Mac: 画面共有をもうちょっと便利に利用する方法

一つのMacからネットワークに接続されている別のMacを操作する為に「画面共有」を頻繁に使っています。

ネットワーク上のMacに接続する一般的な方法は、Finderで新しいウィンドウを開いて左側に表示される対象のMacをクリック、そして画面共有のボタンをクリックする方法だと思います。

ウチは日本の実家に設置しているMacもVPN接続経由で操作する事がある為、この方法ではVPN先のMacが表示されずに煩わしい場合があります。そんな場合はFinderの「別のサーバーへ接続」メニューを用い、VPN://<IP address>として接続しています。

さらにこれを便利にする方法はないだろうか…と考え、試した結果を共有してみたいと思います。

  1. まず、対象のサーバーに画面共有で接続します。
  2. 接続されている状態で、画面共有のメニュー [Connection] – [Save As…] をクリック。
    ([Save As…] はサーバーに接続している状態であれば選択できます)
  3. ファイルを保存するダイアログが表示されるので、フォルダを選び、ファイル名を決めて保存します。
  4. 次回からはこの保存したファイルを実行するだけでそのサーバーへ接続できる様になります。
    ウチの場合はそのファイルを保存したフォルダをDockに登録しておき、デスクトップ画面からすぐに起動できる様にしてみました。

ごく一般的な画面共有の使い方なのかもしれませんが、今までの使い方と比べて圧倒的に便利になりました。参考になれば幸いです。

Mac: Lionの “AirDrop” を試してみました。

Mac OS X Lionで搭載された新しい機能の一つ、「AirDrop」を試してみました。非常に簡単にファイルを二つのMac間でやり取りするこの機能、Lionがインストールできるハードウェアであれば全て使える訳ではなく、ハードウェア側もこの機能に対応している必要があります。今まではMac miniは対応していたのですが、MacBook Airの方が未対応で試せていませんでした。Lionが最初から搭載されているMid/2011 MacBook Airが仲間入りしたので早速試してみました。

まず、両方のマシンのWiFiが接続が有効である必要があります。後は非常に簡単。

Finderで新しいウィンドウを開き、左側のリストにある「AirDrop」をクリックします。この操作をファイルを送信する側のMacと、受信する側のMac、両方で行う必要があります。するとそれぞれのマシンのFinderウィンドウに「近くにあるMac」が表示されます。

後はもう一つファインダーのウィンドウを開いて、送信先に送りたいファイルを選択(複数可)してそのMacのアイコンにドラッグ & ドロップします。そうすると「送信するかどうか」の確認メッセージが表示されるので、送信しようとしているファイルと送信先が正しければ送信をクリックします。

 

次はファイルを送信された側、つまり受信側の操作です。AirDropを表示しているFinderウィンドウに「受信を許可するか」の確認メッセージが表示されるので、送信元を確認の上保存します。

するとダウンロードフォルダに送信されたファイルが保存されます。

ユーザ認証が不要なので複雑な共有の設定が必要ないのは便利です。また、転送速度も早く(LAN接続なので当然といえば当然ですが)快適です。知り合いと出かけた先でMacを使った作業を行いファイルを共有する必要がある場合、会社の会議中など、事前設定が不要で手軽にファイルを共有するためにはとても便利と感じました。

Mac: 新しいMacBook Airを購入 (Mid/2011モデル)

もうすぐリニューアルがありそうなMacBookシリーズをこのタイミングで購入するのは躊躇したのですが、今週の火曜日に今まで使っていたMacBook Air (Mid/2009)が故障してしまったため、新しいMacBook Airを購入しました。


(左が動かなくなってしまったMid/2009 MacBook Air、右は今日入手したMid/2011 MacBook Air)

現行のMid/2011モデルのMacBook Air。1.7 GHz Intel Core i5プロセッサ & 4GB 1333 MHz DDR Memory搭載の13インチモデルにしました。従来のモデルはIntel Core 2 Duo & 2GB Memoryだったので、プロセッサもメモリーもアップグレードとなりました。購入直前までMacBook AirかMacBook Proで悩んだのですが、最近はあまり重たい処理を伴う作業を行わないので、持ち運びが必要な際に便利なAirを再び選びました。

ディスク容量は256GBと少なく感じますが、従来に比べれば2倍。幸いiTunesとiPhotoを動かしている別のマシンが自宅にある為、今までも128GBで不自由はしていませんでしたので問題なさそう。先週まで使っていたMacBook Airにも殆ど文書などのデータを保存していなかった為、早速、今まで使っていたアプリをインストールしたり、環境設定を整えています。

  

今まではインストール済みのアプリをごく自然に使っていたため、いざ今までのマシンが動かなくなり、新しいマシンで環境を作り直そうと思うと結構大変。最悪な事は一部のアプリのライセンス・シリアル番号を紛失しており探すのに四苦八苦。まあ、ようやくこのブログを更新する余裕が生まれる程度には環境を整える事ができました。

