという感じでしょうか。

Mac: OS X Mountain Lionインストール完了 – 何が変わったか (1)

一昨日(2012年7月25日)にリリースされたOS X 10.8 Mountain LionをウチのMacBook Air 13-inch Mid 2011にインストールしてみました。

200以上の新機能が追加されているので全てを試したり実感する事は難しそうですが、主な新機能としてAppleのサイトで紹介されているPower Napの設定を見てみる事にしました。

無論、システム環境設定にあるものと思っていたのですが、Power Napという項目は追加されていませんでした。そこでシステム環境設定に聞いてみると…

こんな風にEnergy Saverがハイライトされて「ここで設定できますよ!」と教えてくれました。で、Energy Saverを開いてみたのですがPower Napの設定が見当たりません。? アイコンを押してヘルプを見てみると…

ヘルプの下部には「Power Napに対応しているMacで設定できない場合は、AppleメニューからSoftware Updateを開き、ファームウェアをアップデートする必要がある可能性があります」と記載されていました。ウチが使っているMid 2011のMacBook AirもPower Napに対応しているはずなので、おそらくSMC Firmwareアップデートが必要と考えソフトウェア・アップデートを実行してみました。

  

驚いた事に、アップル・メニューからソフトウェア・アップデートを開くとMac App StoreのUpdateタブが表示される様になりました。従来の独立したSoftware Updateは無くなり、Mac App Storeに統合された様です。開いて暫くしてアップデートの確認が終わると「MacBook Air SMC Firmware Update 1.6」が表示されたので適用してみました。SMC FirmwareのインストールにはMacの再起動が必要で、適用中はFANが最高速で回転していました。

さて、ファームウェアのアップデートも完了したので早速、省エネルギーシステム環境設定項目を開いてみると…

このようにチェックボックスが一つ増え、Power Napを有効にするか、無効にするかが設定できる様になりました。なお、デフォルトではAC電源接続時は有効、バッテリー動作時は無効になっていました。

Mac: OS X Mountain Lionリリース

2012年7月25日、AppleからMac OS X Mountain Lionがリリースされています。Mac App Storeからの購入で価格はUS$19.99、日本のMac App Storeでは1700円となっています。無論OS X Lion同様、一度購入すれば同じApple IDを用いる事で複数のMacにインストールできます。そして、Mac App Storeが利用できないバージョンのOS Xからはインストール出来ません。

AppleのOS X Mountain Lionのページに詳しく記載されていますが、主な新機能としては以下の通り。

  • iCloud
  • リマインダー
  • メモ
  • メッセージ (iMessage)
  • 通知センター
  • 音声入力
  • Twitter
  • AirPlay
  • Game Center
  • 共有
  • Power Nap
  • Facebook (秋に登場。おそらくiOS 6と一緒に登場ですね。)
  • Gatekeeper

等々、全部で200を超える新機能が搭載されているとの事です。主な機能を見ても半分以上がiOSで既に使える様になっている機能が殆ど。特にMobile Meが終了してiCloudへ移行したので、OSレベルで完全にMobile Meが排除されてiCloudに置き換わるのはすっきりしそうです。リマインダー、通知センター等はiPhone、iPadでも便利に使っている機能なのでOS Xでも同じ機能が便利に使えそうですね。

完全にMac向けの新しい機能としてはPower Nap。スリープ状態でもメール、連絡先、カレンダー、リマインダー、フォトストリームなど、定期的にMacが起きてアップデートしてくれるとの事。電源に接続されていればソフトウェア・アップデートもダウンロードして、Time Machineのバックアップも定期的に実行される様です。どの機能をPower Napでアップデートするかどうかは設定できると嬉しいですね。まだMountain Lionをインストールしていないので試せてません (^^;;

早速、このエントリーの公開が終わったらインストールしてみようと思います。

参考リンク:

Mac: デジタルカメラ互換性アップデート 3.14

Appleから「デジタルカメラ互換性アップデート バージョン 3.14」がリリースされています。

このアップデートによる変更内容は以下の通り。

デジタルカメラ互換性アップデート 3.14

このアップデートにより、Aperture 3 および iPhoto ’11 に以下のカメラの RAW ファイルフォーマットとの互換性が追加されます:

  • Canon EOS Rebel T4i / 650D / Kiss X6i
  • Sony α SLT-A37

サポートされている RAW フォーマットについて詳しくは、次の Web サイトを参照してください: http://support.apple.com/kb/HT4757?viewlocale=ja_JP

