Mac: Mac OS X Lion USBメモリ版 登場

CEOが辞任してしまってチョット残念なニュースがあったAppleネタですが、Mac OS X LionのUSBメモリ版がApple Storeに登場しています。

普通にAppleロゴの入ったUSBメモリも発売してくれ…という気もしますが、従来はMac App Storeからのオンライン購入のみであったMac OS X Lionが物理的にも手に入る様になった格好です。

価格は6200円と、App Storeで購入する場合の2600円と比して2倍以上。メモリそのもの、パッケージ、生産と輸送を考えると割高になるのは理解出来ます。

ところで、これを使えばMac OS X Leopard (Snow Leopardでは無くて) やより古いバージョンのOSからLionへアップグレード出来るのでしょうか。

Apple Storeの仕様に記載されているシステム条件は以下のとおり。

 

この条件を見る限りはSnow Leopard V10.6.6以降がインストールされているMacで無いとダメな様です。

以前別のエントリーでLeopardからのアップグレードに関しても記載しましたが、やっぱりSnow LeopardをAmazon等から安く入手してアップグレードするしか無いのでしょうか…。

参考リンク:

OS X Lion USBメモリ版 – Apple Store

Mac: OS X Lion リリース – Logon Blog

Mac: LeopardからLionへのアップグレード…. – Logon Blog

Mac OS X 10.6 Snow Leopard – Amazon.co.jp : 2800円

 

*価格等の情報は2011年8月25日現在のものです。

Mac: Mac OS X Lion Version 10.7.1リリース

2011年8月16日にAppleからMac OS X Lionのアップデートがリリースされています。このアップデート適用によってバージョンが10.7.1になります。

適用はソフトウェア・アップデートから、Mac OS Xの再起動が必要です。

変更内容は以下のとおり。

10.7.1 アップデートを OS X Lion を使用中のすべてのユーザに推奨します。このアップデートによりオペレーションシステムに関する一般的な問題が修正され、Mac の安定性と互換性が向上します。主な修正内容は以下の通りです:

  • Safari でビデオを再生中に、システムが応答しなくなる問題を修正
  • HDMI または光デジタルオーディオ出力の使用時に、システムのオーディオが作動しなくなる問題を修正
  • Wi-Fi 接続の信頼性が向上
  • OS X Lion を実行している新しい Mac にデータ、設定、および互換性のあるアプリケーションを転送できない問題を修正

このアップデートについて詳しくは、次の Web サイトを参照してください:http://support.apple.com/kb/HT4764?viewlocale=ja_JP

 

Mac: iTunesライブラリへビデオファイルを自動追加するApplescript

第2世代Apple TVを使っているのですが、Macに保存している音楽や動画を再生する為にはそれらがiTunesライブラリに入っている必要があります。

しかし、iTunesが動いているのがMac miniで、動画ファイルはMacBook Airからネットワーク越しでMac miniへコピーしていると、わざわざMac miniを操作してiTunesライブラリへそれらを転送するのを思わず忘れてしまったりします。

そこで特定のフォルダとその中のサブフォルダに入っているファイルを検索し、それらをiTunesライブラリに追加するApplescriptを作ってみました。

iTunesはデフォルトで追加するファイルをライブラリフォルダにコピーしてしまうので大きな動画ファイルを扱う場合は、予めiTunesの設定でライブラリフォルダへファイルをコピーしない様に設定した方が良いかもしれません。

次の様な動作をします。

  • 変数strRootPathで設定したフォルダ内に存在するサブフォルダを検索し、それら全てに入っているファイルを見つけ、iTunesライブラリへ追加。
  • 過去にこのスクリプトで追加したファイルを除外する為、変数strLogFullNameで定義されたログファイルに書き込まれているファイル名は処理しない。

という事で、スクリプト本体はこんな感じです。

かなり遠回りな処理をしている気もしますし、まともなエラー処理を行っていないので、利用される際は自己責任でお願いします。

set strRootPath to “USB HDD:Movie” — 検索する親フォルダ。

set LogFullName to “USB HDD:AddedFile.txt” –ログファイル。予め存在している必要有り。

 

— ログファイルを開き、含まれる内容を変数へ代入、ファイルを閉じる。

set FileHanderLog to open for access LogFullName

try

set ConvertedFiles to read FileHanderLog as string

end try

close access FileHanderLog

 

try

— 親フォルダに入っているサブフォルダを検索。

tell application “Finder”

tell folder strRootPath

set strSubFolderList to a reference to (every folder)

end tell

end tell

— 各サブフォルダを処理する為のループを開始。

set strSubFolderNameList to name of strSubFolderList

repeat with i from 1 to count of strSubFolderList

set strSubFolderName to (item i of strSubFolderNameList) as string

set strSubFolderPath to strRootPath & “:” & strSubFolderName

— サブフォルダ内に入っているファイルを検索。

tell application “Finder”

tell folder strSubFolderPath

set strFileList to (a reference to (every file))

end tell

end tell

— 処理中のサブフォルダに入っている各ファイルを処理する為のループを開始。

set strFileNameList to name of strFileList

repeat with j from 1 to count of strFileNameList

set strFileName to (item j of strFileNameList) as string

set strVideoFile to strSubFolderPath & “:” & strFileName

— ログファイルの内容を保持した変数内に現在処理中のファイル名があるか判断。

if (offset in ConvertedFiles of strFileName) ≤ 0 then

— iTunesに処理中のファイルを追加。

tell application “iTunes”

add strVideoFile

— ログファイルを開き、処理したファイル名を追加書き込みし、ファイルを閉じる。

set FileHanderLog to open for access LogFullName with write permission

set aEOF to get eof of FileHanderLog

try

write (strFileName & return) starting at (aEOF + 1) to FileHanderLog

end try

close access FileHanderLog

end tell

end if

end repeat

end repeat

end try

 

