Google Readerと連携してRSSを閲覧出来るiPhoneアプリ「Byline」がバージョン3.0になっていましたので早速アップグレードしてみました。既に購入されている方は無料でアップグレード出来ます。新規購入はJPY450 (May/11/2010現在)。
主な変更内容は次の通り。
- 簡単なスワイプジェスチャによる素早いアイテムの閲覧を実現
- Twitter, Instapaper, Read It Laterとの連携機能追加
- アイテムにスターを付けたり、未読/既読の設定する編集モードが一覧ビューに追加された
- 同期速度、キャッシュ速度の改善
- バッテリーが半分以上残っている場合、画面をロックしてもキャッシュを実行し続ける
- 「メインフォルダ」機能が追加され、「メインフォルダ」として指定されたフォルダ内のフィードのみを同期する事が可能になった
- アプリのアイコンとその他のグラフィックをさらに洗練したものに
など盛り沢山。
早速起動してみるとなるほどアイコンがかなり変わっています。メイン画面の右上にある「Settings」をタップしてみるとBylineの設定変更が手軽に行え、画面回転ロックや、新規に追加された「メインフォルダ」機能の設定等を素早く行うことができます。さらにTwitter等のアカウント設定も下部に追加されています。
全てのアイテムを開いてみると、未読を示す青丸アイコンは変わりません。以前は、全ての未読フィードを既読にするボタンがリストの一番下にありましたが、このバージョンからは一覧の右上にある「Edit」をタップすると画面下部に既読にする為のボタンが出現します。
一覧画面で個別のアイテムにスターを付けたい場合を試してみました。メールアプリ等の様に、一覧のアイテム上で指を右方向にスワイプすると、そのアイテムの右側にスターが表示されます。ちょっとコツが必要かもしれませんが、一覧画面で連続して複数のアイテムにスターを付けたい時は便利かもしれません。次に、個別フィード画面ですが、今までは前や次のフィードに移動する為のボタンが右上に配置されていて、片手で扱っているとかなり操作性が悪いと感じていました。このVersion 3.0からはかなり改善されており、スワイプジェスチャーで画面を右・左にスワイプする事で次・前のフィードへ移動する事が出来ます。これはとっても便利です。
まだまだ試せていない機能も沢山ありますが、ウチ的にはスワイプジェスチャ対応で使いやすくなったと感じます。ただし、画面構成が大幅に変わっている印象もあるので、しばらく慣れるまでは時間がかかるかもしれません。あと、キャッシュ速度の改善はあまり認められず、むしろ遅くなった気もします。メジャーバージョンアップの為、賛否両論ある変更内容だとは思いますが、Google Readerと連携出来るRSSリーダーとしては一番のお気に入りなので、継続して使っていこうと思います。