以下は開封時の写真です。

  

  

使い慣れているマシンなので便利。さらに画面の解像度が以前に比べて高くなったので以前よりもおおいコンテンツを表示できるようになりました。さらにSDカードスロットが搭載されているのは、デジカメの写真転送にとても便利です。

なお、Amazon.co.jpではAppleや公認ディーラーから購入するよりも10%安く入手する事ができます。

Apple MacBook Air 1.7GHz Core i5/13.3/4G/128G/802.11n/BT/Thunderbolt MC965J/A – Amazon.co.jp

Mac: Flashback マルウェア削除ツール Ver. 1.0

Appleから先週「Java for OS X 2012-003 (Ver 1.0) Update」がリリースされているのですが、JavaがインストールされていないMac向けには「Flashback マルウェア削除ツール Ver. 1.0」がリリースされている様です。

ウチのもう一台のLion搭載Mac mini側でソフトウェア・アップデートが知らせてくれました。

このツールの内容は以下のとおり。

このアップデートによって Flashback マルウェアの最も一般的なバリアントが削除されます。このアップデートには Java for OS X 2012-003 と同じマルウェア削除ツールが含まれています。

このアップデートは Java をインストールしていないすべての Mac ユーザに推奨されます。

このアップデートについて詳しくは、次を参照してください:http://support.apple.com/kb/HT5246?viewlocale=ja_JP

ダウンロード、インストールはソフトウェア・アップデートから行えます。

参考リンク: Mac: Java for OS X 2012-003 (Ver 1.0) Update – Logon Blog

Mac: Adobe Reader – 10.1.3

AdobeからAdobe Readerバージョン10.1.3がリリースされています。

四半期毎に行われている定期的なアップデートとの事で、セキュリティ対策、バグ修正と改良がなされている様です。

既にAdobe Readerがインストールされていればアプリケーションのアップデート機能から最新版をダウンロード、インストール出来ます。詳しい変更内容についてはリリースノートが公開されていましたので良かったらどうぞ。

Mac: Java for OS X 2012-003 (Ver 1.0) Update

AppleからまたまたJavaのアップデートがリリースされています。今回はJava for OS X 2012-003という事で、以下の変更がされています。

この Java セキュリティアップデートによって Flashback マルウェアの最も一般的なバリアントが削除されます。

このアップデートによって Java アプレットの自動実行を無効にする Java Web プラグインも構成されます。ユーザは Java 環境設定アプリケーションを使用して、Java アプレットの自動実行を再度有効にできます。Java Web プラグインがどのアプレットも長期間まったく実行されなかったことを検出すると、Java アプレットを再度無効にします。

このアップデートは Java をインストールしているすべての Mac ユーザに推奨されます。

このアップデートについて詳しくは、次を参照してください:http://support.apple.com/kb/HT5242?viewlocale=ja_JP

ダウンロード及びインストールはソフトウェア・アップデートから、適用に際してMac OS  Xの再起動は不要です。

Mac, iPad: いつからAirPortの新規セットアップがOSレベルに統合されたのでしょう…

今まで全く気が付いていなかったのですが、Mac OS XとiOSがセットアップされていない(工場出荷時設定)のAirPort (AirMac) を検出すると、設定するかどうか選ぶメニューが表示される事に一昨日初めて知りました。

iOSの場合は、設定アプリ上でWiFi設定画面を表示していると、存在するWiFiネットワークに並んで初期設定状態のAirPortが別のカテゴリとして表示されています。そのAirPortをタップすると、デバイスから設定状況を読み込んで設定画面に遷移する様なのですが、残念ながらウチが所有しているiEEE802.11n未対応の古いAirPort Expressの場合はそれを済ませる事が出来ませんでした。おそらく最新のiEEE802.11n対応AirMac Express with Air Tunes (MB321J/A)の場合はiPadから設定が出来たのでしょうね…。

 

そしてMac OS Xも同様で、メニューバーのWiFiアンテナをクリックすると現れるワイヤレスネットワークリストに初期設定状態のAirPort Expressが表示され、それをクリックするとAirPortユーティリティが起動して設定画面へ遷移します。しかし、iOSの場合同様、ウチの古いAirMac Expressの場合は最新のAirMacユーティリティ 6.0 では設定出来ず、一つ古い Version 5.6 をダウンロードする様に促されました。結果、AirMacユーティリティ 5.6を使って設定しました。

しかし、最新のAirPortデバイスであれば、MacがなくてもiOSからセットアップ出来る状況が準備されている様で、MacユーザーでなくてもAppleのワイヤレスデバイスを導入する敷居が低くなっていると感じました。そして、将来的にはMac OS XとiOSが統合されるのかもしれません。その為に徐々に双方のOSレベルでの機能が向上しているのではないかと感じました。