自動化するのであれば、これをアプリケーションとして保存してcrontab等で実行すれば決めた時刻や曜日に自動で処理をさせる事が出来ます。

 

Mac: Lionの「Word of the Day」スクリーンセーバが不調に関するその後…

先日、こちら のエントリーで紹介したMac OS X Lionにアップグレード後に「Word of the Day」スクリーンセーバが不調になった件について、英語のApple Support Communitiesでのやり取りを見つけました。

AppleCareにこの件について電話したところ、彼らはWord of the DayはSnow Leopard向けでLion向けではないと説明を受けました。ところがSnow Leopardからアップグレードされた場合にWord of the Dayがオプションに残ってしまいます。しかし、これはLionとの互換性がありません。…

しかし、これは回答としては的確ではない様に感じます。なぜなら、Lionが初期からインストールされているハードウェア(Mac mini)のスクリーンセーバにも Word of the Day がリストに存在しているので….。

引き続き解決策を探してみようと思います。

参考リンク:

 

Mac: Lionの「Word of the Day」スクリーンセーバが不調

何故か一昨日頃からウチのMacBook Air Mid 2009のスクリーンセーバが変になってしまいました。

Snow Leopardの頃から気に入って使っていた「Word of the Day」スクリーンセーバのみが写真の様な画面になってしまう状況。その他のスクリーンセーバは全て正常に動作しています。

システム環境設定から「デスクトップとスクリーンセーバ」を開き、「Word of the Day」をスクリーンセーバのリストから選択すると正常にプレビューされず、テストも異常な画面表示になってしまいます。

確かLionにアップグレードして直ぐは問題なかったはずなのですが、何が影響しているのでしょう…。

週末に幾つかアプリをインストールしたのは覚えているのですが、いずれもディスプレイ表示にはあまり関係しないものの様な….。

当面は別のスクリーンセーバを使用しながら解決策を探してみようと思います。

Mac: LeopardからLionへのアップグレード….

先日、ウチは無事にSnow LeopardからLionへのMac OS Xアップグレードを完了しましたが、Leopard (Mac OS X 10.5)の場合はLionへ直接アップグレードする事が出来ません。

Lionの購入はMac App Storeからか、新規に購入するハードウェアでのみ入手出来ます。しかも、新規ハードウェアにはDVD-ROM等のメディアは付属せず、Mac本体内部の専用領域にリカバリイメージが保存されています。そもそも購入するライセンス上、新規ハードウェアのOSを別のハードウェアへインストールする事は出来ませんが、物理的に出来ない様に設計されている事になります。

この様な事から、App Storeに対応していないLeopardからLionへアップグレードしたい場合であっても必ずSnow Leopardを購入・インストールする事となります。ハードウェアがLionに対応している場合、Apple Storeか、Amazon等からMac OS X Snow Leopardを購入し、それをインストール、Mac OS X 10.6の最新版までアップデートしてからLionの購入&インストールという流れとなります。

なお、Apple StoreではSnow Leopardが3300円で販売されており、出荷予定は2〜3週間となっています。Amazon.co.jpではより安価な2700円程度で入手する事が出来るので、アップグレードを検討されている方はAmazon.co.jpからMac OS X 10.6を入手した方がトータルのコストは安くなりそうですね。

MAC OS X 10.6.3 SNOW LEOPARD

参考リンク:

*価格等の情報は2011年7月26日現在のものです。

Mac: Mac OS X Lionのトラックパッドの横向きジェスチャ

Mac OS X Lionのトラックパッドジェスチャについてもう一つ。

同じくシステム環境設定 – トラックパッドの「その他のジェスチャ」を見れば分かるのですが、最初よく見ていなくてパニクった「ページ間をスワイプ」と「フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ」。

2本指で左右にスクロールするとそのアクティブなアプリケーションのページをスワイプするのに対して、3本指ではアプリケーションそのものをスワイプする事になっています。

もともとSafariの「前のページ」と「次のページ」は3本指のジェスチャで移動出来た為、思わずトラックパッドに3本指を乗せてスクロールしてしまうのですが、Lionのデフォルトではこれはアプリとデスクトップの切替になっているのです。

よって、Webサーフィンしながら思わず3本指でスクロールするとSafariがスクロールした方にいなくなって、別のアプリケーションかデスクトップ、もしくはダッシュボードが表示される結果に。

デフォルトのまま使う場合はSafariをアクティブにした状態で、かつカーソルがウィンドウの中にある状態で2本指を使ってスクロールすれば「前」と「次」のページへ移動出来ます。

なお、その他のジェスチャに関しては各項目の下に表示されている「下向きの三角」をクリックすると、詳しくジェスチャの設定を変更する事が出来ます。更に変更した指の本数に合わせてデモムービーも切り替わるのが素敵ですね。