実は今回の出張中に日本の家電量販店でSONYのCybershot DSC-RX100という、2012年6月に発売された1.0型のCMOSセンサーを搭載した2020万画素コンパクトデジカメを入手しました。このコンパクトデジカメ、RAWファイルでの記録も出来るのですが、残念ながらiPhoto ’11ではこのカメラのRAWフォーマットを扱えずに困っています。というわけで取りあえずはRAW + JPGの両方で記録して使っています。

しかし、今回のアップデートでもまだ対応していない様子。次のアップデートに期待しようと思います。

Mac: AirPort Utility Version 6.1 リリース

Appleから、AirPort Utilityバージョン6.1がリリースされています。WWDC2012で発表された新しいAirPort Expressがリリースされ、このデバイスへの対応の為にアップデートされた様です。

同時にiOSおよびWindows用のAirPort Utilityもアップデートされています。

Use AirPort Utility to set up and manage your Wi-Fi network and AirPort base stations, including AirPort Express, AirPort Extreme, and Time Capsule. See a graphical overview of your Wi-Fi network and devices. Change base station and network settings, or manage advanced features such as security modes, wireless channels, and more.

For the latest information on AirPort software, check Software Update in System Preferences or the following Apple website: Apple Support Downloads.

Learn more about Apple Wi-Fi at: http://www.apple.com/wifi/.

ダウンロードおよび適用はソフトウェア・アップデートから。もしくはApple Supportページからセットアップファイルをダウンロードする事も出来ます。なお、Version 6.1はMac OS X Lion専用なので、LeopardおよびSnow Leopard向けにはVersion 5.6.1がリリースされています。適用にMac OS Xの再起動は不要です。

ダウンロードリンク:

Mac: The rEFIt Projectを使って起動時にOSを選択するメニューを表示

AppleがWWDC2012で2012年6月11日(シンガポール、日本では6月12日未明)に新しいMacBook Air、MacBook ProやMac Pro、iOS等々を発表したばかりですが、ウチは故障の為に4月に買い替えたMacBook Airを使い続けています。まあ、まだ購入して2ヶ月なので当然と言えば当然ですが。MacBook AirにもRetinaディスプレイが搭載されるかと思いつつ、WWDC2012でMacBook AirにはRetinaディスプレイ搭載モデルは登場しなかったので、ある意味「ガッカリ感」は最小限に済んだ気がします。 (^^;;

さて、そのMacBook AirにはBoot Campを使ってWindows 7もインストールしてあるのですが、Mac OS XとWindows 7を切り替える為にはその都度System PreferencesのStartup DiskでWindowsがインストールされているパーティションで起動する様に設定したり、WindowsのBoot CampツールアイコンでMac OS Xで再起動するといった操作が必要な為、若干煩わしさを感じていました。

そこで見つけたのが「The rEFIt Project」。このrEFItをダウンロードしてインストール、有効化するとMacの電源投入時、もしくは再起動時、Appleのロゴが画面に表示される前に自動的にどのパーティションから起動するかを選択するメニューが表示される様になります。デフォルトではMac OS Xが選択される様になっており、選択を変更しないと一定秒数でタイムアウトになりMac OS Xの起動に進みます。無論、タイムアウト前にカーソルキーを使って選択を変えるとそのOSでの起動に進みます。

さらに、起動時にUSBインタフェースにUSBメモリやHDDなど、外部ストレージを選択しておくとそれも自動的に起動メニューに表示されます。予め起動可能な状態のHDD、USBメモリを用意しておけば一時的にそのパーティションから起動するのも簡単そうです。

ダウンロードはこちらの「The rEFIt Project」のページから。

インストールはダウンロードしたファイルをマウントして「rEFIt.mpkg」をダブルクリックです。

最後にrEFItの有効化ですが、Terminalを起動して以下の様に入力、パスワードを聞かれたらMac OS Xのパスワードを入力します。

cd /efi/refit
./enable.sh

Boot Campを使ってMac OS XとWindowsを両方使われている方の参考になれば幸いです。

Mac: iStat Menus – Version 3.23 リリース

2012年6月7日、Macを使っていたらインストールしているiStat Menusの最新バージョン 3.23 へのアップグレードの通知が表示されました。

V.3.22からV.3.23への変更内容は以下の通り。

Bug fixes & Updates

  • Fixed missing images in Combined extra.
    Combined extraでイメージが表示されない問題の修正。
  • Fixed display issue with low battery warning in Combined extra.
    Combined extraでのローバッテリー表示に関わる問題の修正。

ダウンロードと適用はiStat Menusのアップデート機能から。

参考リンク: iStat Menus – Bjango