今日2010年9月9日(日本時間)、iOS 4.1がリリースされました。適用はいつも通りiTunes経由で出来ます。ダウンロードが終われば、ソフトウェアとファームウェアのアップデートは15分程度で終わりました。既にiPhone保存されている音楽、写真、Appの再転送がされる様な事はなかったので(復元とは異なり)予想より短い時間でアップデート出来ました。
主な変更内容は以下の通りです。
- Game Center
- 友達リクエストを送受信できます。
- 友達をインターネット経由でマルチプレーヤーゲームに招待できます
- マルチプレイヤーゲームを他のプレイヤーとの自動マッチングでプレイできます
- リーダーボードと成績を表示できます
- 新しいゲームを友達から発見できます
- iPhone 4乗でハイダイナミックレンジ(HDR)写真
- 「iTunes」上でテレビ番組をレンタルできます
- HDビデオをiPhone 4上のWi-Fiを使ってYouTubeやMobileMeにアップロードできます
- 次/前のトラックの制御など、AVRCP対応アクセサリのサポートが拡張されます
- 「よく使う項目」からFaceTimeを直接呼び出せます
- 以下のような問題点が解決されます:
- iPhone 4の近接センサーのパフォーマンス
- iPhone 3Gのパフォーマンス
- Nike + iPodの修正
- Bluetoothの機能向上
インストールできるデバイスは
- iPhone 4
- iPhone 3GS
- iPhone 3G
- iPod Touch (第二世代以降)
となっており、且つGame CenterはiPhone 3Gをサポートしません。
ということで、バージョンアップ前とバージョンアップ後の「一般情報」のスクリーンショットがこちら。左がiOS 4.0.2で、右がiOS 4.1インストール後です。キャリアのバージョンとモデムファームウェアもバージョンアップしています。
Game Centerはホーム画面に新しいアイコンがAppとして追加されています。iTunesアカウントでログインでき、ニックネームなどを設定すればすぐ使える状態になる様です。とはいえ、Game Centerに対応したゲームが必要なはずですし、ウチは持っていないので試せてませんが。
HDRも試してみました。ちょっと分かりにくいですが、まずHDR写真を保存するにはカメラAppの画面上部にある「HDR Off」を切り替えて「HDR On」にしておきます。
一番左がiPhone 4のスクリーンショット。中央がHDRではないNormal写真。右がHDR写真。明るさとコントラストを調整してくれていますが、シチュエーションによってはこのサンプルの様にイマイチな仕上がりになるかもしれません。[設定]-[写真]で、HDR写真のみ保存するか、HDR写真とNormal写真の両方を保存するか設定する事が出来ます。